- 今こそ核を持とう 02
518 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2011/02/04(金) 22:27:21 ID:HTYxrVb50 - >>516
失礼しました。核使用の不確実性について全然表現できていませんでしたね。 核抑止論というのは、相手が撃つ前に撃たせないようにインセンティブを操作する考え方 だと理解しています。もし違っていたらご教授お願いします。 「日本が仮に核攻撃を受けたとして、アメリカが無条件にその国に対して核ミサイルを落としてくれるとは とても思えません。」と自信満々で書いてしまいましたが、もちろん100%自信があるわけでも揺るがない 根拠があるわけでもありません。あくまで仮定に対する予測に過ぎません。ここでは仮に90%程度撃ち 返さないという予想にしておきます。 逆に言うと、10%程度の確率で報復核攻撃をやってくれるかもしれないということになります。 >>516氏は同盟深化で核の傘を強化すると考えておられるようですが、これは上の例と対比させると 10%程度の反撃確率では不十分だから、これをもっと高く、仮に90%程度まで引き上げようという 考え方だと思います。そこまでアメリカが信頼できるようになると、どこも日本に核を撃つことはないだろう と言いたいのではないでしょうか。もし違っていたら失礼。 私の予想では、アメリカが10%でも報復核攻撃をする可能性があれば十分で、中国をはじめ他の 核保有国は日本に対する核攻撃を100%近い確率でためらうだろうと考えています。 理由は>>506に書いたとおり、核使用によって100%面倒くさい後処理が待ち構えているからです。 アメリカは核を撃つまではないにしても100%近い確率で同盟国としてその国に対して経済制裁は行うでしょうし、 国連にはたらきかけて非難決議をださせるよう様々な工作を行うでしょう。仮に中国ないしロシアが相手と なると常任理事国なのでそう簡単には決議案は通らないでしょうが、NPT加盟国はじめ世界中からその 国に対する非難が集中することは確実です。 というか、そういう世論をつくりだすためにODAなんかは本来使用されるべきなのですが、対中ODAが多すぎ ますね。 これらに加えてわずか10%程度でもアメリカが報復核攻撃を撃ってくるかもしれないとなると、まず 理性をもった政府であれば核攻撃という選択肢を取ることはないと考えています。別の手段で目標 達成を図るでしょう。 実際、これら面倒くささと周辺は穴だらけっぽい核の傘によって、戦後65年間、1発も核兵器は実践で使用されて きませんでした。 >この説明では核抑止の失敗だろw テロリストなど失うものが無い攻撃者による核使用を抑止する手立てが核抑止論から導き出せるのであれば、 ご教授お願いします。
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