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4 :名無CCDさん@画素いっぱい[sage]:2014/08/04(月) 12:14:12.87 ID:QjreOG2B0 - 885 名前:名無CCDさん@画素いっぱい [sage] :2014/07/23(水) 23:19:36.76 ID:gfnxGWpG0
30秒露光で撮ってみた(全てiso64 RAWで撮影後にカメラ内現像) ■LV使用前に撮影(高感度NR:OFF 長秒時NR:OFF) http://2ch-ita.net/upfiles/file13253.jpg ■LV状態で8分ほど放置後に撮影(高感度NR:OFF 長秒時NR:OFF) http://2ch-ita.net/upfiles/file13254.jpg ■さらにNR使用で撮影 高感度NR:強 長秒時NR:OFF http://2ch-ita.net/upfiles/file13255.jpg 高感度NR:OFF 長秒時NR:ON http://2ch-ita.net/upfiles/file13256.jpg ある程度明るい場所(例えば黄色の枠内の家の壁)に出るような…?
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5 :名無CCDさん@画素いっぱい[sage]:2014/08/04(月) 12:15:51.39 ID:QjreOG2B0 - 912 名前:名無CCDさん@画素いっぱい [sage] :2014/07/24(木) 00:06:56.15 ID:Ic7zQDtK0
>>885 どうやら今回のD810の長時間露光時の白点問題は いわゆる暗電流ノイズだね 長秒時ノイズ低減をオンにすることでほぼ消えるようだし まあ仕様の範囲内でしょう
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6 :名無CCDさん@画素いっぱい[sage]:2014/08/04(月) 12:16:47.86 ID:QjreOG2B0 - 暗電流(フォトダイオード部で発生する固定パターンノイズの原因)
固体撮像素子(CCDイメージセンサの場合)は 光を電気信号に変換してその電荷を蓄えるフォトダイオード部と その電荷を各ピクセル毎順番にバケツリレーの様に転送していく転送部と 送られてきた電荷を電圧に変換するアンプ部から構成されています。 このフォトダイオード部は光に比例した電荷(または電流)を出力してくれるので、 明るい光が入射した時は大きな電荷を出力してくれます。 本来真っ黒なのだから出力もゼロであって欲しいのに、微少ながらゼロではない不要な信号(ノイズ)を出力をしてしまうのです。 固体撮像素子を真っ暗にしているにも関わらず出力に出てきちゃう信号を暗電流と言います。 個体撮像素子はシャッター時間に対応して電荷を一定時間蓄え続けることができます。 だからこの暗電流ノイズもシャッター時間に比例して増えちゃいます。 また暗電流は温度が上昇すると急激に増えていくという特性を持っています。 温度が7〜10℃上昇すると暗電流は約2倍になります。 従ってシャッター速度よりも温度上昇に敏感に反応してノイズが画像に顕著に現れることになるのです。 涼しくてシャッター速度も速い時は、デジタル信号にする時点で真っ黒と判断されるほど小さい暗電流ですが、 温度が上がったり長時間露光したりISO感度を上げたりすると真っ黒ではなくなってくるのです。 また暗電流は個体撮像素子を構成するフォトダイオード部の性能に依存しているので、 各ピクセル毎のフォトダイオードの暗電流ノイズの出来不出来に左右されます。 だから特定のピクセルの暗電流が極端に大きいとそのピクセルの暗電流が顕著に画像に現れて、 固定パターンノイズとして現れることになります。 暗電流に起因する固定パターンノイズは温度に非常に敏感なノイズなので、熱ノイズと呼ぶ人もいるようですが、 これは正しい言い方ではありません。 通常電気回路では後述するように熱雑音というと全く違う現象を表す言葉として使われています。 http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Desert/1518/degica/snr/fpnrn.html
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7 :名無CCDさん@画素いっぱい[sage]:2014/08/04(月) 12:17:24.74 ID:QjreOG2B0 - ダーク補正
ダーク補正は、デジタルカメラにおける、暗電流によって生じるノイズを除去する信号処理の一つである。 動作原理 暗電流ノイズとは、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサといった固体撮像素子において、予測不能な熱雑音により発生した、暗電流に起因するノイズである。 暗電流ノイズの画像上での特徴には複数のパターンがあるが、一般的に色を帯びたもやのようなノイズとして現れ、その程度は露光時間と温度に依存する。 ダーク補正はその発生具合が露光時間、温度に依存する性質を利用して暗電流ノイズを補正するもので、具体的には、まず画像を撮影直後、同じ露光時間で遮光空間を撮影して暗電流ノイズを取得。 そして元の画像からそのノイズデータを減算して補正する。なお、ダーク補正はその性質上、センサに起因するFPNの補正にも有効である。 http://ja.wikipedia.org/wiki/ダーク補正
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8 :名無CCDさん@画素いっぱい[sage]:2014/08/04(月) 12:18:30.62 ID:QjreOG2B0 - 625 名前:名無CCDさん@画素いっぱい [sage] :2014/07/26(土) 00:36:01.39 ID:TPc9er/M0
純粋な疑問なんですが、長秒時NRは撮影画像からシャッターオフの画像を差し引くんですよね。 ところが、件の白点は真っ暗ではほとんど発生せず、少し明るい所に発生する。 差し引くシャッターオフの画像には、ほとんど白点は発生していないはずなのに、 なんでNRが効くんでしょう? 626 名前:名無CCDさん@画素いっぱい [sage] :2014/07/26(土) 00:48:13.56 ID:Z53poB7A0 >>625 暗電流ノイズはボディキャップ被せても発生して輝点として記録されるけど そこに明るい部分で光の情報拾うことによってフォトダイオードが飽和するからじゃないかな JPGやraw現像ソフトのデフォルトで出力した写真見てると輝点=「白」だと思うかも知れないが ホントは暗電流ノイズはRGBでカラフルなんだよ それをカラーノイズ処理で白点にするから目立つけど。 現像の時点で処理してしまってるので暗いとあんま目立たなくなるから???って思うが rawレベルだと光あっても無くても同じだけの暗電流ノイズが載ってるので rawでダーク減算かけると綺麗になるんよ
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9 :名無CCDさん@画素いっぱい[sage]:2014/08/04(月) 12:22:28.92 ID:QjreOG2B0 - 322 名前: 名無CCDさん@画素いっぱい Mail: sage 投稿日: 2014/07/31(木) 14:02:36.16 ID: 5IcsM96W0
>>319 アストロノイズリダクションはダーク減算とは違うぞ? >>310 ダーク減算は白点を消す/黒に塗りつぶすのではなくて 暗電流によって増えてしまった分をあらかじめ撮影しておいたダークフレームでピクセル単位で引き算する処理なので そのピクセル上に星があったといても星は消えないで本来の輝度になるだけ なので原理的には画像は劣化しない ローパスフィルタ処理を行ういわゆる高感度ノイズリダクションの類とは根本的に異なる
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10 :名無CCDさん@画素いっぱい[sage]:2014/08/04(月) 12:26:46.88 ID:QjreOG2B0 - 323 名前: 名無CCDさん@画素いっぱい Mail: sage 投稿日: 2014/07/31(木) 14:36:10.00 ID: 5IcsM96W0
D810だろうがD800だろうがD4Sだろうが1DXだろうがiPhoneの内臓カメラだろうが はたまた放送局のテレビカメラだろうが天文台の観測用カメラだろうが 機種・メーカーに関係なく、CCD/CMOSに関係なく、 イメージセンサーが光検出計測素子としてフォトダイオードを採用している限り 長時間露光すれば暗電流ノイズは必ず発生する 要は程度問題なわけだが暗電流は温度が上がるに連れて指数関数的に増えるという性質があるので 長時間のライブビュー表示させるとセンサーの温度が上がって発生しやすくなるし 今のように夜でも気温が高い夏の方が冬よりも発生しやすいだろう 状況から察するにD810の方がD800よりも白点(暗電流ノイズ)が出やすいのかも知れないが 程度の差がイメージセンサーの構造の違いから来ているのか、 あるいはイメージセンサー上の温度の違いつまり排熱設計の問題なのか、 単に外気温条件の差なのか、 厳密に解析してみないとなんとも言えないかな いずれにせよ長時間露光すれば白点は避けられないわけで 気になるならカメラ内長秒時NRかダーク減算で消すしかないよ
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11 :名無CCDさん@画素いっぱい[sage]:2014/08/04(月) 12:27:47.89 ID:QjreOG2B0 - 338 名前: 名無CCDさん@画素いっぱい Mail: sage 投稿日: 2014/07/31(木) 15:16:30.07 ID: jkbJ3b0r0
>>326 その人言ってること結構間違えてて、ダークフレームって実際撮影するとかなり真っ暗なのよ D810の白点問題も、アレは暗電流ノイズ(中央一点プラス上下左右の5点)が現像する際に シャープネス等掛かって巨大化して目立つんだが rawレベルでみると中央一点プラス上下左右の5点の小さい点なんだわ なのでほとんど白点写ってないと思われてるダークフレームのノイズと 白点パラパラ出てる写真のノイズ(現像で増幅)は実は一緒で ダーク減算で綺麗になるってわけ あとアストロノイズリダクションは、この中央一点プラス上下左右の5点のパターンをrawで発見し それを潰してるんだと思うよ。微光星が消えないのはそのため。 この処理をファームで入れてくるんじゃないかと予想してるが、 3600万画素をスキャンするわけだから処理が追いつかないんじゃないかね
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12 :名無CCDさん@画素いっぱい[sage]:2014/08/04(月) 12:32:57.93 ID:QjreOG2B0 - 680 名前: 名無CCDさん@画素いっぱい Mail: sage 投稿日: 2014/08/02(土) 11:54:09.80 ID: eIkZPPcc0
>>675 >他のどのセンサーにも出ない強烈な白点が出るから問題なのであって 10〜30秒と言う夜景に美味しい露光時間で差が出るので騒ぎになっているけど、 D800/D800Eでも条件によって輝点ノイズは出るので、純粋にノイズの強さと言う程度問題だし、 D800ユーザーの俺だって、もちろん長秒時NRを常用しているよ。
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