- 明日の金属相場はどうなるかPART143
285 :名無しさん@大変な事がおきました[]:2011/01/23(日) 06:03:39 ID:2YD6NPQo - たぶん、円建金価格のチャートでギャンアングルを公開したのは、これが本邦初ではないかと思う。
http://photozou.jp/photo/photo_only/1333213/65149041?size=1024 http://photozou.jp/photo/photo_only/1333213/65149047?size=1024 ギャンアングルというのは、一言でいうと「価格と時間は均衡する」その概念をラインとして具象化したものである。 かの一目山人も参考にした(と巷間伝えられる)W・D・ギャンが考案した幾多のテクニカル指標の中でも、もっとも名が知れ、なお実用性が高い(が、これまで謎のベールに包まれてきた経緯もある)。 では、どう見るかというと、 ’99年の安値836円からじわじわ上げ出すが、それは1×1の均衡したアングルに沿って上がっている。 それが急に噴き上げるのは、’82年の高値から下向きの1×1アングルと交差した時点である。 (東工により金が上場されたのは’82年2月なので、上場後の最高値ともいえる) その後、上値の抵抗線になったのは、同じ安値からの2×1のアングルであり、それを突破したあとは、代わって’80年の最高値のときのゼロアングルが抵抗線になっている。 昨年末は一時期それも突破するかにみえたが、今年に入ってからの下げを見ると、いまだ抵抗にあっているようだ。 ちなみに’08年の調整は、最安値からの2×1のゼロアングルが支持線になって、そこから反騰した。 また、ギャンアングルにはスクエアリングというタイムサイクルに似た概念も存在する。 それを、より詳細に実用化したのが一目の時間論ではないかと推察するが、気になるのは、その時間論でいう対等数値が、昨年末の高値時点に出ていることである。 すなわち、 ’06年5月に一旦トップアウトしてから、’08年の大幅な調整に入る直前の高値(7月)までが、27ヶ月。 そして、底を打った’08年10月から27ヶ月目が、昨年の12月・・・。 今月か来月あたりに、また昨年12月の高値を抜くようなら杞憂に終わるだろうが、このまま下げ続けると、けっこう深い調整になるかもしれない。
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