- メア氏の暴言を許した戦後日本の政治
54 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2011/03/12(土) 07:38:13.24 ID:jIZfSUqY0 - 朝鮮戦争後、大陸からの共産主義国家の脅威を感じたアメリカは日本を自由主義の
防波堤にしようとダレスは吉田茂に再軍備を促がすが、吉田は首をタテに振らず、 「日本の再建は経済の立て直しが必要。とても再軍備の余裕はない」と断り、 その代り大陸国家への牽制の為に日本に米軍基地を置くことを許したのです。 この「吉田ドクトリン」は現在の片務的日米同盟の根幹となります。 80年代の日米摩擦の時、アメリカは経済大国として日本はヨーロッパ諸国の ように世界管理の為に積極的に軍事貢献すべきだと迫りますが、日本は一国の 平和の為に「おもいやり予算」と「日本市場開放」といういつもの金で逃げます。 湾岸戦争でも金で逃げ、世界の軽蔑を買うことになります。 つまり、日米安保とはアメリカの軍事力で守ってもらう代りに基地と基地予算を 提供するという片務性の強いものです。 現在の憲法問題であるが、日本がアメリカと手を切り専守防衛という単独自主防衛の 道を選ぶ場合、現在の憲法内でも合法である。個別的自衛権は行使できる。 解釈ではイスラエルがイラクの核施設を爆撃したような積極的な自衛措置も こうじることはできるはずだ。問題は前のレスでも言ったが、日本は日本一国では 守れないような地政学的事情と周辺外部状況になっているということである。 その為にどうしても片務的同盟を普通の共同防衛ができる平等双務の同盟に 変えなければならないというのが現在の憲法問題の焦点です。 日本の憲法は「集団的自衛権」にカギをかけている状態です。 そのカギを開けなければ、近い将来おきるかもしれない周辺事態に対処できず また世界の笑い者になるかもしれません。
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