- 日中同盟で、反アングロ・サクソン ★27
522 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/06/19(日) 20:04:23.72 ID:5XMP20qO0 - >>509
勝手に決めつけておいて、謝るどころか「違う人物だと証明しろ」 つまり挙証責任を人に負わせる。釈明する気なしと。分かりました。 では、私もダベサ君と先輩を今から正式に自演として扱います。 こっちは、はるかにバレバレなんだから構わないでしょう。
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525 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/06/19(日) 20:18:18.73 ID:5XMP20qO0 - >>524
なぜ名無しに戻る必要があるんです?あんたの文章はみんなバレバレですよw ちなみにアク禁になっていたと言うけど、いつからいつまで、どこの回線ですか? 規制情報板で調べてみよう。
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526 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/06/19(日) 21:07:09.91 ID:5XMP20qO0 - いま、シリアと欧州が重大局面に入っているので、簡単に触れるが
<1、台湾と1979年当時のアフガニスタンを同視するのは不適切> 斬首作戦をにわかに唱え出した人々は必ずアフガニスタンを例に挙げる。これほど不適切な例はないです。 今日では国際関係論の学部生はちゃんと次のような注意を受ける ・台湾は国民党も含めて北京政府と軍事的対立を繰り返し、今でも海基会・海協会のほか政治交流もない。 三通推進の馬英九も、総統選後の連戦の訪中への非難を考慮して、大陸と政治的には距離を置いている いわゆる一国両制は受け入れられないことで国民的コンセンサスが出来ている。 ・一方のアフガンは王政・共和制の時代を通じてソ連と友好関係を保っている。 共和制を敷いたダウド首相は1956年からソ連の軍事援助を受けており、軍事顧問団がアフガン国内におり、 アフガン軍将校はソ連に留学するような関係にあった。 ソ連は好き好んでアフガンに介入したわけではなく、アフガンの混乱の波及を恐れて迷った末に介入している。 ウスチノフとアンドロポフがこの問題をめぐって対立したのは有名な逸話(実態はやや違うが)
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527 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/06/19(日) 21:08:09.06 ID:5XMP20qO0 - ・アフガンはソ連介入前夜、内には政争、外からはイスラム革命の波及で政治的混乱の連続だった。
ダウド首相が政権基盤を確立するためアフガン人民民主党を弾圧し、マスード・ヘクマチヤルらが逃亡すると、 1978年のクーデタで人民民主党タラキー政権が成立。しかしタラキーも1979年9月にアミンと抗争して殺害。 つまり3か月後に倒されるアミン政権は、正当性が何もない政権で、アフガン国内の支持が受けられなかった。 一方でイラン革命が進行し、ホメイニが1979年2月に帰国すると、その影響はアフガンの地方部に波及し、 人民民主党政権は掌握困難となり、いったんは融和に努めたアミンに対しても聖戦が発令されるほどになった。 ソ連軍の介入はもともとアミン政権自身が要請したもの。だからこそソ連軍は介入の口実が立った。 ・一方の台湾は全く反対の歴史過程にある。 台湾民主化運動を徹底して弾圧した蒋介石・蒋経国の両政権から、1987年に40年続いた戒厳令が解除され、 1996年に中国史上初めての直接選挙での総統選が行われ、総統選だけでも4回の選挙が行われている。 その過程で国民党も李登輝→連戦→馬英九と台湾化が進み、民進党・国民党の2大政党制が確立している。 また当初は一辺一国論を唱えた陳水扁民進党も、米国からの牽制を強く受け、中国との小三通を続けている。 台湾人の間では自国の立ち位置についての共通認識が既に成立している。 ・何より軍事的に介入の困難度がまったく違う。 1949年、1958年など繰り返された台湾侵攻に対しても、台湾軍は金門・馬祖両島の制圧すら許しておらず、 空軍は伝統的に非常に高い水準を保っている(日本の空自より強いかも知れない)。 さらに後背地の日本、アメリカからの支援も受けられる(現に過去の侵攻では日本の軍事顧問団が付いていた) 台湾軍にさえ難儀する解放軍が、日米を敵に回したら袋叩きにされるのは必定。 自国で養成した将校が率いていたアフガン軍とはわけが違います…
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528 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/06/19(日) 21:10:09.99 ID:5XMP20qO0 - ただし、ソ連のアフガン侵攻と、中国の斬首作戦wとやらには、重大な共通項があります。
アフガン侵攻前夜、アメリカは人民民主党政権の対ソ接近を恐れ、ムジャヒディンに密かに援助を行っていた。 またカーター政権は1978年から5か年計画で軍備増強方針に転じ、人質事件で湾岸に派兵するなど、 米ソ間のデタントが大きく後退しSALTの交渉にも影響が出ていた。これはNHKでも特集で扱っていましたね。 タカ派だったブレジンスキーがソ連のアフガン侵攻を知って喜んだと言われるのは、まさにそのためです。 アメリカは意図的にソ連をアフガンに引きずり込もうとした。 自分は中国の南シナ海での行動を憂慮している。なぜなら、ソ連の二の舞になる可能性があるから。 今回のはベトナムがフィリピンの行動を見て、前年のハノイARFから周到に準備して米国を引き込んだから、 米国としてはリップサービスのように中国をけん制した面も否定できない。 しかしこういう「引っ張り込み戦略」をやられると、アメリカもいつまでも仲介者ではいられなくなる。 アメリカが台湾を使嗾し、大陸を挑発することは非常にたやすいこと。北京政府が神経質になるのもその点です。
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529 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/06/19(日) 21:40:40.18 ID:5XMP20qO0 - また、主要国に対する政治的影響力も台湾とアフガンでは全く違う。
「西のイスラエル、東の台湾」と言われたほど台湾は米政界・日本政界(自民党岸派など)に強いパイプを持ち、 振興の中国ロビーを上回っている。1979年の台湾関係法や、日中国交前後の停滞は台湾ロビーが影響している。 米政界には、ゼーリックのように中東でドジって閑職に追いやられているが、いまだに対中強硬派が多く残る。 米中が為替摩擦・貿易摩擦で対立する限り、これらの人脈が浮上してくるリスクはかなり高い。 いま数年前の台湾関係の書籍を数冊引っ張り出して驚いたが、 台湾への空挺部隊や特殊部隊の台北付近への降下作戦、とっくに検討されてますね。私自身のマーカーが引いてあるw 結論から言えば「維持能力がない」「台湾陸軍を馬鹿にしすぎ」「台湾にも空軍あるって分かってる?」 と一蹴されている。「俗説」の類だったので、自分も印象に残ってないんですね。 ちなみに夏瀛洲上将の発言(本人は否定)は、台湾では確かに問題になっていますが、 ttp://www.asahi.com/international/update/0608/TKY201106080467.html 私はこの記事を書いた朝日の記者はもの知らずだなと思う。 なぜなら台湾軍OBは小三通の進展に伴い、 大陸部に若い姉ちゃんを囲い、邸宅を構えてリタイア後の生活を楽しむと言うのが流行で、 そりゃ我々はともに中国人だと言ったとしても気持ちは充分分かるからですw 民進党が定年退職後の移住を問題視して規制しようとしたが、 国防部側の抵抗にあって頓挫した経緯がある。ウォッチャーには常識的な話なので、 >台湾軍は長年、中国軍に敵として向き合い、国民党政権を支えたが、 >一方でOBを中心に中台統一を支持する勢力もあり、中国側の工作に利用されやすい。 こんな結論には飛びつかないです。一般に、台湾国防部は民進党に比べて見通しははるかに冷静で、 解放軍が渡海上陸する能力があるとは思っていない。何をこの素人が騒いでんだと言うのが偽らざる民進党への感情。 これは媚中派と反中派の対立と言うより、国防部と、学生闘士あがりの民進党の対立ですね。
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530 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/06/19(日) 21:48:56.57 ID:5XMP20qO0 - >>521
>アジアタイムズの想定って、アフガン侵攻の特殊作戦そのものだな、と今気付いた(苦笑 これは嘘ですね。あまり恥をかかせるのはどうかと思い、黙っていましたが、 謝らないと言うなら構わないでしょう。 「アジアタイムズ 斬首作戦」で検索すると、ある軍事サイトが出てきます。 このスレも出てくるんですが。 私はそのサイトの内容を読み、懐疑の主張と全く同一であることに気づいた。 それだけでなく、斬首作戦への対応に海兵隊のヘリボーンが必要なので沖縄駐留は必然、 と言う記事もそのブログに掲載されており、これも懐疑の主張とそっくり。 「ああ、何か変なこと言ってると思ったら、このブログから引っ張ってきたのか」と思ったのですが、 さすがに可哀想かなと思って指摘しませんでした。さすがにそのブロガーは懐疑のような乱雑な考察はしてないけどね。 安易に人のブログから引っ張ってくるのは、その人の主張を貶めることになると思うよ。
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531 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/06/19(日) 22:04:57.60 ID:5XMP20qO0 - さて、その上で>>520から順に間違いを指摘していくと
・アフガン侵攻は「親ソ政権樹立」のためではない。 アミンの対宗教勢力宥和方針がソ連の疑念を買ったのは確かだが、 アミンじたいが親ソの人民民主党の副首相で、政権奪取後にはモスクワと連絡を取っている。 ゆえにソ連側にも反対論が強かった ・親中政権が続けばアメリカは介入できない ソ連のカルマル政権は86年には事態収拾能力がないと判断されて引っ込められ、 その後を継いだナジブラもソ連軍撤退後3年で国連に逃げ込んでいる。 親ソ政権が2代13年続いても、結局はムジャヒディンの前に屈したんですよ。 アフガンを持ってくる人間って、アフガンが最後にどうなったかには触れないね。 ・松田論文ではアフガンモデルの可能性を論じていない 大うそ。あんた名誉棄損になるよホントに。 第3節 台湾海峡戦争の態様―緒戦段階―の3項目で、 ミサイル攻撃も、特殊作戦も、サイバー攻撃も全部指摘されている。 だからきちんと読めと言ったんだよ、怠け者が。こっちがアジアタイムズの与太記事をぜんぶ確認したのに、 お前の怠けっぷりは異常だ。 以上、主張じたい失当と言うことで終了です。
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