- メア氏の暴言を許した戦後日本の政治
50 :35[]:2011/03/12(土) 00:15:05.44 ID:UnlPrrsw0 - >>48
実は私も近い事を考えていました。 私達は小さな頃から親米教育を受けて育ってきて、アメリカの文化などに 憧れた事のある人も少なくはないと思います。アメリカは正しい。アメリカの言う事を聞けば間違いない。 そのような雰囲気が日本にはあります。 しかしそれは本当に正しい事なのでしょうか?現在、日本は未だにバブル崩壊後の不況から脱してはいません。 「失われた10年」と表現されますが、それは戦後焼け野原から奮起した日本人の血と汗と涙の結晶が消え去った期間の事です。 ではなぜそうなったのか?私が思うに一番のきっかけは、アメリカの貿易赤字を解消するために おこなわれた「プラザ合意」だと思います。あの合意でドル/円は一瞬のうちに20円ほど円高になり、さらに約2年ほどの 月日を経て、120円も円高になるという結果になりました。 輸出を主体とする日本産業界は大打撃を受け、それをきっかけにジャパニーズドリームは終焉を迎えました。 昨今では、第二次世界大戦のきっかけとなった国内のエネルギー問題のリスク軽減の為に行われた 初めての日本独自のイラク油田開発によるエネルギー戦略。今まで踏込めなかった外交戦略を展開していました。 しかし後は開発するのみ、とうい段階でアメリカからイランからの撤退を要求され、それを渋々日本は受諾。現在、目と鼻の先で起きている 中東情勢の不安からくる原油高騰、将来的な供給不安にさいなまれています。 さらにそれだけではなく、皆さんご存知の通り、今「ドル」が基軸通貨としての信用を失い始めています。 その理由として一番の原因は、アメリカの財政赤字が一番の原因だといわれています。 その財政赤字を解消する為の一環として、オバマ大統領は自国の輸出を今後5年間で倍増させるという約束をしました。 そしてそれを達成させるために生まれたのが「TPP」だと思います。アメリカは日本にTPPを進めています。 ここ最近まで日本では自給率を上げよう、とうCMを見ましたが、今は皆無です。何故なら畜産農業全般、つまり日本の「食」という国民の 命の根源をアメリカに差し出そうとしているからです。世界的な食糧危機が起きた時、自国の農業に壊滅的な打撃を加えた日本はパニックになるでしょう。 このように日本はアメリカの植民地では無いのですが、事実上、自国の軍事力を奪われ、毎年思いやり予算という「上納金」を収め、 さらに日本国民は必死にアメリカの政策をを支えるために、あくせく働いてきました。正直疲れました。 そろそろ独立してもいいのではないかと私は思います。
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