- タブンネ虐待センター@同人板
49 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/02(月) 16:21:35.08 ID:j0EYa0ro - 離乳してないベビンネ、病気の子タブンネ、身体に欠損がある子タブンネはリボンを付けられる事無くその場で処分される
育てても商品にならないか、育っても手間と金が掛かりすぎて採算割れしてしまうからだ 青いリボンの子タブンネは明日にでも競りにかけられポケモンショップに売られていく そして赤と黄のリボンの子タブンネはここで商品になるよう飼育される しかしそれは生き延びて売られるか、力尽きてゴミになるかの希望の無いサバイバルなのだ 黄色いリボンのタブンネたちは約30匹 車輪つきの特大衣装ケースにすし詰めにされて女社長に第一飼育室へと連れて行かれた 第一飼育室は窓とエアコンがついた広いリビングを改造した飼育場で黄色いリボンの子タブンネがここに置かれるのだ 先住の子タブンネは三段、所によっては四段も積み重ねられた狭い檻のようなケージに一匹から数匹ずつ入れられている
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50 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/02(月) 16:22:21.76 ID:j0EYa0ro - 『ミミーッ! ヂーッ!ヂーッ! ミッヒミッヒ! ミーッ!ミーッ!』
女社長が部屋に入ってくると部屋中の子タブンネたちが一斉に鳴き出した 歓喜、渇望、不満、悲哀、様々なな感情が籠った声が混じりあって部屋中に響く そのあまりの騒音に衣装ケースの新入り子タブンネの達は思わずたじろいだ ここのタブンネには十分な食べ物と水、そして温かい空気が与えられてはいるが足りない物が二つある それは楽しみ、そして母の愛。この子供にとって必要不可欠な二つにここの子タブンネたちは非常に飢えている
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51 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/02(月) 16:23:06.53 ID:j0EYa0ro - 「はいはーい、みんな、新しいお友だちだよ〜」
部屋の隅にある折り畳み式のケージをいくつも組み立て、そこに子タブンネをホイホイと首を掴んで放り込んでいく社長 基本的に1檻に1匹、兄弟の子タブンネがいたら一緒のケージに入れるのだ ケージの大きさは70p四方、身長40〜50pの子タブンネにとってはだいぶ狭いが、食うか寝るか糞するかしかする事は無いので問題はない ケージに入れられた子タブンネは個体毎に違った反応を見せた
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52 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/02(月) 16:23:50.84 ID:j0EYa0ro - 抗議するようにビービー鳴いて鉄格子をカタカタと揺らす子、
困惑した様子で狭い中をうろうろ歩き回る子、 周りの子タブンネの鳴き声に怯えきってしまい隅で丸くなって震えている子など色々だ 社長は全ての新入り子タブンネをケージに入れ終えると、先住の子タブンネたちを一匹一匹丁寧に観察していく その時、社長が檻に顔を近づけると子タブンネは「ミッミッ!ミッミッ!」と喜びながらケージの前面に寄ってくる 社長が子タブンネに対してしてる事と言えば 「今日も元気だね」や 「 ご飯全部食べて偉いね〜」 など他愛もない言葉をかけるだけだ
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53 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/02(月) 16:24:03.84 ID:j0EYa0ro - 「ミィィ…」
この光景をケージの中から「信じられない」という目で見ている新入りタブンネがいた 先ほど社長にまだ幼い妹ンネを殺された兄子タブンネだ なぜあの子タブンネたちはベビンネを平気で殺すような奴に笑顔を見せて喜んでいるんだ… 兄ンネは不気味でならなかった しかしその答えは単純、この社長がここの子タブンネたちにとっての母親だからだ 確かに子タブンネに毎日餌をあげているのは社長であるが、ただそれだけではない 社長がここの子タブンネ達の母親足り得てるのは、一種の「魔性」のような物があるからだ 独特の高くて柔らかい声はママンネの声にどことなく似ていて子タブンネ達に安らぎを与え 童顔で目が大きく、優しげな円みを帯びた顔も子タブンネ受けがいい あの、妹ンネを抱っこした時のような穏やかで優しく見える振る舞いもまた魅力的だ 事実、兄ンネもこの魔性に一度騙されかけているのだ
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54 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/02(月) 16:24:18.65 ID:j0EYa0ro - ただ、社長が第一飼育室に来るのは日に1、2回、数十分の間だけ。子タブンネたちはあまり一緒に居ることができないのだ
まだ甘えたい盛りの子タブンネにとって一日の大半を子供だけで過ごすのがどんなに心細い事か 母性というものに飢えきっている子タブンネたちにとっては社長と顔を合わせるたった数秒が砂漠に下りる朝露のような尊い物になるのだ 例えそれが、打算から来る上っ面だけのヘドが出るような母性であってもだ 「それじゃあご飯を全部食べた子には、オヤツをあげるよ〜」 『ミィィィィィヤッ!!ミィィィー!ミッ!!ミッ!!ミッミ!!』 社長が一緒に持ってきていたスーパーの袋からオボンの実を取り出すと、飼育室は歓声に包まれた それはクリーム色のはずの皮が全体的に茶色くなっているかなり傷んだオボンの実だったが そんな事は子タブンネ達には関係ない、みんな鉄格子の隙間から小さな白い手を伸ばして欲しい欲しいと催促している
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55 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/02(月) 16:24:31.95 ID:j0EYa0ro - 「慌てちゃダメだよ、みんなの分はちゃんとあるからねー」
社長はそのオボンをナイフで薄く削ぎ落とすと、飛び出ている子タブンネにの手にそっと手渡した 一円玉程度の大きさのペラペラの切れ端だ、これでは舌に乗せて一なめしただけでで無くなってしまうだろう しかし子タブンネは受け取った瞬間すぐに口に入れ、ペチャペチャと舌を鳴らしながらいつまでも咀嚼している 美味しくて仕方がないと言った感じだ ここの子タブンネたちにとって楽しみはこの吹けば飛ぶような切れ端しかないと言っても過言ではない それ故、味がなくなるまで、いや、味が無くなってもなお実の繊維の一本に至るまで味わい尽くす 「無くならないで」「いつまでも口の中に居て」そんな事を願いながら子タブンネたちは数滴もないであろう果汁を唾液で口一杯に満たすのだ
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56 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/02(月) 16:24:48.03 ID:j0EYa0ro - 「ミ゙ーッ !ミ゙ーッ !ミ゙ーッ!!」
「はいはい、今あげるからねー」 サクサクとナイフでオボンを削りながらテンポ良く次々と配っていく社長 子タブンネたちは隣の檻の子タブンネがオボンを受け取るとより強く鳴いて自分にもくれと必死でアピールする そして受け取ると一転して静かになり小さなピチャピチャという音だけがケージの中から聞こえてくる だが、ある子タブンネのケージの前でオボンを切る手が止まった そしてケージの上部に貼られている付箋紙をチェックする社長 そこには「10月29日 腕 毛抜け」と書かれている たしかにそのケージから出ている手は、腕の部分にハゲができてて地肌が丸見えだ
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57 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/02(月) 16:25:15.55 ID:j0EYa0ro - 「うーん、1週間経っても何も変わらないなぁ… もう改善は望めない、かな?」
社長はオボンを床に置いてからケージの扉を開け、片手にナイフを持ったまま毛抜け子タブンネを抱き寄せた 腕の中で「ミィ〜♪」と甘えるように鳴いて、母タブンネの毛皮を掴むのと同じように社長の服をきゅっと掴む抜けンネ そしてたまたま顔の近くに来ていたナイフからオボンの匂いがするのに気づくと、その峰をペロペロと嘗めだした ナイフが危険な物だと分かっていないのだ
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58 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/02(月) 16:25:41.07 ID:j0EYa0ro - そんな事には気付かず社長は片手でオボンが入っていたビニール袋を床に敷くと、そこに抜けンネをそっと寝かせ首の所をやんわりと押さえつけた
抜けンネは社長が遊んでくれてるんだと思い込んでいて、 「ミッミッ♪」と笑いながら小さな手をパタパタ振り回して喜んでいる 端から見ればナイフを持った人間に首根っこを押さえつけられてる絶体絶命な状況だが抜けンネにはそれが分からない 抜けンネとってナイフは甘い味がするおやつで、押さえつけてる人間は大好きなママなのだから 「えっと、心臓はこの辺だったよね?」 社長は抜けンネの胸にナイフを突きつけ、そのまま力を込めてナイフで刺した 「ミグッ?!」と最後の一鳴きと同時に、胸から血が溢れだす 抜けンネは突然ママから与えられた激痛にもう訳がわからなくなったいた
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59 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/02(月) 16:25:58.39 ID:j0EYa0ro - 「どうしてママはミィにいたいことするミィ? ミィはわるいことしてないミィ」
鳴いてそう伝えたかったのだが喉に血が上ってきて鳴くことも、いや呼吸することすら出来ない 抜けンネの澄んだ青い瞳から、痛みと悲しみの涙が胸の血にも負けぬほど溢れ出た 「心臓を外しちゃったかなー? でもこれだけ血が出てたらそのうち死ぬよね」 社長は抜けンネの血がついてない尻尾の部分でナイフの血を拭き 死にきれずにピクピク痙攣する抜けンネをまるでゴミのようにスーパーの袋に入れてしまった
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60 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/02(月) 16:26:17.73 ID:j0EYa0ro - そして何事も無かったかのようにオボンの切れ端を子タブンネたちに配る作業に戻っていった
この惨劇に子タブンネたちは怯えていたが、目の前のオボンの魅力には敵わずまた檻の隙間から白い手を出して催促するのだった 「あの子は悪い子だからお仕置きされた、でも自分はいい子だから大丈夫」そんな都合のいい解釈をして この部屋の子タブンネたちは本来ならば両親や仲間たちから色々なことを学ぶ時期だ それは他タブンネとの円滑な接し方や、食べ物のみつけかた、危険なポケモンからの逃れかたなど様々だ そんな大切な時期にただ餌を食べるという事だけを教えられたこの部屋のタブンネたちは、本当に幸せなタブ生を送るのだろうか… そんな事は子タブンネを売ってしまえばそれで終わりの社長は考えてもいないのである
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61 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/02(月) 16:26:48.53 ID:j0EYa0ro - 『ミイッ!チィチィ!キィィ!ミィッミィッ!!』
「いつもくせぇなーここは」 一方、赤いリボンの子タブンネたち約20匹も特大衣装ケースに入れられ男2人によって第二飼育室に連れていかれた 第二飼育室は物置として使われていた部屋で環境は劣悪だ。 常に糞尿と腐ったフーズと死体の悪臭が籠りエアコンもストーブもなく窓が1つあるだけ 子タブンネを入れるケージも専用の質のいい物ではなく、使い古しの衣装ケースや果物の木箱 力の弱いベビンネのケージには段ボール箱さえ使われている そんな環境で離乳して間もないベビンネやペットに向かない攻撃的な子タブンネが数十匹も飼われているのだ
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62 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/02(月) 16:27:05.69 ID:j0EYa0ro - もちろんそんな事をしていれば毎日死ぬタブンネが出るのは当たり前
男2人の仕事は死んだタブンネを片付ける事から始まる まず手を付けたのは悪臭に満ちた部屋の中でも飛びきりキツい悪臭を放つ衣装ケースからだ 「あー、兄貴、このでけえの死んじゃってますぜ」 「うーむ、いくらなんでも5日間エサ抜きはムチャだったみてぇだな」 「こいつぁ確かオボン畑の近くで捕まえたヤツだもんで、口が肥えててオボンしか食わなかったからなぁ…」
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63 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/02(月) 16:27:22.36 ID:j0EYa0ro - 弟分に耳を捕まれて持ち上げられた死体、黒い汁にまみれたそれはタブンネとは思えないくらいに痩せ細っていた
ふっくらしているはずの腕は骨と皮だけになって棒のよう 毛皮越しでもあばらが浮き出てるのがはっきり見て取れる胸に 支える腹筋が痩せ衰えて内臓がぽっこりと出たお腹はまるで餓鬼の様だ そして絶望し切っている子タブンネとは思えないほど歪んだ死に顔… それは新入りの子タブンネたちに一目見ただけでここは地獄だと分からせるのに十分なインパクトだった 「フィィ… ミッミィ…」 「ほらほら、お前らもこうなりたくなかったらフーズを食べられるようになるんだぞ」 初めて見る死体に怯え震える新入り子タブンネたち
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64 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/02(月) 16:27:38.29 ID:j0EYa0ro - しかし死んでいたタブンネは一匹だけではなかった
男2人は死体を脇に積みながら死に場所となった衣装ケースを雑巾で次々と掃除していく この日死んでいたのは12匹。死因はいずれも餓死 みんな同じ場所、つまりオボン畑の側で捕まえた子タブンネだった 「兄貴、やっぱり畑の近くで捕まえるのはやめた方がいいんじゃないかい?」 「農家のおっさんには有り難がられるがな、害獣駆除してくれたってよ タブンネみてーに見た目が可愛いと農家の連中も中々手が出せねぇんだよ、色々言われるからな」 乾拭きで申し訳程度に綺麗にした衣装ケース、臭いはするがこれで新たな子タブンネが入れられる 最初に入れられるべく選ばれたのは子タブンネのなかでも一際幼い、まだベビンネと言っても良いくらいの小さなタブンネだった 「ヂヂーッ! ヂヂーッ!! ヂャアーーッ」 「おいおい、暴れんなって」 弟分に首根っこを捕まれたベビンネは恐怖して激しく暴れた
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65 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/02(月) 16:27:54.16 ID:j0EYa0ro - 喉が枯れるほど叫び、手足を振り回し、体をよじらせ、おしっこを撒き散らし… 小さな身体で出来る抵抗は全てやっだろう
しかしその抵抗も大人の握力にはまるで意味を成さない ベビンネを移そうと弟分が子タブンネたちを運んできた衣装ケースに背を向けたその時 「ウミィーーーーーーーーーー!!」 幼い雄叫びと共に一匹の子タブンネが他の子タブンネを踏み台にして飛び出してきた そして弟分のズボンの飛び付くと噛みつきながら激しく揺さぶった 「うぉっ、なっ、なんだ?」 突然の攻撃に弟分は思わずベビンネを床に落としてしまった ベビンネは急に落とされたショックと痛みでチーチーと泣きわめく
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66 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/02(月) 16:28:11.02 ID:j0EYa0ro - 弟分に飛び付いた子タブンネはズボンから手を離すとベビンネの側に駆け寄り、両手を広げ男2人の前に立ち塞がった
「うへぇ、ちびの癖になかなか根性のあるじゃねぇか」 この勇気ある子タブンネ、実は男2人が襲った群れのリーダータブンネの息子だ 偉大な父から群れを守る責任と勇気を以て闘うことを教えられ この子タブンネもそれに堪えられるように強くあるように努力してきた その実力も群れの子タブンネの中では一番強く巣に侵入したバチュルを電撃を浴びながらも追い払った事もある程だ それで群れの子タブンネたちからの尊敬を受けているガキ大将、 いや、小さな勇者とも言うべき立派な子タブンネだ
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67 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/02(月) 16:28:23.49 ID:j0EYa0ro - 『ウミィーッ!ミーッ!ミーッ!ミィッ!ミィッ! ミバーッ!』
「兄貴ぃ、なんか他のタブンネも怒り出したんだけど」 「触ったら噛みつかれそうだなこりゃ」 勇者ンネの蛮勇に触発されてか、衣装ケースの中の新入り子タブンネ達も怒りを爆発させ、声を荒げて叫び暴れだした ある者は小さな腕を振り上げ、ある者はケースから飛び出そうと短い足で必死に跳ね、 またある者は近くにいるベビンネを抱きしめ男2人を怒りの表情(でも子タブンネだからカワイイだけ)で睨み付けている このケースの子タブンネたちは攻撃的ゆえに赤リボンを巻かれた個体が多い それは彼等が勇者ンネと切磋琢磨していた仲間、もしくはライバルたちで 大人タブンネがいなくなった以上へ戦うしかないと覚悟を決めていたのだ
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68 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/02(月) 16:28:57.89 ID:j0EYa0ro - 「兄貴、どうしよう、落ち着くまで待とうか?」
「うーん、そうだな、所詮タブンネのガキなんだしすぐに疲れるだろ」 男たち2人が困ってると、部屋の外から「フィー、フュルルル♪」と可愛らしいポケモンの鳴き声が聞こえてきた
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69 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/02(月) 16:29:12.94 ID:j0EYa0ro - 「あっ、シルフィちゃんですぜ」
「なに?、何でこんな時に」 部屋の入り口にいつの間にか居たのは綺麗な青い目をした四足歩行のピンク色のポケモン 「シルフィ」と名付けられている社長のペットのニンフィアだ 社長はこのシルフィを娘の様に溺愛していて、男2人は気軽に触ることもできない。たが 「そうだ、シルフィにこの場を納めて貰おうぜ ニンフィアてのは触覚で周りのポケモンを落ち着かせる事が出来るらしいからな」 「大丈夫ですかい兄貴、怪我でもさせたら大目玉ですぜ」 「なーに相手はタブンネのガキだ、大丈夫だろ… シルフィちゃーん、おやつあげるからこっちおいで〜」
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70 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/02(月) 16:29:27.49 ID:j0EYa0ro - 兄貴の猫なで声はやや不気味だがシルフィは「フィ〜♪」と機嫌の良いに返事をして臭い部屋の中へ入ってきた
シルフィを前にした勇者ンネは突然現れた大人タブンネの背丈ほどある相手に思わず冷や汗を垂らした しかし、背のベビンネを守るべく、全身に力を込めた臨戦態勢でその場に踏み止まる 「シルフィちゃん、この子たちが興奮して暴れちゃって困っているんだ シルフィちゃんの力で大人しくさせてくれないかな?」 「フィ〜♪」 シルフィは二つ返事で承諾すると、リボンのような触角をゆらゆらと揺らし、波動を出し始めた するとどうだろう、衣装ケース内の子タブンネたちがぴたりと騒ぐのをやめた
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71 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/02(月) 16:29:39.43 ID:j0EYa0ro - そしてみんな何が起きたか分からないという感じでキョロキョロと周りを見渡している
心の中に炎のように燃えていた闘争心が突然萎えていってしまい、皆困惑しているのだ そしてそれは勇者ンネも同じだった 心にぴりりと張り詰めていた緊張の糸が切れ、力んでいた全身からはふわりと力が抜けた 「ミィ… ミィ…?」 「フィ〜フィ〜」 不意な心の変化に戸惑う勇者ンネ、その眼前にシルフィが歩み寄る そして勇者ンネに顔を近づけクンクンと匂いを嗅ぐと、後ろのベビンネに興味を移した
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72 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/02(月) 16:29:54.68 ID:j0EYa0ro - 「チィチィ♪」「ミィ?」
泣いていた筈のベビンネはいつの間にか泣き止んでいた。これも波動の効果である シルフィはベビンネの顔に鼻が当たりそうになるくらい頭を近づけると、またクンクンと匂いを嗅ぎだした あまりいい匂いはしないはずなのだが、どこか嬉しそうな顔で興味津々に ベビンネもまた「チィチィ♪」と嬉しそうに笑いながらシルフィの顔をペタペタ触っている 「こいつら仲良くなってますぜ」 「色が似てるからお互い仲間だと思ってるんじゃねぇかな」 勇者ンネもベビンネと触れ合うシルフィを見て男2人と同じことを思っていた このポケモンは僕たちタブンネのお友達なんだ、と シルフィがベビンネのお腹に噛みつくまでは
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73 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/02(月) 16:30:07.27 ID:j0EYa0ro - 「ヂビーーッ!!!」
前足で頭を押さえつけながら腹を食い破ると、腸が裂け目からプリッと飛び出した そこに鼻先を突っ込み、ハラワタの中から美味しそうな1つを最初に腹から食い千切る シルフィが見つけたのは栄養たっぷりの肝臓だ 「兄貴ぃ!シルフィがタブンネ食べちゃってますぜ!」 「えっ、こいつ肉食なの?!」 男たちがそれに気づいた時にはもう手遅れ。ベビンネがもう助からないのは誰の目にも明らかだ 「ミ,ミィィ… 」 勇者ンネはまさに目の前で起こっている惨劇に、ただ震えて立っている事しか出来なかった
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74 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/02(月) 16:30:22.61 ID:j0EYa0ro - もし、勇者ンネがまともな精神状態だったとしたら今頃シルフィに全力のタックルを仕掛けていることだろう
勇者ンネは強い相手に立ち向かう時、いつも恐怖を父から受け継いだ闘志で打ち消して戦ってきた だが、ニンフィアの波動で闘志 を消された今の状態では捕食者への恐怖に心が覆い尽くされ、一歩前に出ることすらできなくなってしまったのだ 「ミギギ…」 たがそこは子タブンネの勇者と言うべきか、涙が溢れる目で毅然とシルフィを睨み付ける勇者ンネ 亡き父の教えと勇姿、そして誇りを心に思い浮かべながら一歩も下がらずに踏み止まった
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75 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/02(月) 16:30:43.09 ID:j0EYa0ro - 耳の中に粘りつくようなおぞましい音もまた恐怖を煽った
プチップチッという腸が鋭い歯で千切れる音、コリコリという耳が口の中で噛み砕かれる音 バチン!と目玉が弾けて中の液体が飛び散る音、クチャクチャという咀嚼音など様々 中でも一番勇者ンネを苦しめたのは、死にきれないベビンネが時折漏らす苦痛のうめき声だ 勇者ンネが流す涙は恐怖のためだけではない 目の前でズタズタになっていく守るべきベビンネへの申し訳なさと、何も出来ない自分への悔し涙だ 「ドリュウズ出して止めさせようか?」 「バカ!怪我させちゃマズイって分かってんだろ!」 男2人もまた対処に困って何も出来ないでいる。さすがに泣いてはいないが
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76 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/02(月) 16:31:27.26 ID:j0EYa0ro - 『ミィッ!ミィィッ!!ミーッ!ミーッ!ウミーッ!!』
ケースの中の子タブンネたちがまた騒ぎだした、たださっきとは様子が違う 全てのタブンネが同じ方向、勇者ンネに向かって叫んでいる ある者は小さな拳を天に突き上げ、ある者はケースの壁をバンバン叩きながら
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77 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/02(月) 16:32:08.01 ID:j0EYa0ro - その叫びは、勇者ンネへの応援であった
「負けるな!」「やっつけろ!」「がんばれ!」「ベビの敵を討て!」 かつて仲間だった子タブンネも、ライバルだった子タブンネも皆声を張り上げ勇者ンネを激励した 彼等もまた闘志が消えかけていく自分の心と戦っているのである 人にはミィミィとしか聞こえない、しかし、勇者ンネにはその声に込めた熱い思いが確かに伝わって来た
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78 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/02(月) 16:32:34.34 ID:j0EYa0ro - 仲間たちの声が光明となり、恐怖という闇に覆われた勇者ンネの心を勇気の光で照らした
みんなの勇気、そして自分の心のから涌き出る勇気、その全てを奮い立たせ、小さな足で大敵に向かって一歩を踏み出した 「ンーーーッ!!ウミーーーッ!!」
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79 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/02(月) 16:33:05.81 ID:j0EYa0ro - 幼い雄叫びと共に繰り出された攻撃は、身体全てを使った捨て身の体当たり
それは群れの長、父タブンネの得意技であり、勇者ンネが最後に見た父の勇姿でもあった 父タブンネは言った、勝てない相手でも痛い目だけは見せろと そいつがタブンネを容易ではない相手だと分かれば、仲間のタブンネが襲われなくなる
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80 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/02(月) 16:33:14.14 ID:j0EYa0ro - 俺たちの戦いは勝って奪うための戦いではなく、たとえ負けても仲間を守るための戦いなのだと
そして勇者ンネも今、父亡き後の群れの長として、残った仲間達を守るために大敵との戦いを始めたのだ 問題はシルフィに痛い目見せるには勇者ンネの攻撃力が足りなさすぎた事なのだが
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81 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/02(月) 16:33:28.69 ID:j0EYa0ro - 「ポフッ」
…これは勇者ンネの捨て身タックルがシルフィの後ろ足に直撃した音だ 筋力、体重、スピード、足の踏ん張り、身体の硬さ 悲しきかな勇者ンネの捨て身タックルはそれらの全てが足りてなかった 直撃を受けたはずのシルフィはびくともせず、勇者ンネは反動でコテンと尻餅をついてしまった 「フィー?」 「何かフワフワして気持ちいいものが足に当たったな」 シルフィはそんな事を思いながら捕食を中断し、何の気無しにひっくり返っている勇者ンネの顔を見下ろすように覗き込んだ
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82 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/02(月) 16:33:55.65 ID:j0EYa0ro - 「ミ,ミィィ…」
血に塗れたシルフィの顔を見た瞬間、勇者ンネは戦慄した こいつは可愛いタブンネのお友達などでは断じてない 悪魔だ、赤ん坊を食い殺し、その血を浴びて笑う悪魔だ 人間から見ればチャームポイントである大きくて円らな青い瞳、そして口からチラリと覗く白い牙 それらも恐怖した勇者ンネにとってはおぞましく悪魔的に見えた
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83 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/02(月) 16:34:07.47 ID:j0EYa0ro - 「うわわっ、血だらけだぁ、ひでぇ事になってますぜこりゃ」
「やべぇよ… 昨日社長がサロンに連れてったばっかなのに… 」 男たちもまた別の部分で戦慄していた 「フィ〜?」 興味深そうな顔をして怯える勇者ンネの顔に鼻先を近づけるシルフィ、その距離わずか数センチ その吐息が勇者ンネの鼻に触れた 血の臭いと破れたハラワタの臭いが混じりあった胸が悪くなるような生臭い、死の臭いがする吐息だ
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84 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/02(月) 16:34:20.81 ID:j0EYa0ro - 「ミビャァァァァァァァァ!!!」
それが鼻に入った瞬間、勇者ンネは悲鳴をあげてベビの様にハイハイして逃げ出した 恐怖のあまり腰が抜けてしまい立ち上がれないのだ ニンフィアの闘志を消し去る波動など最早関係ない あまりにも本能的で、そして圧倒的な目の前の捕食者への恐怖が勇者ンネの心を完全に支配した 群れを守る覚悟や偉大な父の教えなど、もはや完全に吹き飛んでしまっていた そして恐怖に駆られたその行動、相手の目の前で背中を見せて逃げるという行為 それは捕食者を相手にしたときの最悪の行動の一つだ
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- タブンネ虐待センター@同人板
85 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/02(月) 16:34:35.13 ID:j0EYa0ro - 「フィィー!」
「逃げるものを追う」というのは捕食者の誰もが持ち合わせている習性だ その習性のスイッチが入ったシルフィはピョンとひと飛びで勇者ンネに追い付き、前足でキュッと押さえ込んでしまった 「ビギュリグミバァ!」 押さえつけられた勇者ンネはタブンネの声とは思えない滅茶苦茶な声を出しながら悶絶した 手足を闇雲に振り回し、身体をくねらせて床にバンバンと打ち付ける 余りの恐怖で正気が保てなくなってしまったのだ その姿は陸に上がったコイキングとかそういうレベルではない見苦しさだった
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86 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/02(月) 16:34:47.30 ID:j0EYa0ro - 勇者ンネを押さえつけた後で、シルフィはハッと気づいた
「自分は今お腹空いてない」と そして押さえつけていた前足をそっと離した 「ミ…ィ…」 「フィ?」 開放された勇者ンネは動きを止め、うつ伏せのままプルプル震えている 精神が限界でもはやハイハイで逃げることも出来ないのだ しかしそんな事シルフィには分からない 死んでしまったのかと思い前足でそっと触ったその瞬間
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87 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/02(月) 16:35:02.72 ID:j0EYa0ro - 「ビルルルルルル!!ボギュアビッビ!」プゥッ
勇者ンネはもう一度あの発狂ダンスでのたうち回った。しかもオナラのおまけ付き いくら勇敢とはいえ勇者ンネも所詮は子タブンネ 幼く脆い精神であまりに過剰な恐怖を受けてしまい、少しの刺激でも自分が殺されると心が勘違いするようになってしまったのだ 人間で言うところのトラウマとかPTSDとかその類いだろう 「フィッフィ〜w」 リアクション(オナラ付き)を面白がり、シルフィは動きが止まる度に勇者ンネを前足で叩いた まるで触れば動くオモチャのように 勇者ンネは繰り返される悶絶ダンスの中で色々なリアクションを見せた 小便を漏らす、頭を床に叩きつける、あぶくを吹く、白目を剥いて触覚を自分で引っ張る… 男二人は悩んだ末「シルフィが飽きるまで遊ばせとく」という選択肢を取った
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88 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/02(月) 16:35:48.20 ID:j0EYa0ro - そのため勇者ンネの悶絶ダンスは死ぬまで続くかと思われた。しかし
「チィチィ… チィチィ…」 勇者ンネはうずくまって頭を抱え、震えながら「チィチィ」と繰り返すだけになった これはタブンネの赤ちゃん、ベビンネの鳴き方、それもママンネを呼ぶときの鳴き方である 勇者ンネは心が壊れて赤ちゃん返りを起こしてしまったのだ それはシルフィにとっては詰まらないリアクションだったようで やっと小突くのを止めてくれたのが勇者ンネにとっての唯一の救いだ 幼い勇者の戦いは無惨な結末に終わった 父の教えの通りタブンネの強さ、危険さを敵に分からせるどころではない 何の抵抗もできずベビンネを食べさせてしまった上に、自分自身もオモチャにされてしまった
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89 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/02(月) 16:36:06.06 ID:j0EYa0ro - いつでも安全に美味しく食べられる上に楽しいオモチャも付いてくる…
ボクたちは草むらのハッピーセットですと天敵に宣伝したような物ではないか これでは天敵がリピーターになって何度もタブンネの群れを襲いに来てしまうだろう まあ勇者ンネがいた群れなんてもう無いようなもんだからただの杞憂だが 「ミッグ… ヒッグ…」「ンミィ…」 静けさを取り戻した第二飼育室には、子タブンネのすすり泣く声だけが聞こえてくる 衣装ケースの中にいる勇者ンネの仲間たちはもちろんの事、元々この部屋で飼われていた先住子タブンネも泣いていた あの強い(強そうな)勇者ンネでも何もできずにオモチャにされて、挙げ句の果てには赤ちゃん返り 勇者ンネへの失望、そして自分たちの弱さへの悔し涙がプラスチックの床にポトポトと溢れた
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90 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/02(月) 16:36:26.54 ID:j0EYa0ro - 「ホラ、いつまでも泣いてんじゃねぇよ、これからいっぱい食べて強くなるんだぞ」
兄貴分が震える勇者ンネを優しく抱っこして空いてる飼育ケースに入れた この期に及んで親のカタキに励まされるとはもう恥も極まれりである 『ウミィィィィィ!!チィィィィィ!!』 「シルフィ!だめだよ、やめなさい!」 勇者ンネでは遊び足りなかったのだろう シルフィは衣装ケースの縁に乗り掛かり次のオモチャを選ぶべく中の子タブンネ達を覗き込んだ
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91 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/02(月) 16:37:24.35 ID:j0EYa0ro - 泣き叫び、一斉に逃げてケースの反対側に押し寄せる子タブンネたち
もはやシルフィと闘おうとなどと思う奴はいなかった 端から見れば衣装ケースを覗きこむ可愛いニンフィアだが ケース内の子タブンネ達から見れば壁から顔を出す超大型巨人の如くである 「チッ、チィィ、キチーッ!」 逃げ遅れたベビンネが前足で押さえられ、そして耳を咥えられて捕まってしまった 目の前でベビンネが襲われ、救いを求め泣き叫んでるのにも関わらず、助けようとする子タブンネは誰もいない
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92 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/02(月) 16:37:43.71 ID:j0EYa0ro - 目の前の現実から目をつぶり、耳を塞ぎ、必死に逃れようとする
タブンネの小さな戦士たちは、残虐な捕食者に威嚇の声一つ上げられない臆病者に堕してしまっていた 「チィーッ!チィーッ!チィーッ!ビャアアアアアア!!!」 泣き叫ぶべビンネを口に咥えたままシルフィはスタスタと飼育室を出ていった 美味しいオヤツをママ(社長)に持ってってあげようと思ったのか はたまた、楽しいオモチャでママと一緒に遊ぼうかと思ったのか それはシルフィにしか分からない 男たちに分かるのは、シルフィのお陰で仕事がやり易くなったという事だ 商品候補が1個ダメになったのはご愛嬌
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93 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/02(月) 16:38:02.25 ID:j0EYa0ro - 「こいつらすっかり大人しくなっちまったな」
「これでフーズが食べれたらもう出荷出来そうですぜ」 男たち2人は反抗しなくなった子タブンネたちを次々に飼育ケースに移し 同時にボール付きの給水器に入った水と一掴みのフーズも一緒に入れていく ケースに入れられた子タブンネ達、どの子を見ても隅っこで身体を丸くしてプルプル震えている 大勢の仲間がいても何もできなかった自分の弱さと目の前で悪魔に連れ去られたベビンネへの罪悪感 その二つが混じりあって黒くて重い塊となり、子タブンネたちの幼い心にずっしりとのし掛かった もし、この子タブンネたちがこれからペットショップに売られて行き、そこで優しい飼い主に出会ったとしても 心にこれほど重い物を抱えたままで本当に幸せに暮らせるのだろうか…?
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94 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/02(月) 16:38:15.11 ID:j0EYa0ro - 「うぇぇぇぇぇ!!?」
別の部屋から社長の悲鳴が聞こえた 血まみれのシルフィに驚いたからなのは想像に難くない 男たち二人も、震える子タブンネにも負けぬほど恐怖した 男二人は社長からのお叱りに戦々恐々としていたが、今日は客が来るという事でお叱りは先伸ばしになった そして次の仕事に取りかかるべく、最初のタブンネを選別した部屋に戻った
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95 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/02(月) 16:38:33.97 ID:j0EYa0ro - 『ミィッ、ミィッ、ミッ、ミッ、ミィッ!』
「ふぃ〜、これだけいるとウンザリしてくるな流石に」 青リボンを結ばれた子タブンネ達は週に一回の競りがある日まで部屋で放し飼いにされる そして競りの日になるとキャリーケースに入れられて出荷されるのだ 普通だったら出荷までに2〜3日はこの部屋で過ごして、その間に親から離されたショックからある程度回復するのだが今回は違う 「ンミーッ!ミチッ!ミミーッ!!」 「ほらっ、痛くねーから大人しく入れって!」 子タブンネたちは捕まった当日だというのに輸送用のキャリーケースに次々と入れられていく
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96 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/02(月) 16:38:51.02 ID:j0EYa0ro - 輸送用のキャリーは直方体で奥行きき70p、幅と高さが40pしかなく子タブンネ用にしてはかなり狭い
大きさだけ見ればケージというより棺桶である これを入り口を上にしてそこから子タブンネを入れるのだが 狭くて暗いキャリーを嫌がって足をバタバタさせて入れられまいとしたり 入れられても入り口の縁を小さな手で懸命に掴んで懸垂のように登って脱出しようとするが 子タブンネを押し込めるように出入り口のドアを閉められ、ガチャリとカギをかけられてしまうのだった 「お邪魔するざんす、おー、こちらが当社の今度の企画で扱わせて頂くタブンネ達ざんすね 差し障りなければ少し見学させてくれないざんすか?」 「あっ、デパートの担当の方で?、どうぞお気になさらずご自由見てってくだせぇ」 急に子タブンネを集めたのには理由がある
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97 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/02(月) 16:39:09.47 ID:j0EYa0ro - それはデパートが企画した「タブンネとあそぼう!Mi Mi パラダイス」というイベントである
具体的に説明すると沢山の子タブンネと触れあって遊べて、その上気に入った子タブンネをその場で購入できるという催しだ そのイベントに使う子タブンネが足りなくなって、急きょこの小さな会社に大量の発注が掛かってきたというわけだ そしてこのざんす男はデパートの社員でイベントで扱う子タブンネの下見にやって来たのだ 「いやー、ここのタブンネたちは綺麗な子ばっかざんすね〜、どの子も傷一つなくフカフカで!」 「ええ、ランク分けして厳選してますもんで、ここに居るのはいつでも売りもんに出来る一級品ですぜ」 「れれ?ランク分けってことは他にもタブンネがいるざんすか?」 「野生のやつを捕まえてきてるもんで、人工餌を食わない奴や攻撃的な奴なんかはウチで慣らしてから売るんですよ」
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98 :名無しさん@どーでもいいことだが。[]:2024/12/02(月) 16:39:35.27 ID:j0EYa0ro - 「実を言うと、ここにいる分だけではタブンネが足りてないんざんすよ、
そん中に使えそうなタブンネが居るかもしれないし、良かったら見せてほしいざんす」
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