- 日中同盟で、反アングロ・サクソン ★27
455 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2011/06/15(水) 12:08:13.85 ID:ufjfNTeu0 - 「金王朝について」
金日成は、好き嫌いは別にして、権力者としては相当な力量の持ち主だ。 北の置かれた状況をみると、ソ連と東欧との類比がわかりやすい。 1950年代から60年代の北は、ソ連派と中国派の内部抗争がすごく、激烈な権力闘争をやっていた。 ソ連自体がスターリンの粛正で数百万、中国は大躍進その他で数千万人殺された時代。 国内の権力闘争は、文字通り生きるか死ぬかの「平時の戦争」で、中立や降伏はない。 ハンガリーやチェコのような事態にならずにすんだ。 簡単にいえば、金日成はソ連よりだが、自国の独立を保ちつつ、外部勢力排除に成功した。 これは、ディミドロフやウルブリヒトと比べると、「うまくやった」方だろう。 いずれにせよ「北」の国家目標は「体制の存続」で、「統一」は国内向けのスローガンだ。 したがって、第二次朝鮮戦争は、ありえない。 >>439さん >>443さん その通りですね。賛成。 「アメリカ財政と中国の支援」 今の経済ネタで最重要なのは、アメリカの借金の限度額切り上げ問題。 昨日(一昨日?)もバーナンキとオバマが「お願い演説」をした。 日本のマスメディアだと、「何とかなる」「アメリカは大丈夫」が基調だが、 実は現実はそんなものではなく、すれすれの危険な様態が続いている。 日本の国債の格付けが下がったとか言うのは、米国の危機に比べれば、実に些細なこと。 この夏限度額が上がらなければ、デフォルトになる可能性が高い(ほぼ確実)。 その意味は、ドル暴落、株暴落、基軸通貨の混乱などで、アメリカの信用は失墜する。 >>448さんの「アメリカ世論の対中感情は極度に悪化する」 「感情」よりも「勘定」の方が大事である。 それほど米国は中国に依存している問うことで、「悪化」ではなく「不安」だ。
|