- 犬猫感動実話 [無断転載禁止]©2ch.net
6 :わんにゃん@名無しさん[sage]:2017/01/01(日) 06:57:46.43 ID:eKHNqkPu - 通勤で通る小さな公園に毎朝、老いた野良猫(三毛)がいた。
俺は必ずポケットに煮干を入れて通勤するようになった。毎朝煮干あげて、頭をなでてから通勤した。 ある朝、冷たくなってるそいつを見つけた。そこいらに埋めて犬とかに掘り返されても可哀想だから、会社に電話して半休をもらい、電車で4駅の俺のじいさんがやってる寺に運んだ。 あとはじいさんがそいつを骨にし、無縁仏の墓に入れてくれた。 次の日、通勤でそいつのいた公園を通り、あああいつはもういないのか…と思いながらも、いつもあいつのいたベンチのしたにポケットの煮干を置いた。
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7 :わんにゃん@名無しさん[sage]:2017/01/01(日) 06:58:17.84 ID:eKHNqkPu - 翌朝も、その翌朝も煮干を置いた。
不思議なことに、毎日置いた煮干がなくなることに気付いた。他の野良猫が食べに来てるんだな、と思っていた。 ある日、急な残業で退社が23時をまわってしまった。真っ暗なあの公園を通ると…あのベンチにあいつ(三毛)がいた。 ベンチのうえでちょこんと座り、後ろ足を伸ばして毛繕いしていた。まさかと思い、見つめているとそいつはベンチの下にいき、朝俺が置いた煮干を旨そうに食べた。 そしてまたベンチに登り、前足で顔を洗う。近寄ろうとしたとき、俺の方を見たそいつはビクッと動きを止め、なんとすうっと透明になって消えた。
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8 :わんにゃん@名無しさん[sage]:2017/01/01(日) 06:59:36.59 ID:eKHNqkPu - ぼうぜんとベンチの下を覗いたりしたがいない。あの鼻の横に鼻くそみたいな黒い模様のある三毛を間違うことはないと思う。
俺が思うに猫という気ままな生き物は、死んだ後も気ままに現世や天国を行き来しているんじゃないかと。 じいさんが言ってたが、ちゃんと経をあげて弔ってやったから、悪い方には行ってないだろうよ、とのこと。 いい方に行ったあいつは、俺の置いた煮干を食いにたまにこっちに来てるのかも。 今でも毎朝、煮干を置いてるが、夜に見に行くのは止めておいてやってる。 猫は自由だからな。今は着替えた毛皮を三毛ちゃんがお住まいになってくださりいらっしゃる家に三毛ちゃん
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9 :わんにゃん@名無しさん[sage]:2017/01/01(日) 07:02:29.46 ID:eKHNqkPu - 数年前、うちの子は「なんで生きているのかわからない」と医者に言われるほどの事故にあった。
私がバスタオルにくるんで病院に行ったのだけど 「助けてください」って叫ぶんだね、ああいう時は 入院させた夜、夢をみた。ねこがうちに帰ってきてるの。 「ダメじゃない、病院にいないと死んじゃうよ。病院にもどろう」 って、昼間に抱っこして走った道を、夜中の道を、抱っこして行くんだけど フワフワ浮いてる感じなの。 うちの子助かりました。今は元気なおばあちゃんねこです。います孫も沢山
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