- 借金生活するくらいなら法知識の研鑽と貯金すべき
619 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2015/02/06(金) 21:55:31.26 ID:9mpfa05b0 - >>592
不動産の共有持ち分の競売及びその落札は普通にありますよ。 なぜならば、1回目、2回目で落札されなければ、3回目には実に基準価の6割で早い者勝ちです。 基本的に競売の場合には、不動産鑑定士の鑑定評価を元に、都内では7割、地方では6割〜7割(中心部のみ) が基準価となります。これを競売減価と呼ぶのです。 なぜならば、競売の場合には、通常の売却と異なり、対象物件の内覧は出来ないなどの不都合があるからです。 それと入札の最低価格は、基準価から2割マイナスの価格です。 当然に不動産の共有持分落札に一般のユーザーが参加することはありません。 ただし、たちの悪い専門業者が存在します。 簡単な話ですよね、安い金額で落札して、地裁に共有物分割訴訟を起こせばいいだけですから。 安い金額で落札した共有持ち分を、通常価格で共有者に買い取るように主張するだけですから。 和解が成立しなければ、形式競売となり、売却金額を持ち分に応じて分割するながれになりますから。 それと、形式競売の競売費用は売却代金から引かれるわけですから、どちらの負担というわけでもないですよ。
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- 借金生活するくらいなら法知識の研鑽と貯金すべき
620 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2015/02/06(金) 22:00:03.44 ID:9mpfa05b0 - >>609
消滅時効の援用と中断の話はそんなに簡単な話ではありませんよ、現場では。 場合によっては業者の電話録音でさえ債務承認になる場合だってありえますから。 極端に悪質な場合の判例なんて何の役にも立ちません。
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- 借金生活するくらいなら法知識の研鑽と貯金すべき
621 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2015/02/06(金) 22:14:53.87 ID:9mpfa05b0 - それと債権の消滅時効の信用情報機関の取り扱いについて書いておきます。
現在信用情報機関のうち、JICCは平成23年から、消滅時効成立の場合には事故情報の即時抹消の取り扱いです。 しかし、CICとKSCは時効消滅を契約終了時由として、その後5年間の登録という扱いになっています。 ただしこれは、本職としてはおかしな話でありまして。 そもそも消滅時効には、遡及効があるわけで、これは簡単に説明すれば、時効の成立の効果は、消滅時効の起算点にさかのぼり、 その時点で適法に弁済があったこととなります。すなわち延滞は無かったことになるわけです。 であれば、信用情報機関のあらかじめ明示された約条に則り、そもそも信用情報機関への登録を承諾しているわけですから、 時効の成立と同時に事故情報及び契約情報の抹消がなされなければ、契約違反となります。 今現在われわれは、CIC、KSCCでは無く、個別的に貸情金業者(情報登録業者)と折衝して即時に抹消させるようにしています。
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