- さっき架空送電線について学んだんだが
34 :774ワット発電中さん[sage]:2012/03/17(土) 17:37:28.98 ID:PaEhuypZ - >>1
スレを終了させるために答えるぞ。 まず、電線が細くなるというのは正確には、細い電線を使うことができる だ。 >>7が答えてるように、負荷の消費電力が一定という条件において、 送電線の電圧を高くすると、送電線の電流は小さくなる。 P=V・Iな。Pが一定という条件だから、Vを大きくすればIは小さくなるだろ。 で、送電線も小さいながら抵抗(交流だからインピーダンスだが)がある。 送電線自身の損失Wは、送電線の線路抵抗をrとすると、 W=I^2・rだ。ちなみにこのWはジュール熱となって送電線自身を温める。 Iが小さくなれば、損失Wは2乗で小さくなる。 損失をある値以下にしたいと考えて設計する場合 (例えば負荷に供給する電力の1%以下にしたいという状況)、 上の式より、Iを小さくすれば、rが多少大きくてもよくなることがわかる。 rは簡単に言えば送電線の断面積に反比例するわけだから、 rが大きいすなわち細い電線を使うことができるということだ。
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