- 全国の役場にいらない猫を捨てる檻があることが判明。役人「檻をなくせば、捨て猫が増えるだけ」
1 :わんにゃん@名無しさん[sage]:2020/01/13(月) 17:13:49.68 ID:CGGfS7RC - 不用な猫を入れる檻を役場から撤去 住民の意識変化、「小さな命を大切にする村」目指す
南信州の美しい村に移住した女性は、ある日、信じられない光景を目にした。 役場の資材置き場に、住民から持ち込まれた「不用猫」が入っている檻があったのだ。 まるで、猫のゴミ捨て場のように。こんなことがあっていいはずがない! 女性は立ち上がった。 略 それは、移住した翌年のある日のこと。舞香さんは役場の駐車場の隅にある資材置き場に何気なく目をやった。 そこに昔ながらの害獣駆除用の大きな鉄製の捕獲檻が置かれていることに気づいた。 中には衰弱した子猫2匹と、ガリガリの成猫1匹が入っていた。 「子猫たちは、汚れきって、すべてをあきらめたような目をしていました。 どんな状態で持ち込まれたのか、入れられて何日たったのか、お尻に空いた穴からウジムシがわいていて……」 聞けば、手続きなどなしに、村民たちは「不用猫」を持ち込んで、この檻に入れているという。 その猫たちを、役場職員が時間のあるときに近隣の飯田市にある保健所まで運ぶ。そこで引き出し手がない限り、殺処分となる。 保健所まで運べない高齢の飼い主などの便宜を考えて村が代行するのだという。 言ってみれば、嫌々ながらの住民サービスが、昔からの慣習として続いていたのだった。 この村だけが特異というわけではなく、保護施設がなく「不用猫」の引き取りや「定点回収」をしている町や村は、今も全国にある。 「要らない猫を村が回収? なんてことを!」 脳天に一撃を食らったようなショックを受けた舞香さんは、泣きながら、中谷百里さんに電話を掛けた。 中谷さんは、NPO法人「犬猫みなしご救援隊」代表で、広島の本拠のほか、栃木にも活動拠点を持っている。 略 3匹をシェルターに引き取るために、中谷さんは広島からその夜、飛んできた。 今後、回収檻に入れられて行き場のない猫すべてをシェルターで引きとることを約束してくれた。 そして、こんなやり方はなくしてほしいと役場に強力に働きかけるように舞香さんにもはっぱをかけた。 その後、役場では、猫が持ち込まれるとすぐ、舞香さんに連絡をくれるようになった。 それから、何度、中谷さんは、阿智村まで飛んできてくれたことだろう。舞香さんも何度、栃木まで猫を連れて行ったことだろう。 役場の人と話し合ってみると、「こんなやり方はひどい」と思っていた人は少なくなかった。 だが、「やめたら、捨て猫が増えるだけ」という懸念もあり、慣習を止めようという声をあげにくかったのだという。 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200113-00010001-sippo-life&p=1
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