- Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀 25
418 :もしもし、わたし名無しよ[]:2018/04/09(月) 00:12:51.57 ID:84e+9NjY - 外伝にあった「自分の人生に対する悟りを得たような輩を思い知らせてやるのは殊の外、愉しい」という内心が、凛の一連の行動の動機として凄くしっくりくる気がする。
天下無双だと信じて疑わない蔑天骸に、上には上がいると思い知らせてやろうと凛は剣を抜いた。 殺無生に対して剣を抜かないのは殺が自分より強い奴がいたら喜ぶからで、じゃあどうやって思い知らせてやろうかと考え巡らせた結果がアレなんだろう。 強者を求めて道場破りをしているのに誰も彼も自分より弱く、簡単に殺せてしまう。 そんな実情に辟易するさまは、傍から見れば達観し傲慢のように見えるのだろう。
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419 :もしもし、わたし名無しよ[]:2018/04/09(月) 02:18:19.05 ID:84e+9NjY - 殺無生の奪われた大事なものって、親友(とも)なのでは?とふと思った。
凛に踊らされたとは言え、手に入れようとした鳴鳳決殺としての新たな人生は、殺無生にとって果たして大事なものと言えるのだろうかと疑問に感じていた。 推測に過ぎないが、殺無生は凜に親友(とも)であると認めてほしいのではないかという気がしていて、奪われた大事なものが唯一無二と思っていた掠という親友(とも)だとすれば、上手く言えないが自分自身は得心できたように思える。 それにしても剣のスキルは高いが対人スキルが低いなぁ、殺さんはw そこが殺無生というキャラの魅力でもあるんだろうな。
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431 :もしもし、わたし名無しよ[]:2018/04/09(月) 20:37:48.40 ID:84e+9NjY - >>426
凛と出会った頃の殺無生にはそれこそ、必然の探求をする為の剣以外なにもなかったのではないだろうか。 生い立ちなどから形成された微妙にひん曲がった性格、剣の話になると人の意見に耳を貸さず我が強くて強情なところ、必然の探求という凡その人が賛同しかねる持論などから殺無生は孤独であっただろう。 殺無生自身も皆凡百ばかりで理解できる者などいないと思っていたかもしれない。 そんな剣以外何も持っていない孤独な奴を剣以外で思い知らせてやろうとなると、良き理解者になろうという素振りで心に付け入り心酔させてからひっくり返すあのやり方は、凜雪鴉らしく実に愉快なのではと思う。 という、あくまでも個人的勝手な推測。
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