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名無しさん@大変な事がおきました
日経225先物オプション質問スレ13

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日経225先物オプション質問スレ13
784 :1/2[]:2011/08/06(土) 01:18:03.06 ID:1lD5oavY
>>783
オプションってのは大雑把にいうと保険。

日経平均を9500円で持ってる人が株価下落による損を回避(限定)するために
保険としてプットを買う。
現物で1円でも損したくない人はプットの中でも権利行使価格9500円の銘柄(P9500)を買う。
250円までの損失ならかまわないという人なら銘柄P9250を買う。

保険でいうと、P9250の場合は満期に日経平均が9250円を下回った場合が事故。
P9250のプットを持ってる人は、仮に事故が起こっても満期における日経平均と9250円との
差額を受け取る権利がある。これによって日経平均からの損失を補填できる。

このような権利がタダなわけないので、当然プットには値がつく。それがオプションの価格。
これはオプションの買い手が保険の引受人である売り手に支払うもので、いわば保険料。

以上から分かる通り、実際に満期に9250円を下回らないと本当はP9250に価値は生じない。
事故が起きなければ保険は掛け捨てになるから。
つまりP9250は満期の日経平均が9250円を1円でも上回っていると紙くずになる。

日経225先物オプション質問スレ13
785 :2/2[]:2011/08/06(土) 01:21:56.69 ID:1lD5oavY

しかし、満期前でもプットの価格はゼロではない。ちゃんと値がついている。
それは満期に日経平均が9250円を下回る可能性があるから。この現象をP9250が「インする」という。
満期に9250円を割らないとは誰にも断定できない。
この可能性がゼロでない限りプットには値がつく。
よってプットにいくらの値がつくかはインする可能性がどれくらいあるかに左右される。

今、日経平均が9500円だとしよう。

同じP9250でも満期が1か月後と2か月後では後者の方がインする可能性が高い。
より将来の方が株価の不確実性が増すから。
よって権利行使価格が同じならば、必ずより将来に満期がある銘柄の方が価格が高い。

また、満期が同じでもP9000はP9250よりインする可能性が低い。
P9000がインしていたら必ずP9250もインしているが、逆は真ではないから。
よって満期までの期間が同じならば、必ず権利行使価格が低い銘柄の方がプットの価格は高い。

最後に、相場の振れ幅(ボラティリティ―)が高ければ低いときよりインする可能性が高い。
毎日の値動きが9500円を挟んで±50円くらいのヨコヨコ相場ならP9250がインする可能性は
小さいと言えるが、値動きが200円のオーダーならいつインする可能性は高いから。
よって満期までの期間と権利行使価格が同じでも、ボラが大きいときの方がオプションの価格は高い。

このようにオプションの価格を決定する要素はいろいろあるが、インする可能性に対して値段が
つくという性質から全て説明される。
だからこれを押さえておけばオプションの理解もスムーズにいくと思う。

日経225先物オプション質問スレ13
786 :名無しさん@大変な事がおきました[sage]:2011/08/06(土) 01:27:36.66 ID:1lD5oavY
×満期までの期間が同じならば、必ず権利行使価格が低い銘柄の方がプットの価格は高い。
○満期までの期間が同じならば、必ず権利行使価格が高い銘柄の方がプットの価格は高い。


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