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名無しさん@お腹いっぱい。(大阪府)
東京に行く=下京 京都に=上洛 大阪に=上阪

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東京に行く=下京 京都に=上洛 大阪に=上阪
74 :名無しさん@お腹いっぱい。(大阪府)[sage]:2021/11/27(土) 16:07:18.90 ID:YHHGTCPp
>>68
贅六こういうところだぞ…

▼人肉で商売をする京都兵
弓(宇都宮33師団)の小倉軍曹と安(京都53師団)の兵隊の会話(シンゲルにて)
弓・小倉「いくらだ」
安・兵隊「百円でどうだす」
弓・小倉「百円だと」
安・兵隊「本物のぎゅうでっせ(←本当は日本兵の死体から切り取った人肉※409頁1)、高うはおまへんやろ」
弓・小倉「ばかやろう!こんな臭い、腐った肉(←人肉)を持ってきやがって。それを百円で売る。貴様それでも兵隊か」
安・兵隊「そらあんた、ただあげるいうわけにはいかん。あてらも何とかして米も買わんならん、金持っていかにゃ売ってくれんさかい」
弓・小倉「何を言いやがる、これだけの肉を百円だ。兵隊に売つけてどうすっか」
安・兵隊「いらにゃ売らん。あんたかてのうて困るやろ思うたんや」
弓・小倉「このやろう」
小倉軍曹はいきなり殴りつけた。兵隊は悲鳴をあげて逃げ去った
弓・小倉「とんでもない兵隊だ。戦をさせりゃあ、すぐ逃げるくせに、戦線にいても金儲けだけは忘れん奴だからな」
文春文庫『インパール』404頁

道端で倒れていた弓(宇都宮)の塩山一等兵は安(京都)の兵隊に胸ポケットの品物を盗られ…
安・兵隊A「何も持っておらへんやないか」
安・兵隊B「こいつまだ死んでおらんがな。ぬくいがな」
安・兵隊C「さよか。あすにしよか。早うやらんと肉が腐るさかい」
文春文庫『インパール』405頁

▼仲間を見捨てる京都兵
安・兵隊「助けてんかあ。助けておくれやす。いっしょに連れてっておくれやす」
弓・小倉「わかった」
安・兵隊「ありがとうございます、おおきに。助かります。もう生きて帰れんと思うてました。わいらの部隊の奴らひどい奴でして少し遅れても待ってくれんのです。歩けん者は置いてく言うてとうとう置いてかれましてン」
弓・小倉「安というとこはひどいもんじゃ。こんな奴をみんな置いていきおって」
文春文庫『インパール』371頁

弓・長中尉「どうしてここにおるのか」
安・兵隊「おいていかれました」
弓・長中尉「糧食はあるのか」
安・兵隊「みんなとられました、倒れている奴はいらんだろう、いうて」
文春文庫『インパール』393頁
東京に行く=下京 京都に=上洛 大阪に=上阪
75 :名無しさん@お腹いっぱい。(大阪府)[sage]:2021/11/27(土) 16:09:45.19 ID:YHHGTCPp
>>68
贅六こういうところだぞ…

【水戸】
もともと海軍の兵隊は地上戦になれていない。
海軍は、数こそ3500人以上いたが、地上戦の戦力としてはあまり期待できない感じがした。
その点、陸軍はまとまっていた。
ペリリュー島に派遣された陸兵は、日本でも屈指の精強部隊(水戸2連隊、高崎15連隊)である。
彼らを見るたびに心の中で、「たのむぞ」と声をかけたものである。
土田喜代一元海軍上等兵・福岡県出身
(産経新聞出版『戦い いまだ終わらず』31頁)

【小倉】
戦争をすれば、からっきし意気地がなく、頼りないことおびただしい。
南支の戦線では、九州兵団が警備につくと、中国人は恐れて攻めて来ないのに、大阪、京都の兵団に交替すると、さっそく攻撃をしかけて来るというありさまで、敵側からも甘くみられていた。
田中稔元陸軍中尉(福岡県出身)『死守命令』160頁

【京都】
 『菊(久留米18師団)』の将兵が大原生林の樹海から辛うじて脱出した直後そこにみたのは素晴らしい装備をもちながらも戦闘意欲に欠けた集団(京都53師団)の姿であった。
マラリアにやられたから入院させてくれとか足にマメができて歩けないとか泣き言をいって全線へ出ようとしない(関西の)兵隊たちである。
『菊』の将兵は怒髪天を衝く思いだった。これだけの武器弾薬があるならなぜ俺たちに支給してくれなかったのだ。兵糧さえ与えてくれたら勝てたのだ。歯ぎしり、無念の涙をのんだフーコンの戦いであったのに…
『安(京都53師団)』はモウガンまで行軍してくる間に過半数の兵が落伍していたという。同じ日本人、同じ兵隊でありながらなぜこうも違うものかと精神力の差をまざまざ見せつけられた気がしてならなかった。
(光人社『菊と龍』P69~72,130)


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