- 日中同盟で、反アングロ・サクソン ★27
178 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2011/06/02(木) 00:02:17.31 ID:sfdtOi/b0 - >>176
何だ、結局これが本音じゃないか。 中国共産党は立党から武装集団だよ。「政権は銃口から」と言ったのは毛沢東だ。 中国の最高権力者は共産党のトップの総書記と国務院トップの国家主席と 大事なのは政権=銃口からの考えから党中央軍事委員会主席と 国家中央軍事委員会主席のポストを移譲され初めて中共のトップとなれる。 つまり、中共は建国から軍事政権ということになる。 人民解放軍の政権の影響力も絶大である。 昨年、アメリカ陸軍大学が民間シンクタンクの「全米アジア研究部会」と共同で 中国人民開放軍の総合研究セミナーを開いた。 その中の研究発表で人民解放軍は経済発展以来、従来よりも自主的権限を与えられる 傾向が続いており、実際の軍事行動の決定権も政治のシビリアン・コントロールが 利かない可能性があり、米中との危機回避の政治交渉も人民解放軍による過激行動に より無に帰す可能性もありアジア地域に危険な軍事的影響を及ぼす可能性も 指摘している。 中国は一党独裁国家であり、国家目標を達成する為に経済戦略と外交戦略と軍事戦略は 一体で繋がりながら進む国であり、自由民主主義国とは価値観が正反対な国である ことを自覚することが大事だ。その上でその付き合いかたを考えなければならない。 アラビア半島諸国は日本にとって経済活動の血液である資源輸入国です。 どちらが重要か中国と天秤にかけるまでもない。
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182 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2011/06/02(木) 07:02:42.05 ID:sfdtOi/b0 - >>179>>180
君は良いことを言うな。国際社会を生き残り競争のリアリズムで解釈することは 自国の戦略を考える上で重要だ。そういう意味で現在のパワー分布を俯瞰する ことは大国に挟まれた小国としては必要不可欠だ。何故ならバランス・オブ・パワーを 作るには同盟政策が必要だからだよ。 しかし、懐疑氏も言っていたが君は国際関係をリアリズムで俯瞰するには偏向 してないか?日本の国益にとって私は資源交易を持つアラビア半島諸国は重要と 言ったが、どんなに残酷な絞首刑をやっていようが日本に何の問題があるの? 中国の独裁政権はアメリカ留学のエリート様で中央集権で国家の秩序と安定を 維持し、クェートやサウジやシンガポールは王族支配で残酷な処刑をやる 中央集権で国家の秩序と安定を維持する独裁政権というわけか。 ニクソンが中国と手を握った理由は、対ソ連で米中の利害が一致したことと ベトナムからの撤退の為にベトナムの後ろから中国に牽制してもらう為だよ。 このソ連包囲はソ連を斜陽と向わせる。ソ連崩壊後にソ連に代り中国が覇権挑戦に 名乗りを上げた。アメリカは現在中国包囲のシフトを構築しようとしている。 この狭間で日本がビスマルクよろしく等距離外交をやるのは容易ではないだろう。 価値観が同じで現在の日本に国益をもたらし勝つ確率が高いほうに付くのが得策 というものだ。アジア・太平洋は中国対アメリカ・ASEAN・日本・オーストラリア・ インド他自由民主主義国家という構図になっている。とても、我関せずという 雰囲気にはない。鳩山がいかにこの空気を理解していないか分るというものだ。
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184 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2011/06/02(木) 09:33:04.33 ID:sfdtOi/b0 - >>183
在日米軍駐留の口実になっているのは北鮮ではありません。 アルフレッド・セイヤー・マハンの「海上権力論」とアメリカン・ゲオポリティクスの 父となったスパイクマンの戦略を調べれば分ります。 海を制する者は世界を制する。 大海軍の建設と海上通商ルートとチョーク・ポイントの獲得。シーレーン防衛の為の 海外海軍基地の獲得。アメリカは計画的に米西戦争を行ない、スペインに勝ち グアンタナモ、フィリピンを得ます。パナマに政治介入し影響力を得、パナマ運河を作り、 次に太平洋に狙いを定めハワイを併合し、次に大陸介入の足場になる日本に狙いを定めた。 日本は大陸に経済・政治で関与する中継基地の位置付けなのはスパイクマンの戦略を読めば 理解できるはずです。
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194 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2011/06/02(木) 22:56:31.05 ID:sfdtOi/b0 - >>192
民主党のブレーンだったブレジンスキーが君と同じ考えを持ち、見事に裏切られている。 ユーラシア大陸の大国の歴史的生き残りの価値観であるゼロサム思考を無視して、 自国の価値観のモノサシでユーラシアの大国と仲良くしようとするとエライ火傷を負う。 実際、ブレジンスキーが補佐官をしたカーター政権でソ連との「G2」体制を実現しようと したが、結局、ソ連のアフガニスタン侵攻を生んだだけだった。 大陸の大国に譲歩すればするほど紛争が増えていくことになる。 そういう意味で大陸封じ込めを説いたジョージ・ケナンとユーラシア大陸の沿岸ベルト地帯を 押さえ封じ込めを説いたスパイクマンは慧眼だったといえる。 インド洋、太平洋の第一列島線で押し引きの政治的攻防が中国とアメリカ・ASEAN各国との 間で激しくなっているようだ。中越との海洋の衝突がどう政治的に発展するか未知数だ。 この中で親中、親露、親米、親他諸国でやっといけるとしたらビスマルク以上の 天才政治家といえるだろう。君がやってみると良い。君が並の人間なら鳩山と同じ結果に なるはずだ。
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