- 電子工作入門者・初心者の集うスレ 77
764 :969[sage]:2018/01/13(土) 06:11:13.39 ID:CeRskX6A - >>250
書くか書かないか、どちらか。 中途半端に書いても意味ない。 >>248 昔CFR-PETGをエンドミルで機械加工していて、エンドミルが死んだ時になぜかエンドミルの周囲にCFだけが絡まってた。 長さ数mm程度。 ただし、そのCFサンプルは残ってないし、新規に取り出す方法も判らない(アセトンに数ヶ月漬けてもビクともしない)。 後でメーカーに聞いておく。 >>253 その通り。 環境は「千差万別」なので、私のような発想の3Dプリンターが少しはあってもいいはずなのに、存在しないから自分で作ってる。 また、それによって多少なりとも新しい選択肢を提供できればと思っている。 それから、少なくとも技術力に関して企業の技術者と個人の間に明確な違いはない。 原子炉みたいに大きくて特殊なものは個人で作れないが、3Dプリンターなら作れる。 実際、多くの企業がRepRapベースで「量産品」を作ってる。
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765 :969[sage]:2018/01/13(土) 06:11:56.57 ID:CeRskX6A - >>245
1m以下なら不要。 CFRPの線熱膨張率は0.5E-6/C。ガラス転移点から室温までの差を50度としても、1mで25umしか縮まない。ほとんど誤差。 ガラスはこの十倍以上縮むので、冷却時にはガラスの方が大きく縮む。 ただし絶対量が小さいので、今までCFRPがガラステーブルから剥がれたことは一度もない (他のプリンターで250mmまでプリントしたことがある)。 これに対して、一般的なプラスチックはさらにガラスの10倍以上縮む。 冷却時にはプラスチックの方が大きく縮み、絶対量も大きいので、プリント品の反り、剥がれ、ガラスの割れなどの原因になる。 フレームに関しては、フレーム全体の温度を均一に保つことが重要。 そうすれば、大きさは変化しても形が歪むことはない。レーザーベンチ設計の基本。 私の3Dプリンターは半密閉式なので、フレーム内の温度は50度程度に均一に保たれる。 熱源はヘッドで、この周囲が熱くなるのは仕方がない。 また、電源やコントローラは50度に上げたくないのでフレームの下に格納し、ここは解放されている。 というわけで、半密閉式にすればテーブルもプリント品も勝手に50度まで上がる。しかも均一。 テーブルヒーターなんか要らないし、フィラメントの接着性が上がるし、プリント品の歪みも減る。いいことづくめ。 そういう観点からすると、開放型の3Dプリンターにテーブルヒーターを付けるなんていうのは愚の骨頂。 テーブル付近は熱くなっても上の方は冷たい。プリント品内部に歪みが発生するし、フィラメントは接着しない。 しかも、今はブリッジ対策のためにフィラメントやプリント品を冷やすのが主流になっている。 これは、3Dプリンターやプリント品に対するイジメに等しい。 そこで、一般的な開放型のプリンターを半密閉型に改造しようとしても、突起物が多いのでどうしようもないほどケースがかさばる。 無駄な空間が増えればケース内の温度は上がらないし、ヒーター等で無理に上げると今度は電源やコントローラーの温度まで上がる。 ダメすぎ。自分で全部設計するしかない。
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766 :969[sage]:2018/01/13(土) 06:12:52.29 ID:CeRskX6A - >>193
全くその通りなんだが、完成度を高めるためにも皆さんのご意見が必要なので、勝手にベータテストさせてもらってる。 逆に言うとアルファテストは既にクリアしているということ。 ご協力感謝します。 >>194 タイミングベルトは30年以上扱っている。 また、私のプリンターでもZ軸のリンクはベルトでやってる。 http://www.11moon.com/m200/snapshots/timing_belt.jpg この部分も3Dプリンター的にはかなり独特で、テンションを調整する機構がない。 組んだだけで必要十分なテンションになるように、設計、加工、組み立てしている。 全てのケースでテンションプーリーを無くせるわけではないが、無くせるなら無くした方がいい。 >>195 3Dプリンターは、電気的にもソフトウエア的にも完成していて、機械系のショボさが全体の品質を下げている。 自動レベリングとかその最たる例。機械系のショボさを電気系で補おうとしている。 電気系にもまだ伸びる余地はあると思うが、機械系が足を引っ張っている現状ではそれも無理。 >>205 そうでもない。 小型のマシニングセンターで300mm/sec出るものはないし、自作CNCフライスだと50〜100mm/secとかだと思う。 3Dプリンターは、フライスほどの強度や精度は要らないが、数倍の速度を求められる。 したがって、やはり独自の設計が必要になる。 >>227 違う。 ステッピングモーターが保証しているのは目標位置(角度)だけ。 2相1.8度のモーターの場合、目標位置の周囲に+-3.6度のズレが許容されていて、 この範囲のズレなら正常とみなされるし、ズレの量を知る方法もない。 このズレを超えることを「脱調」というが、 言い換えれば、ステッピングモーターを限界近くで使えば常に+-3度ぐらい狂っているということでもある。 >>239 考え方がおかしい。 ステッピングモーターは「エンコーダーが要らない」のが利点であり、エンコーダー使った時点で負け。 逆にエンコーダー使うなら、サーボモーターを使うべき。 次に、キャリブレーションは必要な場合にのみ行うもの。 小型の3Dプリンターの軸やテーブルにキャリブレーションは要らない。 キャリブレーションが必要になるのは剛性や加工精度が低いからで、それは電気ではなく機械で解決するべき問題。 それに対して、ノズルは個体差があるしどんどん減るから高さ調整が必要だし、 フィラメントも太さや柔らかさがいろいろあるので、調整機構が必要になる。
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