- 大阪の都市計画について語るスレ Part2
597 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2013/11/19(火) 13:58:10.29 ID:IP2h2Cu/ - うめだ阪急、快走の1年…立て替えで集客大幅増
阪急百貨店梅田本店(大阪市)が建て替えを終えて全面開業し、21日で1年となる。建て替えの効果で集客力が大幅に高まり、百貨店の激戦区である梅田地区で競争を優位に進めている。ただ、売上高が当初目標を下回るなど、課題も多い。(高橋健太郎) 阪急梅田本店の売り場面積は、建て替え前の約1・3倍に増えた。昨年11月以降の月間売上高(紳士服専門の「阪急メンズ大阪」を含む)は、前年同月に比べ4〜8割増と、ハイペースで推移している。 売り上げを押し上げているのが、集客力だ。特に京都や神戸など、遠方からの来客数が9割増となった。 阪急は「大阪や阪神間以外からもお客さんが集まる店造りが、建て替えの目的の一つ」(幹部)としている。4層吹き抜けの大空間「祝祭広場」(9階)での集客イベントなど売り場面積の2割をモノを売らない空間にあてた。 これらの工夫が買い物客をひきつけているとみられる。 一方、阪急と競合する百貨店への打撃は大きい。 2013年9月中間期の売上高は、阪急梅田本店が前年同期比64・6%増の842億円なのに対し、JR大阪三越伊勢丹は5・3%減の144億円、大丸梅田店(13年8月中間期)は4・8%減の293億円だった。 同じ企業グループの阪急に顧客を奪われ、阪神百貨店梅田本店も13・9%減の384億円に落ち込んだ。 ただ、競争の激化で阪急梅田本店の実績も当初目標を大きく下回る。全面開業から1年間で2130億円としていた売上高の達成は、2年以上ずれ込むとみられる。 阪急阪神百貨店の荒木直也社長は「新規開拓客の購入頻度や販売単価を高めるのに、少し時間がかかっている」と認める。 食材の虚偽表示問題による長期的な影響もまだ見えない。ライバル勢の巻き返しも予想される中、新店効果が薄れる2年目以降をいかに乗り切るかが試されている。 荒木社長「阪神百貨店と役割分担を明確に」 阪急阪神百貨店の荒木直也社長に、全面開業の成果や今後の課題を尋ねた。(聞き手・田畑清二) ――手応えは。 「人口の流入が多い首都圏と違い、関西は市場の規模がそれほど大きくならない。そこで阪急沿線の顧客が中心だった従来の商売から、客層と商圏の拡大を狙った。 広域からの来店客数が増えたほか、年齢別の売上高をみると、20歳代の比率が高まるなど、取り組みは確実に実を結びつつある」 ――売上高は、当初目標を下回っている。 「一人の買い物客が、店内で商品を購入するのが平均2か所程度と、来店客に買い物を促す仕組みが少し足りなかった。 2014年度は消費税率引き上げの逆風も受けるが、外国人客や外商顧客のさらなる取り込みと合わせて仕組み作りに力を入れていきたい」 ――同じグループの阪神百貨店とどう住み分けるか。 「阪急梅田本店の役目は、ファッション志向の強い顧客層を開拓することだ。阪急開業の影響を受けている阪神梅田本店との役割分担を、今後は明確化したい。 阪神は実用性や機能性を重視した品ぞろえの『暮らし志向』の店にしていく」 (2013年11月19日 読売新聞) http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20131119-OYO1T00221.htm
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