- 日中同盟で、反アングロ・サクソン ★27
543 :陽之介[]:2011/06/20(月) 12:20:33.95 ID:y/MsvXjD0 - 「中台戦争」ネタ
中国と台湾の間で「戦争」があり得るかのような話があるが、全く奇妙なでたらめだ。 まず基本的な事実を確認しよう。 ○「中国」とは中華人民共和国のことである。 1971年、国連で上記のように決まり、台湾は「追放」された。 台湾を「捨て」、中国を選んだのはアメリカである。 ○アメリカ、日本など主要国は、台湾を「国」として認めていない アメリカ、日本は台湾と外交関係を断絶した。 その後の主要国との外交関係は、非政府組織を通じた非公式なもの。 国連機関などでは、「地域」としての台湾の加盟をみとめているところもある。 従って国際的には、台湾は中国の「国内問題」である。 ○中国・台湾は、経済的・社会的に関係が深化し、不可分である 経済、資本、労働力のすべての分野で中台は一体化(同一ではなく、連繋だ)が深まっている。 中台の企業でパーツを行ったり来たりさせて完成させ、世界に売る、といったスタイルは 既に日本や世界経済の不可分のシステムの一貫である。 こうした情勢を受けて進んでいるのが馬英久の「両岸経済協力枠組協議」だ。 上記の事柄は、政治的な立場とは無関係に存在する。 確かに国内の「内乱」「自治領の独立運動」といったものが、存在する。 その意味で「中台戦争」は、 イギリスとスコットランドが戦争する、 といった想定と均しいだろう。 また、日本にとっては、空挺部隊が沖縄から、といった話よりも、 AFTAや「両岸」の経済ネットワークに、 日本がどうやって対抗、食い込むかの方が、一万倍重要なテーマである。
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