- 大阪人はナゼ中国マンセーなのか?
270 :名無しさん@お腹いっぱい。(東京都)[]:2021/02/27(土) 20:34:39.83 ID:f+vJvg4m - 中国人「東京に引っ越したらまるで21世紀から20世紀の世界に舞い戻ったよう」
中国人の眼に映る今の日本は「20世紀」のままだった… 過去の栄光にしがみついてる場合じゃない けやきの樹々がキラキラと万緑の葉をなびかせる東京六本木・けやき坂通りのフレンチ・カフェ。私はそこで、5年ぶりに北京人のAさん(32歳)と再会した。 私は2009年から2012年まで講談社北京に勤務していたが、彼女は私がその時に採用した中国人社員の一人だった。当時、彼女は東京の名門大学の大学院を出たばかりで、大変優秀な社員だった。 私が帰任してまもなく、彼女は講談社北京を辞め、北京のIT企業に転職して成功した。 結婚してマンションも買ったが、このたび日本の大手IT企業に中国事業の統括者候補としてヘッドハンティングされた。そこで意を決して、中国人の夫と共に東京に住むことにしたのだという。 いまや高級スーツに身をかためた「六本木ヒルズ族」となった私のかつての部下は、開口一番、こう言った。 「私が東京へ来て最初に買ったものは何だと思います? これですよ」 そう言って彼女は、可愛らしい柄の財布を、ポンとテーブルに置いた。 「中国ではもう10年前から、キャッシュレス社会になっています。スーパー、コンビニ、タクシー、レストランから屋台に至るまで、すべてスマホ決済です。 カバンの中には一応、10元札(約160円)を一枚だけ入れていましたが、それは万が一スマホをどこかに置き忘れたときのためです。 私は現金を使うなんて、20世紀の映画かドラマの世界のことと思っていました。だから北京から東京に引っ越したら、まるで21世紀の世界から20世紀の世界に舞い戻ったような気分になったんです」 私はやおら興味を覚え、他にも東京の印象を聞いてみた。 「そうですね、ひと言でいえば、何もかも安いなという感じです。 例えば、東京のデパートやスーパーで買い物をしたり、レストランで食事したりしていても、北京よりだいたい2割ぐらいは安いイメージです。 東京ではアパートを借りたのですが、家賃も北京より2割安かった。ちなみに給料も2割くらい下がったので、生活レベルとおしてはトントンですが」 そう言って彼女は、屈託なく笑った。
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