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104 ：わんにゃん＠名無しさん[sage]：2017/02/12(日) 18:41:14.77 ID:yycUZLzY - トランプ米大統領は安倍首相を通じて国際社会を学び、各国首脳は首相を通してトランプ氏を知る−。
安倍首相は１０日夜（日本時間１１日午前）、米南部フロリダ州のパームビーチで、首脳会談の成果を周囲に語った。
安倍首相
「安全保障面ではマックス（最大限）で取れた。日米共同声明は完璧だ。尖閣諸島（沖縄県石垣市）が日米安保条約第５条の適用範囲であることを、
日米首脳会談の文書に入れたのは初めてだ」
「中国、北朝鮮、ロシアについてはこれから話をする。それと韓国もだ。韓国や慰安婦問題に関して率直に、事実を伝える最大のチャンスだ」
安倍首相が４年前に訪米し、当時のオバマ大統領と初会談した際は、米側の対応は冷ややかで警戒的だった。米国は歴史問題ではまず中韓の主張に耳を傾け、
日本の説明をなかなか受け入れようとはしなかった。
オバマ氏が安倍首相に親愛の情を示すハグ（抱擁）をするまで１年半かかったが、
トランプ氏は首相がホワイトハウスに到着するといきなりハグしてきた。潔癖症で知られ、普段は握手すら嫌がるトランプ氏の驚きの行動だった。
安倍首相
「オバマ氏の時とは対照的だよ、それは」
政府筋
「トランプ氏は次（の訪米時）はホワイトハウスに泊まってくれ、とも言ってきた。政治歴も軍歴もなく外交・安保に詳しくないトランプ氏は、
安倍首相を相談相手にしたいのだろう」
安倍首相自身も、頼りにされているとの感触を受けている。それはやはり、首相が世界のリーダーの１人としての存在感を高めてきたことが大きい。
第２次政権発足以降、４年以上がたつ安倍首相は、すでにＧ７ではドイツのメルケル首相に次ぐ古参であり、内閣支持率が６割を超えるなど国内の政治基盤も強い。
ロシアのプーチン大統領はどんな人物か。中国の習近平国家主席は何を考えているのか。ＥＵとのつき合い方は…。
これらの諸問題について何でも答えられる人物は、トランプ氏にとって安倍首相のほかにはそうはいないだろう。
逆に各国首脳も、すでに「未知」の存在であるトランプ氏の正体を、安倍首相に尋ねる状況が生まれている。
http://www.sankei.com/premium/news/170212/prm1702120038-n1.html
http://www.sankei.com/premium/news/170212/prm1702120038-n2.html
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105 ：わんにゃん＠名無しさん[sage]：2017/02/12(日) 18:41:39.14 ID:yycUZLzY - トランプ米大統領は安倍首相を通じて国際社会を学び、各国首脳は首相を通してトランプ氏を知る−。
安倍首相は１０日夜（日本時間１１日午前）、米南部フロリダ州のパームビーチで、首脳会談の成果を周囲に語った。
安倍首相
「安全保障面ではマックス（最大限）で取れた。日米共同声明は完璧だ。尖閣諸島（沖縄県石垣市）が日米安保条約第５条の適用範囲であることを、
日米首脳会談の文書に入れたのは初めてだ」
「中国、北朝鮮、ロシアについてはこれから話をする。それと韓国もだ。韓国や慰安婦問題に関して率直に、事実を伝える最大のチャンスだ」
安倍首相が４年前に訪米し、当時のオバマ大統領と初会談した際は、米側の対応は冷ややかで警戒的だった。米国は歴史問題ではまず中韓の主張に耳を傾け、
日本の説明をなかなか受け入れようとはしなかった。
オバマ氏が安倍首相に親愛の情を示すハグ（抱擁）をするまで１年半かかったが、
トランプ氏は首相がホワイトハウスに到着するといきなりハグしてきた。潔癖症で知られ、普段は握手すら嫌がるトランプ氏の驚きの行動だった。
安倍首相
「オバマ氏の時とは対照的だよ、それは」
政府筋
「トランプ氏は次（の訪米時）はホワイトハウスに泊まってくれ、とも言ってきた。政治歴も軍歴もなく外交・安保に詳しくないトランプ氏は、
安倍首相を相談相手にしたいのだろう」
安倍首相自身も、頼りにされているとの感触を受けている。それはやはり、首相が世界のリーダーの１人としての存在感を高めてきたことが大きい。
第２次政権発足以降、４年以上がたつ安倍首相は、すでにＧ７ではドイツのメルケル首相に次ぐ古参であり、内閣支持率が６割を超えるなど国内の政治基盤も強い。
ロシアのプーチン大統領はどんな人物か。中国の習近平国家主席は何を考えているのか。ＥＵとのつき合い方は…。
これらの諸問題について何でも答えられる人物は、トランプ氏にとって安倍首相のほかにはそうはいないだろう。
逆に各国首脳も、すでに「未知」の存在であるトランプ氏の正体を、安倍首相に尋ねる状況が生まれている。
http://www.sankei.com/premium/news/170212/prm1702120038-n1.html
http://www.sankei.com/premium/news/170212/prm1702120038-n2.html
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106 ：わんにゃん＠名無しさん[sage]：2017/02/12(日) 18:41:41.80 ID:yycUZLzY - トランプ米大統領は安倍首相を通じて国際社会を学び、各国首脳は首相を通してトランプ氏を知る−。
安倍首相は１０日夜（日本時間１１日午前）、米南部フロリダ州のパームビーチで、首脳会談の成果を周囲に語った。
安倍首相
「安全保障面ではマックス（最大限）で取れた。日米共同声明は完璧だ。尖閣諸島（沖縄県石垣市）が日米安保条約第５条の適用範囲であることを、
日米首脳会談の文書に入れたのは初めてだ」
「中国、北朝鮮、ロシアについてはこれから話をする。それと韓国もだ。韓国や慰安婦問題に関して率直に、事実を伝える最大のチャンスだ」
安倍首相が４年前に訪米し、当時のオバマ大統領と初会談した際は、米側の対応は冷ややかで警戒的だった。米国は歴史問題ではまず中韓の主張に耳を傾け、
日本の説明をなかなか受け入れようとはしなかった。
オバマ氏が安倍首相に親愛の情を示すハグ（抱擁）をするまで１年半かかったが、
トランプ氏は首相がホワイトハウスに到着するといきなりハグしてきた。潔癖症で知られ、普段は握手すら嫌がるトランプ氏の驚きの行動だった。
安倍首相
「オバマ氏の時とは対照的だよ、それは」
政府筋
「トランプ氏は次（の訪米時）はホワイトハウスに泊まってくれ、とも言ってきた。政治歴も軍歴もなく外交・安保に詳しくないトランプ氏は、
安倍首相を相談相手にしたいのだろう」
安倍首相自身も、頼りにされているとの感触を受けている。それはやはり、首相が世界のリーダーの１人としての存在感を高めてきたことが大きい。
第２次政権発足以降、４年以上がたつ安倍首相は、すでにＧ７ではドイツのメルケル首相に次ぐ古参であり、内閣支持率が６割を超えるなど国内の政治基盤も強い。
ロシアのプーチン大統領はどんな人物か。中国の習近平国家主席は何を考えているのか。ＥＵとのつき合い方は…。
これらの諸問題について何でも答えられる人物は、トランプ氏にとって安倍首相のほかにはそうはいないだろう。
逆に各国首脳も、すでに「未知」の存在であるトランプ氏の正体を、安倍首相に尋ねる状況が生まれている。
http://www.sankei.com/premium/news/170212/prm1702120038-n1.html
http://www.sankei.com/premium/news/170212/prm1702120038-n2.html
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107 ：わんにゃん＠名無しさん[sage]：2017/02/12(日) 18:43:39.42 ID:yycUZLzY - 山陽新聞デジタル 2/12(日) 10:35配信
今後20〜25年間で計51．4兆円もの資産が地域から失われ、東京圏へ流れ込む―。相続マネーを通じて、「お金の東京一極集中」が進むと推計される。地元で循環するはずの資金が流出し、地域への影響は大きい。
「想像以上の額に、がくぜんとした」。岡山県北の作州地域に15店舗を持つ津山信用金庫（津山市）の担当職員が手元の資料を示しながら、険しい表情で話す。
近年、70歳以上の個人預金が急激に目減りしていることから初めて実施した相続移転調査に驚いた。2016年度上半期（4〜9月）で10件、総額5千万円が東京の大手銀行に流れていた。
下半期も増え続け、年間1億円を超すペースで推移しているという。
「都市部への人口集中が引き金になっている。相続発生のたびに預金が都市部に移ってしまっては、県北経済の地盤沈下を招きかねない」と松岡裕司理事長（66）は危惧する。
大きく動き始めた相続マネー。同信金や備北信金（高梁市）では円滑な資産相続をサポートする金融商品の取り次ぎを準備するなど対策に乗りだした。
〈「地方に住む親と大都市圏に住む子供」という組み合わせが多いため、相続の発生が増えれば、家計資産の地方から大都市圏への移動が加速する〉
三井住友信託銀行が14年にまとめたリポートは、「大相続時代」の到来を告げながら地域の金融機関に警鐘を鳴らしている。
その試算額は膨大だ。
今後、20〜25年間に相続される金融資産の推計は総額650兆円。うち120兆円近くが地域を越えて移転するという。
移動先は東京を中心に埼玉、千葉、神奈川を含む「東京圏」が群を抜いており、51．4兆円もの資産が流れ込む。流出額を差し引いても30．6兆円の超過。
2番目に多い大阪圏（大阪、京都、兵庫）がプラス4．1兆円だから、差は歴然としている。
青森から沖縄まで全国の30県では地域外への流出額が2割を超える。岡山もその一つで、東京圏に吸収される資金は1兆円程度。人が亡くなった後も資産の一極集中が進むことになる。
「何のためらいもなかったですよ」。東京都内で公務員として長く働いていた岡山県出身の男性（70）＝千葉県在住＝にとって、それはごく自然な流れだったようだ。
この3年間で、岡山県西部に住む古里の両親を相次いで亡くした。相続した計1500万円の預貯金は神奈川県に住む妹と折半した。
地方銀行と最寄りの郵便局にあった親の口座は解約し、自分が持つ都内と千葉県にある金融機関の口座に移した。空き家となった実家は今夏、父の三回忌を済ませてから売りに出すつもりだ。
「仕方ない。もう戻るつもりもないからね」
東京を中心に都市部はますます潤い、地方はじり貧に―。相続マネーを巡るこの格差は「多死社会」を迎えてさらに拡大すると三井住友信託銀行のリポートは見越す。
若者を都会へ都会へといざなった高度経済成長期のダメージは、今後も地域社会の中でボディーブローのように効いてくる。
（山陽新聞連載「Lの時代へ―歪みを超えて」より）
「大相続時代」に向け、地方の金融機関は預貯金の流出対策が急務だ＝津山信用金庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-000
相続発生時の資産の流れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-001
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all&;p=2
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108 ：わんにゃん＠名無しさん[sage]：2017/02/12(日) 18:45:10.46 ID:yycUZLzY - 山陽新聞デジタル 2/12(日) 10:35配信
今後20〜25年間で計51．4兆円もの資産が地域から失われ、東京圏へ流れ込む―。相続マネーを通じて、「お金の東京一極集中」が進むと推計される。地元で循環するはずの資金が流出し、地域への影響は大きい。
「想像以上の額に、がくぜんとした」。岡山県北の作州地域に15店舗を持つ津山信用金庫（津山市）の担当職員が手元の資料を示しながら、険しい表情で話す。
近年、70歳以上の個人預金が急激に目減りしていることから初めて実施した相続移転調査に驚いた。2016年度上半期（4〜9月）で10件、総額5千万円が東京の大手銀行に流れていた。
下半期も増え続け、年間1億円を超すペースで推移しているという。
「都市部への人口集中が引き金になっている。相続発生のたびに預金が都市部に移ってしまっては、県北経済の地盤沈下を招きかねない」と松岡裕司理事長（66）は危惧する。
大きく動き始めた相続マネー。同信金や備北信金（高梁市）では円滑な資産相続をサポートする金融商品の取り次ぎを準備するなど対策に乗りだした。
〈「地方に住む親と大都市圏に住む子供」という組み合わせが多いため、相続の発生が増えれば、家計資産の地方から大都市圏への移動が加速する〉
三井住友信託銀行が14年にまとめたリポートは、「大相続時代」の到来を告げながら地域の金融機関に警鐘を鳴らしている。
その試算額は膨大だ。
今後、20〜25年間に相続される金融資産の推計は総額650兆円。うち120兆円近くが地域を越えて移転するという。
移動先は東京を中心に埼玉、千葉、神奈川を含む「東京圏」が群を抜いており、51．4兆円もの資産が流れ込む。流出額を差し引いても30．6兆円の超過。
2番目に多い大阪圏（大阪、京都、兵庫）がプラス4．1兆円だから、差は歴然としている。
青森から沖縄まで全国の30県では地域外への流出額が2割を超える。岡山もその一つで、東京圏に吸収される資金は1兆円程度。人が亡くなった後も資産の一極集中が進むことになる。
「何のためらいもなかったですよ」。東京都内で公務員として長く働いていた岡山県出身の男性（70）＝千葉県在住＝にとって、それはごく自然な流れだったようだ。
この3年間で、岡山県西部に住む古里の両親を相次いで亡くした。相続した計1500万円の預貯金は神奈川県に住む妹と折半した。
地方銀行と最寄りの郵便局にあった親の口座は解約し、自分が持つ都内と千葉県にある金融機関の口座に移した。空き家となった実家は今夏、父の三回忌を済ませてから売りに出すつもりだ。
「仕方ない。もう戻るつもりもないからね」
東京を中心に都市部はますます潤い、地方はじり貧に―。相続マネーを巡るこの格差は「多死社会」を迎えてさらに拡大すると三井住友信託銀行のリポートは見越す。
若者を都会へ都会へといざなった高度経済成長期のダメージは、今後も地域社会の中でボディーブローのように効いてくる。
（山陽新聞連載「Lの時代へ―歪みを超えて」より）
「大相続時代」に向け、地方の金融機関は預貯金の流出対策が急務だ＝津山信用金庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-000
相続発生時の資産の流れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-001
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109 ：わんにゃん＠名無しさん[sage]：2017/02/12(日) 18:46:12.50 ID:yycUZLzY - 山陽新聞デジタル 2/12(日) 10:35配信
今後20〜25年間で計51．4兆円もの資産が地域から失われ、東京圏へ流れ込む―。相続マネーを通じて、「お金の東京一極集中」が進むと推計される。地元で循環するはずの資金が流出し、地域への影響は大きい。
「想像以上の額に、がくぜんとした」。岡山県北の作州地域に15店舗を持つ津山信用金庫（津山市）の担当職員が手元の資料を示しながら、険しい表情で話す。
近年、70歳以上の個人預金が急激に目減りしていることから初めて実施した相続移転調査に驚いた。2016年度上半期（4〜9月）で10件、総額5千万円が東京の大手銀行に流れていた。
下半期も増え続け、年間1億円を超すペースで推移しているという。
「都市部への人口集中が引き金になっている。相続発生のたびに預金が都市部に移ってしまっては、県北経済の地盤沈下を招きかねない」と松岡裕司理事長（66）は危惧する。
大きく動き始めた相続マネー。同信金や備北信金（高梁市）では円滑な資産相続をサポートする金融商品の取り次ぎを準備するなど対策に乗りだした。
〈「地方に住む親と大都市圏に住む子供」という組み合わせが多いため、相続の発生が増えれば、家計資産の地方から大都市圏への移動が加速する〉
三井住友信託銀行が14年にまとめたリポートは、「大相続時代」の到来を告げながら地域の金融機関に警鐘を鳴らしている。
その試算額は膨大だ。
今後、20〜25年間に相続される金融資産の推計は総額650兆円。うち120兆円近くが地域を越えて移転するという。
移動先は東京を中心に埼玉、千葉、神奈川を含む「東京圏」が群を抜いており、51．4兆円もの資産が流れ込む。流出額を差し引いても30．6兆円の超過。
2番目に多い大阪圏（大阪、京都、兵庫）がプラス4．1兆円だから、差は歴然としている。
青森から沖縄まで全国の30県では地域外への流出額が2割を超える。岡山もその一つで、東京圏に吸収される資金は1兆円程度。人が亡くなった後も資産の一極集中が進むことになる。
「何のためらいもなかったですよ」。東京都内で公務員として長く働いていた岡山県出身の男性（70）＝千葉県在住＝にとって、それはごく自然な流れだったようだ。
この3年間で、岡山県西部に住む古里の両親を相次いで亡くした。相続した計1500万円の預貯金は神奈川県に住む妹と折半した。
地方銀行と最寄りの郵便局にあった親の口座は解約し、自分が持つ都内と千葉県にある金融機関の口座に移した。空き家となった実家は今夏、父の三回忌を済ませてから売りに出すつもりだ。
「仕方ない。もう戻るつもりもないからね」
東京を中心に都市部はますます潤い、地方はじり貧に―。相続マネーを巡るこの格差は「多死社会」を迎えてさらに拡大すると三井住友信託銀行のリポートは見越す。
若者を都会へ都会へといざなった高度経済成長期のダメージは、今後も地域社会の中でボディーブローのように効いてくる。
（山陽新聞連載「Lの時代へ―歪みを超えて」より）
「大相続時代」に向け、地方の金融機関は預貯金の流出対策が急務だ＝津山信用金庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-000
相続発生時の資産の流れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-001
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110 ：わんにゃん＠名無しさん[sage]：2017/02/12(日) 18:47:24.22 ID:yycUZLzY - 山陽新聞デジタル 2/12(日) 10:35配信
今後20〜25年間で計51．4兆円もの資産が地域から失われ、東京圏へ流れ込む―。相続マネーを通じて、「お金の東京一極集中」が進むと推計される。地元で循環するはずの資金が流出し、地域への影響は大きい。
「想像以上の額に、がくぜんとした」。岡山県北の作州地域に15店舗を持つ津山信用金庫（津山市）の担当職員が手元の資料を示しながら、険しい表情で話す。
近年、70歳以上の個人預金が急激に目減りしていることから初めて実施した相続移転調査に驚いた。2016年度上半期（4〜9月）で10件、総額5千万円が東京の大手銀行に流れていた。
下半期も増え続け、年間1億円を超すペースで推移しているという。
「都市部への人口集中が引き金になっている。相続発生のたびに預金が都市部に移ってしまっては、県北経済の地盤沈下を招きかねない」と松岡裕司理事長（66）は危惧する。
大きく動き始めた相続マネー。同信金や備北信金（高梁市）では円滑な資産相続をサポートする金融商品の取り次ぎを準備するなど対策に乗りだした。
〈「地方に住む親と大都市圏に住む子供」という組み合わせが多いため、相続の発生が増えれば、家計資産の地方から大都市圏への移動が加速する〉
三井住友信託銀行が14年にまとめたリポートは、「大相続時代」の到来を告げながら地域の金融機関に警鐘を鳴らしている。
その試算額は膨大だ。
今後、20〜25年間に相続される金融資産の推計は総額650兆円。うち120兆円近くが地域を越えて移転するという。
移動先は東京を中心に埼玉、千葉、神奈川を含む「東京圏」が群を抜いており、51．4兆円もの資産が流れ込む。流出額を差し引いても30．6兆円の超過。
2番目に多い大阪圏（大阪、京都、兵庫）がプラス4．1兆円だから、差は歴然としている。
青森から沖縄まで全国の30県では地域外への流出額が2割を超える。岡山もその一つで、東京圏に吸収される資金は1兆円程度。人が亡くなった後も資産の一極集中が進むことになる。
「何のためらいもなかったですよ」。東京都内で公務員として長く働いていた岡山県出身の男性（70）＝千葉県在住＝にとって、それはごく自然な流れだったようだ。
この3年間で、岡山県西部に住む古里の両親を相次いで亡くした。相続した計1500万円の預貯金は神奈川県に住む妹と折半した。
地方銀行と最寄りの郵便局にあった親の口座は解約し、自分が持つ都内と千葉県にある金融機関の口座に移した。空き家となった実家は今夏、父の三回忌を済ませてから売りに出すつもりだ。
「仕方ない。もう戻るつもりもないからね」
東京を中心に都市部はますます潤い、地方はじり貧に―。相続マネーを巡るこの格差は「多死社会」を迎えてさらに拡大すると三井住友信託銀行のリポートは見越す。
若者を都会へ都会へといざなった高度経済成長期のダメージは、今後も地域社会の中でボディーブローのように効いてくる。
（山陽新聞連載「Lの時代へ―歪みを超えて」より）
「大相続時代」に向け、地方の金融機関は預貯金の流出対策が急務だ＝津山信用金庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-000
相続発生時の資産の流れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-001
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111 ：わんにゃん＠名無しさん[sage]：2017/02/12(日) 18:48:23.82 ID:yycUZLzY - 山陽新聞デジタル 2/12(日) 10:35配信
今後20〜25年間で計51．4兆円もの資産が地域から失われ、東京圏へ流れ込む―。相続マネーを通じて、「お金の東京一極集中」が進むと推計される。地元で循環するはずの資金が流出し、地域への影響は大きい。
「想像以上の額に、がくぜんとした」。岡山県北の作州地域に15店舗を持つ津山信用金庫（津山市）の担当職員が手元の資料を示しながら、険しい表情で話す。
近年、70歳以上の個人預金が急激に目減りしていることから初めて実施した相続移転調査に驚いた。2016年度上半期（4〜9月）で10件、総額5千万円が東京の大手銀行に流れていた。
下半期も増え続け、年間1億円を超すペースで推移しているという。
「都市部への人口集中が引き金になっている。相続発生のたびに預金が都市部に移ってしまっては、県北経済の地盤沈下を招きかねない」と松岡裕司理事長（66）は危惧する。
大きく動き始めた相続マネー。同信金や備北信金（高梁市）では円滑な資産相続をサポートする金融商品の取り次ぎを準備するなど対策に乗りだした。
〈「地方に住む親と大都市圏に住む子供」という組み合わせが多いため、相続の発生が増えれば、家計資産の地方から大都市圏への移動が加速する〉
三井住友信託銀行が14年にまとめたリポートは、「大相続時代」の到来を告げながら地域の金融機関に警鐘を鳴らしている。
その試算額は膨大だ。
今後、20〜25年間に相続される金融資産の推計は総額650兆円。うち120兆円近くが地域を越えて移転するという。
移動先は東京を中心に埼玉、千葉、神奈川を含む「東京圏」が群を抜いており、51．4兆円もの資産が流れ込む。流出額を差し引いても30．6兆円の超過。
2番目に多い大阪圏（大阪、京都、兵庫）がプラス4．1兆円だから、差は歴然としている。
青森から沖縄まで全国の30県では地域外への流出額が2割を超える。岡山もその一つで、東京圏に吸収される資金は1兆円程度。人が亡くなった後も資産の一極集中が進むことになる。
「何のためらいもなかったですよ」。東京都内で公務員として長く働いていた岡山県出身の男性（70）＝千葉県在住＝にとって、それはごく自然な流れだったようだ。
この3年間で、岡山県西部に住む古里の両親を相次いで亡くした。相続した計1500万円の預貯金は神奈川県に住む妹と折半した。
地方銀行と最寄りの郵便局にあった親の口座は解約し、自分が持つ都内と千葉県にある金融機関の口座に移した。空き家となった実家は今夏、父の三回忌を済ませてから売りに出すつもりだ。
「仕方ない。もう戻るつもりもないからね」
東京を中心に都市部はますます潤い、地方はじり貧に―。相続マネーを巡るこの格差は「多死社会」を迎えてさらに拡大すると三井住友信託銀行のリポートは見越す。
若者を都会へ都会へといざなった高度経済成長期のダメージは、今後も地域社会の中でボディーブローのように効いてくる。
（山陽新聞連載「Lの時代へ―歪みを超えて」より）
「大相続時代」に向け、地方の金融機関は預貯金の流出対策が急務だ＝津山信用金庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-000
相続発生時の資産の流れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-001
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all&;p=2
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112 ：わんにゃん＠名無しさん[sage]：2017/02/12(日) 19:10:20.66 ID:yycUZLzY - 山陽新聞デジタル 2/12(日) 10:35配信
今後20〜25年間で計51．4兆円もの資産が地域から失われ、東京圏へ流れ込む―。相続マネーを通じて、「お金の東京一極集中」が進むと推計される。地元で循環するはずの資金が流出し、地域への影響は大きい。
「想像以上の額に、がくぜんとした」。岡山県北の作州地域に15店舗を持つ津山信用金庫（津山市）の担当職員が手元の資料を示しながら、険しい表情で話す。
近年、70歳以上の個人預金が急激に目減りしていることから初めて実施した相続移転調査に驚いた。2016年度上半期（4〜9月）で10件、総額5千万円が東京の大手銀行に流れていた。
下半期も増え続け、年間1億円を超すペースで推移しているという。
「都市部への人口集中が引き金になっている。相続発生のたびに預金が都市部に移ってしまっては、県北経済の地盤沈下を招きかねない」と松岡裕司理事長（66）は危惧する。
大きく動き始めた相続マネー。同信金や備北信金（高梁市）では円滑な資産相続をサポートする金融商品の取り次ぎを準備するなど対策に乗りだした。
〈「地方に住む親と大都市圏に住む子供」という組み合わせが多いため、相続の発生が増えれば、家計資産の地方から大都市圏への移動が加速する〉
三井住友信託銀行が14年にまとめたリポートは、「大相続時代」の到来を告げながら地域の金融機関に警鐘を鳴らしている。
その試算額は膨大だ。
今後、20〜25年間に相続される金融資産の推計は総額650兆円。うち120兆円近くが地域を越えて移転するという。
移動先は東京を中心に埼玉、千葉、神奈川を含む「東京圏」が群を抜いており、51．4兆円もの資産が流れ込む。流出額を差し引いても30．6兆円の超過。
2番目に多い大阪圏（大阪、京都、兵庫）がプラス4．1兆円だから、差は歴然としている。
青森から沖縄まで全国の30県では地域外への流出額が2割を超える。岡山もその一つで、東京圏に吸収される資金は1兆円程度。人が亡くなった後も資産の一極集中が進むことになる。
「何のためらいもなかったですよ」。東京都内で公務員として長く働いていた岡山県出身の男性（70）＝千葉県在住＝にとって、それはごく自然な流れだったようだ。
この3年間で、岡山県西部に住む古里の両親を相次いで亡くした。相続した計1500万円の預貯金は神奈川県に住む妹と折半した。
地方銀行と最寄りの郵便局にあった親の口座は解約し、自分が持つ都内と千葉県にある金融機関の口座に移した。空き家となった実家は今夏、父の三回忌を済ませてから売りに出すつもりだ。
「仕方ない。もう戻るつもりもないからね」
東京を中心に都市部はますます潤い、地方はじり貧に―。相続マネーを巡るこの格差は「多死社会」を迎えてさらに拡大すると三井住友信託銀行のリポートは見越す。
若者を都会へ都会へといざなった高度経済成長期のダメージは、今後も地域社会の中でボディーブローのように効いてくる。
（山陽新聞連載「Lの時代へ―歪みを超えて」より）
「大相続時代」に向け、地方の金融機関は預貯金の流出対策が急務だ＝津山信用金庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-000
相続発生時の資産の流れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-001
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all&;p=2
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114 ：わんにゃん＠名無しさん[sage]：2017/02/12(日) 19:10:48.42 ID:yycUZLzY - 山陽新聞デジタル 2/12(日) 10:35配信
今後20〜25年間で計51．4兆円もの資産が地域から失われ、東京圏へ流れ込む―。相続マネーを通じて、「お金の東京一極集中」が進むと推計される。地元で循環するはずの資金が流出し、地域への影響は大きい。
「想像以上の額に、がくぜんとした」。岡山県北の作州地域に15店舗を持つ津山信用金庫（津山市）の担当職員が手元の資料を示しながら、険しい表情で話す。
近年、70歳以上の個人預金が急激に目減りしていることから初めて実施した相続移転調査に驚いた。2016年度上半期（4〜9月）で10件、総額5千万円が東京の大手銀行に流れていた。
下半期も増え続け、年間1億円を超すペースで推移しているという。
「都市部への人口集中が引き金になっている。相続発生のたびに預金が都市部に移ってしまっては、県北経済の地盤沈下を招きかねない」と松岡裕司理事長（66）は危惧する。
大きく動き始めた相続マネー。同信金や備北信金（高梁市）では円滑な資産相続をサポートする金融商品の取り次ぎを準備するなど対策に乗りだした。
〈「地方に住む親と大都市圏に住む子供」という組み合わせが多いため、相続の発生が増えれば、家計資産の地方から大都市圏への移動が加速する〉
三井住友信託銀行が14年にまとめたリポートは、「大相続時代」の到来を告げながら地域の金融機関に警鐘を鳴らしている。
その試算額は膨大だ。
今後、20〜25年間に相続される金融資産の推計は総額650兆円。うち120兆円近くが地域を越えて移転するという。
移動先は東京を中心に埼玉、千葉、神奈川を含む「東京圏」が群を抜いており、51．4兆円もの資産が流れ込む。流出額を差し引いても30．6兆円の超過。
2番目に多い大阪圏（大阪、京都、兵庫）がプラス4．1兆円だから、差は歴然としている。
青森から沖縄まで全国の30県では地域外への流出額が2割を超える。岡山もその一つで、東京圏に吸収される資金は1兆円程度。人が亡くなった後も資産の一極集中が進むことになる。
「何のためらいもなかったですよ」。東京都内で公務員として長く働いていた岡山県出身の男性（70）＝千葉県在住＝にとって、それはごく自然な流れだったようだ。
この3年間で、岡山県西部に住む古里の両親を相次いで亡くした。相続した計1500万円の預貯金は神奈川県に住む妹と折半した。
地方銀行と最寄りの郵便局にあった親の口座は解約し、自分が持つ都内と千葉県にある金融機関の口座に移した。空き家となった実家は今夏、父の三回忌を済ませてから売りに出すつもりだ。
「仕方ない。もう戻るつもりもないからね」
東京を中心に都市部はますます潤い、地方はじり貧に―。相続マネーを巡るこの格差は「多死社会」を迎えてさらに拡大すると三井住友信託銀行のリポートは見越す。
若者を都会へ都会へといざなった高度経済成長期のダメージは、今後も地域社会の中でボディーブローのように効いてくる。
（山陽新聞連載「Lの時代へ―歪みを超えて」より）
「大相続時代」に向け、地方の金融機関は預貯金の流出対策が急務だ＝津山信用金庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-000
相続発生時の資産の流れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-001
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all&;p=2
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115 ：わんにゃん＠名無しさん[sage]：2017/02/12(日) 19:11:03.59 ID:yycUZLzY - 山陽新聞デジタル 2/12(日) 10:35配信
今後20〜25年間で計51．4兆円もの資産が地域から失われ、東京圏へ流れ込む―。相続マネーを通じて、「お金の東京一極集中」が進むと推計される。地元で循環するはずの資金が流出し、地域への影響は大きい。
「想像以上の額に、がくぜんとした」。岡山県北の作州地域に15店舗を持つ津山信用金庫（津山市）の担当職員が手元の資料を示しながら、険しい表情で話す。
近年、70歳以上の個人預金が急激に目減りしていることから初めて実施した相続移転調査に驚いた。2016年度上半期（4〜9月）で10件、総額5千万円が東京の大手銀行に流れていた。
下半期も増え続け、年間1億円を超すペースで推移しているという。
「都市部への人口集中が引き金になっている。相続発生のたびに預金が都市部に移ってしまっては、県北経済の地盤沈下を招きかねない」と松岡裕司理事長（66）は危惧する。
大きく動き始めた相続マネー。同信金や備北信金（高梁市）では円滑な資産相続をサポートする金融商品の取り次ぎを準備するなど対策に乗りだした。
〈「地方に住む親と大都市圏に住む子供」という組み合わせが多いため、相続の発生が増えれば、家計資産の地方から大都市圏への移動が加速する〉
三井住友信託銀行が14年にまとめたリポートは、「大相続時代」の到来を告げながら地域の金融機関に警鐘を鳴らしている。
その試算額は膨大だ。
今後、20〜25年間に相続される金融資産の推計は総額650兆円。うち120兆円近くが地域を越えて移転するという。
移動先は東京を中心に埼玉、千葉、神奈川を含む「東京圏」が群を抜いており、51．4兆円もの資産が流れ込む。流出額を差し引いても30．6兆円の超過。
2番目に多い大阪圏（大阪、京都、兵庫）がプラス4．1兆円だから、差は歴然としている。
青森から沖縄まで全国の30県では地域外への流出額が2割を超える。岡山もその一つで、東京圏に吸収される資金は1兆円程度。人が亡くなった後も資産の一極集中が進むことになる。
「何のためらいもなかったですよ」。東京都内で公務員として長く働いていた岡山県出身の男性（70）＝千葉県在住＝にとって、それはごく自然な流れだったようだ。
この3年間で、岡山県西部に住む古里の両親を相次いで亡くした。相続した計1500万円の預貯金は神奈川県に住む妹と折半した。
地方銀行と最寄りの郵便局にあった親の口座は解約し、自分が持つ都内と千葉県にある金融機関の口座に移した。空き家となった実家は今夏、父の三回忌を済ませてから売りに出すつもりだ。
「仕方ない。もう戻るつもりもないからね」
東京を中心に都市部はますます潤い、地方はじり貧に―。相続マネーを巡るこの格差は「多死社会」を迎えてさらに拡大すると三井住友信託銀行のリポートは見越す。
若者を都会へ都会へといざなった高度経済成長期のダメージは、今後も地域社会の中でボディーブローのように効いてくる。
（山陽新聞連載「Lの時代へ―歪みを超えて」より）
「大相続時代」に向け、地方の金融機関は預貯金の流出対策が急務だ＝津山信用金庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-000
相続発生時の資産の流れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-001
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118 ：わんにゃん＠名無しさん[sage]：2017/02/12(日) 19:11:24.88 ID:yycUZLzY - 山陽新聞デジタル 2/12(日) 10:35配信
今後20〜25年間で計51．4兆円もの資産が地域から失われ、東京圏へ流れ込む―。相続マネーを通じて、「お金の東京一極集中」が進むと推計される。地元で循環するはずの資金が流出し、地域への影響は大きい。
「想像以上の額に、がくぜんとした」。岡山県北の作州地域に15店舗を持つ津山信用金庫（津山市）の担当職員が手元の資料を示しながら、険しい表情で話す。
近年、70歳以上の個人預金が急激に目減りしていることから初めて実施した相続移転調査に驚いた。2016年度上半期（4〜9月）で10件、総額5千万円が東京の大手銀行に流れていた。
下半期も増え続け、年間1億円を超すペースで推移しているという。
「都市部への人口集中が引き金になっている。相続発生のたびに預金が都市部に移ってしまっては、県北経済の地盤沈下を招きかねない」と松岡裕司理事長（66）は危惧する。
大きく動き始めた相続マネー。同信金や備北信金（高梁市）では円滑な資産相続をサポートする金融商品の取り次ぎを準備するなど対策に乗りだした。
〈「地方に住む親と大都市圏に住む子供」という組み合わせが多いため、相続の発生が増えれば、家計資産の地方から大都市圏への移動が加速する〉
三井住友信託銀行が14年にまとめたリポートは、「大相続時代」の到来を告げながら地域の金融機関に警鐘を鳴らしている。
その試算額は膨大だ。
今後、20〜25年間に相続される金融資産の推計は総額650兆円。うち120兆円近くが地域を越えて移転するという。
移動先は東京を中心に埼玉、千葉、神奈川を含む「東京圏」が群を抜いており、51．4兆円もの資産が流れ込む。流出額を差し引いても30．6兆円の超過。
2番目に多い大阪圏（大阪、京都、兵庫）がプラス4．1兆円だから、差は歴然としている。
青森から沖縄まで全国の30県では地域外への流出額が2割を超える。岡山もその一つで、東京圏に吸収される資金は1兆円程度。人が亡くなった後も資産の一極集中が進むことになる。
「何のためらいもなかったですよ」。東京都内で公務員として長く働いていた岡山県出身の男性（70）＝千葉県在住＝にとって、それはごく自然な流れだったようだ。
この3年間で、岡山県西部に住む古里の両親を相次いで亡くした。相続した計1500万円の預貯金は神奈川県に住む妹と折半した。
地方銀行と最寄りの郵便局にあった親の口座は解約し、自分が持つ都内と千葉県にある金融機関の口座に移した。空き家となった実家は今夏、父の三回忌を済ませてから売りに出すつもりだ。
「仕方ない。もう戻るつもりもないからね」
東京を中心に都市部はますます潤い、地方はじり貧に―。相続マネーを巡るこの格差は「多死社会」を迎えてさらに拡大すると三井住友信託銀行のリポートは見越す。
若者を都会へ都会へといざなった高度経済成長期のダメージは、今後も地域社会の中でボディーブローのように効いてくる。
（山陽新聞連載「Lの時代へ―歪みを超えて」より）
「大相続時代」に向け、地方の金融機関は預貯金の流出対策が急務だ＝津山信用金庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-000
相続発生時の資産の流れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-001
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120 ：わんにゃん＠名無しさん[sage]：2017/02/12(日) 19:11:46.36 ID:yycUZLzY - 山陽新聞デジタル 2/12(日) 10:35配信
今後20〜25年間で計51．4兆円もの資産が地域から失われ、東京圏へ流れ込む―。相続マネーを通じて、「お金の東京一極集中」が進むと推計される。地元で循環するはずの資金が流出し、地域への影響は大きい。
「想像以上の額に、がくぜんとした」。岡山県北の作州地域に15店舗を持つ津山信用金庫（津山市）の担当職員が手元の資料を示しながら、険しい表情で話す。
近年、70歳以上の個人預金が急激に目減りしていることから初めて実施した相続移転調査に驚いた。2016年度上半期（4〜9月）で10件、総額5千万円が東京の大手銀行に流れていた。
下半期も増え続け、年間1億円を超すペースで推移しているという。
「都市部への人口集中が引き金になっている。相続発生のたびに預金が都市部に移ってしまっては、県北経済の地盤沈下を招きかねない」と松岡裕司理事長（66）は危惧する。
大きく動き始めた相続マネー。同信金や備北信金（高梁市）では円滑な資産相続をサポートする金融商品の取り次ぎを準備するなど対策に乗りだした。
〈「地方に住む親と大都市圏に住む子供」という組み合わせが多いため、相続の発生が増えれば、家計資産の地方から大都市圏への移動が加速する〉
三井住友信託銀行が14年にまとめたリポートは、「大相続時代」の到来を告げながら地域の金融機関に警鐘を鳴らしている。
その試算額は膨大だ。
今後、20〜25年間に相続される金融資産の推計は総額650兆円。うち120兆円近くが地域を越えて移転するという。
移動先は東京を中心に埼玉、千葉、神奈川を含む「東京圏」が群を抜いており、51．4兆円もの資産が流れ込む。流出額を差し引いても30．6兆円の超過。
2番目に多い大阪圏（大阪、京都、兵庫）がプラス4．1兆円だから、差は歴然としている。
青森から沖縄まで全国の30県では地域外への流出額が2割を超える。岡山もその一つで、東京圏に吸収される資金は1兆円程度。人が亡くなった後も資産の一極集中が進むことになる。
「何のためらいもなかったですよ」。東京都内で公務員として長く働いていた岡山県出身の男性（70）＝千葉県在住＝にとって、それはごく自然な流れだったようだ。
この3年間で、岡山県西部に住む古里の両親を相次いで亡くした。相続した計1500万円の預貯金は神奈川県に住む妹と折半した。
地方銀行と最寄りの郵便局にあった親の口座は解約し、自分が持つ都内と千葉県にある金融機関の口座に移した。空き家となった実家は今夏、父の三回忌を済ませてから売りに出すつもりだ。
「仕方ない。もう戻るつもりもないからね」
東京を中心に都市部はますます潤い、地方はじり貧に―。相続マネーを巡るこの格差は「多死社会」を迎えてさらに拡大すると三井住友信託銀行のリポートは見越す。
若者を都会へ都会へといざなった高度経済成長期のダメージは、今後も地域社会の中でボディーブローのように効いてくる。
（山陽新聞連載「Lの時代へ―歪みを超えて」より）
「大相続時代」に向け、地方の金融機関は預貯金の流出対策が急務だ＝津山信用金庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-000
相続発生時の資産の流れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-001
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all&;p=2
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122 ：わんにゃん＠名無しさん[sage]：2017/02/12(日) 19:12:32.85 ID:yycUZLzY - 山陽新聞デジタル 2/12(日) 10:35配信
今後20〜25年間で計51．4兆円もの資産が地域から失われ、東京圏へ流れ込む―。相続マネーを通じて、「お金の東京一極集中」が進むと推計される。地元で循環するはずの資金が流出し、地域への影響は大きい。
「想像以上の額に、がくぜんとした」。岡山県北の作州地域に15店舗を持つ津山信用金庫（津山市）の担当職員が手元の資料を示しながら、険しい表情で話す。
近年、70歳以上の個人預金が急激に目減りしていることから初めて実施した相続移転調査に驚いた。2016年度上半期（4〜9月）で10件、総額5千万円が東京の大手銀行に流れていた。
下半期も増え続け、年間1億円を超すペースで推移しているという。
「都市部への人口集中が引き金になっている。相続発生のたびに預金が都市部に移ってしまっては、県北経済の地盤沈下を招きかねない」と松岡裕司理事長（66）は危惧する。
大きく動き始めた相続マネー。同信金や備北信金（高梁市）では円滑な資産相続をサポートする金融商品の取り次ぎを準備するなど対策に乗りだした。
〈「地方に住む親と大都市圏に住む子供」という組み合わせが多いため、相続の発生が増えれば、家計資産の地方から大都市圏への移動が加速する〉
三井住友信託銀行が14年にまとめたリポートは、「大相続時代」の到来を告げながら地域の金融機関に警鐘を鳴らしている。
その試算額は膨大だ。
今後、20〜25年間に相続される金融資産の推計は総額650兆円。うち120兆円近くが地域を越えて移転するという。
移動先は東京を中心に埼玉、千葉、神奈川を含む「東京圏」が群を抜いており、51．4兆円もの資産が流れ込む。流出額を差し引いても30．6兆円の超過。
2番目に多い大阪圏（大阪、京都、兵庫）がプラス4．1兆円だから、差は歴然としている。
青森から沖縄まで全国の30県では地域外への流出額が2割を超える。岡山もその一つで、東京圏に吸収される資金は1兆円程度。人が亡くなった後も資産の一極集中が進むことになる。
「何のためらいもなかったですよ」。東京都内で公務員として長く働いていた岡山県出身の男性（70）＝千葉県在住＝にとって、それはごく自然な流れだったようだ。
この3年間で、岡山県西部に住む古里の両親を相次いで亡くした。相続した計1500万円の預貯金は神奈川県に住む妹と折半した。
地方銀行と最寄りの郵便局にあった親の口座は解約し、自分が持つ都内と千葉県にある金融機関の口座に移した。空き家となった実家は今夏、父の三回忌を済ませてから売りに出すつもりだ。
「仕方ない。もう戻るつもりもないからね」
東京を中心に都市部はますます潤い、地方はじり貧に―。相続マネーを巡るこの格差は「多死社会」を迎えてさらに拡大すると三井住友信託銀行のリポートは見越す。
若者を都会へ都会へといざなった高度経済成長期のダメージは、今後も地域社会の中でボディーブローのように効いてくる。
（山陽新聞連載「Lの時代へ―歪みを超えて」より）
「大相続時代」に向け、地方の金融機関は預貯金の流出対策が急務だ＝津山信用金庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-000
相続発生時の資産の流れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-001
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123 ：わんにゃん＠名無しさん[sage]：2017/02/12(日) 19:12:37.13 ID:yycUZLzY - 山陽新聞デジタル 2/12(日) 10:35配信
今後20〜25年間で計51．4兆円もの資産が地域から失われ、東京圏へ流れ込む―。相続マネーを通じて、「お金の東京一極集中」が進むと推計される。地元で循環するはずの資金が流出し、地域への影響は大きい。
「想像以上の額に、がくぜんとした」。岡山県北の作州地域に15店舗を持つ津山信用金庫（津山市）の担当職員が手元の資料を示しながら、険しい表情で話す。
近年、70歳以上の個人預金が急激に目減りしていることから初めて実施した相続移転調査に驚いた。2016年度上半期（4〜9月）で10件、総額5千万円が東京の大手銀行に流れていた。
下半期も増え続け、年間1億円を超すペースで推移しているという。
「都市部への人口集中が引き金になっている。相続発生のたびに預金が都市部に移ってしまっては、県北経済の地盤沈下を招きかねない」と松岡裕司理事長（66）は危惧する。
大きく動き始めた相続マネー。同信金や備北信金（高梁市）では円滑な資産相続をサポートする金融商品の取り次ぎを準備するなど対策に乗りだした。
〈「地方に住む親と大都市圏に住む子供」という組み合わせが多いため、相続の発生が増えれば、家計資産の地方から大都市圏への移動が加速する〉
三井住友信託銀行が14年にまとめたリポートは、「大相続時代」の到来を告げながら地域の金融機関に警鐘を鳴らしている。
その試算額は膨大だ。
今後、20〜25年間に相続される金融資産の推計は総額650兆円。うち120兆円近くが地域を越えて移転するという。
移動先は東京を中心に埼玉、千葉、神奈川を含む「東京圏」が群を抜いており、51．4兆円もの資産が流れ込む。流出額を差し引いても30．6兆円の超過。
2番目に多い大阪圏（大阪、京都、兵庫）がプラス4．1兆円だから、差は歴然としている。
青森から沖縄まで全国の30県では地域外への流出額が2割を超える。岡山もその一つで、東京圏に吸収される資金は1兆円程度。人が亡くなった後も資産の一極集中が進むことになる。
「何のためらいもなかったですよ」。東京都内で公務員として長く働いていた岡山県出身の男性（70）＝千葉県在住＝にとって、それはごく自然な流れだったようだ。
この3年間で、岡山県西部に住む古里の両親を相次いで亡くした。相続した計1500万円の預貯金は神奈川県に住む妹と折半した。
地方銀行と最寄りの郵便局にあった親の口座は解約し、自分が持つ都内と千葉県にある金融機関の口座に移した。空き家となった実家は今夏、父の三回忌を済ませてから売りに出すつもりだ。
「仕方ない。もう戻るつもりもないからね」
東京を中心に都市部はますます潤い、地方はじり貧に―。相続マネーを巡るこの格差は「多死社会」を迎えてさらに拡大すると三井住友信託銀行のリポートは見越す。
若者を都会へ都会へといざなった高度経済成長期のダメージは、今後も地域社会の中でボディーブローのように効いてくる。
（山陽新聞連載「Lの時代へ―歪みを超えて」より）
「大相続時代」に向け、地方の金融機関は預貯金の流出対策が急務だ＝津山信用金庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-000
相続発生時の資産の流れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-001
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all&;p=2
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125 ：わんにゃん＠名無しさん[sage]：2017/02/12(日) 19:13:08.52 ID:yycUZLzY - 山陽新聞デジタル 2/12(日) 10:35配信
今後20〜25年間で計51．4兆円もの資産が地域から失われ、東京圏へ流れ込む―。相続マネーを通じて、「お金の東京一極集中」が進むと推計される。地元で循環するはずの資金が流出し、地域への影響は大きい。
「想像以上の額に、がくぜんとした」。岡山県北の作州地域に15店舗を持つ津山信用金庫（津山市）の担当職員が手元の資料を示しながら、険しい表情で話す。
近年、70歳以上の個人預金が急激に目減りしていることから初めて実施した相続移転調査に驚いた。2016年度上半期（4〜9月）で10件、総額5千万円が東京の大手銀行に流れていた。
下半期も増え続け、年間1億円を超すペースで推移しているという。
「都市部への人口集中が引き金になっている。相続発生のたびに預金が都市部に移ってしまっては、県北経済の地盤沈下を招きかねない」と松岡裕司理事長（66）は危惧する。
大きく動き始めた相続マネー。同信金や備北信金（高梁市）では円滑な資産相続をサポートする金融商品の取り次ぎを準備するなど対策に乗りだした。
〈「地方に住む親と大都市圏に住む子供」という組み合わせが多いため、相続の発生が増えれば、家計資産の地方から大都市圏への移動が加速する〉
三井住友信託銀行が14年にまとめたリポートは、「大相続時代」の到来を告げながら地域の金融機関に警鐘を鳴らしている。
その試算額は膨大だ。
今後、20〜25年間に相続される金融資産の推計は総額650兆円。うち120兆円近くが地域を越えて移転するという。
移動先は東京を中心に埼玉、千葉、神奈川を含む「東京圏」が群を抜いており、51．4兆円もの資産が流れ込む。流出額を差し引いても30．6兆円の超過。
2番目に多い大阪圏（大阪、京都、兵庫）がプラス4．1兆円だから、差は歴然としている。
青森から沖縄まで全国の30県では地域外への流出額が2割を超える。岡山もその一つで、東京圏に吸収される資金は1兆円程度。人が亡くなった後も資産の一極集中が進むことになる。
「何のためらいもなかったですよ」。東京都内で公務員として長く働いていた岡山県出身の男性（70）＝千葉県在住＝にとって、それはごく自然な流れだったようだ。
この3年間で、岡山県西部に住む古里の両親を相次いで亡くした。相続した計1500万円の預貯金は神奈川県に住む妹と折半した。
地方銀行と最寄りの郵便局にあった親の口座は解約し、自分が持つ都内と千葉県にある金融機関の口座に移した。空き家となった実家は今夏、父の三回忌を済ませてから売りに出すつもりだ。
「仕方ない。もう戻るつもりもないからね」
東京を中心に都市部はますます潤い、地方はじり貧に―。相続マネーを巡るこの格差は「多死社会」を迎えてさらに拡大すると三井住友信託銀行のリポートは見越す。
若者を都会へ都会へといざなった高度経済成長期のダメージは、今後も地域社会の中でボディーブローのように効いてくる。
（山陽新聞連載「Lの時代へ―歪みを超えて」より）
「大相続時代」に向け、地方の金融機関は預貯金の流出対策が急務だ＝津山信用金庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-000
相続発生時の資産の流れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-001
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all&;p=2
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127 ：わんにゃん＠名無しさん[sage]：2017/02/12(日) 19:13:15.89 ID:yycUZLzY - 山陽新聞デジタル 2/12(日) 10:35配信
今後20〜25年間で計51．4兆円もの資産が地域から失われ、東京圏へ流れ込む―。相続マネーを通じて、「お金の東京一極集中」が進むと推計される。地元で循環するはずの資金が流出し、地域への影響は大きい。
「想像以上の額に、がくぜんとした」。岡山県北の作州地域に15店舗を持つ津山信用金庫（津山市）の担当職員が手元の資料を示しながら、険しい表情で話す。
近年、70歳以上の個人預金が急激に目減りしていることから初めて実施した相続移転調査に驚いた。2016年度上半期（4〜9月）で10件、総額5千万円が東京の大手銀行に流れていた。
下半期も増え続け、年間1億円を超すペースで推移しているという。
「都市部への人口集中が引き金になっている。相続発生のたびに預金が都市部に移ってしまっては、県北経済の地盤沈下を招きかねない」と松岡裕司理事長（66）は危惧する。
大きく動き始めた相続マネー。同信金や備北信金（高梁市）では円滑な資産相続をサポートする金融商品の取り次ぎを準備するなど対策に乗りだした。
〈「地方に住む親と大都市圏に住む子供」という組み合わせが多いため、相続の発生が増えれば、家計資産の地方から大都市圏への移動が加速する〉
三井住友信託銀行が14年にまとめたリポートは、「大相続時代」の到来を告げながら地域の金融機関に警鐘を鳴らしている。
その試算額は膨大だ。
今後、20〜25年間に相続される金融資産の推計は総額650兆円。うち120兆円近くが地域を越えて移転するという。
移動先は東京を中心に埼玉、千葉、神奈川を含む「東京圏」が群を抜いており、51．4兆円もの資産が流れ込む。流出額を差し引いても30．6兆円の超過。
2番目に多い大阪圏（大阪、京都、兵庫）がプラス4．1兆円だから、差は歴然としている。
青森から沖縄まで全国の30県では地域外への流出額が2割を超える。岡山もその一つで、東京圏に吸収される資金は1兆円程度。人が亡くなった後も資産の一極集中が進むことになる。
「何のためらいもなかったですよ」。東京都内で公務員として長く働いていた岡山県出身の男性（70）＝千葉県在住＝にとって、それはごく自然な流れだったようだ。
この3年間で、岡山県西部に住む古里の両親を相次いで亡くした。相続した計1500万円の預貯金は神奈川県に住む妹と折半した。
地方銀行と最寄りの郵便局にあった親の口座は解約し、自分が持つ都内と千葉県にある金融機関の口座に移した。空き家となった実家は今夏、父の三回忌を済ませてから売りに出すつもりだ。
「仕方ない。もう戻るつもりもないからね」
東京を中心に都市部はますます潤い、地方はじり貧に―。相続マネーを巡るこの格差は「多死社会」を迎えてさらに拡大すると三井住友信託銀行のリポートは見越す。
若者を都会へ都会へといざなった高度経済成長期のダメージは、今後も地域社会の中でボディーブローのように効いてくる。
（山陽新聞連載「Lの時代へ―歪みを超えて」より）
「大相続時代」に向け、地方の金融機関は預貯金の流出対策が急務だ＝津山信用金庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-000
相続発生時の資産の流れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-001
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all&;p=2
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130 ：わんにゃん＠名無しさん[sage]：2017/02/12(日) 19:13:48.85 ID:yycUZLzY - 山陽新聞デジタル 2/12(日) 10:35配信
今後20〜25年間で計51．4兆円もの資産が地域から失われ、東京圏へ流れ込む―。相続マネーを通じて、「お金の東京一極集中」が進むと推計される。地元で循環するはずの資金が流出し、地域への影響は大きい。
「想像以上の額に、がくぜんとした」。岡山県北の作州地域に15店舗を持つ津山信用金庫（津山市）の担当職員が手元の資料を示しながら、険しい表情で話す。
近年、70歳以上の個人預金が急激に目減りしていることから初めて実施した相続移転調査に驚いた。2016年度上半期（4〜9月）で10件、総額5千万円が東京の大手銀行に流れていた。
下半期も増え続け、年間1億円を超すペースで推移しているという。
「都市部への人口集中が引き金になっている。相続発生のたびに預金が都市部に移ってしまっては、県北経済の地盤沈下を招きかねない」と松岡裕司理事長（66）は危惧する。
大きく動き始めた相続マネー。同信金や備北信金（高梁市）では円滑な資産相続をサポートする金融商品の取り次ぎを準備するなど対策に乗りだした。
〈「地方に住む親と大都市圏に住む子供」という組み合わせが多いため、相続の発生が増えれば、家計資産の地方から大都市圏への移動が加速する〉
三井住友信託銀行が14年にまとめたリポートは、「大相続時代」の到来を告げながら地域の金融機関に警鐘を鳴らしている。
その試算額は膨大だ。
今後、20〜25年間に相続される金融資産の推計は総額650兆円。うち120兆円近くが地域を越えて移転するという。
移動先は東京を中心に埼玉、千葉、神奈川を含む「東京圏」が群を抜いており、51．4兆円もの資産が流れ込む。流出額を差し引いても30．6兆円の超過。
2番目に多い大阪圏（大阪、京都、兵庫）がプラス4．1兆円だから、差は歴然としている。
青森から沖縄まで全国の30県では地域外への流出額が2割を超える。岡山もその一つで、東京圏に吸収される資金は1兆円程度。人が亡くなった後も資産の一極集中が進むことになる。
「何のためらいもなかったですよ」。東京都内で公務員として長く働いていた岡山県出身の男性（70）＝千葉県在住＝にとって、それはごく自然な流れだったようだ。
この3年間で、岡山県西部に住む古里の両親を相次いで亡くした。相続した計1500万円の預貯金は神奈川県に住む妹と折半した。
地方銀行と最寄りの郵便局にあった親の口座は解約し、自分が持つ都内と千葉県にある金融機関の口座に移した。空き家となった実家は今夏、父の三回忌を済ませてから売りに出すつもりだ。
「仕方ない。もう戻るつもりもないからね」
東京を中心に都市部はますます潤い、地方はじり貧に―。相続マネーを巡るこの格差は「多死社会」を迎えてさらに拡大すると三井住友信託銀行のリポートは見越す。
若者を都会へ都会へといざなった高度経済成長期のダメージは、今後も地域社会の中でボディーブローのように効いてくる。
（山陽新聞連載「Lの時代へ―歪みを超えて」より）
「大相続時代」に向け、地方の金融機関は預貯金の流出対策が急務だ＝津山信用金庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-000
相続発生時の資産の流れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-001
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131 ：わんにゃん＠名無しさん[sage]：2017/02/12(日) 19:14:29.63 ID:yycUZLzY - 山陽新聞デジタル 2/12(日) 10:35配信
今後20〜25年間で計51．4兆円もの資産が地域から失われ、東京圏へ流れ込む―。相続マネーを通じて、「お金の東京一極集中」が進むと推計される。地元で循環するはずの資金が流出し、地域への影響は大きい。
「想像以上の額に、がくぜんとした」。岡山県北の作州地域に15店舗を持つ津山信用金庫（津山市）の担当職員が手元の資料を示しながら、険しい表情で話す。
近年、70歳以上の個人預金が急激に目減りしていることから初めて実施した相続移転調査に驚いた。2016年度上半期（4〜9月）で10件、総額5千万円が東京の大手銀行に流れていた。
下半期も増え続け、年間1億円を超すペースで推移しているという。
「都市部への人口集中が引き金になっている。相続発生のたびに預金が都市部に移ってしまっては、県北経済の地盤沈下を招きかねない」と松岡裕司理事長（66）は危惧する。
大きく動き始めた相続マネー。同信金や備北信金（高梁市）では円滑な資産相続をサポートする金融商品の取り次ぎを準備するなど対策に乗りだした。
〈「地方に住む親と大都市圏に住む子供」という組み合わせが多いため、相続の発生が増えれば、家計資産の地方から大都市圏への移動が加速する〉
三井住友信託銀行が14年にまとめたリポートは、「大相続時代」の到来を告げながら地域の金融機関に警鐘を鳴らしている。
その試算額は膨大だ。
今後、20〜25年間に相続される金融資産の推計は総額650兆円。うち120兆円近くが地域を越えて移転するという。
移動先は東京を中心に埼玉、千葉、神奈川を含む「東京圏」が群を抜いており、51．4兆円もの資産が流れ込む。流出額を差し引いても30．6兆円の超過。
2番目に多い大阪圏（大阪、京都、兵庫）がプラス4．1兆円だから、差は歴然としている。
青森から沖縄まで全国の30県では地域外への流出額が2割を超える。岡山もその一つで、東京圏に吸収される資金は1兆円程度。人が亡くなった後も資産の一極集中が進むことになる。
「何のためらいもなかったですよ」。東京都内で公務員として長く働いていた岡山県出身の男性（70）＝千葉県在住＝にとって、それはごく自然な流れだったようだ。
この3年間で、岡山県西部に住む古里の両親を相次いで亡くした。相続した計1500万円の預貯金は神奈川県に住む妹と折半した。
地方銀行と最寄りの郵便局にあった親の口座は解約し、自分が持つ都内と千葉県にある金融機関の口座に移した。空き家となった実家は今夏、父の三回忌を済ませてから売りに出すつもりだ。
「仕方ない。もう戻るつもりもないからね」
東京を中心に都市部はますます潤い、地方はじり貧に―。相続マネーを巡るこの格差は「多死社会」を迎えてさらに拡大すると三井住友信託銀行のリポートは見越す。
若者を都会へ都会へといざなった高度経済成長期のダメージは、今後も地域社会の中でボディーブローのように効いてくる。
（山陽新聞連載「Lの時代へ―歪みを超えて」より）
「大相続時代」に向け、地方の金融機関は預貯金の流出対策が急務だ＝津山信用金庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-000
相続発生時の資産の流れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-001
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135 ：わんにゃん＠名無しさん[sage]：2017/02/12(日) 19:15:20.02 ID:yycUZLzY - 山陽新聞デジタル 2/12(日) 10:35配信
今後20〜25年間で計51．4兆円もの資産が地域から失われ、東京圏へ流れ込む―。相続マネーを通じて、「お金の東京一極集中」が進むと推計される。地元で循環するはずの資金が流出し、地域への影響は大きい。
「想像以上の額に、がくぜんとした」。岡山県北の作州地域に15店舗を持つ津山信用金庫（津山市）の担当職員が手元の資料を示しながら、険しい表情で話す。
近年、70歳以上の個人預金が急激に目減りしていることから初めて実施した相続移転調査に驚いた。2016年度上半期（4〜9月）で10件、総額5千万円が東京の大手銀行に流れていた。
下半期も増え続け、年間1億円を超すペースで推移しているという。
「都市部への人口集中が引き金になっている。相続発生のたびに預金が都市部に移ってしまっては、県北経済の地盤沈下を招きかねない」と松岡裕司理事長（66）は危惧する。
大きく動き始めた相続マネー。同信金や備北信金（高梁市）では円滑な資産相続をサポートする金融商品の取り次ぎを準備するなど対策に乗りだした。
〈「地方に住む親と大都市圏に住む子供」という組み合わせが多いため、相続の発生が増えれば、家計資産の地方から大都市圏への移動が加速する〉
三井住友信託銀行が14年にまとめたリポートは、「大相続時代」の到来を告げながら地域の金融機関に警鐘を鳴らしている。
その試算額は膨大だ。
今後、20〜25年間に相続される金融資産の推計は総額650兆円。うち120兆円近くが地域を越えて移転するという。
移動先は東京を中心に埼玉、千葉、神奈川を含む「東京圏」が群を抜いており、51．4兆円もの資産が流れ込む。流出額を差し引いても30．6兆円の超過。
2番目に多い大阪圏（大阪、京都、兵庫）がプラス4．1兆円だから、差は歴然としている。
青森から沖縄まで全国の30県では地域外への流出額が2割を超える。岡山もその一つで、東京圏に吸収される資金は1兆円程度。人が亡くなった後も資産の一極集中が進むことになる。
「何のためらいもなかったですよ」。東京都内で公務員として長く働いていた岡山県出身の男性（70）＝千葉県在住＝にとって、それはごく自然な流れだったようだ。
この3年間で、岡山県西部に住む古里の両親を相次いで亡くした。相続した計1500万円の預貯金は神奈川県に住む妹と折半した。
地方銀行と最寄りの郵便局にあった親の口座は解約し、自分が持つ都内と千葉県にある金融機関の口座に移した。空き家となった実家は今夏、父の三回忌を済ませてから売りに出すつもりだ。
「仕方ない。もう戻るつもりもないからね」
東京を中心に都市部はますます潤い、地方はじり貧に―。相続マネーを巡るこの格差は「多死社会」を迎えてさらに拡大すると三井住友信託銀行のリポートは見越す。
若者を都会へ都会へといざなった高度経済成長期のダメージは、今後も地域社会の中でボディーブローのように効いてくる。
（山陽新聞連載「Lの時代へ―歪みを超えて」より）
「大相続時代」に向け、地方の金融機関は預貯金の流出対策が急務だ＝津山信用金庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-000
相続発生時の資産の流れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-001
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all&;p=2
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136 ：わんにゃん＠名無しさん[sage]：2017/02/12(日) 19:15:23.73 ID:yycUZLzY - 山陽新聞デジタル 2/12(日) 10:35配信
今後20〜25年間で計51．4兆円もの資産が地域から失われ、東京圏へ流れ込む―。相続マネーを通じて、「お金の東京一極集中」が進むと推計される。地元で循環するはずの資金が流出し、地域への影響は大きい。
「想像以上の額に、がくぜんとした」。岡山県北の作州地域に15店舗を持つ津山信用金庫（津山市）の担当職員が手元の資料を示しながら、険しい表情で話す。
近年、70歳以上の個人預金が急激に目減りしていることから初めて実施した相続移転調査に驚いた。2016年度上半期（4〜9月）で10件、総額5千万円が東京の大手銀行に流れていた。
下半期も増え続け、年間1億円を超すペースで推移しているという。
「都市部への人口集中が引き金になっている。相続発生のたびに預金が都市部に移ってしまっては、県北経済の地盤沈下を招きかねない」と松岡裕司理事長（66）は危惧する。
大きく動き始めた相続マネー。同信金や備北信金（高梁市）では円滑な資産相続をサポートする金融商品の取り次ぎを準備するなど対策に乗りだした。
〈「地方に住む親と大都市圏に住む子供」という組み合わせが多いため、相続の発生が増えれば、家計資産の地方から大都市圏への移動が加速する〉
三井住友信託銀行が14年にまとめたリポートは、「大相続時代」の到来を告げながら地域の金融機関に警鐘を鳴らしている。
その試算額は膨大だ。
今後、20〜25年間に相続される金融資産の推計は総額650兆円。うち120兆円近くが地域を越えて移転するという。
移動先は東京を中心に埼玉、千葉、神奈川を含む「東京圏」が群を抜いており、51．4兆円もの資産が流れ込む。流出額を差し引いても30．6兆円の超過。
2番目に多い大阪圏（大阪、京都、兵庫）がプラス4．1兆円だから、差は歴然としている。
青森から沖縄まで全国の30県では地域外への流出額が2割を超える。岡山もその一つで、東京圏に吸収される資金は1兆円程度。人が亡くなった後も資産の一極集中が進むことになる。
「何のためらいもなかったですよ」。東京都内で公務員として長く働いていた岡山県出身の男性（70）＝千葉県在住＝にとって、それはごく自然な流れだったようだ。
この3年間で、岡山県西部に住む古里の両親を相次いで亡くした。相続した計1500万円の預貯金は神奈川県に住む妹と折半した。
地方銀行と最寄りの郵便局にあった親の口座は解約し、自分が持つ都内と千葉県にある金融機関の口座に移した。空き家となった実家は今夏、父の三回忌を済ませてから売りに出すつもりだ。
「仕方ない。もう戻るつもりもないからね」
東京を中心に都市部はますます潤い、地方はじり貧に―。相続マネーを巡るこの格差は「多死社会」を迎えてさらに拡大すると三井住友信託銀行のリポートは見越す。
若者を都会へ都会へといざなった高度経済成長期のダメージは、今後も地域社会の中でボディーブローのように効いてくる。
（山陽新聞連載「Lの時代へ―歪みを超えて」より）
「大相続時代」に向け、地方の金融機関は預貯金の流出対策が急務だ＝津山信用金庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-000
相続発生時の資産の流れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-001
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all&;p=2
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138 ：わんにゃん＠名無しさん[sage]：2017/02/12(日) 19:16:04.40 ID:yycUZLzY - 山陽新聞デジタル 2/12(日) 10:35配信
今後20〜25年間で計51．4兆円もの資産が地域から失われ、東京圏へ流れ込む―。相続マネーを通じて、「お金の東京一極集中」が進むと推計される。地元で循環するはずの資金が流出し、地域への影響は大きい。
「想像以上の額に、がくぜんとした」。岡山県北の作州地域に15店舗を持つ津山信用金庫（津山市）の担当職員が手元の資料を示しながら、険しい表情で話す。
近年、70歳以上の個人預金が急激に目減りしていることから初めて実施した相続移転調査に驚いた。2016年度上半期（4〜9月）で10件、総額5千万円が東京の大手銀行に流れていた。
下半期も増え続け、年間1億円を超すペースで推移しているという。
「都市部への人口集中が引き金になっている。相続発生のたびに預金が都市部に移ってしまっては、県北経済の地盤沈下を招きかねない」と松岡裕司理事長（66）は危惧する。
大きく動き始めた相続マネー。同信金や備北信金（高梁市）では円滑な資産相続をサポートする金融商品の取り次ぎを準備するなど対策に乗りだした。
〈「地方に住む親と大都市圏に住む子供」という組み合わせが多いため、相続の発生が増えれば、家計資産の地方から大都市圏への移動が加速する〉
三井住友信託銀行が14年にまとめたリポートは、「大相続時代」の到来を告げながら地域の金融機関に警鐘を鳴らしている。
その試算額は膨大だ。
今後、20〜25年間に相続される金融資産の推計は総額650兆円。うち120兆円近くが地域を越えて移転するという。
移動先は東京を中心に埼玉、千葉、神奈川を含む「東京圏」が群を抜いており、51．4兆円もの資産が流れ込む。流出額を差し引いても30．6兆円の超過。
2番目に多い大阪圏（大阪、京都、兵庫）がプラス4．1兆円だから、差は歴然としている。
青森から沖縄まで全国の30県では地域外への流出額が2割を超える。岡山もその一つで、東京圏に吸収される資金は1兆円程度。人が亡くなった後も資産の一極集中が進むことになる。
「何のためらいもなかったですよ」。東京都内で公務員として長く働いていた岡山県出身の男性（70）＝千葉県在住＝にとって、それはごく自然な流れだったようだ。
この3年間で、岡山県西部に住む古里の両親を相次いで亡くした。相続した計1500万円の預貯金は神奈川県に住む妹と折半した。
地方銀行と最寄りの郵便局にあった親の口座は解約し、自分が持つ都内と千葉県にある金融機関の口座に移した。空き家となった実家は今夏、父の三回忌を済ませてから売りに出すつもりだ。
「仕方ない。もう戻るつもりもないからね」
東京を中心に都市部はますます潤い、地方はじり貧に―。相続マネーを巡るこの格差は「多死社会」を迎えてさらに拡大すると三井住友信託銀行のリポートは見越す。
若者を都会へ都会へといざなった高度経済成長期のダメージは、今後も地域社会の中でボディーブローのように効いてくる。
（山陽新聞連載「Lの時代へ―歪みを超えて」より）
「大相続時代」に向け、地方の金融機関は預貯金の流出対策が急務だ＝津山信用金庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-000
相続発生時の資産の流れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-001
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all&;p=2
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- 9頭餓死 小田原ドッグビューティースクール [転載禁止]©2ch.net
141 ：わんにゃん＠名無しさん[sage]：2017/02/12(日) 19:16:13.82 ID:yycUZLzY - 山陽新聞デジタル 2/12(日) 10:35配信
今後20〜25年間で計51．4兆円もの資産が地域から失われ、東京圏へ流れ込む―。相続マネーを通じて、「お金の東京一極集中」が進むと推計される。地元で循環するはずの資金が流出し、地域への影響は大きい。
「想像以上の額に、がくぜんとした」。岡山県北の作州地域に15店舗を持つ津山信用金庫（津山市）の担当職員が手元の資料を示しながら、険しい表情で話す。
近年、70歳以上の個人預金が急激に目減りしていることから初めて実施した相続移転調査に驚いた。2016年度上半期（4〜9月）で10件、総額5千万円が東京の大手銀行に流れていた。
下半期も増え続け、年間1億円を超すペースで推移しているという。
「都市部への人口集中が引き金になっている。相続発生のたびに預金が都市部に移ってしまっては、県北経済の地盤沈下を招きかねない」と松岡裕司理事長（66）は危惧する。
大きく動き始めた相続マネー。同信金や備北信金（高梁市）では円滑な資産相続をサポートする金融商品の取り次ぎを準備するなど対策に乗りだした。
〈「地方に住む親と大都市圏に住む子供」という組み合わせが多いため、相続の発生が増えれば、家計資産の地方から大都市圏への移動が加速する〉
三井住友信託銀行が14年にまとめたリポートは、「大相続時代」の到来を告げながら地域の金融機関に警鐘を鳴らしている。
その試算額は膨大だ。
今後、20〜25年間に相続される金融資産の推計は総額650兆円。うち120兆円近くが地域を越えて移転するという。
移動先は東京を中心に埼玉、千葉、神奈川を含む「東京圏」が群を抜いており、51．4兆円もの資産が流れ込む。流出額を差し引いても30．6兆円の超過。
2番目に多い大阪圏（大阪、京都、兵庫）がプラス4．1兆円だから、差は歴然としている。
青森から沖縄まで全国の30県では地域外への流出額が2割を超える。岡山もその一つで、東京圏に吸収される資金は1兆円程度。人が亡くなった後も資産の一極集中が進むことになる。
「何のためらいもなかったですよ」。東京都内で公務員として長く働いていた岡山県出身の男性（70）＝千葉県在住＝にとって、それはごく自然な流れだったようだ。
この3年間で、岡山県西部に住む古里の両親を相次いで亡くした。相続した計1500万円の預貯金は神奈川県に住む妹と折半した。
地方銀行と最寄りの郵便局にあった親の口座は解約し、自分が持つ都内と千葉県にある金融機関の口座に移した。空き家となった実家は今夏、父の三回忌を済ませてから売りに出すつもりだ。
「仕方ない。もう戻るつもりもないからね」
東京を中心に都市部はますます潤い、地方はじり貧に―。相続マネーを巡るこの格差は「多死社会」を迎えてさらに拡大すると三井住友信託銀行のリポートは見越す。
若者を都会へ都会へといざなった高度経済成長期のダメージは、今後も地域社会の中でボディーブローのように効いてくる。
（山陽新聞連載「Lの時代へ―歪みを超えて」より）
「大相続時代」に向け、地方の金融機関は預貯金の流出対策が急務だ＝津山信用金庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-000
相続発生時の資産の流れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-001
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all&;p=2
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143 ：わんにゃん＠名無しさん[sage]：2017/02/12(日) 19:16:44.43 ID:yycUZLzY - 山陽新聞デジタル 2/12(日) 10:35配信
今後20〜25年間で計51．4兆円もの資産が地域から失われ、東京圏へ流れ込む―。相続マネーを通じて、「お金の東京一極集中」が進むと推計される。地元で循環するはずの資金が流出し、地域への影響は大きい。
「想像以上の額に、がくぜんとした」。岡山県北の作州地域に15店舗を持つ津山信用金庫（津山市）の担当職員が手元の資料を示しながら、険しい表情で話す。
近年、70歳以上の個人預金が急激に目減りしていることから初めて実施した相続移転調査に驚いた。2016年度上半期（4〜9月）で10件、総額5千万円が東京の大手銀行に流れていた。
下半期も増え続け、年間1億円を超すペースで推移しているという。
「都市部への人口集中が引き金になっている。相続発生のたびに預金が都市部に移ってしまっては、県北経済の地盤沈下を招きかねない」と松岡裕司理事長（66）は危惧する。
大きく動き始めた相続マネー。同信金や備北信金（高梁市）では円滑な資産相続をサポートする金融商品の取り次ぎを準備するなど対策に乗りだした。
〈「地方に住む親と大都市圏に住む子供」という組み合わせが多いため、相続の発生が増えれば、家計資産の地方から大都市圏への移動が加速する〉
三井住友信託銀行が14年にまとめたリポートは、「大相続時代」の到来を告げながら地域の金融機関に警鐘を鳴らしている。
その試算額は膨大だ。
今後、20〜25年間に相続される金融資産の推計は総額650兆円。うち120兆円近くが地域を越えて移転するという。
移動先は東京を中心に埼玉、千葉、神奈川を含む「東京圏」が群を抜いており、51．4兆円もの資産が流れ込む。流出額を差し引いても30．6兆円の超過。
2番目に多い大阪圏（大阪、京都、兵庫）がプラス4．1兆円だから、差は歴然としている。
青森から沖縄まで全国の30県では地域外への流出額が2割を超える。岡山もその一つで、東京圏に吸収される資金は1兆円程度。人が亡くなった後も資産の一極集中が進むことになる。
「何のためらいもなかったですよ」。東京都内で公務員として長く働いていた岡山県出身の男性（70）＝千葉県在住＝にとって、それはごく自然な流れだったようだ。
この3年間で、岡山県西部に住む古里の両親を相次いで亡くした。相続した計1500万円の預貯金は神奈川県に住む妹と折半した。
地方銀行と最寄りの郵便局にあった親の口座は解約し、自分が持つ都内と千葉県にある金融機関の口座に移した。空き家となった実家は今夏、父の三回忌を済ませてから売りに出すつもりだ。
「仕方ない。もう戻るつもりもないからね」
東京を中心に都市部はますます潤い、地方はじり貧に―。相続マネーを巡るこの格差は「多死社会」を迎えてさらに拡大すると三井住友信託銀行のリポートは見越す。
若者を都会へ都会へといざなった高度経済成長期のダメージは、今後も地域社会の中でボディーブローのように効いてくる。
（山陽新聞連載「Lの時代へ―歪みを超えて」より）
「大相続時代」に向け、地方の金融機関は預貯金の流出対策が急務だ＝津山信用金庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-000
相続発生時の資産の流れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-001
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144 ：わんにゃん＠名無しさん[sage]：2017/02/12(日) 19:16:50.61 ID:yycUZLzY - 山陽新聞デジタル 2/12(日) 10:35配信
今後20〜25年間で計51．4兆円もの資産が地域から失われ、東京圏へ流れ込む―。相続マネーを通じて、「お金の東京一極集中」が進むと推計される。地元で循環するはずの資金が流出し、地域への影響は大きい。
「想像以上の額に、がくぜんとした」。岡山県北の作州地域に15店舗を持つ津山信用金庫（津山市）の担当職員が手元の資料を示しながら、険しい表情で話す。
近年、70歳以上の個人預金が急激に目減りしていることから初めて実施した相続移転調査に驚いた。2016年度上半期（4〜9月）で10件、総額5千万円が東京の大手銀行に流れていた。
下半期も増え続け、年間1億円を超すペースで推移しているという。
「都市部への人口集中が引き金になっている。相続発生のたびに預金が都市部に移ってしまっては、県北経済の地盤沈下を招きかねない」と松岡裕司理事長（66）は危惧する。
大きく動き始めた相続マネー。同信金や備北信金（高梁市）では円滑な資産相続をサポートする金融商品の取り次ぎを準備するなど対策に乗りだした。
〈「地方に住む親と大都市圏に住む子供」という組み合わせが多いため、相続の発生が増えれば、家計資産の地方から大都市圏への移動が加速する〉
三井住友信託銀行が14年にまとめたリポートは、「大相続時代」の到来を告げながら地域の金融機関に警鐘を鳴らしている。
その試算額は膨大だ。
今後、20〜25年間に相続される金融資産の推計は総額650兆円。うち120兆円近くが地域を越えて移転するという。
移動先は東京を中心に埼玉、千葉、神奈川を含む「東京圏」が群を抜いており、51．4兆円もの資産が流れ込む。流出額を差し引いても30．6兆円の超過。
2番目に多い大阪圏（大阪、京都、兵庫）がプラス4．1兆円だから、差は歴然としている。
青森から沖縄まで全国の30県では地域外への流出額が2割を超える。岡山もその一つで、東京圏に吸収される資金は1兆円程度。人が亡くなった後も資産の一極集中が進むことになる。
「何のためらいもなかったですよ」。東京都内で公務員として長く働いていた岡山県出身の男性（70）＝千葉県在住＝にとって、それはごく自然な流れだったようだ。
この3年間で、岡山県西部に住む古里の両親を相次いで亡くした。相続した計1500万円の預貯金は神奈川県に住む妹と折半した。
地方銀行と最寄りの郵便局にあった親の口座は解約し、自分が持つ都内と千葉県にある金融機関の口座に移した。空き家となった実家は今夏、父の三回忌を済ませてから売りに出すつもりだ。
「仕方ない。もう戻るつもりもないからね」
東京を中心に都市部はますます潤い、地方はじり貧に―。相続マネーを巡るこの格差は「多死社会」を迎えてさらに拡大すると三井住友信託銀行のリポートは見越す。
若者を都会へ都会へといざなった高度経済成長期のダメージは、今後も地域社会の中でボディーブローのように効いてくる。
（山陽新聞連載「Lの時代へ―歪みを超えて」より）
「大相続時代」に向け、地方の金融機関は預貯金の流出対策が急務だ＝津山信用金庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-000
相続発生時の資産の流れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-001
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147 ：わんにゃん＠名無しさん[sage]：2017/02/12(日) 19:17:24.46 ID:yycUZLzY - 山陽新聞デジタル 2/12(日) 10:35配信
今後20〜25年間で計51．4兆円もの資産が地域から失われ、東京圏へ流れ込む―。相続マネーを通じて、「お金の東京一極集中」が進むと推計される。地元で循環するはずの資金が流出し、地域への影響は大きい。
「想像以上の額に、がくぜんとした」。岡山県北の作州地域に15店舗を持つ津山信用金庫（津山市）の担当職員が手元の資料を示しながら、険しい表情で話す。
近年、70歳以上の個人預金が急激に目減りしていることから初めて実施した相続移転調査に驚いた。2016年度上半期（4〜9月）で10件、総額5千万円が東京の大手銀行に流れていた。
下半期も増え続け、年間1億円を超すペースで推移しているという。
「都市部への人口集中が引き金になっている。相続発生のたびに預金が都市部に移ってしまっては、県北経済の地盤沈下を招きかねない」と松岡裕司理事長（66）は危惧する。
大きく動き始めた相続マネー。同信金や備北信金（高梁市）では円滑な資産相続をサポートする金融商品の取り次ぎを準備するなど対策に乗りだした。
〈「地方に住む親と大都市圏に住む子供」という組み合わせが多いため、相続の発生が増えれば、家計資産の地方から大都市圏への移動が加速する〉
三井住友信託銀行が14年にまとめたリポートは、「大相続時代」の到来を告げながら地域の金融機関に警鐘を鳴らしている。
その試算額は膨大だ。
今後、20〜25年間に相続される金融資産の推計は総額650兆円。うち120兆円近くが地域を越えて移転するという。
移動先は東京を中心に埼玉、千葉、神奈川を含む「東京圏」が群を抜いており、51．4兆円もの資産が流れ込む。流出額を差し引いても30．6兆円の超過。
2番目に多い大阪圏（大阪、京都、兵庫）がプラス4．1兆円だから、差は歴然としている。
青森から沖縄まで全国の30県では地域外への流出額が2割を超える。岡山もその一つで、東京圏に吸収される資金は1兆円程度。人が亡くなった後も資産の一極集中が進むことになる。
「何のためらいもなかったですよ」。東京都内で公務員として長く働いていた岡山県出身の男性（70）＝千葉県在住＝にとって、それはごく自然な流れだったようだ。
この3年間で、岡山県西部に住む古里の両親を相次いで亡くした。相続した計1500万円の預貯金は神奈川県に住む妹と折半した。
地方銀行と最寄りの郵便局にあった親の口座は解約し、自分が持つ都内と千葉県にある金融機関の口座に移した。空き家となった実家は今夏、父の三回忌を済ませてから売りに出すつもりだ。
「仕方ない。もう戻るつもりもないからね」
東京を中心に都市部はますます潤い、地方はじり貧に―。相続マネーを巡るこの格差は「多死社会」を迎えてさらに拡大すると三井住友信託銀行のリポートは見越す。
若者を都会へ都会へといざなった高度経済成長期のダメージは、今後も地域社会の中でボディーブローのように効いてくる。
（山陽新聞連載「Lの時代へ―歪みを超えて」より）
「大相続時代」に向け、地方の金融機関は預貯金の流出対策が急務だ＝津山信用金庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-000
相続発生時の資産の流れ
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148 ：わんにゃん＠名無しさん[sage]：2017/02/12(日) 19:17:28.27 ID:yycUZLzY - 山陽新聞デジタル 2/12(日) 10:35配信
今後20〜25年間で計51．4兆円もの資産が地域から失われ、東京圏へ流れ込む―。相続マネーを通じて、「お金の東京一極集中」が進むと推計される。地元で循環するはずの資金が流出し、地域への影響は大きい。
「想像以上の額に、がくぜんとした」。岡山県北の作州地域に15店舗を持つ津山信用金庫（津山市）の担当職員が手元の資料を示しながら、険しい表情で話す。
近年、70歳以上の個人預金が急激に目減りしていることから初めて実施した相続移転調査に驚いた。2016年度上半期（4〜9月）で10件、総額5千万円が東京の大手銀行に流れていた。
下半期も増え続け、年間1億円を超すペースで推移しているという。
「都市部への人口集中が引き金になっている。相続発生のたびに預金が都市部に移ってしまっては、県北経済の地盤沈下を招きかねない」と松岡裕司理事長（66）は危惧する。
大きく動き始めた相続マネー。同信金や備北信金（高梁市）では円滑な資産相続をサポートする金融商品の取り次ぎを準備するなど対策に乗りだした。
〈「地方に住む親と大都市圏に住む子供」という組み合わせが多いため、相続の発生が増えれば、家計資産の地方から大都市圏への移動が加速する〉
三井住友信託銀行が14年にまとめたリポートは、「大相続時代」の到来を告げながら地域の金融機関に警鐘を鳴らしている。
その試算額は膨大だ。
今後、20〜25年間に相続される金融資産の推計は総額650兆円。うち120兆円近くが地域を越えて移転するという。
移動先は東京を中心に埼玉、千葉、神奈川を含む「東京圏」が群を抜いており、51．4兆円もの資産が流れ込む。流出額を差し引いても30．6兆円の超過。
2番目に多い大阪圏（大阪、京都、兵庫）がプラス4．1兆円だから、差は歴然としている。
青森から沖縄まで全国の30県では地域外への流出額が2割を超える。岡山もその一つで、東京圏に吸収される資金は1兆円程度。人が亡くなった後も資産の一極集中が進むことになる。
「何のためらいもなかったですよ」。東京都内で公務員として長く働いていた岡山県出身の男性（70）＝千葉県在住＝にとって、それはごく自然な流れだったようだ。
この3年間で、岡山県西部に住む古里の両親を相次いで亡くした。相続した計1500万円の預貯金は神奈川県に住む妹と折半した。
地方銀行と最寄りの郵便局にあった親の口座は解約し、自分が持つ都内と千葉県にある金融機関の口座に移した。空き家となった実家は今夏、父の三回忌を済ませてから売りに出すつもりだ。
「仕方ない。もう戻るつもりもないからね」
東京を中心に都市部はますます潤い、地方はじり貧に―。相続マネーを巡るこの格差は「多死社会」を迎えてさらに拡大すると三井住友信託銀行のリポートは見越す。
若者を都会へ都会へといざなった高度経済成長期のダメージは、今後も地域社会の中でボディーブローのように効いてくる。
（山陽新聞連載「Lの時代へ―歪みを超えて」より）
「大相続時代」に向け、地方の金融機関は預貯金の流出対策が急務だ＝津山信用金庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-000
相続発生時の資産の流れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-001
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150 ：わんにゃん＠名無しさん[sage]：2017/02/12(日) 19:18:02.82 ID:yycUZLzY - 山陽新聞デジタル 2/12(日) 10:35配信
今後20〜25年間で計51．4兆円もの資産が地域から失われ、東京圏へ流れ込む―。相続マネーを通じて、「お金の東京一極集中」が進むと推計される。地元で循環するはずの資金が流出し、地域への影響は大きい。
「想像以上の額に、がくぜんとした」。岡山県北の作州地域に15店舗を持つ津山信用金庫（津山市）の担当職員が手元の資料を示しながら、険しい表情で話す。
近年、70歳以上の個人預金が急激に目減りしていることから初めて実施した相続移転調査に驚いた。2016年度上半期（4〜9月）で10件、総額5千万円が東京の大手銀行に流れていた。
下半期も増え続け、年間1億円を超すペースで推移しているという。
「都市部への人口集中が引き金になっている。相続発生のたびに預金が都市部に移ってしまっては、県北経済の地盤沈下を招きかねない」と松岡裕司理事長（66）は危惧する。
大きく動き始めた相続マネー。同信金や備北信金（高梁市）では円滑な資産相続をサポートする金融商品の取り次ぎを準備するなど対策に乗りだした。
〈「地方に住む親と大都市圏に住む子供」という組み合わせが多いため、相続の発生が増えれば、家計資産の地方から大都市圏への移動が加速する〉
三井住友信託銀行が14年にまとめたリポートは、「大相続時代」の到来を告げながら地域の金融機関に警鐘を鳴らしている。
その試算額は膨大だ。
今後、20〜25年間に相続される金融資産の推計は総額650兆円。うち120兆円近くが地域を越えて移転するという。
移動先は東京を中心に埼玉、千葉、神奈川を含む「東京圏」が群を抜いており、51．4兆円もの資産が流れ込む。流出額を差し引いても30．6兆円の超過。
2番目に多い大阪圏（大阪、京都、兵庫）がプラス4．1兆円だから、差は歴然としている。
青森から沖縄まで全国の30県では地域外への流出額が2割を超える。岡山もその一つで、東京圏に吸収される資金は1兆円程度。人が亡くなった後も資産の一極集中が進むことになる。
「何のためらいもなかったですよ」。東京都内で公務員として長く働いていた岡山県出身の男性（70）＝千葉県在住＝にとって、それはごく自然な流れだったようだ。
この3年間で、岡山県西部に住む古里の両親を相次いで亡くした。相続した計1500万円の預貯金は神奈川県に住む妹と折半した。
地方銀行と最寄りの郵便局にあった親の口座は解約し、自分が持つ都内と千葉県にある金融機関の口座に移した。空き家となった実家は今夏、父の三回忌を済ませてから売りに出すつもりだ。
「仕方ない。もう戻るつもりもないからね」
東京を中心に都市部はますます潤い、地方はじり貧に―。相続マネーを巡るこの格差は「多死社会」を迎えてさらに拡大すると三井住友信託銀行のリポートは見越す。
若者を都会へ都会へといざなった高度経済成長期のダメージは、今後も地域社会の中でボディーブローのように効いてくる。
（山陽新聞連載「Lの時代へ―歪みを超えて」より）
「大相続時代」に向け、地方の金融機関は預貯金の流出対策が急務だ＝津山信用金庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-000
相続発生時の資産の流れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-001
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all&;p=2
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153 ：わんにゃん＠名無しさん[sage]：2017/02/12(日) 19:18:12.67 ID:yycUZLzY - 山陽新聞デジタル 2/12(日) 10:35配信
今後20〜25年間で計51．4兆円もの資産が地域から失われ、東京圏へ流れ込む―。相続マネーを通じて、「お金の東京一極集中」が進むと推計される。地元で循環するはずの資金が流出し、地域への影響は大きい。
「想像以上の額に、がくぜんとした」。岡山県北の作州地域に15店舗を持つ津山信用金庫（津山市）の担当職員が手元の資料を示しながら、険しい表情で話す。
近年、70歳以上の個人預金が急激に目減りしていることから初めて実施した相続移転調査に驚いた。2016年度上半期（4〜9月）で10件、総額5千万円が東京の大手銀行に流れていた。
下半期も増え続け、年間1億円を超すペースで推移しているという。
「都市部への人口集中が引き金になっている。相続発生のたびに預金が都市部に移ってしまっては、県北経済の地盤沈下を招きかねない」と松岡裕司理事長（66）は危惧する。
大きく動き始めた相続マネー。同信金や備北信金（高梁市）では円滑な資産相続をサポートする金融商品の取り次ぎを準備するなど対策に乗りだした。
〈「地方に住む親と大都市圏に住む子供」という組み合わせが多いため、相続の発生が増えれば、家計資産の地方から大都市圏への移動が加速する〉
三井住友信託銀行が14年にまとめたリポートは、「大相続時代」の到来を告げながら地域の金融機関に警鐘を鳴らしている。
その試算額は膨大だ。
今後、20〜25年間に相続される金融資産の推計は総額650兆円。うち120兆円近くが地域を越えて移転するという。
移動先は東京を中心に埼玉、千葉、神奈川を含む「東京圏」が群を抜いており、51．4兆円もの資産が流れ込む。流出額を差し引いても30．6兆円の超過。
2番目に多い大阪圏（大阪、京都、兵庫）がプラス4．1兆円だから、差は歴然としている。
青森から沖縄まで全国の30県では地域外への流出額が2割を超える。岡山もその一つで、東京圏に吸収される資金は1兆円程度。人が亡くなった後も資産の一極集中が進むことになる。
「何のためらいもなかったですよ」。東京都内で公務員として長く働いていた岡山県出身の男性（70）＝千葉県在住＝にとって、それはごく自然な流れだったようだ。
この3年間で、岡山県西部に住む古里の両親を相次いで亡くした。相続した計1500万円の預貯金は神奈川県に住む妹と折半した。
地方銀行と最寄りの郵便局にあった親の口座は解約し、自分が持つ都内と千葉県にある金融機関の口座に移した。空き家となった実家は今夏、父の三回忌を済ませてから売りに出すつもりだ。
「仕方ない。もう戻るつもりもないからね」
東京を中心に都市部はますます潤い、地方はじり貧に―。相続マネーを巡るこの格差は「多死社会」を迎えてさらに拡大すると三井住友信託銀行のリポートは見越す。
若者を都会へ都会へといざなった高度経済成長期のダメージは、今後も地域社会の中でボディーブローのように効いてくる。
（山陽新聞連載「Lの時代へ―歪みを超えて」より）
「大相続時代」に向け、地方の金融機関は預貯金の流出対策が急務だ＝津山信用金庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-000
相続発生時の資産の流れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-001
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all&;p=2
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154 ：わんにゃん＠名無しさん[sage]：2017/02/12(日) 19:18:42.38 ID:yycUZLzY - 山陽新聞デジタル 2/12(日) 10:35配信
今後20〜25年間で計51．4兆円もの資産が地域から失われ、東京圏へ流れ込む―。相続マネーを通じて、「お金の東京一極集中」が進むと推計される。地元で循環するはずの資金が流出し、地域への影響は大きい。
「想像以上の額に、がくぜんとした」。岡山県北の作州地域に15店舗を持つ津山信用金庫（津山市）の担当職員が手元の資料を示しながら、険しい表情で話す。
近年、70歳以上の個人預金が急激に目減りしていることから初めて実施した相続移転調査に驚いた。2016年度上半期（4〜9月）で10件、総額5千万円が東京の大手銀行に流れていた。
下半期も増え続け、年間1億円を超すペースで推移しているという。
「都市部への人口集中が引き金になっている。相続発生のたびに預金が都市部に移ってしまっては、県北経済の地盤沈下を招きかねない」と松岡裕司理事長（66）は危惧する。
大きく動き始めた相続マネー。同信金や備北信金（高梁市）では円滑な資産相続をサポートする金融商品の取り次ぎを準備するなど対策に乗りだした。
〈「地方に住む親と大都市圏に住む子供」という組み合わせが多いため、相続の発生が増えれば、家計資産の地方から大都市圏への移動が加速する〉
三井住友信託銀行が14年にまとめたリポートは、「大相続時代」の到来を告げながら地域の金融機関に警鐘を鳴らしている。
その試算額は膨大だ。
今後、20〜25年間に相続される金融資産の推計は総額650兆円。うち120兆円近くが地域を越えて移転するという。
移動先は東京を中心に埼玉、千葉、神奈川を含む「東京圏」が群を抜いており、51．4兆円もの資産が流れ込む。流出額を差し引いても30．6兆円の超過。
2番目に多い大阪圏（大阪、京都、兵庫）がプラス4．1兆円だから、差は歴然としている。
青森から沖縄まで全国の30県では地域外への流出額が2割を超える。岡山もその一つで、東京圏に吸収される資金は1兆円程度。人が亡くなった後も資産の一極集中が進むことになる。
「何のためらいもなかったですよ」。東京都内で公務員として長く働いていた岡山県出身の男性（70）＝千葉県在住＝にとって、それはごく自然な流れだったようだ。
この3年間で、岡山県西部に住む古里の両親を相次いで亡くした。相続した計1500万円の預貯金は神奈川県に住む妹と折半した。
地方銀行と最寄りの郵便局にあった親の口座は解約し、自分が持つ都内と千葉県にある金融機関の口座に移した。空き家となった実家は今夏、父の三回忌を済ませてから売りに出すつもりだ。
「仕方ない。もう戻るつもりもないからね」
東京を中心に都市部はますます潤い、地方はじり貧に―。相続マネーを巡るこの格差は「多死社会」を迎えてさらに拡大すると三井住友信託銀行のリポートは見越す。
若者を都会へ都会へといざなった高度経済成長期のダメージは、今後も地域社会の中でボディーブローのように効いてくる。
（山陽新聞連載「Lの時代へ―歪みを超えて」より）
「大相続時代」に向け、地方の金融機関は預貯金の流出対策が急務だ＝津山信用金庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-000
相続発生時の資産の流れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-001
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all&;p=2
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156 ：わんにゃん＠名無しさん[sage]：2017/02/12(日) 19:18:48.01 ID:yycUZLzY - 山陽新聞デジタル 2/12(日) 10:35配信
今後20〜25年間で計51．4兆円もの資産が地域から失われ、東京圏へ流れ込む―。相続マネーを通じて、「お金の東京一極集中」が進むと推計される。地元で循環するはずの資金が流出し、地域への影響は大きい。
「想像以上の額に、がくぜんとした」。岡山県北の作州地域に15店舗を持つ津山信用金庫（津山市）の担当職員が手元の資料を示しながら、険しい表情で話す。
近年、70歳以上の個人預金が急激に目減りしていることから初めて実施した相続移転調査に驚いた。2016年度上半期（4〜9月）で10件、総額5千万円が東京の大手銀行に流れていた。
下半期も増え続け、年間1億円を超すペースで推移しているという。
「都市部への人口集中が引き金になっている。相続発生のたびに預金が都市部に移ってしまっては、県北経済の地盤沈下を招きかねない」と松岡裕司理事長（66）は危惧する。
大きく動き始めた相続マネー。同信金や備北信金（高梁市）では円滑な資産相続をサポートする金融商品の取り次ぎを準備するなど対策に乗りだした。
〈「地方に住む親と大都市圏に住む子供」という組み合わせが多いため、相続の発生が増えれば、家計資産の地方から大都市圏への移動が加速する〉
三井住友信託銀行が14年にまとめたリポートは、「大相続時代」の到来を告げながら地域の金融機関に警鐘を鳴らしている。
その試算額は膨大だ。
今後、20〜25年間に相続される金融資産の推計は総額650兆円。うち120兆円近くが地域を越えて移転するという。
移動先は東京を中心に埼玉、千葉、神奈川を含む「東京圏」が群を抜いており、51．4兆円もの資産が流れ込む。流出額を差し引いても30．6兆円の超過。
2番目に多い大阪圏（大阪、京都、兵庫）がプラス4．1兆円だから、差は歴然としている。
青森から沖縄まで全国の30県では地域外への流出額が2割を超える。岡山もその一つで、東京圏に吸収される資金は1兆円程度。人が亡くなった後も資産の一極集中が進むことになる。
「何のためらいもなかったですよ」。東京都内で公務員として長く働いていた岡山県出身の男性（70）＝千葉県在住＝にとって、それはごく自然な流れだったようだ。
この3年間で、岡山県西部に住む古里の両親を相次いで亡くした。相続した計1500万円の預貯金は神奈川県に住む妹と折半した。
地方銀行と最寄りの郵便局にあった親の口座は解約し、自分が持つ都内と千葉県にある金融機関の口座に移した。空き家となった実家は今夏、父の三回忌を済ませてから売りに出すつもりだ。
「仕方ない。もう戻るつもりもないからね」
東京を中心に都市部はますます潤い、地方はじり貧に―。相続マネーを巡るこの格差は「多死社会」を迎えてさらに拡大すると三井住友信託銀行のリポートは見越す。
若者を都会へ都会へといざなった高度経済成長期のダメージは、今後も地域社会の中でボディーブローのように効いてくる。
（山陽新聞連載「Lの時代へ―歪みを超えて」より）
「大相続時代」に向け、地方の金融機関は預貯金の流出対策が急務だ＝津山信用金庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-000
相続発生時の資産の流れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-001
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all&;p=2
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158 ：わんにゃん＠名無しさん[sage]：2017/02/12(日) 19:19:23.70 ID:yycUZLzY - 山陽新聞デジタル 2/12(日) 10:35配信
今後20〜25年間で計51．4兆円もの資産が地域から失われ、東京圏へ流れ込む―。相続マネーを通じて、「お金の東京一極集中」が進むと推計される。地元で循環するはずの資金が流出し、地域への影響は大きい。
「想像以上の額に、がくぜんとした」。岡山県北の作州地域に15店舗を持つ津山信用金庫（津山市）の担当職員が手元の資料を示しながら、険しい表情で話す。
近年、70歳以上の個人預金が急激に目減りしていることから初めて実施した相続移転調査に驚いた。2016年度上半期（4〜9月）で10件、総額5千万円が東京の大手銀行に流れていた。
下半期も増え続け、年間1億円を超すペースで推移しているという。
「都市部への人口集中が引き金になっている。相続発生のたびに預金が都市部に移ってしまっては、県北経済の地盤沈下を招きかねない」と松岡裕司理事長（66）は危惧する。
大きく動き始めた相続マネー。同信金や備北信金（高梁市）では円滑な資産相続をサポートする金融商品の取り次ぎを準備するなど対策に乗りだした。
〈「地方に住む親と大都市圏に住む子供」という組み合わせが多いため、相続の発生が増えれば、家計資産の地方から大都市圏への移動が加速する〉
三井住友信託銀行が14年にまとめたリポートは、「大相続時代」の到来を告げながら地域の金融機関に警鐘を鳴らしている。
その試算額は膨大だ。
今後、20〜25年間に相続される金融資産の推計は総額650兆円。うち120兆円近くが地域を越えて移転するという。
移動先は東京を中心に埼玉、千葉、神奈川を含む「東京圏」が群を抜いており、51．4兆円もの資産が流れ込む。流出額を差し引いても30．6兆円の超過。
2番目に多い大阪圏（大阪、京都、兵庫）がプラス4．1兆円だから、差は歴然としている。
青森から沖縄まで全国の30県では地域外への流出額が2割を超える。岡山もその一つで、東京圏に吸収される資金は1兆円程度。人が亡くなった後も資産の一極集中が進むことになる。
「何のためらいもなかったですよ」。東京都内で公務員として長く働いていた岡山県出身の男性（70）＝千葉県在住＝にとって、それはごく自然な流れだったようだ。
この3年間で、岡山県西部に住む古里の両親を相次いで亡くした。相続した計1500万円の預貯金は神奈川県に住む妹と折半した。
地方銀行と最寄りの郵便局にあった親の口座は解約し、自分が持つ都内と千葉県にある金融機関の口座に移した。空き家となった実家は今夏、父の三回忌を済ませてから売りに出すつもりだ。
「仕方ない。もう戻るつもりもないからね」
東京を中心に都市部はますます潤い、地方はじり貧に―。相続マネーを巡るこの格差は「多死社会」を迎えてさらに拡大すると三井住友信託銀行のリポートは見越す。
若者を都会へ都会へといざなった高度経済成長期のダメージは、今後も地域社会の中でボディーブローのように効いてくる。
（山陽新聞連載「Lの時代へ―歪みを超えて」より）
「大相続時代」に向け、地方の金融機関は預貯金の流出対策が急務だ＝津山信用金庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-000
相続発生時の資産の流れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-001
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all&;p=2
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161 ：わんにゃん＠名無しさん[sage]：2017/02/12(日) 19:19:31.92 ID:yycUZLzY - 山陽新聞デジタル 2/12(日) 10:35配信
今後20〜25年間で計51．4兆円もの資産が地域から失われ、東京圏へ流れ込む―。相続マネーを通じて、「お金の東京一極集中」が進むと推計される。地元で循環するはずの資金が流出し、地域への影響は大きい。
「想像以上の額に、がくぜんとした」。岡山県北の作州地域に15店舗を持つ津山信用金庫（津山市）の担当職員が手元の資料を示しながら、険しい表情で話す。
近年、70歳以上の個人預金が急激に目減りしていることから初めて実施した相続移転調査に驚いた。2016年度上半期（4〜9月）で10件、総額5千万円が東京の大手銀行に流れていた。
下半期も増え続け、年間1億円を超すペースで推移しているという。
「都市部への人口集中が引き金になっている。相続発生のたびに預金が都市部に移ってしまっては、県北経済の地盤沈下を招きかねない」と松岡裕司理事長（66）は危惧する。
大きく動き始めた相続マネー。同信金や備北信金（高梁市）では円滑な資産相続をサポートする金融商品の取り次ぎを準備するなど対策に乗りだした。
〈「地方に住む親と大都市圏に住む子供」という組み合わせが多いため、相続の発生が増えれば、家計資産の地方から大都市圏への移動が加速する〉
三井住友信託銀行が14年にまとめたリポートは、「大相続時代」の到来を告げながら地域の金融機関に警鐘を鳴らしている。
その試算額は膨大だ。
今後、20〜25年間に相続される金融資産の推計は総額650兆円。うち120兆円近くが地域を越えて移転するという。
移動先は東京を中心に埼玉、千葉、神奈川を含む「東京圏」が群を抜いており、51．4兆円もの資産が流れ込む。流出額を差し引いても30．6兆円の超過。
2番目に多い大阪圏（大阪、京都、兵庫）がプラス4．1兆円だから、差は歴然としている。
青森から沖縄まで全国の30県では地域外への流出額が2割を超える。岡山もその一つで、東京圏に吸収される資金は1兆円程度。人が亡くなった後も資産の一極集中が進むことになる。
「何のためらいもなかったですよ」。東京都内で公務員として長く働いていた岡山県出身の男性（70）＝千葉県在住＝にとって、それはごく自然な流れだったようだ。
この3年間で、岡山県西部に住む古里の両親を相次いで亡くした。相続した計1500万円の預貯金は神奈川県に住む妹と折半した。
地方銀行と最寄りの郵便局にあった親の口座は解約し、自分が持つ都内と千葉県にある金融機関の口座に移した。空き家となった実家は今夏、父の三回忌を済ませてから売りに出すつもりだ。
「仕方ない。もう戻るつもりもないからね」
東京を中心に都市部はますます潤い、地方はじり貧に―。相続マネーを巡るこの格差は「多死社会」を迎えてさらに拡大すると三井住友信託銀行のリポートは見越す。
若者を都会へ都会へといざなった高度経済成長期のダメージは、今後も地域社会の中でボディーブローのように効いてくる。
（山陽新聞連載「Lの時代へ―歪みを超えて」より）
「大相続時代」に向け、地方の金融機関は預貯金の流出対策が急務だ＝津山信用金庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-000
相続発生時の資産の流れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-001
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162 ：わんにゃん＠名無しさん[sage]：2017/02/12(日) 19:20:01.86 ID:yycUZLzY - 山陽新聞デジタル 2/12(日) 10:35配信
今後20〜25年間で計51．4兆円もの資産が地域から失われ、東京圏へ流れ込む―。相続マネーを通じて、「お金の東京一極集中」が進むと推計される。地元で循環するはずの資金が流出し、地域への影響は大きい。
「想像以上の額に、がくぜんとした」。岡山県北の作州地域に15店舗を持つ津山信用金庫（津山市）の担当職員が手元の資料を示しながら、険しい表情で話す。
近年、70歳以上の個人預金が急激に目減りしていることから初めて実施した相続移転調査に驚いた。2016年度上半期（4〜9月）で10件、総額5千万円が東京の大手銀行に流れていた。
下半期も増え続け、年間1億円を超すペースで推移しているという。
「都市部への人口集中が引き金になっている。相続発生のたびに預金が都市部に移ってしまっては、県北経済の地盤沈下を招きかねない」と松岡裕司理事長（66）は危惧する。
大きく動き始めた相続マネー。同信金や備北信金（高梁市）では円滑な資産相続をサポートする金融商品の取り次ぎを準備するなど対策に乗りだした。
〈「地方に住む親と大都市圏に住む子供」という組み合わせが多いため、相続の発生が増えれば、家計資産の地方から大都市圏への移動が加速する〉
三井住友信託銀行が14年にまとめたリポートは、「大相続時代」の到来を告げながら地域の金融機関に警鐘を鳴らしている。
その試算額は膨大だ。
今後、20〜25年間に相続される金融資産の推計は総額650兆円。うち120兆円近くが地域を越えて移転するという。
移動先は東京を中心に埼玉、千葉、神奈川を含む「東京圏」が群を抜いており、51．4兆円もの資産が流れ込む。流出額を差し引いても30．6兆円の超過。
2番目に多い大阪圏（大阪、京都、兵庫）がプラス4．1兆円だから、差は歴然としている。
青森から沖縄まで全国の30県では地域外への流出額が2割を超える。岡山もその一つで、東京圏に吸収される資金は1兆円程度。人が亡くなった後も資産の一極集中が進むことになる。
「何のためらいもなかったですよ」。東京都内で公務員として長く働いていた岡山県出身の男性（70）＝千葉県在住＝にとって、それはごく自然な流れだったようだ。
この3年間で、岡山県西部に住む古里の両親を相次いで亡くした。相続した計1500万円の預貯金は神奈川県に住む妹と折半した。
地方銀行と最寄りの郵便局にあった親の口座は解約し、自分が持つ都内と千葉県にある金融機関の口座に移した。空き家となった実家は今夏、父の三回忌を済ませてから売りに出すつもりだ。
「仕方ない。もう戻るつもりもないからね」
東京を中心に都市部はますます潤い、地方はじり貧に―。相続マネーを巡るこの格差は「多死社会」を迎えてさらに拡大すると三井住友信託銀行のリポートは見越す。
若者を都会へ都会へといざなった高度経済成長期のダメージは、今後も地域社会の中でボディーブローのように効いてくる。
（山陽新聞連載「Lの時代へ―歪みを超えて」より）
「大相続時代」に向け、地方の金融機関は預貯金の流出対策が急務だ＝津山信用金庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-000
相続発生時の資産の流れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-001
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165 ：わんにゃん＠名無しさん[sage]：2017/02/12(日) 19:20:07.45 ID:yycUZLzY - 山陽新聞デジタル 2/12(日) 10:35配信
今後20〜25年間で計51．4兆円もの資産が地域から失われ、東京圏へ流れ込む―。相続マネーを通じて、「お金の東京一極集中」が進むと推計される。地元で循環するはずの資金が流出し、地域への影響は大きい。
「想像以上の額に、がくぜんとした」。岡山県北の作州地域に15店舗を持つ津山信用金庫（津山市）の担当職員が手元の資料を示しながら、険しい表情で話す。
近年、70歳以上の個人預金が急激に目減りしていることから初めて実施した相続移転調査に驚いた。2016年度上半期（4〜9月）で10件、総額5千万円が東京の大手銀行に流れていた。
下半期も増え続け、年間1億円を超すペースで推移しているという。
「都市部への人口集中が引き金になっている。相続発生のたびに預金が都市部に移ってしまっては、県北経済の地盤沈下を招きかねない」と松岡裕司理事長（66）は危惧する。
大きく動き始めた相続マネー。同信金や備北信金（高梁市）では円滑な資産相続をサポートする金融商品の取り次ぎを準備するなど対策に乗りだした。
〈「地方に住む親と大都市圏に住む子供」という組み合わせが多いため、相続の発生が増えれば、家計資産の地方から大都市圏への移動が加速する〉
三井住友信託銀行が14年にまとめたリポートは、「大相続時代」の到来を告げながら地域の金融機関に警鐘を鳴らしている。
その試算額は膨大だ。
今後、20〜25年間に相続される金融資産の推計は総額650兆円。うち120兆円近くが地域を越えて移転するという。
移動先は東京を中心に埼玉、千葉、神奈川を含む「東京圏」が群を抜いており、51．4兆円もの資産が流れ込む。流出額を差し引いても30．6兆円の超過。
2番目に多い大阪圏（大阪、京都、兵庫）がプラス4．1兆円だから、差は歴然としている。
青森から沖縄まで全国の30県では地域外への流出額が2割を超える。岡山もその一つで、東京圏に吸収される資金は1兆円程度。人が亡くなった後も資産の一極集中が進むことになる。
「何のためらいもなかったですよ」。東京都内で公務員として長く働いていた岡山県出身の男性（70）＝千葉県在住＝にとって、それはごく自然な流れだったようだ。
この3年間で、岡山県西部に住む古里の両親を相次いで亡くした。相続した計1500万円の預貯金は神奈川県に住む妹と折半した。
地方銀行と最寄りの郵便局にあった親の口座は解約し、自分が持つ都内と千葉県にある金融機関の口座に移した。空き家となった実家は今夏、父の三回忌を済ませてから売りに出すつもりだ。
「仕方ない。もう戻るつもりもないからね」
東京を中心に都市部はますます潤い、地方はじり貧に―。相続マネーを巡るこの格差は「多死社会」を迎えてさらに拡大すると三井住友信託銀行のリポートは見越す。
若者を都会へ都会へといざなった高度経済成長期のダメージは、今後も地域社会の中でボディーブローのように効いてくる。
（山陽新聞連載「Lの時代へ―歪みを超えて」より）
「大相続時代」に向け、地方の金融機関は預貯金の流出対策が急務だ＝津山信用金庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-000
相続発生時の資産の流れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-001
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166 ：わんにゃん＠名無しさん[sage]：2017/02/12(日) 19:20:44.31 ID:yycUZLzY - 山陽新聞デジタル 2/12(日) 10:35配信
今後20〜25年間で計51．4兆円もの資産が地域から失われ、東京圏へ流れ込む―。相続マネーを通じて、「お金の東京一極集中」が進むと推計される。地元で循環するはずの資金が流出し、地域への影響は大きい。
「想像以上の額に、がくぜんとした」。岡山県北の作州地域に15店舗を持つ津山信用金庫（津山市）の担当職員が手元の資料を示しながら、険しい表情で話す。
近年、70歳以上の個人預金が急激に目減りしていることから初めて実施した相続移転調査に驚いた。2016年度上半期（4〜9月）で10件、総額5千万円が東京の大手銀行に流れていた。
下半期も増え続け、年間1億円を超すペースで推移しているという。
「都市部への人口集中が引き金になっている。相続発生のたびに預金が都市部に移ってしまっては、県北経済の地盤沈下を招きかねない」と松岡裕司理事長（66）は危惧する。
大きく動き始めた相続マネー。同信金や備北信金（高梁市）では円滑な資産相続をサポートする金融商品の取り次ぎを準備するなど対策に乗りだした。
〈「地方に住む親と大都市圏に住む子供」という組み合わせが多いため、相続の発生が増えれば、家計資産の地方から大都市圏への移動が加速する〉
三井住友信託銀行が14年にまとめたリポートは、「大相続時代」の到来を告げながら地域の金融機関に警鐘を鳴らしている。
その試算額は膨大だ。
今後、20〜25年間に相続される金融資産の推計は総額650兆円。うち120兆円近くが地域を越えて移転するという。
移動先は東京を中心に埼玉、千葉、神奈川を含む「東京圏」が群を抜いており、51．4兆円もの資産が流れ込む。流出額を差し引いても30．6兆円の超過。
2番目に多い大阪圏（大阪、京都、兵庫）がプラス4．1兆円だから、差は歴然としている。
青森から沖縄まで全国の30県では地域外への流出額が2割を超える。岡山もその一つで、東京圏に吸収される資金は1兆円程度。人が亡くなった後も資産の一極集中が進むことになる。
「何のためらいもなかったですよ」。東京都内で公務員として長く働いていた岡山県出身の男性（70）＝千葉県在住＝にとって、それはごく自然な流れだったようだ。
この3年間で、岡山県西部に住む古里の両親を相次いで亡くした。相続した計1500万円の預貯金は神奈川県に住む妹と折半した。
地方銀行と最寄りの郵便局にあった親の口座は解約し、自分が持つ都内と千葉県にある金融機関の口座に移した。空き家となった実家は今夏、父の三回忌を済ませてから売りに出すつもりだ。
「仕方ない。もう戻るつもりもないからね」
東京を中心に都市部はますます潤い、地方はじり貧に―。相続マネーを巡るこの格差は「多死社会」を迎えてさらに拡大すると三井住友信託銀行のリポートは見越す。
若者を都会へ都会へといざなった高度経済成長期のダメージは、今後も地域社会の中でボディーブローのように効いてくる。
（山陽新聞連載「Lの時代へ―歪みを超えて」より）
「大相続時代」に向け、地方の金融機関は預貯金の流出対策が急務だ＝津山信用金庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-000
相続発生時の資産の流れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-001
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all&;p=2
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- 9頭餓死 小田原ドッグビューティースクール [転載禁止]©2ch.net
168 ：わんにゃん＠名無しさん[sage]：2017/02/12(日) 19:20:49.70 ID:yycUZLzY - 山陽新聞デジタル 2/12(日) 10:35配信
今後20〜25年間で計51．4兆円もの資産が地域から失われ、東京圏へ流れ込む―。相続マネーを通じて、「お金の東京一極集中」が進むと推計される。地元で循環するはずの資金が流出し、地域への影響は大きい。
「想像以上の額に、がくぜんとした」。岡山県北の作州地域に15店舗を持つ津山信用金庫（津山市）の担当職員が手元の資料を示しながら、険しい表情で話す。
近年、70歳以上の個人預金が急激に目減りしていることから初めて実施した相続移転調査に驚いた。2016年度上半期（4〜9月）で10件、総額5千万円が東京の大手銀行に流れていた。
下半期も増え続け、年間1億円を超すペースで推移しているという。
「都市部への人口集中が引き金になっている。相続発生のたびに預金が都市部に移ってしまっては、県北経済の地盤沈下を招きかねない」と松岡裕司理事長（66）は危惧する。
大きく動き始めた相続マネー。同信金や備北信金（高梁市）では円滑な資産相続をサポートする金融商品の取り次ぎを準備するなど対策に乗りだした。
〈「地方に住む親と大都市圏に住む子供」という組み合わせが多いため、相続の発生が増えれば、家計資産の地方から大都市圏への移動が加速する〉
三井住友信託銀行が14年にまとめたリポートは、「大相続時代」の到来を告げながら地域の金融機関に警鐘を鳴らしている。
その試算額は膨大だ。
今後、20〜25年間に相続される金融資産の推計は総額650兆円。うち120兆円近くが地域を越えて移転するという。
移動先は東京を中心に埼玉、千葉、神奈川を含む「東京圏」が群を抜いており、51．4兆円もの資産が流れ込む。流出額を差し引いても30．6兆円の超過。
2番目に多い大阪圏（大阪、京都、兵庫）がプラス4．1兆円だから、差は歴然としている。
青森から沖縄まで全国の30県では地域外への流出額が2割を超える。岡山もその一つで、東京圏に吸収される資金は1兆円程度。人が亡くなった後も資産の一極集中が進むことになる。
「何のためらいもなかったですよ」。東京都内で公務員として長く働いていた岡山県出身の男性（70）＝千葉県在住＝にとって、それはごく自然な流れだったようだ。
この3年間で、岡山県西部に住む古里の両親を相次いで亡くした。相続した計1500万円の預貯金は神奈川県に住む妹と折半した。
地方銀行と最寄りの郵便局にあった親の口座は解約し、自分が持つ都内と千葉県にある金融機関の口座に移した。空き家となった実家は今夏、父の三回忌を済ませてから売りに出すつもりだ。
「仕方ない。もう戻るつもりもないからね」
東京を中心に都市部はますます潤い、地方はじり貧に―。相続マネーを巡るこの格差は「多死社会」を迎えてさらに拡大すると三井住友信託銀行のリポートは見越す。
若者を都会へ都会へといざなった高度経済成長期のダメージは、今後も地域社会の中でボディーブローのように効いてくる。
（山陽新聞連載「Lの時代へ―歪みを超えて」より）
「大相続時代」に向け、地方の金融機関は預貯金の流出対策が急務だ＝津山信用金庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-000
相続発生時の資産の流れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-001
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171 ：わんにゃん＠名無しさん[sage]：2017/02/12(日) 19:21:21.72 ID:yycUZLzY - 山陽新聞デジタル 2/12(日) 10:35配信
今後20〜25年間で計51．4兆円もの資産が地域から失われ、東京圏へ流れ込む―。相続マネーを通じて、「お金の東京一極集中」が進むと推計される。地元で循環するはずの資金が流出し、地域への影響は大きい。
「想像以上の額に、がくぜんとした」。岡山県北の作州地域に15店舗を持つ津山信用金庫（津山市）の担当職員が手元の資料を示しながら、険しい表情で話す。
近年、70歳以上の個人預金が急激に目減りしていることから初めて実施した相続移転調査に驚いた。2016年度上半期（4〜9月）で10件、総額5千万円が東京の大手銀行に流れていた。
下半期も増え続け、年間1億円を超すペースで推移しているという。
「都市部への人口集中が引き金になっている。相続発生のたびに預金が都市部に移ってしまっては、県北経済の地盤沈下を招きかねない」と松岡裕司理事長（66）は危惧する。
大きく動き始めた相続マネー。同信金や備北信金（高梁市）では円滑な資産相続をサポートする金融商品の取り次ぎを準備するなど対策に乗りだした。
〈「地方に住む親と大都市圏に住む子供」という組み合わせが多いため、相続の発生が増えれば、家計資産の地方から大都市圏への移動が加速する〉
三井住友信託銀行が14年にまとめたリポートは、「大相続時代」の到来を告げながら地域の金融機関に警鐘を鳴らしている。
その試算額は膨大だ。
今後、20〜25年間に相続される金融資産の推計は総額650兆円。うち120兆円近くが地域を越えて移転するという。
移動先は東京を中心に埼玉、千葉、神奈川を含む「東京圏」が群を抜いており、51．4兆円もの資産が流れ込む。流出額を差し引いても30．6兆円の超過。
2番目に多い大阪圏（大阪、京都、兵庫）がプラス4．1兆円だから、差は歴然としている。
青森から沖縄まで全国の30県では地域外への流出額が2割を超える。岡山もその一つで、東京圏に吸収される資金は1兆円程度。人が亡くなった後も資産の一極集中が進むことになる。
「何のためらいもなかったですよ」。東京都内で公務員として長く働いていた岡山県出身の男性（70）＝千葉県在住＝にとって、それはごく自然な流れだったようだ。
この3年間で、岡山県西部に住む古里の両親を相次いで亡くした。相続した計1500万円の預貯金は神奈川県に住む妹と折半した。
地方銀行と最寄りの郵便局にあった親の口座は解約し、自分が持つ都内と千葉県にある金融機関の口座に移した。空き家となった実家は今夏、父の三回忌を済ませてから売りに出すつもりだ。
「仕方ない。もう戻るつもりもないからね」
東京を中心に都市部はますます潤い、地方はじり貧に―。相続マネーを巡るこの格差は「多死社会」を迎えてさらに拡大すると三井住友信託銀行のリポートは見越す。
若者を都会へ都会へといざなった高度経済成長期のダメージは、今後も地域社会の中でボディーブローのように効いてくる。
（山陽新聞連載「Lの時代へ―歪みを超えて」より）
「大相続時代」に向け、地方の金融機関は預貯金の流出対策が急務だ＝津山信用金庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-000
相続発生時の資産の流れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-001
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all&;p=2
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173 ：わんにゃん＠名無しさん[sage]：2017/02/12(日) 19:21:29.95 ID:yycUZLzY - 山陽新聞デジタル 2/12(日) 10:35配信
今後20〜25年間で計51．4兆円もの資産が地域から失われ、東京圏へ流れ込む―。相続マネーを通じて、「お金の東京一極集中」が進むと推計される。地元で循環するはずの資金が流出し、地域への影響は大きい。
「想像以上の額に、がくぜんとした」。岡山県北の作州地域に15店舗を持つ津山信用金庫（津山市）の担当職員が手元の資料を示しながら、険しい表情で話す。
近年、70歳以上の個人預金が急激に目減りしていることから初めて実施した相続移転調査に驚いた。2016年度上半期（4〜9月）で10件、総額5千万円が東京の大手銀行に流れていた。
下半期も増え続け、年間1億円を超すペースで推移しているという。
「都市部への人口集中が引き金になっている。相続発生のたびに預金が都市部に移ってしまっては、県北経済の地盤沈下を招きかねない」と松岡裕司理事長（66）は危惧する。
大きく動き始めた相続マネー。同信金や備北信金（高梁市）では円滑な資産相続をサポートする金融商品の取り次ぎを準備するなど対策に乗りだした。
〈「地方に住む親と大都市圏に住む子供」という組み合わせが多いため、相続の発生が増えれば、家計資産の地方から大都市圏への移動が加速する〉
三井住友信託銀行が14年にまとめたリポートは、「大相続時代」の到来を告げながら地域の金融機関に警鐘を鳴らしている。
その試算額は膨大だ。
今後、20〜25年間に相続される金融資産の推計は総額650兆円。うち120兆円近くが地域を越えて移転するという。
移動先は東京を中心に埼玉、千葉、神奈川を含む「東京圏」が群を抜いており、51．4兆円もの資産が流れ込む。流出額を差し引いても30．6兆円の超過。
2番目に多い大阪圏（大阪、京都、兵庫）がプラス4．1兆円だから、差は歴然としている。
青森から沖縄まで全国の30県では地域外への流出額が2割を超える。岡山もその一つで、東京圏に吸収される資金は1兆円程度。人が亡くなった後も資産の一極集中が進むことになる。
「何のためらいもなかったですよ」。東京都内で公務員として長く働いていた岡山県出身の男性（70）＝千葉県在住＝にとって、それはごく自然な流れだったようだ。
この3年間で、岡山県西部に住む古里の両親を相次いで亡くした。相続した計1500万円の預貯金は神奈川県に住む妹と折半した。
地方銀行と最寄りの郵便局にあった親の口座は解約し、自分が持つ都内と千葉県にある金融機関の口座に移した。空き家となった実家は今夏、父の三回忌を済ませてから売りに出すつもりだ。
「仕方ない。もう戻るつもりもないからね」
東京を中心に都市部はますます潤い、地方はじり貧に―。相続マネーを巡るこの格差は「多死社会」を迎えてさらに拡大すると三井住友信託銀行のリポートは見越す。
若者を都会へ都会へといざなった高度経済成長期のダメージは、今後も地域社会の中でボディーブローのように効いてくる。
（山陽新聞連載「Lの時代へ―歪みを超えて」より）
「大相続時代」に向け、地方の金融機関は預貯金の流出対策が急務だ＝津山信用金庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-000
相続発生時の資産の流れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-001
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all&;p=2
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174 ：わんにゃん＠名無しさん[sage]：2017/02/12(日) 19:21:59.31 ID:yycUZLzY - 山陽新聞デジタル 2/12(日) 10:35配信
今後20〜25年間で計51．4兆円もの資産が地域から失われ、東京圏へ流れ込む―。相続マネーを通じて、「お金の東京一極集中」が進むと推計される。地元で循環するはずの資金が流出し、地域への影響は大きい。
「想像以上の額に、がくぜんとした」。岡山県北の作州地域に15店舗を持つ津山信用金庫（津山市）の担当職員が手元の資料を示しながら、険しい表情で話す。
近年、70歳以上の個人預金が急激に目減りしていることから初めて実施した相続移転調査に驚いた。2016年度上半期（4〜9月）で10件、総額5千万円が東京の大手銀行に流れていた。
下半期も増え続け、年間1億円を超すペースで推移しているという。
「都市部への人口集中が引き金になっている。相続発生のたびに預金が都市部に移ってしまっては、県北経済の地盤沈下を招きかねない」と松岡裕司理事長（66）は危惧する。
大きく動き始めた相続マネー。同信金や備北信金（高梁市）では円滑な資産相続をサポートする金融商品の取り次ぎを準備するなど対策に乗りだした。
〈「地方に住む親と大都市圏に住む子供」という組み合わせが多いため、相続の発生が増えれば、家計資産の地方から大都市圏への移動が加速する〉
三井住友信託銀行が14年にまとめたリポートは、「大相続時代」の到来を告げながら地域の金融機関に警鐘を鳴らしている。
その試算額は膨大だ。
今後、20〜25年間に相続される金融資産の推計は総額650兆円。うち120兆円近くが地域を越えて移転するという。
移動先は東京を中心に埼玉、千葉、神奈川を含む「東京圏」が群を抜いており、51．4兆円もの資産が流れ込む。流出額を差し引いても30．6兆円の超過。
2番目に多い大阪圏（大阪、京都、兵庫）がプラス4．1兆円だから、差は歴然としている。
青森から沖縄まで全国の30県では地域外への流出額が2割を超える。岡山もその一つで、東京圏に吸収される資金は1兆円程度。人が亡くなった後も資産の一極集中が進むことになる。
「何のためらいもなかったですよ」。東京都内で公務員として長く働いていた岡山県出身の男性（70）＝千葉県在住＝にとって、それはごく自然な流れだったようだ。
この3年間で、岡山県西部に住む古里の両親を相次いで亡くした。相続した計1500万円の預貯金は神奈川県に住む妹と折半した。
地方銀行と最寄りの郵便局にあった親の口座は解約し、自分が持つ都内と千葉県にある金融機関の口座に移した。空き家となった実家は今夏、父の三回忌を済ませてから売りに出すつもりだ。
「仕方ない。もう戻るつもりもないからね」
東京を中心に都市部はますます潤い、地方はじり貧に―。相続マネーを巡るこの格差は「多死社会」を迎えてさらに拡大すると三井住友信託銀行のリポートは見越す。
若者を都会へ都会へといざなった高度経済成長期のダメージは、今後も地域社会の中でボディーブローのように効いてくる。
（山陽新聞連載「Lの時代へ―歪みを超えて」より）
「大相続時代」に向け、地方の金融機関は預貯金の流出対策が急務だ＝津山信用金庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-000
相続発生時の資産の流れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-001
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176 ：わんにゃん＠名無しさん[sage]：2017/02/12(日) 19:22:05.74 ID:yycUZLzY - 山陽新聞デジタル 2/12(日) 10:35配信
今後20〜25年間で計51．4兆円もの資産が地域から失われ、東京圏へ流れ込む―。相続マネーを通じて、「お金の東京一極集中」が進むと推計される。地元で循環するはずの資金が流出し、地域への影響は大きい。
「想像以上の額に、がくぜんとした」。岡山県北の作州地域に15店舗を持つ津山信用金庫（津山市）の担当職員が手元の資料を示しながら、険しい表情で話す。
近年、70歳以上の個人預金が急激に目減りしていることから初めて実施した相続移転調査に驚いた。2016年度上半期（4〜9月）で10件、総額5千万円が東京の大手銀行に流れていた。
下半期も増え続け、年間1億円を超すペースで推移しているという。
「都市部への人口集中が引き金になっている。相続発生のたびに預金が都市部に移ってしまっては、県北経済の地盤沈下を招きかねない」と松岡裕司理事長（66）は危惧する。
大きく動き始めた相続マネー。同信金や備北信金（高梁市）では円滑な資産相続をサポートする金融商品の取り次ぎを準備するなど対策に乗りだした。
〈「地方に住む親と大都市圏に住む子供」という組み合わせが多いため、相続の発生が増えれば、家計資産の地方から大都市圏への移動が加速する〉
三井住友信託銀行が14年にまとめたリポートは、「大相続時代」の到来を告げながら地域の金融機関に警鐘を鳴らしている。
その試算額は膨大だ。
今後、20〜25年間に相続される金融資産の推計は総額650兆円。うち120兆円近くが地域を越えて移転するという。
移動先は東京を中心に埼玉、千葉、神奈川を含む「東京圏」が群を抜いており、51．4兆円もの資産が流れ込む。流出額を差し引いても30．6兆円の超過。
2番目に多い大阪圏（大阪、京都、兵庫）がプラス4．1兆円だから、差は歴然としている。
青森から沖縄まで全国の30県では地域外への流出額が2割を超える。岡山もその一つで、東京圏に吸収される資金は1兆円程度。人が亡くなった後も資産の一極集中が進むことになる。
「何のためらいもなかったですよ」。東京都内で公務員として長く働いていた岡山県出身の男性（70）＝千葉県在住＝にとって、それはごく自然な流れだったようだ。
この3年間で、岡山県西部に住む古里の両親を相次いで亡くした。相続した計1500万円の預貯金は神奈川県に住む妹と折半した。
地方銀行と最寄りの郵便局にあった親の口座は解約し、自分が持つ都内と千葉県にある金融機関の口座に移した。空き家となった実家は今夏、父の三回忌を済ませてから売りに出すつもりだ。
「仕方ない。もう戻るつもりもないからね」
東京を中心に都市部はますます潤い、地方はじり貧に―。相続マネーを巡るこの格差は「多死社会」を迎えてさらに拡大すると三井住友信託銀行のリポートは見越す。
若者を都会へ都会へといざなった高度経済成長期のダメージは、今後も地域社会の中でボディーブローのように効いてくる。
（山陽新聞連載「Lの時代へ―歪みを超えて」より）
「大相続時代」に向け、地方の金融機関は預貯金の流出対策が急務だ＝津山信用金庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-000
相続発生時の資産の流れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-001
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179 ：わんにゃん＠名無しさん[sage]：2017/02/12(日) 19:22:34.55 ID:yycUZLzY - 山陽新聞デジタル 2/12(日) 10:35配信
今後20〜25年間で計51．4兆円もの資産が地域から失われ、東京圏へ流れ込む―。相続マネーを通じて、「お金の東京一極集中」が進むと推計される。地元で循環するはずの資金が流出し、地域への影響は大きい。
「想像以上の額に、がくぜんとした」。岡山県北の作州地域に15店舗を持つ津山信用金庫（津山市）の担当職員が手元の資料を示しながら、険しい表情で話す。
近年、70歳以上の個人預金が急激に目減りしていることから初めて実施した相続移転調査に驚いた。2016年度上半期（4〜9月）で10件、総額5千万円が東京の大手銀行に流れていた。
下半期も増え続け、年間1億円を超すペースで推移しているという。
「都市部への人口集中が引き金になっている。相続発生のたびに預金が都市部に移ってしまっては、県北経済の地盤沈下を招きかねない」と松岡裕司理事長（66）は危惧する。
大きく動き始めた相続マネー。同信金や備北信金（高梁市）では円滑な資産相続をサポートする金融商品の取り次ぎを準備するなど対策に乗りだした。
〈「地方に住む親と大都市圏に住む子供」という組み合わせが多いため、相続の発生が増えれば、家計資産の地方から大都市圏への移動が加速する〉
三井住友信託銀行が14年にまとめたリポートは、「大相続時代」の到来を告げながら地域の金融機関に警鐘を鳴らしている。
その試算額は膨大だ。
今後、20〜25年間に相続される金融資産の推計は総額650兆円。うち120兆円近くが地域を越えて移転するという。
移動先は東京を中心に埼玉、千葉、神奈川を含む「東京圏」が群を抜いており、51．4兆円もの資産が流れ込む。流出額を差し引いても30．6兆円の超過。
2番目に多い大阪圏（大阪、京都、兵庫）がプラス4．1兆円だから、差は歴然としている。
青森から沖縄まで全国の30県では地域外への流出額が2割を超える。岡山もその一つで、東京圏に吸収される資金は1兆円程度。人が亡くなった後も資産の一極集中が進むことになる。
「何のためらいもなかったですよ」。東京都内で公務員として長く働いていた岡山県出身の男性（70）＝千葉県在住＝にとって、それはごく自然な流れだったようだ。
この3年間で、岡山県西部に住む古里の両親を相次いで亡くした。相続した計1500万円の預貯金は神奈川県に住む妹と折半した。
地方銀行と最寄りの郵便局にあった親の口座は解約し、自分が持つ都内と千葉県にある金融機関の口座に移した。空き家となった実家は今夏、父の三回忌を済ませてから売りに出すつもりだ。
「仕方ない。もう戻るつもりもないからね」
東京を中心に都市部はますます潤い、地方はじり貧に―。相続マネーを巡るこの格差は「多死社会」を迎えてさらに拡大すると三井住友信託銀行のリポートは見越す。
若者を都会へ都会へといざなった高度経済成長期のダメージは、今後も地域社会の中でボディーブローのように効いてくる。
（山陽新聞連載「Lの時代へ―歪みを超えて」より）
「大相続時代」に向け、地方の金融機関は預貯金の流出対策が急務だ＝津山信用金庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-000
相続発生時の資産の流れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-001
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all&;p=2
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180 ：わんにゃん＠名無しさん[sage]：2017/02/12(日) 19:22:40.16 ID:yycUZLzY - 山陽新聞デジタル 2/12(日) 10:35配信
今後20〜25年間で計51．4兆円もの資産が地域から失われ、東京圏へ流れ込む―。相続マネーを通じて、「お金の東京一極集中」が進むと推計される。地元で循環するはずの資金が流出し、地域への影響は大きい。
「想像以上の額に、がくぜんとした」。岡山県北の作州地域に15店舗を持つ津山信用金庫（津山市）の担当職員が手元の資料を示しながら、険しい表情で話す。
近年、70歳以上の個人預金が急激に目減りしていることから初めて実施した相続移転調査に驚いた。2016年度上半期（4〜9月）で10件、総額5千万円が東京の大手銀行に流れていた。
下半期も増え続け、年間1億円を超すペースで推移しているという。
「都市部への人口集中が引き金になっている。相続発生のたびに預金が都市部に移ってしまっては、県北経済の地盤沈下を招きかねない」と松岡裕司理事長（66）は危惧する。
大きく動き始めた相続マネー。同信金や備北信金（高梁市）では円滑な資産相続をサポートする金融商品の取り次ぎを準備するなど対策に乗りだした。
〈「地方に住む親と大都市圏に住む子供」という組み合わせが多いため、相続の発生が増えれば、家計資産の地方から大都市圏への移動が加速する〉
三井住友信託銀行が14年にまとめたリポートは、「大相続時代」の到来を告げながら地域の金融機関に警鐘を鳴らしている。
その試算額は膨大だ。
今後、20〜25年間に相続される金融資産の推計は総額650兆円。うち120兆円近くが地域を越えて移転するという。
移動先は東京を中心に埼玉、千葉、神奈川を含む「東京圏」が群を抜いており、51．4兆円もの資産が流れ込む。流出額を差し引いても30．6兆円の超過。
2番目に多い大阪圏（大阪、京都、兵庫）がプラス4．1兆円だから、差は歴然としている。
青森から沖縄まで全国の30県では地域外への流出額が2割を超える。岡山もその一つで、東京圏に吸収される資金は1兆円程度。人が亡くなった後も資産の一極集中が進むことになる。
「何のためらいもなかったですよ」。東京都内で公務員として長く働いていた岡山県出身の男性（70）＝千葉県在住＝にとって、それはごく自然な流れだったようだ。
この3年間で、岡山県西部に住む古里の両親を相次いで亡くした。相続した計1500万円の預貯金は神奈川県に住む妹と折半した。
地方銀行と最寄りの郵便局にあった親の口座は解約し、自分が持つ都内と千葉県にある金融機関の口座に移した。空き家となった実家は今夏、父の三回忌を済ませてから売りに出すつもりだ。
「仕方ない。もう戻るつもりもないからね」
東京を中心に都市部はますます潤い、地方はじり貧に―。相続マネーを巡るこの格差は「多死社会」を迎えてさらに拡大すると三井住友信託銀行のリポートは見越す。
若者を都会へ都会へといざなった高度経済成長期のダメージは、今後も地域社会の中でボディーブローのように効いてくる。
（山陽新聞連載「Lの時代へ―歪みを超えて」より）
「大相続時代」に向け、地方の金融機関は預貯金の流出対策が急務だ＝津山信用金庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-000
相続発生時の資産の流れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-001
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183 ：わんにゃん＠名無しさん[sage]：2017/02/12(日) 19:23:12.44 ID:yycUZLzY - 山陽新聞デジタル 2/12(日) 10:35配信
今後20〜25年間で計51．4兆円もの資産が地域から失われ、東京圏へ流れ込む―。相続マネーを通じて、「お金の東京一極集中」が進むと推計される。地元で循環するはずの資金が流出し、地域への影響は大きい。
「想像以上の額に、がくぜんとした」。岡山県北の作州地域に15店舗を持つ津山信用金庫（津山市）の担当職員が手元の資料を示しながら、険しい表情で話す。
近年、70歳以上の個人預金が急激に目減りしていることから初めて実施した相続移転調査に驚いた。2016年度上半期（4〜9月）で10件、総額5千万円が東京の大手銀行に流れていた。
下半期も増え続け、年間1億円を超すペースで推移しているという。
「都市部への人口集中が引き金になっている。相続発生のたびに預金が都市部に移ってしまっては、県北経済の地盤沈下を招きかねない」と松岡裕司理事長（66）は危惧する。
大きく動き始めた相続マネー。同信金や備北信金（高梁市）では円滑な資産相続をサポートする金融商品の取り次ぎを準備するなど対策に乗りだした。
〈「地方に住む親と大都市圏に住む子供」という組み合わせが多いため、相続の発生が増えれば、家計資産の地方から大都市圏への移動が加速する〉
三井住友信託銀行が14年にまとめたリポートは、「大相続時代」の到来を告げながら地域の金融機関に警鐘を鳴らしている。
その試算額は膨大だ。
今後、20〜25年間に相続される金融資産の推計は総額650兆円。うち120兆円近くが地域を越えて移転するという。
移動先は東京を中心に埼玉、千葉、神奈川を含む「東京圏」が群を抜いており、51．4兆円もの資産が流れ込む。流出額を差し引いても30．6兆円の超過。
2番目に多い大阪圏（大阪、京都、兵庫）がプラス4．1兆円だから、差は歴然としている。
青森から沖縄まで全国の30県では地域外への流出額が2割を超える。岡山もその一つで、東京圏に吸収される資金は1兆円程度。人が亡くなった後も資産の一極集中が進むことになる。
「何のためらいもなかったですよ」。東京都内で公務員として長く働いていた岡山県出身の男性（70）＝千葉県在住＝にとって、それはごく自然な流れだったようだ。
この3年間で、岡山県西部に住む古里の両親を相次いで亡くした。相続した計1500万円の預貯金は神奈川県に住む妹と折半した。
地方銀行と最寄りの郵便局にあった親の口座は解約し、自分が持つ都内と千葉県にある金融機関の口座に移した。空き家となった実家は今夏、父の三回忌を済ませてから売りに出すつもりだ。
「仕方ない。もう戻るつもりもないからね」
東京を中心に都市部はますます潤い、地方はじり貧に―。相続マネーを巡るこの格差は「多死社会」を迎えてさらに拡大すると三井住友信託銀行のリポートは見越す。
若者を都会へ都会へといざなった高度経済成長期のダメージは、今後も地域社会の中でボディーブローのように効いてくる。
（山陽新聞連載「Lの時代へ―歪みを超えて」より）
「大相続時代」に向け、地方の金融機関は預貯金の流出対策が急務だ＝津山信用金庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-000
相続発生時の資産の流れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-001
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all&;p=2
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185 ：わんにゃん＠名無しさん[sage]：2017/02/12(日) 19:23:17.70 ID:yycUZLzY - 山陽新聞デジタル 2/12(日) 10:35配信
今後20〜25年間で計51．4兆円もの資産が地域から失われ、東京圏へ流れ込む―。相続マネーを通じて、「お金の東京一極集中」が進むと推計される。地元で循環するはずの資金が流出し、地域への影響は大きい。
「想像以上の額に、がくぜんとした」。岡山県北の作州地域に15店舗を持つ津山信用金庫（津山市）の担当職員が手元の資料を示しながら、険しい表情で話す。
近年、70歳以上の個人預金が急激に目減りしていることから初めて実施した相続移転調査に驚いた。2016年度上半期（4〜9月）で10件、総額5千万円が東京の大手銀行に流れていた。
下半期も増え続け、年間1億円を超すペースで推移しているという。
「都市部への人口集中が引き金になっている。相続発生のたびに預金が都市部に移ってしまっては、県北経済の地盤沈下を招きかねない」と松岡裕司理事長（66）は危惧する。
大きく動き始めた相続マネー。同信金や備北信金（高梁市）では円滑な資産相続をサポートする金融商品の取り次ぎを準備するなど対策に乗りだした。
〈「地方に住む親と大都市圏に住む子供」という組み合わせが多いため、相続の発生が増えれば、家計資産の地方から大都市圏への移動が加速する〉
三井住友信託銀行が14年にまとめたリポートは、「大相続時代」の到来を告げながら地域の金融機関に警鐘を鳴らしている。
その試算額は膨大だ。
今後、20〜25年間に相続される金融資産の推計は総額650兆円。うち120兆円近くが地域を越えて移転するという。
移動先は東京を中心に埼玉、千葉、神奈川を含む「東京圏」が群を抜いており、51．4兆円もの資産が流れ込む。流出額を差し引いても30．6兆円の超過。
2番目に多い大阪圏（大阪、京都、兵庫）がプラス4．1兆円だから、差は歴然としている。
青森から沖縄まで全国の30県では地域外への流出額が2割を超える。岡山もその一つで、東京圏に吸収される資金は1兆円程度。人が亡くなった後も資産の一極集中が進むことになる。
「何のためらいもなかったですよ」。東京都内で公務員として長く働いていた岡山県出身の男性（70）＝千葉県在住＝にとって、それはごく自然な流れだったようだ。
この3年間で、岡山県西部に住む古里の両親を相次いで亡くした。相続した計1500万円の預貯金は神奈川県に住む妹と折半した。
地方銀行と最寄りの郵便局にあった親の口座は解約し、自分が持つ都内と千葉県にある金融機関の口座に移した。空き家となった実家は今夏、父の三回忌を済ませてから売りに出すつもりだ。
「仕方ない。もう戻るつもりもないからね」
東京を中心に都市部はますます潤い、地方はじり貧に―。相続マネーを巡るこの格差は「多死社会」を迎えてさらに拡大すると三井住友信託銀行のリポートは見越す。
若者を都会へ都会へといざなった高度経済成長期のダメージは、今後も地域社会の中でボディーブローのように効いてくる。
（山陽新聞連載「Lの時代へ―歪みを超えて」より）
「大相続時代」に向け、地方の金融機関は預貯金の流出対策が急務だ＝津山信用金庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-000
相続発生時の資産の流れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-001
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all&;p=2
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186 ：わんにゃん＠名無しさん[sage]：2017/02/12(日) 19:23:49.66 ID:yycUZLzY - 山陽新聞デジタル 2/12(日) 10:35配信
今後20〜25年間で計51．4兆円もの資産が地域から失われ、東京圏へ流れ込む―。相続マネーを通じて、「お金の東京一極集中」が進むと推計される。地元で循環するはずの資金が流出し、地域への影響は大きい。
「想像以上の額に、がくぜんとした」。岡山県北の作州地域に15店舗を持つ津山信用金庫（津山市）の担当職員が手元の資料を示しながら、険しい表情で話す。
近年、70歳以上の個人預金が急激に目減りしていることから初めて実施した相続移転調査に驚いた。2016年度上半期（4〜9月）で10件、総額5千万円が東京の大手銀行に流れていた。
下半期も増え続け、年間1億円を超すペースで推移しているという。
「都市部への人口集中が引き金になっている。相続発生のたびに預金が都市部に移ってしまっては、県北経済の地盤沈下を招きかねない」と松岡裕司理事長（66）は危惧する。
大きく動き始めた相続マネー。同信金や備北信金（高梁市）では円滑な資産相続をサポートする金融商品の取り次ぎを準備するなど対策に乗りだした。
〈「地方に住む親と大都市圏に住む子供」という組み合わせが多いため、相続の発生が増えれば、家計資産の地方から大都市圏への移動が加速する〉
三井住友信託銀行が14年にまとめたリポートは、「大相続時代」の到来を告げながら地域の金融機関に警鐘を鳴らしている。
その試算額は膨大だ。
今後、20〜25年間に相続される金融資産の推計は総額650兆円。うち120兆円近くが地域を越えて移転するという。
移動先は東京を中心に埼玉、千葉、神奈川を含む「東京圏」が群を抜いており、51．4兆円もの資産が流れ込む。流出額を差し引いても30．6兆円の超過。
2番目に多い大阪圏（大阪、京都、兵庫）がプラス4．1兆円だから、差は歴然としている。
青森から沖縄まで全国の30県では地域外への流出額が2割を超える。岡山もその一つで、東京圏に吸収される資金は1兆円程度。人が亡くなった後も資産の一極集中が進むことになる。
「何のためらいもなかったですよ」。東京都内で公務員として長く働いていた岡山県出身の男性（70）＝千葉県在住＝にとって、それはごく自然な流れだったようだ。
この3年間で、岡山県西部に住む古里の両親を相次いで亡くした。相続した計1500万円の預貯金は神奈川県に住む妹と折半した。
地方銀行と最寄りの郵便局にあった親の口座は解約し、自分が持つ都内と千葉県にある金融機関の口座に移した。空き家となった実家は今夏、父の三回忌を済ませてから売りに出すつもりだ。
「仕方ない。もう戻るつもりもないからね」
東京を中心に都市部はますます潤い、地方はじり貧に―。相続マネーを巡るこの格差は「多死社会」を迎えてさらに拡大すると三井住友信託銀行のリポートは見越す。
若者を都会へ都会へといざなった高度経済成長期のダメージは、今後も地域社会の中でボディーブローのように効いてくる。
（山陽新聞連載「Lの時代へ―歪みを超えて」より）
「大相続時代」に向け、地方の金融機関は預貯金の流出対策が急務だ＝津山信用金庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-000
相続発生時の資産の流れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-001
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189 ：わんにゃん＠名無しさん[sage]：2017/02/12(日) 19:23:55.37 ID:yycUZLzY - 山陽新聞デジタル 2/12(日) 10:35配信
今後20〜25年間で計51．4兆円もの資産が地域から失われ、東京圏へ流れ込む―。相続マネーを通じて、「お金の東京一極集中」が進むと推計される。地元で循環するはずの資金が流出し、地域への影響は大きい。
「想像以上の額に、がくぜんとした」。岡山県北の作州地域に15店舗を持つ津山信用金庫（津山市）の担当職員が手元の資料を示しながら、険しい表情で話す。
近年、70歳以上の個人預金が急激に目減りしていることから初めて実施した相続移転調査に驚いた。2016年度上半期（4〜9月）で10件、総額5千万円が東京の大手銀行に流れていた。
下半期も増え続け、年間1億円を超すペースで推移しているという。
「都市部への人口集中が引き金になっている。相続発生のたびに預金が都市部に移ってしまっては、県北経済の地盤沈下を招きかねない」と松岡裕司理事長（66）は危惧する。
大きく動き始めた相続マネー。同信金や備北信金（高梁市）では円滑な資産相続をサポートする金融商品の取り次ぎを準備するなど対策に乗りだした。
〈「地方に住む親と大都市圏に住む子供」という組み合わせが多いため、相続の発生が増えれば、家計資産の地方から大都市圏への移動が加速する〉
三井住友信託銀行が14年にまとめたリポートは、「大相続時代」の到来を告げながら地域の金融機関に警鐘を鳴らしている。
その試算額は膨大だ。
今後、20〜25年間に相続される金融資産の推計は総額650兆円。うち120兆円近くが地域を越えて移転するという。
移動先は東京を中心に埼玉、千葉、神奈川を含む「東京圏」が群を抜いており、51．4兆円もの資産が流れ込む。流出額を差し引いても30．6兆円の超過。
2番目に多い大阪圏（大阪、京都、兵庫）がプラス4．1兆円だから、差は歴然としている。
青森から沖縄まで全国の30県では地域外への流出額が2割を超える。岡山もその一つで、東京圏に吸収される資金は1兆円程度。人が亡くなった後も資産の一極集中が進むことになる。
「何のためらいもなかったですよ」。東京都内で公務員として長く働いていた岡山県出身の男性（70）＝千葉県在住＝にとって、それはごく自然な流れだったようだ。
この3年間で、岡山県西部に住む古里の両親を相次いで亡くした。相続した計1500万円の預貯金は神奈川県に住む妹と折半した。
地方銀行と最寄りの郵便局にあった親の口座は解約し、自分が持つ都内と千葉県にある金融機関の口座に移した。空き家となった実家は今夏、父の三回忌を済ませてから売りに出すつもりだ。
「仕方ない。もう戻るつもりもないからね」
東京を中心に都市部はますます潤い、地方はじり貧に―。相続マネーを巡るこの格差は「多死社会」を迎えてさらに拡大すると三井住友信託銀行のリポートは見越す。
若者を都会へ都会へといざなった高度経済成長期のダメージは、今後も地域社会の中でボディーブローのように効いてくる。
（山陽新聞連載「Lの時代へ―歪みを超えて」より）
「大相続時代」に向け、地方の金融機関は預貯金の流出対策が急務だ＝津山信用金庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-000
相続発生時の資産の流れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-001
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190 ：わんにゃん＠名無しさん[sage]：2017/02/12(日) 19:24:26.55 ID:yycUZLzY - 山陽新聞デジタル 2/12(日) 10:35配信
今後20〜25年間で計51．4兆円もの資産が地域から失われ、東京圏へ流れ込む―。相続マネーを通じて、「お金の東京一極集中」が進むと推計される。地元で循環するはずの資金が流出し、地域への影響は大きい。
「想像以上の額に、がくぜんとした」。岡山県北の作州地域に15店舗を持つ津山信用金庫（津山市）の担当職員が手元の資料を示しながら、険しい表情で話す。
近年、70歳以上の個人預金が急激に目減りしていることから初めて実施した相続移転調査に驚いた。2016年度上半期（4〜9月）で10件、総額5千万円が東京の大手銀行に流れていた。
下半期も増え続け、年間1億円を超すペースで推移しているという。
「都市部への人口集中が引き金になっている。相続発生のたびに預金が都市部に移ってしまっては、県北経済の地盤沈下を招きかねない」と松岡裕司理事長（66）は危惧する。
大きく動き始めた相続マネー。同信金や備北信金（高梁市）では円滑な資産相続をサポートする金融商品の取り次ぎを準備するなど対策に乗りだした。
〈「地方に住む親と大都市圏に住む子供」という組み合わせが多いため、相続の発生が増えれば、家計資産の地方から大都市圏への移動が加速する〉
三井住友信託銀行が14年にまとめたリポートは、「大相続時代」の到来を告げながら地域の金融機関に警鐘を鳴らしている。
その試算額は膨大だ。
今後、20〜25年間に相続される金融資産の推計は総額650兆円。うち120兆円近くが地域を越えて移転するという。
移動先は東京を中心に埼玉、千葉、神奈川を含む「東京圏」が群を抜いており、51．4兆円もの資産が流れ込む。流出額を差し引いても30．6兆円の超過。
2番目に多い大阪圏（大阪、京都、兵庫）がプラス4．1兆円だから、差は歴然としている。
青森から沖縄まで全国の30県では地域外への流出額が2割を超える。岡山もその一つで、東京圏に吸収される資金は1兆円程度。人が亡くなった後も資産の一極集中が進むことになる。
「何のためらいもなかったですよ」。東京都内で公務員として長く働いていた岡山県出身の男性（70）＝千葉県在住＝にとって、それはごく自然な流れだったようだ。
この3年間で、岡山県西部に住む古里の両親を相次いで亡くした。相続した計1500万円の預貯金は神奈川県に住む妹と折半した。
地方銀行と最寄りの郵便局にあった親の口座は解約し、自分が持つ都内と千葉県にある金融機関の口座に移した。空き家となった実家は今夏、父の三回忌を済ませてから売りに出すつもりだ。
「仕方ない。もう戻るつもりもないからね」
東京を中心に都市部はますます潤い、地方はじり貧に―。相続マネーを巡るこの格差は「多死社会」を迎えてさらに拡大すると三井住友信託銀行のリポートは見越す。
若者を都会へ都会へといざなった高度経済成長期のダメージは、今後も地域社会の中でボディーブローのように効いてくる。
（山陽新聞連載「Lの時代へ―歪みを超えて」より）
「大相続時代」に向け、地方の金融機関は預貯金の流出対策が急務だ＝津山信用金庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-000
相続発生時の資産の流れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-001
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193 ：わんにゃん＠名無しさん[sage]：2017/02/12(日) 19:24:33.09 ID:yycUZLzY - 山陽新聞デジタル 2/12(日) 10:35配信
今後20〜25年間で計51．4兆円もの資産が地域から失われ、東京圏へ流れ込む―。相続マネーを通じて、「お金の東京一極集中」が進むと推計される。地元で循環するはずの資金が流出し、地域への影響は大きい。
「想像以上の額に、がくぜんとした」。岡山県北の作州地域に15店舗を持つ津山信用金庫（津山市）の担当職員が手元の資料を示しながら、険しい表情で話す。
近年、70歳以上の個人預金が急激に目減りしていることから初めて実施した相続移転調査に驚いた。2016年度上半期（4〜9月）で10件、総額5千万円が東京の大手銀行に流れていた。
下半期も増え続け、年間1億円を超すペースで推移しているという。
「都市部への人口集中が引き金になっている。相続発生のたびに預金が都市部に移ってしまっては、県北経済の地盤沈下を招きかねない」と松岡裕司理事長（66）は危惧する。
大きく動き始めた相続マネー。同信金や備北信金（高梁市）では円滑な資産相続をサポートする金融商品の取り次ぎを準備するなど対策に乗りだした。
〈「地方に住む親と大都市圏に住む子供」という組み合わせが多いため、相続の発生が増えれば、家計資産の地方から大都市圏への移動が加速する〉
三井住友信託銀行が14年にまとめたリポートは、「大相続時代」の到来を告げながら地域の金融機関に警鐘を鳴らしている。
その試算額は膨大だ。
今後、20〜25年間に相続される金融資産の推計は総額650兆円。うち120兆円近くが地域を越えて移転するという。
移動先は東京を中心に埼玉、千葉、神奈川を含む「東京圏」が群を抜いており、51．4兆円もの資産が流れ込む。流出額を差し引いても30．6兆円の超過。
2番目に多い大阪圏（大阪、京都、兵庫）がプラス4．1兆円だから、差は歴然としている。
青森から沖縄まで全国の30県では地域外への流出額が2割を超える。岡山もその一つで、東京圏に吸収される資金は1兆円程度。人が亡くなった後も資産の一極集中が進むことになる。
「何のためらいもなかったですよ」。東京都内で公務員として長く働いていた岡山県出身の男性（70）＝千葉県在住＝にとって、それはごく自然な流れだったようだ。
この3年間で、岡山県西部に住む古里の両親を相次いで亡くした。相続した計1500万円の預貯金は神奈川県に住む妹と折半した。
地方銀行と最寄りの郵便局にあった親の口座は解約し、自分が持つ都内と千葉県にある金融機関の口座に移した。空き家となった実家は今夏、父の三回忌を済ませてから売りに出すつもりだ。
「仕方ない。もう戻るつもりもないからね」
東京を中心に都市部はますます潤い、地方はじり貧に―。相続マネーを巡るこの格差は「多死社会」を迎えてさらに拡大すると三井住友信託銀行のリポートは見越す。
若者を都会へ都会へといざなった高度経済成長期のダメージは、今後も地域社会の中でボディーブローのように効いてくる。
（山陽新聞連載「Lの時代へ―歪みを超えて」より）
「大相続時代」に向け、地方の金融機関は預貯金の流出対策が急務だ＝津山信用金庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-000
相続発生時の資産の流れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-001
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- 9頭餓死 小田原ドッグビューティースクール [転載禁止]©2ch.net
194 ：わんにゃん＠名無しさん[sage]：2017/02/12(日) 19:25:03.70 ID:yycUZLzY - 山陽新聞デジタル 2/12(日) 10:35配信
今後20〜25年間で計51．4兆円もの資産が地域から失われ、東京圏へ流れ込む―。相続マネーを通じて、「お金の東京一極集中」が進むと推計される。地元で循環するはずの資金が流出し、地域への影響は大きい。
「想像以上の額に、がくぜんとした」。岡山県北の作州地域に15店舗を持つ津山信用金庫（津山市）の担当職員が手元の資料を示しながら、険しい表情で話す。
近年、70歳以上の個人預金が急激に目減りしていることから初めて実施した相続移転調査に驚いた。2016年度上半期（4〜9月）で10件、総額5千万円が東京の大手銀行に流れていた。
下半期も増え続け、年間1億円を超すペースで推移しているという。
「都市部への人口集中が引き金になっている。相続発生のたびに預金が都市部に移ってしまっては、県北経済の地盤沈下を招きかねない」と松岡裕司理事長（66）は危惧する。
大きく動き始めた相続マネー。同信金や備北信金（高梁市）では円滑な資産相続をサポートする金融商品の取り次ぎを準備するなど対策に乗りだした。
〈「地方に住む親と大都市圏に住む子供」という組み合わせが多いため、相続の発生が増えれば、家計資産の地方から大都市圏への移動が加速する〉
三井住友信託銀行が14年にまとめたリポートは、「大相続時代」の到来を告げながら地域の金融機関に警鐘を鳴らしている。
その試算額は膨大だ。
今後、20〜25年間に相続される金融資産の推計は総額650兆円。うち120兆円近くが地域を越えて移転するという。
移動先は東京を中心に埼玉、千葉、神奈川を含む「東京圏」が群を抜いており、51．4兆円もの資産が流れ込む。流出額を差し引いても30．6兆円の超過。
2番目に多い大阪圏（大阪、京都、兵庫）がプラス4．1兆円だから、差は歴然としている。
青森から沖縄まで全国の30県では地域外への流出額が2割を超える。岡山もその一つで、東京圏に吸収される資金は1兆円程度。人が亡くなった後も資産の一極集中が進むことになる。
「何のためらいもなかったですよ」。東京都内で公務員として長く働いていた岡山県出身の男性（70）＝千葉県在住＝にとって、それはごく自然な流れだったようだ。
この3年間で、岡山県西部に住む古里の両親を相次いで亡くした。相続した計1500万円の預貯金は神奈川県に住む妹と折半した。
地方銀行と最寄りの郵便局にあった親の口座は解約し、自分が持つ都内と千葉県にある金融機関の口座に移した。空き家となった実家は今夏、父の三回忌を済ませてから売りに出すつもりだ。
「仕方ない。もう戻るつもりもないからね」
東京を中心に都市部はますます潤い、地方はじり貧に―。相続マネーを巡るこの格差は「多死社会」を迎えてさらに拡大すると三井住友信託銀行のリポートは見越す。
若者を都会へ都会へといざなった高度経済成長期のダメージは、今後も地域社会の中でボディーブローのように効いてくる。
（山陽新聞連載「Lの時代へ―歪みを超えて」より）
「大相続時代」に向け、地方の金融機関は預貯金の流出対策が急務だ＝津山信用金庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170212-00010001-sanyo-bus_all.view-000
相続発生時の資産の流れ
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