- チラシの裏@同人板 545枚目
175 :チラシ[sage]:2011/08/28(日) 18:57:14.06 ID:F+A7TdlJ0 -
ある一時期から、二次元マニアの間で「性に奔放な女性キャラクター」の人気が非常に高くなっていた。 性に奔放、俗に「淫乱」と呼ばれる性癖である。 これにはどのような要因があるのだろうか? それは彼らの生まれた年や年齢、そして彼らが性交渉を経験し辛い環境にあった事が起因する。 第一次ベビーブーム世代の影響によって、今現在、二次元愛好家の年齢層においてもその割合が高くなったこと。 そしてその第一次ベビーブーム世代は、高年齢に至っても異性との性交渉を経験できずにいた。 いわゆる「魔法使い」「妖精」と呼ばれる、若しくは自称する男性の割合が非常に多くなった事が原因である。 (実際資料によると、第一次ベビーブーム世代の男性の童貞率は他世代より頭一つ抜きん出ており 同世代の出生比率が男性の方が高めであった事も起因しているようだ) では、なぜそういった「高年齢の童貞」男性が増えることになったのであろうか?
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177 :チラシ[sage]:2011/08/28(日) 18:58:14.34 ID:F+A7TdlJ0 -
1970〜1974年生まれの男性は、2011年現在で37〜41歳。 彼らは前述の通り、出生率の男女比の影響でいわば性的に「売れ残り」易い状況にあった。 さらにネット環境の整備により、ネット上などに端を発する二次元愛好嗜好が広まり それこそ「3次元より2次元」的思考に渡っていった。 そして、それは「性に奔放な女性キャラクター」の人気が高まるのと密接に関係している。 一時期「萌え」が社会現象になった時期があった。 「萌え」の定義については諸説あるが、その時その第一次ベビーブーム世代(以後「彼ら」と呼称する)は、 とても可愛らしい二次元の対象を愛し、愛でる事に情熱を傾けていた。 無論、当時から性的な情熱を二次元に傾けてきた人々も「彼ら」の中には居るだろう。 だがこの時点では、文頭で述べた「性に奔放なキャラ」の人気は、今とは比べ物にならないくらい低かった。
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178 :チラシ[sage]:2011/08/28(日) 18:58:52.37 ID:F+A7TdlJ0 -
そして月日は流れ、2011年現在、「彼ら」は37〜41歳となった。 二次元に傾向してばかりの月日を過ごしていた「彼ら」の殆どが、現実世界での異性との性交渉を経験できずにいた。 そんな中、世の不況や不安定な世情も重なり、「彼ら」が感じたものとは何か……? 「焦り」の一言に尽きる。 数年前の「彼ら」が見下し、馬鹿にしていた、俗語で「魔法使い」「妖精」と呼ばれる人々。 「自分だけは大丈夫」と考え、二次元に傾向し続けた結果、「彼ら」はその自らが見下していた「魔法使い」「妖精」となってしまった。 自らの「焦り」に裏打ちされ、、ここで「彼ら」の性的嗜好・性癖に変化が訪れる。 かつて「愛でる」事をメインに据えていた彼らの嗜好は、焦燥感に裏打ちされた物に変わっていった。 平たく言えば「誰でもいいから童貞捨てさせて」という強い想いの影響だ。 それが二次元への嗜好に反映されるのもさもありなん、というのは自明の理であろう。 そしてネット上において、数の力は現実世界よりも強力である。
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179 :チラシ[sage]:2011/08/28(日) 18:59:41.48 ID:F+A7TdlJ0 -
「魔法使い」「妖精」となった「彼ら」が、ネット上で自らの性癖嗜好を満たす為、 その為の画像や動画の探索、共有、あるいは作成、を行っていった。 当然、ネット上で「性に奔放な女性キャラクター」の猥褻画像が占める割合もどんどん高まっていった。 そして今や「性に奔放な女性キャラクター」は「淫乱キャラクター」として市民権を得、 「アへ顔ダブルピース」といった得意な嗜好まで根付くこととなった。 纏めると、「性に奔放な女性キャラクター」が急激に支持を伸ばした背景には、 「彼ら」こと第一次ベビーブーム世代の男性の力があった。 「彼ら」は昔日より影響力を強めつつあったインターネットに常駐し、その嗜好を幾多の場所で主張していった。 それは着実に勢力を伸ばし、影響力を強め、二次元愛好家の大勢を大きく変える結果となった。 もし「彼ら」が性的に「売れ残」らなければ、今はもっと別な性的嗜好が 二次元愛好家の間で蔓延っていたかもしれない。 そう考えると、ネット上での数の力、そして「彼ら」こと 第一次ベビーブーム世代の力、影響力には、今やただただ驚嘆するのみである。
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