- 【真空管ラジオ】 5球スーパー その11
401 :774ワット発電中さん[sage]:2015/06/05(金) 07:22:28.72 ID:+jAmaCuD - 今のトランスは確かに昔と比べると割安感があるが、一つだけ気を付けることがある。
昔の製品でもいえることだが、コストを抑えることを第一にしている場合、規格上と実際のスペックが違うケースが往々にして多い。 …カットコアなど特殊な芯材を除けば、トランスの(最大可能)容量は積み重ねた鉄心の断面積で計算できる。 しかし、これを満たしているトランスの、少ないこと少ないことw 実例 真空管末期時代のある5級スーパーの組み立てキット。 トランスは、230V40mA 6.3V1.5A 5V0.7Aで、並3位にしか使えない代物。 (一応断っておくが、この当時は、トランスの容量は全てACで表記することが当たり前になっていた。 片波整流では、電圧は上がるが約半分の電流しか取れん。) さらに・・・鉄心の断面積から最大通過可能電力を計算したところ、10Wほどしかないw ヒーター+パイロットランプだけでオーバーする・・・・・・w 電源トランスがうなりまくって熱くて触れないwなんていうのは、この辺に原因がある。
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- 【真空管ラジオ】 5球スーパー その11
402 :774ワット発電中さん[sage]:2015/06/05(金) 07:38:47.66 ID:+jAmaCuD - >周波数変換管
最初は、3極管や5極管でやっていたが、信号入力と局発の結合が強く、局発の安定度をどうしても損ねる。 そこで、7極管を開発した。 しかし、真空管は極数を増やせば増やすほど分配雑音というノイズが多く発生する。 (これは、トランジスタにも存在する。詳しくはググれ) 中波帯では空間の周辺ノイズが大きくて分配雑音が問題にならないので、7極管。 短波帯では、周辺ノイズは低くなってくるが、簡単な構成で安定度が高い7極管で妥協、さらに高周波増幅をつけて雑音問題を改善。 もしくは、自作等ではその辺を嫌って5極管使用。(回路構成によっては不安定。) VHF以上では、さらに周辺ノイズが低くなり、7極管は事実上使用不可。 ぜいたくをこきたい奴は、本来FM復調用の7360(もしくは類似管)でも使えばよい。 管内雑音の低さ、直線性の良さ、低ひずみ・・・・これに敵うモノはない。
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- 【電気】理論・回路の質問【電子】 Part13©2ch.net
519 :774ワット発電中さん[sage]:2015/06/05(金) 16:24:27.57 ID:+jAmaCuD - >>516
つながってはいない。 右側の上向きの矢印とV_oの意味は、右側の二つの丸の間に表れる電圧を示す。 (電位の基準は、下側の○。) 左側も同様で直接はつながっておらず(具体的には左側につなぐ回路で決まる。)その二つの丸の間に図示の電圧(V_i)を加える事を示す。
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