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175 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/11(水) 11:24:39.81 ID:/E2cX9si - 「ヂビガァァァァァァァーーーッッ!!!!」
「あ、一個失敗しちゃった」 二つの乳首のうち左手のラジオペンチの方が完全には取れずに皮と乳腺と血管でぶら下がってるという状態になっていた 血と母乳だらけの傷口から垣間見える白い筋が非常に痛々しい チビママンネの方は叫び尽くして行きも絶え絶えと言った感じだ そんな状態でも社長は妥協せず、取れかけのままだと気分が悪いのでしっかり全部取ってしまう事にした 「えーと、この筋が硬いんだねー」 「オギョワギョオオオオオオ… カッ…」 社長がラジオペンチを傷口に突っ込んでぐちょぐちょとかき回しながら先端で筋を摘むと チビママンネは目をギョロギョロと出鱈目と動かし、もはやタブンネの鳴き声ではなくなった声で喘いでいる 痛すぎてもう発狂する寸前なのだ そして筋を力ずくでブチッと引き抜かれると、チビママンネはガクンと気絶してしまった
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176 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/11(水) 11:24:53.80 ID:/E2cX9si - 「はい、終わったよ〜。あとはこれで仕上げっと」
血を拭き取り、パウダーを吹き付けて傷口を塞ぐタイプの傷薬を乳首の痕に一つずつ吹き付けていく社長 処置が終わってルカリオが解放すると、チビママンネは力なく床にバタンと倒れこんでしまった 「あ、ミルク暖めて持ってこなくちゃ ルカリオちゃん、タブンネちゃんたちが変なことしないように見張っててね」 社長はルカリオとタブンネたちを残してまた部屋から出ていった 「たかが赤ん坊と気絶してるタブンネがどんな悪さをするというのだ」 そんな事を思いながらルカリオはダルそうにタブンネたちを見下ろす そんな中床にうつ伏せに倒れたチビママンネにベビンネたちが弱々しいハイハイでよろよろと集まっていく もちろんすぐ傍で怖いルカリオが睨んでいるのはベビたちにも分かる しかし、恐怖よりも耐え難い空腹の方が勝っているのだ
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177 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/11(水) 11:25:06.42 ID:/E2cX9si - 「チィィ… 」「チィチィ… 」「チィチ、チィチ…」
「ミィ… ミィ!!」 か弱く悲痛な乳を求める声と、たくさんの小さな手に触れられる感触がチビママンネの意識を現実へと引き戻した そうだ、お腹を空かした赤ちゃんたちにお乳をあげなくちゃ… ズキズキとした激しい痛みと朦朧とした意識の中、ただそれだけを思い出し授乳の体制をとるチビママンネ ベビンネたちはハイハイで再びお腹の前に集まった
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178 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/11(水) 11:25:22.50 ID:/E2cX9si - 「チィィ?」「チィ?」
先陣を切ってお腹にたどり着いたベビンネたちが不思議そうに鳴いた 乳首がどこにもなくて、あったはずの場所には白くてザラザラした何か(傷薬)があるだけ それならばとその周りの毛皮に顔を埋めて探すが、乳首はどこにもない 「ミッ… ミィ… ?」 チビママンネもまた自分の身体に違和感を感じていた 大勢のベビたちがお腹の前に集まっているというのに、誰もお乳を吸ってこない あの身体の中からお乳が吸われていくむず痒いけど心地よい感覚がやってこないのだ そんな中、ベビンネのうちの一匹が我慢できずに傷薬を塗った傷口にパクリと吸い付いた
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179 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/11(水) 11:25:36.59 ID:/E2cX9si - 「ミピィ!!」「ヂボェッ!!」
急な激痛に驚き、ママンネは叫んで横になった状態から飛び起きてしまう 処置をしてあるとはいえ出来立てホヤホヤの敏感な傷口に食い付かれるのはかなり痛い 一方、吸い付いたベビンネの方は涎を大量に垂らしながらオエオエと嗚咽している 何故かというとポケモン用の傷を覆い隠すタイプの傷薬はポケモンが付けた薬を舐め取ってしまわないようにかなり苦い味がつけてあるのだ その苦味はカンポー薬の数倍とも言われている ルカリオは舐めてしまったベビンネを苦い顔つきで見つめていた 実はルカリオもリオル時代に自分に塗られた傷薬を舐めて苦い思いをしたことがあるのである 一生の思い出に残る、それほどの苦味だ それをただでさえ敏感な赤ちゃんの舌で思いきり味わってしまったのだからもうたまらない
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180 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/11(水) 11:25:51.96 ID:/E2cX9si - 「…エッ!ォエッッ!! ェエーッ!… ハァ… ハァ…」「ミィ… ミィ…」
苦味がなかなか口の中から消えず、床に涎と涙をポトポト落としながら激しく嗚咽するベビンネ チビママンネは優しく声をかけながらその背中を優しく擦って慰める 他のベビンネたちはその様子を心配と不安が入り交じったような心境で泣きもせずにじっと見ていた ベビンネを慰めてるうちに、チビママンネの目から涙が数滴こぼれ落ちた 「なんでお乳を吸おうとしたベビちゃんがこんなに苦しんでるんだろう」 「どうして吸われたときあんなに痛かったんだろう」 疑問と悲しみが頭の中をぐるぐるする中、チビママンネ何気なしにベビに吸われて痛かった部分に手を触れてみた
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181 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/11(水) 11:26:10.15 ID:/E2cX9si - 「ミィ…? ミ!?」
傷を触った時、チビママンネは猛烈な違和感を感じた そこにあるはずの大事な出っ張りが完全になくなっている そんなはずはないと痛みを堪えて軽く絞ってみるも、傷薬のコーティングに血が滲むだけ おバカなチビママンネはようやく自分の体の状態と、あの拷問の意味を理解した 「ミッ… ミグッ… ヒグッ…」 チビママンネはガクガク震えだし、瞳から絶望の涙が止めどなく流れた 目の前にいるまだ乳離れしてない8匹の我が子と5匹の大切な友達の子供たち 何よりも大切で愛しいベビたちが飢えて苦しみ、そして死んで行く… 想像しただけでも胸が張り裂けそうな未来が、確実に訪れようとしている
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182 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/11(水) 11:26:43.36 ID:/E2cX9si - なぜ、ここからベビたちを連れてすぐに逃げ出さなかったのか
なぜ、ルカリオと戦おうと思ってしまったのか… なぜ、8匹もベビを作ってしまったのか… 様々な絶望と後悔がチビママンネの心の中で膨らんでギチギチと胸を締め付ける 「ヂッ… ヂビッ…」「ビィィ… ビッ…」 チビママンネの絶望に呼応して7匹のベビンネたちもグスグスとぐずりだした 嗚咽ンネのはまだ嗚咽したままだが タブンネは他者の感情に敏感なポケモン。血の繋がった親子なら尚更だ ベビンネたちもまた、自分の将来が閉ざされてしまったのを母の心の音から察したのだ その絶望と悲しみはやがてお隣さんのベビンネたちにも伝わり、やがて涙の大合唱へと発展していった
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183 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/11(水) 11:26:57.20 ID:/E2cX9si - そんな泣き声の嵐とたまに聞こえる嗚咽の中、部屋のドアがガチャリと開いて社長が戻ってきた
ミルクが詰まった哺乳瓶を満載した箱を持って 「ふぇー、重い… ルカリオちゃんに手伝ってもらえば良かったよー」 「ミィ… ミィ…」 ここは社長に怒りの一撃を食らわしてやるのが筋なのだろう しかし、乳首を奪った張本人である社長が目の前にいてもママタブンネは座り込んだまま動かなかった 余りにも深すぎる絶望で身体が動かせないのだ 「お待たせ〜、お腹空いてるでしょ。ミルクの時間だよー」 社長は箱を床に置き、一本の哺乳瓶を取りだして飲み口をベビンネに近づける しかし向けられたベビンネは口を固く閉じて後ろに引いてしまう さっきと同じように哺乳瓶からミルクが出てくると理解できないのだ
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184 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/11(水) 11:27:14.08 ID:/E2cX9si - 「うーん、やっぱり飲まないなぁ… これならどうかな?」
今度は自分の手の甲にミルクを数滴垂らし、そっとベビンネたちの前に差し出してみる すると匂いに惹かれた一匹のベビンネが社長の手の甲に近づいてきた 少し怖がって恐る恐るなゆっくりとしたハイハイだったが、社長の手に辿り着き手の甲のミルクをペロリと舐めた 「…!!」 ベビンネは目を見開いて静かに驚いた 母親のとは少し違うが、確かに待ち焦がれていたお乳の味だ なぜ人間の手の甲からお乳が出ているのか? そんな事は空腹の極限状態であるベビンネは気にも留めなかった ただ手の甲のお乳を塗ってあった場所に夢中でむしゃぶりついて皮膚をチュウチュウと吸っている もちろん人間の手からお乳は出てこない だが、ベビンネはお乳が出ると信じて力一杯手の甲を吸い続ける 小さな手で社長の指をしっかり掴み、涙まで流しながら
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185 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/11(水) 11:27:27.30 ID:/E2cX9si - 「あいたた、おっぱいはこっちじゃないよー」
「ヂッ? ジビッ… ビーッ!」 少し痛くなってきたので社長はプルプルと少し手を振ってベビンネを振りほどいた 手の甲の真ん中なベビンネの口の形にほんのり赤く充血していたのでけっこうな力で吸っていたのが分かる 一度は手を離したベビンネだったがは焦った声で鳴きながらまた社長の手にすがり付いた 朝からお腹がカラッポのベビンネにとっては生きるか死ぬかの瀬戸際なのだ 数滴とはいえミルクを見てしまえば必死になるのも無理はない 「ベビちゃんのは、こっち!」 「チグッ?!」 社長は手の甲を吸おうとする横から哺乳瓶の吸い口をベビンネの口に無理矢理突っ込んだ もちろんベビンネは嫌がって押し退けようとする しかし、押し込んだ拍子に吸い口から飛び出したミルクが数滴舌の上に落ちると態度は一変 素早く哺乳瓶を掴んでゴクゴクとすごい勢いで飲みだした
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186 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/11(水) 11:27:44.29 ID:/E2cX9si - 「チィィ…?」「チイ?」「ミ?」
他のベビンネたちとママンネはミルクを飲んで喉を鳴らす音に反応し、視線を社長とミルクを飲むベビに集める 世の事は何も知らないベビ達にもその音がミルクが喉を通る音だという事は分かる 兄弟たちの喉で鳴るその音をすぐ隣で聞いているからだ そして一匹、また一匹とハイハイを始め、しゃがんでミルクを飲ませている社長の下へと集まっていく 「チィチィ!」「チッチ!」「チーッ!チーッ!」 「えわわ、ちょ、みんなにもちゃんとあげるから待ってね」 12匹ものベビンネに群がられると流石の社長も焦った ベビンネたちは足やお尻を小さな手で揺するように押したり エプロンの紐やスカートの裾を引っ張ったり、ミルクを飲むベビンネぴったりくっついて横から吸い口をペロペロ嘗めたり ふくらはぎにできていたおできを乳首と勘違いしてチュパチュパ吸ったりと大騒ぎだ やられている社長はたまった物ではないが、この全ての行為はただお乳が欲しいが為だけの必死なおねだりなのだ
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187 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/11(水) 11:28:01.04 ID:/E2cX9si - 「ほらほら、ミルクはここだよ〜!」
『チィーッ!!』 困った社長は無理矢理片手に3本ずつ哺乳瓶を持って群れるベビンネ達の目の前に差し出す すぐに全ての哺乳瓶にベビンネが食いついてミルクを飲み始めた が哺乳瓶が6本に対しベビンネは13匹 まだ半分以上のベビがミルクからあぶれたままである 結果哺乳瓶の周りはギュギュウの押し合いになり、ヂーヂーと声を荒げて喧嘩するベビも出てきた チビママンネはそんなベビンネ達をミィ、ミィとあやす時の声で鳴きながら頭や背中を撫でてなだめようとするが ベビ達の注意は完全に哺乳瓶の方に向いていてなんの効果も無かった 「そうだ、ルカリオちゃんも手伝って!そこの箱に哺乳瓶入ってるからベビちゃんにあげてね」 「ワフ?」 ルカリオは指示に戸惑いながらも箱から哺乳瓶を取り出して両手に1本ずつ持ち そして膝をついて吸い口をベビンネ達に向けた オスなのでこういう事には慣れてないのだ
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188 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/11(水) 11:28:35.31 ID:/E2cX9si - 「チィ?」「チィィ?」
「クゥ〜ン…」 哺乳瓶に気づいたベビンネ2匹がそろそろとしたハイハイでルカリオに近づき、持っている哺乳瓶から恐る恐るミルクを飲み始めた やはり社長よりか見た目が怖いので若干警戒しているのだ ルカリオも慣れない猫なで声など出して頑張ってはいるのだが 「チィ… チィ… 」 「ミィ…」
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189 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/11(水) 11:29:45.16 ID:/E2cX9si - ベビンネの押し合いの中から一匹がよろよろと抜け出してきた
先程チビママンネが授乳しようとした時、乳首争奪戦に負けてママンネに慰められていたあの25pほどの小さいベビだ 知らないベビにも、仲良しだった兄弟たちにも揉みくちゃにされ、押し退けられて今までにないほどに泣いたのであろう 顔の毛皮を涙でくしゃくしゃに濡らした、この上なくみじめで悲しみに溢れる顔だった その顔を更に涙と鼻水で濡らしながら、小ベビンネは震える手のハイハイでチビママンネに近づいていく
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190 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/11(水) 11:29:53.03 ID:/E2cX9si - そんな小ベビンネをチビママンネはそっと抱き上げて、濡れた顔をペロペロと嘗めて綺麗にしてあげた
くすぐったいのと嬉しいのとで、小ベビンネは「チッチッw」と少しだけ笑った その笑顔とは裏腹に、小さなお腹はキュルキュルと鳴り悲痛に空腹を訴えるのだった そしてその音は、お腹を空かした我が子に何もしてあげられない無力なチビママンネの心を、キリキリと締め付けるのであった
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191 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/11(水) 11:30:24.90 ID:/E2cX9si - 「ルカリオちゃん、そのタブンネちゃんにも手伝わせて!」
「ワウ」 ルカリオは一端授乳を中断して、哺乳瓶を箱から取り出してチビママンネに手渡す 哺乳瓶を小脇に挟み、なぜ敵のルカリオが自分に哺乳瓶を渡すのか状況が掴めずに困惑するチビママンネ 小ベビンネは抱っこされたまま頑張って体を伸ばし、哺乳瓶の吸い口をチュウチュウと吸った しかし、ビンが上を向いていたのでいくら吸ってもミルクを飲むことができなかった
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192 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/11(水) 11:30:31.80 ID:/E2cX9si - 「ワウ、ワウ、」
「ミィ?」 チビママンネに、ルカリオは瓶を下に向けるとお乳が出ることを教える 理解は出来たがチビママンネの手は小さく片手では哺乳瓶を持てかった 仕方なく小ベビをそっと床に下ろし、両手で哺乳瓶を持って授乳を始める すると小ベビンネはコクコクと小さく喉を鳴らしてミルクを飲み始めた
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193 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/11(水) 11:31:01.39 ID:/E2cX9si - 「ミィ…!ミィ…!」
「お、けっこう飲み込みが早いね〜、その調子でお願いね」
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194 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/11(水) 11:31:07.33 ID:/E2cX9si - ミルクが小ベビンネの細い喉をゆっくりと通り、そしてお腹の中に落ちていく音は
チビママンネが失いかけていたベビたちの将来への希望と母親としての自信を少しずつ取り戻していった ミルクを飲み終わって満腹になり、哺乳瓶から口を離しても小ベビンネはチビママンネの足に抱きついたまま離れなかった どんなにお腹が空いても、酷いことをされても、悲しくても、最後は優しいママが助けてくれる… 今朝からの出来事で、小ベビンネのチビママンネへの信頼と依存はこれ以上無い程深いものになっていた
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195 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/11(水) 11:31:17.76 ID:/E2cX9si - 『チィ… チィ… チィィ…』
「ふぅ、やっと飲み終わってくれたよ」 社長が8匹、ルカリオが3匹、チビママンネが2匹のベビンネにミルクを飲ませ、どうにかベビ達の全員の授乳を終わらせる事ができた お腹一杯になったベビ達は再びウトウトしだして、何匹かは床に突っ伏してそのまま眠ってしまっている
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196 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/11(水) 11:31:44.75 ID:/E2cX9si - 「ミッ… ミミッ」
次々と眠りに落ちていくベビンネたちを目の前にして、「暖かいベッドに連れてってあげなくちゃ」とチビママンネは思った しかし、この場所にはベビを安全に寝かせられるような隠れ場所も、気持ち良く眠れるような柔かな草のベッドもない それらが備わっている自分の巣は遥か遠く、ついでにこの場には何を考えてるのか分からない人間とポケモンがいる ベビ達にお乳を与えた安心感から忘れかけてはいたが、今はかなり危機的な状況なのだ 経験と判断力が圧倒的に不足していたチビママンネは困りながらただウロウロとベビ達の回りを歩き回ることしか出来なかった
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197 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/11(水) 11:31:56.68 ID:/E2cX9si - 「あっ、もうおねむなんだね〜 今ベッドを用意してあげるから出荷の時間までゆっくりおねんねしててね」
そんなチビママンネとは対照的に、おねむのベビンネ達にも落ち着いた様子で対処する社長 ベビを3匹まとめて抱っこして、先程の段ボールの寝床にそっと寝かせていく 「ンミッ?ミーッ…!」 それを見たチビママンネはまたベビ達が閉じ込められてしまうと勘違いしてしまった そしてベビを取り戻そうと先程破いて開けた隙間を無理矢理押し広げながら段ボールの中へ入っていく
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198 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/11(水) 11:32:50.09 ID:/E2cX9si - 「ミィ…?」
最初は一刻も早く段ボールの中から出してあげよようとしていたチビママンネ だが、段ボールの中に踏みいってバスタオルの上ですやすやと気持ち良さそうに眠るベビンネを見ると気持ちは変わった フローリングよりかはほんのり暖かい段ボールの床に、いつもの草のベッド程では無いが柔らかいバスタオルのベッド… かなり狭いがここでベビ達が安全に眠れるんじゃないかとチビママンネは思いついた そして段ボール箱の中で身を丸めながら横になり、眠るベビンネたちを優しく抱き寄せる
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199 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/11(水) 11:33:04.87 ID:/E2cX9si - 「んー? もしかしてベビちゃん達と一緒に眠りたいの?」
社長はチビママンネが入っているのも関係なしに次々と段ボールの中へベビンネを寝かせていく やがて13匹全てのベビンネが入れられると、段ボールの寝床はぎゅうぎゅう詰めになった タオルの上に置ききれなかったベビはチビママンネの上に乗せられ、まるでベビンネのかけ布団という状態だ ベビの布団はけっこう重かったが、温もりと今朝からいろいろあった疲れに負けチビママンネはゆっくりと眠りに落ちていく 「うふふ、もう少しで出荷だから今のうちにゆっくり休んでてね」 眠りに落ちていく中で、チビママンネは部屋に積まれた箱から子タブンネの静かにすすり泣く声が聞こえてくることに気づいた 「どうしてあんな所からに子どもの声が聞こえるんだろう?」 気にはなったが、そんな疑問は睡魔に負けて眠りの中に消えていった
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200 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/11(水) 11:33:33.97 ID:/E2cX9si - それから何事もなく時間は過ぎて午後三時になり、中形のトラックが会社へとやってきた
子タブンネたちをデパートへ出荷する時間がやってきたのだ
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201 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/11(水) 11:33:52.15 ID:/E2cX9si - 「お疲れさまです、もう出荷の準備は整っていますよ」
「こんちはこんちは、それでは早速持っていかせてもらうざんす ホレ、荷物は家の中ざんす、中身はポケモンざんすから気をつけて運ぶざんすよ〜」 「あっ、玄関でうちの社員が2人待ってるから詳しい場所はその人に聞いてね」
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202 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/11(水) 11:34:26.15 ID:/E2cX9si - デパートのざんす男の指示で、運送屋の2人の男が家の中に入っていき、子タブンネの入ったキャリーケースを次々と運び出し、トラックへ積み込んでいく
『ミィッ!ミィッ!ミィッ!ミィッ!ミィーッ!!』 棺桶のような狭いケースの中では眠るしかないので眠っていた子タブンネたちだが 早足で運ばれる激しい振動で目を覚まし、何が起こっているのかわからず寝ぼけながらミィミィと騒ぎだした
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203 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/11(水) 11:34:44.99 ID:/E2cX9si - 「ふう… いったいいくつあるんですか?」
「詳しい数は社長に聞かないと分からねえですが、確か250くらいですぜ」 「ひぇー、そんなに売れるもんなんすかねタブンネって」 「まあー、イベント用らしいですからな、しかしウチにいるタブンネをほとんど全部お買い上げとは恐れいったぜほんとに」
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204 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/11(水) 11:35:28.90 ID:/E2cX9si - 兄貴分の言う通り、傷物意外ほぼ全ての子タブンネがデパートに買われたのだ
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205 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/11(水) 11:35:54.21 ID:/E2cX9si - 売り値は質に関わらず一律で一匹9000円、そして売れた子タブンネは243匹
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206 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/11(水) 11:36:01.60 ID:/E2cX9si - 218万7000円の会社始まって以来の大商談である
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207 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/11(水) 11:36:33.70 ID:/E2cX9si - 「ところで、あのケージが置いてある部屋にあった破れた段ボール
、 あそこにもタブンネが入っていたんすけどアレは持ってくんですかね?」 「あ、今朝獲って来たやつだ、急いで梱包しねぇと…」 「破れてる?まさか」
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208 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/11(水) 11:36:53.04 ID:/E2cX9si - そう、チビママンネとベビンネ達は輸送用のキャリーに入れられる事なく未だ段ボールの寝床の中にいて運送屋の屈強な男たちの大きな足音で目を覚ましていた
狭い段ボールの中、チビママンネは足音の主に見つからないように身を屈めて今にも泣き出しそうなベビたちを必死になだめていた こう書くと頼もしい母親に成長してきたように思えるが、チビママンネもまた泣きそうになっているのがまだ頼りない所だ
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209 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/11(水) 11:37:14.12 ID:/E2cX9si - 一方、社長もまた自分の失敗に気づいていた
「あっ、ベビちゃん達をケージに入れるの忘れてた!」 「ほう、先程連絡があったベビィちゃんざんすな 運ぶ前にちょいと見せて貰っても構わないざんすかね?」 「はい、大丈夫ですよー、家の中にあるので私についてきてくださいね」 「それではまたお邪魔するざんすよ」
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210 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/11(水) 11:37:26.57 ID:/E2cX9si - そうして家の中へ入っていった社長とざんす男
そして子タブンネが入ったキャリーとチビママンネ親子が置かれている部屋に入ると、 男2人と運送屋の男が段ボールを囲み怪訝な顔で中を覗きこんでいた その中のチビママンネはベビを庇いながらも敵に囲まれた恐怖でプルプルと震え、 その恐怖はベビ達にも伝わってベビたちも同じように震えていた
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211 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/11(水) 11:37:52.58 ID:/E2cX9si - 「あれ、どうしたの2人とも」
「あっ、社長。何故か今朝獲って来た赤ん坊の親タブンネが箱の中に居るんですよ 連れてきた覚えは無ぇのにまったく不思議なもんで」 「あ、言うの忘れてた。ベビちゃん達を追いかけて来ちゃったみたいなの、 それで丁度いいから臨時のお世話係として置いておいたってわけ」
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212 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/11(水) 11:37:59.42 ID:/E2cX9si - 「赤ん坊の泣き声を聞き付けてここが分かったんでしょうな
5kmくらい離れてても聞けちまうとは、耳がいいのは知っていたが想像以上だぜ」 「はえ〜、すごいもんざんすねぇ ところで、このマーマさんに退いてもらってベビィちゃんたちをもっとよく見てみたいんざんすが よござんすかね?」 「オーケーですぜ、ちょいと騒ぐかもしれやせんが勘弁してくだせぇ… よいしょっ!」
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213 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/11(水) 11:38:35.18 ID:/E2cX9si - 「ミッミッミー!!」
弟分は「よいしょ」の一声と共にチビママンネの両腕を掴んでまるで大根でも引っこ抜くかのように箱から一気に持ち上げた 持ち上げられたチビママンネは足をバタつかせて抵抗し、 宙に浮いても尚その視線を段ボールの中のベビたちから離さず、必死に鳴いて何かを訴えていた 人間の言葉に直せば「泣かないで」「大丈夫だよ」などの意味を含んむ慰めと励ましの声である もうこれ以上、可愛いベビに涙を流させる訳にはいかない… チビママンネはベビたちを不安にさせまいと必死なのだ
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214 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/11(水) 11:39:14.28 ID:/E2cX9si - 「チピィィーー!!」「チーッ!!チー!!」「ビィィィ!!!」
しかし、その声も空しく箱の中に残されたベビたちは一斉に泣き叫んだ 母親と触れあっていることで押さえられていた恐怖と不安が無理矢理離された事で一気に爆発したのだ 興味が勝るのか、ざんす男は13匹のベビンネが一斉に泣き叫ぶ爆音にも怯む様子もなく段ボールの中を覗きこんだ
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- タブンネ虐待センター@同人板
215 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/11(水) 11:40:01.23 ID:/E2cX9si - 「ほほ〜、昨日見せてもらったベビィちゃんよりもっと小っちゃいくて可愛いざんすねぇ〜
でも、ちょっとマーマさんにべったりすぎるじゃないざんすか? お客さんに触らせていいものかちぃと不安ざんすよ」 「うーん、その点は大丈夫だと思いますよ。 さっきは私の手からミルクを飲みましたし、抱っこしても泣きませんでしたし 今泣いているのは寝てるときにドタドタした足音で起こされてご機嫌斜めなのかもです」
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216 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/11(水) 11:40:07.66 ID:/E2cX9si - 「抱っこして人の手からミルクを?
それなら授乳体験も大丈夫そうざんすねぇ〜 いや〜、社長さんにも社員のお二方にも改めてお礼を言わせて頂くざんすよ〜」 「いえいえ、こちらこそこんなに沢山お取引頂いてありがとうございます」 「どういたしましてざんす、 ところで、あのマーマさんはお世話係という話ざんすがどういった事をしてくれるざんすかね?」 「そうですねぇ… 泣いてたらあやしてくれますし、哺乳瓶でミルクも飲ませてくれますよ えーと、あとは…」
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217 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/11(水) 11:40:28.87 ID:/E2cX9si - 思い出してみたらそれくらいしかやってなかったので言葉に詰まってしまう社長
それを見かねて、兄貴分がトレーナー時代に学んだうろ覚えの知識で続きを話しだした 「あー、糞尿の処理もやってくれますよ。こう見えても野生の個体ですからねこいつぁ あとは保温ですかね。人の手で育てるときは湯たんぽやら電気あんかやら使うんですが、やっぱ母親の体温で暖めるのが一番ですぜ」 「ふむふむ、それは大助かりざんすねぇ… 」 「あ、でも母乳は出ないからミルクは私たちで作らないといけないですね」
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218 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/11(水) 11:41:02.61 ID:/E2cX9si - ざんす男はベビたちの泣き顔を眺めながら少し考え、ある事を決断した
「このマーマさん、イベントの間レンタルさせて頂けないざんすかね? 買ってからのベビィちゃんの管理はこちらとしても不安があったんざんすよ」 「あー、大丈夫ですよ。沢山買ってくれたからサービスでお付けしちゃいます!」 「サービス! いや〜器量もきっぷもいい社長さんで良かったざんすよ〜」 「へぇ〜、こいつもイベントに出すんですかい?」 「いえ、裏方としてベビィちゃんのお世話をして頂くざんす ベビィちゃんは売り物でもあるざんすから お売りするときにお客さんの目の前で母親と引き離すなんて事したらマイナスイメージざんすよ」 「あー、言われてみたらその通りですなぁ よくよく考えたら俺らもなかなか酷ぇ商売してるよなぁ、ハハハ」
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219 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/11(水) 11:41:12.82 ID:/E2cX9si - 弟分が笑いながらチビママンネを地に下ろして手を離してやると
脇目も振らず段ボールの中に裂け目から押し入り、撫でたり抱っこ したりしてベビたちをあやしだした 「ふむふむ、熱心ざんすねぇ〜」 「それじゃあ、こいつらを運べるようにするとしますか でけぇケージに親子一緒に入れちまうのがいいかな?」 「トラックで運ぶんだぞ。シートベルトも無しに一緒に入れたんじゃあ輸送中に親が転げて赤ん坊を押し潰しちまうかもしれん」 「うーん、親子を別々の入れ物に入れて輸送した方がいいかもしれんざんすねぇ」 「そうですねぇ、じゃあ、早速箱を用意して詰め込んじゃお〜」
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220 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/11(水) 11:41:24.82 ID:/E2cX9si - その後色々と話し合いをした結果
チビママンネは大型の青果用木箱、ベビンネたちは特大の発泡スチロール箱に纏めて入れられる事に決まった 「ミ゙ーッ!ミ゙ーッ!ンビビーッ!」 「オラッ!暴れんなよコラ!」 兄貴分と弟分によってまだ泣いているベビンネから引き剥がされるチビママンネ 必死に暴れて抵抗したが手足を縛り上げられ、いつもの麻袋に首だけ出して入れられてから箱詰めにされた
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221 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/11(水) 11:41:40.17 ID:/E2cX9si - 『ヂビィィィィィィィ!!ムビィィィィィィィ!!』
「はいはい、ベビちゃんのおうちはこっちですよー」 一方、ベビンネたちは泣きながらも必死にハイハイして引き離された母親に必死に追いすがろうとする しかし、チビママンネに近づくそばから次々と社長に捕まり、小型の洗濯ネット一網に一匹ずつ入れられていく そうして全てのベビンネが洗濯ネットに入れられると、社長はそれを緩衝材の入ったスチロール箱に一匹ずつ丁寧に入れていく 「ふむー、半分はこっちが原因とはいえなかなか壮絶ざんすねぇ」 3人の手によって作業開始から10分ほどでミィミィとうるさい荷物の箱が2つ出来上がった
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222 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/11(水) 11:42:12.00 ID:/E2cX9si - 「梱包終わりました! 赤ちゃんの箱にはエアポンプをつけて空気を送っているので大丈夫だと思いますが、
酸欠以外にもストレスも心配ですのでそちらに着きましたら早めにキャリーから出してあげてください」 「了解ざ〜んす、重ね重ね丁寧な心遣い感謝するざんすよ」
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223 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/11(水) 11:42:19.57 ID:/E2cX9si - その後、それほど時間はかからずに積み込み作業は終わり
ベビンネたちとママタブンネ、そして子タブンネたちを載せたトラックはデパートへと向かっていった 3時間の道のりの中、子タブンネ達は暗闇と震動とエンジンからの轟音に怯えていた 恐怖から必死にキャリーの壁を叩く子、引っ掻く子、キュッと目を閉じて眠くもないのに必死に眠ろうとする子 そして闇に浮かぶママンネの幻覚に必死に助けを求めて泣き叫ぶ子… 子タブンネが必死に足掻く騒音や泣き声、叫び声が他の子タブンネの恐怖を煽り、3時間の道のりを永遠にも感じられる地獄の時間に変えていた
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224 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/11(水) 11:42:48.01 ID:/E2cX9si - そんな中、あの13匹のベビンネ達は小さな耳と触角で叫喚の中から近くにいるチビママンネの存在を必死に聞き分け、
辛うじてその幼く弱々しい精神を正気に保たせていた その道のりもやがて終わり、トラックはデパートに到着してバッグで荷台を搬入口に向けて停まった トラックの荷台が開かれてタラップが下ろされると、待ち構えていたデパートの社員達が子タブンネが入ったケージを次々と荷台の中から運び出していく そして用意してあった台車に数箱ずつむとめて乗せて保管部屋へと運んでいった
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