- Dropad
832 :546[sage]:2011/04/04(月) 14:16:43.35 ID:3AeKb7fs - >>805
遅くなりましたが、反応ありがとうございます! 今の季節ではとくに問題なさそうですね。 ただこれから暖かくなってくると、 とくに夏の野外では、何か問題が起こりそうで怖いですね。。。
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95 :前スレ801[sage]:2011/04/04(月) 16:14:07.78 ID:3AeKb7fs - 先日某所で、ごく一部の方からFR-809の内蔵microSDHCの8GB化について
再度書き込みのリクエストがあったので、備忘録も兼ねて書き込みます。 BigDだったかオリジナルだったかのFWを8GB化する方法ですが、 どちらも基本的に同じ方法で8GB化できるはずです。 環境はUbuntu 10.4のrootで全部作業しました。w 最近の他のPC UNIXでもデバイス名さえ気を付ければ同じように作業ができると思います。 ここではmicroSDHCのデバイス名は/dev/sdbとしていますので、適宜読み替えてください。 このデバイス名を間違えるとHDDなどのパーティション情報などを吹っ飛ばすので、 十分に気を付けてください。 なお、技術的に裏付けされた方法ではなく行き当たりばったりなやり方なので、 自己責任でお願いします。m(_ _)m アプリはインスコしたものをバックアップソフトで、 外付けのmicroSDHCに全部バックアップしておきましょう。 長くなるのでつづきます。
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96 :前スレ801[sage]:2011/04/04(月) 16:15:00.73 ID:3AeKb7fs - つづきです。
オリジナルのmicroSDHCをカードリーダに差し込み、FWのパーティションの構成を見てみましょう。 このように拡張パーティションを使用しているためか、Gpartedではパーティションの操作がうまくいかないようです。 # fdisk -l /dev/sdb ディスク /dev/sdb: 4025 MB, 4025483264 バイト ヘッド 122, セクタ 62, シリンダ 1039 Units = シリンダ数 of 7564 * 512 = 3872768 バイト セクタサイズ (論理 / 物理): 512 バイト / 512 バイト I/O size (minimum/optimal): 512 bytes / 512 bytes ディスク識別子: 0x00000000 デバイス ブート 始点 終点 ブロック Id システム /dev/sdb1 4 849 3199572 b W95 FAT32 /dev/sdb2 852 892 155062 83 Linux /dev/sdb3 893 1017 472750 5 拡張領域 /dev/sdb4 1018 1019 7564 83 Linux /dev/sdb5 893 974 310123+ 83 Linux /dev/sdb6 975 1015 155061+ 83 Linux 長くなるのでつづきます。
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97 :前スレ801[sage]:2011/04/04(月) 16:16:41.48 ID:3AeKb7fs - つづきです。
Ubuntu 10.4の場合、読み込めるフォーマットのパーティションは、 ファイルシステムのラベル名で自動的に/mediaの下にマウントされるので、 それを見てみましょう。 # mount | grep /media /dev/sdb4 on /media/recovery type ext4 (rw,nosuid,nodev,uhelper=udisks) /dev/sdb1 on /media/A068-DDA9 type vfat (rw,nosuid,nodev,uhelper=udisks,uid=0,gid=0,shortname=mixed,dmask=0077,utf8=1,flush) /dev/sdb2 on /media/system type ext4 (rw,nosuid,nodev,uhelper=udisks) /dev/sdb5 on /media/data type ext4 (rw,nosuid,nodev,uhelper=udisks) /dev/sdb6 on /media/cache type ext4 (rw,nosuid,nodev,uhelper=udisks) オリジナルのパーティションのラベル名と同じ名前で作業用のディレクトリを作っておきます。 ディレクトリはmkdirで作ってください。 そこにオリジナルのファイルをコピーします。 # cp -a /media/A068-DDA9/* ./A068-DDA9/ # cp -a /media/cache/* ./cache/ # cp -a /media/data/* ./data/ # cp -a /media/recovery/* ./recovery/ # cp -a /media/system/* ./system/ これでいったんそれぞれのパーティションをアンマウントしましょう。 /mediaの下のUSB接続の機器がカードリーダだけであれば、以下でいっぺんにアンマウントできます。 # umount /media/* 長くなるのでつづきます。
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98 :前スレ801[sage]:2011/04/04(月) 16:18:05.16 ID:3AeKb7fs - つづきです。
バックアップの意味も含めて、オリジナルのFWをddで4GBのイメージとして吸い出します。 # date; dd if=/dev/sdb of=./IMAX515.img; date OSの操作でmicroSDHCを空の8GBのものに入れ替え、 同様にddで先ほど吸い出した4GBのイメージを書き込みます。 この作業の意味はイメージの先頭にあるブートローダみたいなのを書き込むためです。 なので、全部書き込む必要はないとは思いますが、 どこまで書き込んでいいのかよくわからないため、全部書き込んでいます。w 時間は30分くらいかかる可能性もあるので、じっくり待ちましょう。w # date; dd if=./IMAX515.img of=/dev/sdb; date OS操作の手順を踏んで、念のためいったんmicroSDHCを抜いて、さし直してください。 自動的にパーティションがマウントされますが、上記と同様にアンマウントしてください。 長くなるのでつづきます。
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99 :前スレ801[sage]:2011/04/04(月) 16:19:20.79 ID:3AeKb7fs - つづきです。
fdiskを使って、容量以外は同じ構成でパーティションを切ります。 自分は以下のようにしました。 最後のほうを使っていないのは、microSDHCによって微妙に容量が異なるので、 後で吸い出した後に容量が少ないものにも書き込めるようにするためです。 なお、先頭の数シリンダにはブートローダみたいなのが入っているようなので、 そこは使用しないようにしてください。 # fdisk -l /dev/sdb ディスク /dev/sdb: 8015 MB, 8015314944 バイト ヘッド 122, セクタ 62, シリンダ 2069 Units = シリンダ数 of 7564 * 512 = 3872768 バイト セクタサイズ (論理 / 物理): 512 バイト / 512 バイト I/O size (minimum/optimal): 512 bytes / 512 bytes ディスク識別子: 0x00000000 デバイス ブート 始点 終点 ブロック Id システム /dev/sdb1 4 1400 5283454 c W95 FAT32 (LBA) /dev/sdb2 1401 1450 189100 83 Linux /dev/sdb3 1451 1990 2042280 5 拡張領域 /dev/sdb4 1991 2000 37820 83 Linux /dev/sdb5 1451 1750 1134569 83 Linux /dev/sdb6 1751 1990 907649 83 Linux パーティションを切ったら、OS操作の手順を踏んで、 念のためいったんmicroSDHCを抜いて、さし直してください。 長くなるのでつづきます。
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100 :前スレ801[sage]:2011/04/04(月) 16:20:23.27 ID:3AeKb7fs - つづきです。
mkfsを使って、各パーティションにラベル名を付けてフォーマットしましょう。 # mkfs.vfat -F 32 /dev/sdb1 # mkfs.ext4 -L system /dev/sdb2 # mkfs.ext4 -L recovery /dev/sdb4 # mkfs.ext4 -L data /dev/sdb5 # mkfs.ext4 -L cache /dev/sdb6 フォーマットをしたら、OS操作の手順を踏んで、 念のためいったんmicroSDHCを抜いて、さし直してください。 上記で作成した作業用のディレクトリから、オリジナルのファイルを新しいパーティションにコピーします。 # cp -a ./A068-DDA9/* /media/389D-804C/ # cp -a ./cache/* /media/cache/ # cp -a ./data/* /media/data/ # cp -a ./recovery/* /media/recovery/ # cp -a ./system/* /media/system/ 長くなるのでつづきます。
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101 :前スレ801[sage]:2011/04/04(月) 16:23:09.28 ID:3AeKb7fs - つづきです。最後です。
ファイルのコピーが終了したら、OS操作の手順を踏んでmicroSDHCを抜いてください。 それをFR-809に差し込み、組み立ててください。 うまくいけば、これで起動するはずです。 しかし、単に電源を入れてもドロイド君の絵が出たまま止まる場合があります。 その場合、電源を落とすには、スイッチを切るだけでなくリセットボタンを押してください。 その後、ファームウェアアップデートのときのように、 「ホーム」ボタンと「戻る」ボタンを押しながらスイッチを入れてください。 「<e3>」の画面で、 「wipe cache partition」を行えば、多分、起動すると思います。 というわけで、書き間違い、書き漏らしなどがあるかもしれませんが、 試してみる方は自己責任でどうぞよろしくお願いします。m(_ _)m あともう一つ注意事項です。 Ubuntu 10.4のddでmicroSDHCに書き込みを行ったときですが、 何かの拍子にmicroSDHCの書き込み禁止フラグを立ててしまったようで、 SDアソシエーションのSDフォーマッタ3.0(Beta版)でも書き込み禁止エラーが出て、 使い物にならなくなってしまいました。orz というわけで、皆さんもdd関係のコマンドやアプリでFWをmicroSDHCに書き込むときには、 注意してどうなるものでなさそうなので、こちらも自己責任でお願いします。m(_ _)m あとオマケに上記の方法でBigDのFWを8GBに拡張したイメージを zipで圧縮したモノをうpしたURLを再度貼っておきます。 ttp://www.megaupload.com/?d=GK9OEPGM
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