- 【電気】理論・回路の質問【電子】 Part14 [転載禁止]©2ch.net
693 :774ワット発電中さん[sage]:2016/02/10(水) 00:13:25.54 ID:4AFDh93r - >>689
帰還率 おいらもわからん。 大学の自動制御と電子回路の講義で習ったのと、Analog Devices や Texas Instrumentsが言うところのノイズゲインを絡めた考え方で違う 大学では 反転増幅回路のβ=R1/R2 と習った。 曖昧な理解を披露すると(曖昧だから読まないほうがいいかも) 世間の大多数が、帰還率βの定義は R1/(R1+R2) として考えている。 反転増幅回路(きみの世界の逆相増幅回路)でも、非反転増幅回路(きみの世界の正相増幅回路)でも帰還率β=R1/(R1+R2) 手元の本によると ノイズゲインは帰還率β=R1/(R1+R2)の逆数(R1+R2)/R1で定義される。 非反転増幅回路のクローズドループゲインはノイズゲインに一致する。 が、反転増幅回路のクローズドループゲインはノイズゲインに一致しない。 「解析オペアンプ&トランジスタ活用」黒田徹 著、CQ出版社(2002)の p.185 これが正しいとすると、反転増幅回路のクローズドループゲインはノイズゲイン、つまり帰還率では求められないことになる。 ということで、帰還率の正解は自分には分からない。 君の世界の先生に質問に行って決めてもらうのが正しい態度だと思う。
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695 :774ワット発電中さん[sage]:2016/02/10(水) 08:52:41.62 ID:4AFDh93r - >>694
ところがどっこい、オペアンプの安定性はノイズゲインによることになっている。 http://www.analog.com/media/jp/training-seminars/tutorials/MT-033_jp.pdf http://www.tij.co.jp/jp/lit/an/jaja130/jaja130.pdf だがしかし、 >>688に関しては次のように考えれば良いと思う。 ・オペアンプ単体では十分に安定な動作をさせる ・希望の発振周波数でオペアンプ単体のゲインを一定値以上得られるオペアンプを使う(3倍だったり29倍だったり) そのうえで ・出力から入力に正帰還をかける(位相が180度ずれた信号をマイナス入力に返したり、その他いろいろ) 繰り返すけど、オペアンプ単体で発振させてはいけない。 周辺回路で位相をずらして、安定な増幅器で振幅を保って発振状態を維持する。 発振回路の参考 移相発振回路 http://akiba.geocities.jp/jh8chu/osc_th/osc_th_01.htm ウィーンブリッジ http://www.piclist.com/images/www/hobby_elec/ckt18_2.htm
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697 :774ワット発電中さん[sage]:2016/02/10(水) 09:48:05.93 ID:4AFDh93r - >>696
蛇足だろうけど >発振回路の際は周辺回路で位相を遅らせるのですね。 発振回路のタイプはいくつかあって、「ちょうど180度だけ位相をずらして正帰還」はそのうちの一つ。 ウィーンブリッジは特定の周波数だけフィルタして正帰還する。 ほかにもいろいろあるので、教科書や専門書や回路集を参照されたし。
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