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名無しさん@毎日が日曜日
【風俗嬢】恋愛物語~過ぎ去りし想い出は【風俗店員】 [無断転載禁止]©2ch.net

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【風俗嬢】恋愛物語~過ぎ去りし想い出は【風俗店員】 [無断転載禁止]©2ch.net
5 :名無しさん@毎日が日曜日[]:2017/01/03(火) 15:47:05.30 ID:dLaVpmrQ
おや、誰もいないと思っていたのだが。
では語るとするか。

まず若干プロローグを少し話させてくれ。
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6 :名無しさん@毎日が日曜日[]:2017/01/03(火) 15:50:50.39 ID:dLaVpmrQ
まず、自己紹介だ。
俺は今49歳のサラリーマンだ。
かろうじて社会復帰は果たしたものの、独身一人暮らし。
風俗嬢のガールフレンドが、仲の良い現役嬢が1人、たまに食事に行くくらいの退役嬢が数人いる。
俺は風俗業には29歳から37歳まで携わった。
だから最初申したとおり、随分昔の話になるわけだよ・

俺の人生がレールから脱輪し始めたのは、27歳のときのことだった・・・
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8 :名無しさん@毎日が日曜日[]:2017/01/03(火) 16:02:51.17 ID:dLaVpmrQ
俺は20代前半のころまで、ITエンジニアだった。
と言っても小さな会社で、バブルが弾けた直後だったからいつ倒産するかわからないような弱小起業だった。
給料は17万、ボーナスはほぼ無し。残業すれば残業手当がつくけど、残業するほど仕事量がなかった。

しかし、その会社で、俺は一人の女性と知り合い、付き合うことになった。
3年付き合って、27歳になったころ、結婚しようということになったのだが
、相手の親に挨拶に行ったのだが、
相手の家はとてつもない地元の有力者で、俺みたいな低収入の貧乏人にやるわけにはいかん!と親父さんに猛反対された。
そこで俺は会社を退職し、不動産屋の営業マンに転身した。

彼女とは別々の会社に務めることになったが、俺を信じてくれてるし、辞めたIT会社には、
同じ年齢の信用できる友人がいたので、彼女のことを守ってやってくれるようにお願いしといたから、
俺は安心して新しい不動産屋という仕事に専念することができた。

今まで同じ会社に勤めていた頃は、毎日顔を合わせていたのだが、別の会社になったことで、
月に1度か2度のデートになったが、その親友を信じて、俺は仕事に没頭していった。

再び彼女のお母さんに結婚を許してもらえるようにお願いしに行ったが、
まだ許可がでないので、俺と彼女は、プチ駆け落ちすることにした。
彼女の実家の比較的近所に、マンションを借りて半同棲をすることにした。

これで俺は、たとえ親に反対されていようが、彼女との結婚を確実に出来るという確信ができた。

だが、その安心が続いたのも、わずか3ヶ月のことだった・・・
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9 :名無しさん@毎日が日曜日[]:2017/01/03(火) 16:08:31.52 ID:dLaVpmrQ
プロローグだけで長くなっちゃいそうなので、端折るわ。

ようは、結局、彼女を守ってやってくれるようにお願いしといた親友に、彼女を寝取られちまったわけだ。
それが原因で人格崩壊したわけ。
心の底から信用していた、彼女と親友、二人に同時に裏切られたわけ。


マンション借りたり家具家電買ったりして、貯金を既に使い果たしていた俺は、結婚相手がいなくなったので、
3DKのマンションに住み続けるわけに行かず、車を売って引越し代を確保し、別の小さいアパートに引っ越したんだけど、
結局、彼女のことが頭から離れず、仕事もうまく行かなっくなって、サラ金に借金するようになったわけだ。
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10 :名無しさん@毎日が日曜日[]:2017/01/03(火) 16:11:17.54 ID:dLaVpmrQ
ご想像どおり、サラ金の返済ができなくなって、家賃も払えず、部屋を追い出された。
実家には帰りたくなかったので、すぐ住めるところと、その日のメシ代を確保するために、
スポーツ新聞見て「即入寮可、日払いあり」という求人が出てた、ある地方都市のヘルスに入店したわけね。
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11 :名無しさん@毎日が日曜日[]:2017/01/03(火) 17:22:43.15 ID:dLaVpmrQ
そのヘルスも地元から100キロ以上離れた場所で、
その時点で、俺は親も実家も、地元の友達も、全部捨ててきたつもりだった。
つまり、失踪人だった。行方不明者ってわけ。
事実、その1年後に、地元の免許センターに免許の更新しに行ったとき、母親から捜索願が出されてたことを知ったけど、
その時、母親と電話で少し話をしたのが、母親の声を聞いた最後になった。
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12 :名無しさん@毎日が日曜日[]:2017/01/03(火) 17:32:04.49 ID:dLaVpmrQ
誰もいないのかな?
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14 :名無しさん@毎日が日曜日[]:2017/01/03(火) 17:57:30.49 ID:dLaVpmrQ
まあいいや続ける。

ヘルスに入店した時点で、俺は29歳。だったかな?
今から19年か20年ほど前。
所持金は限りなくゼロ円。
ヘルス従業員のタコ部屋に押し込められた。
ボロい2DKマンションに5人住んでて、一番古株の先輩が一人部屋使ってて、
もう一部屋にダブルベッドが2つ置いてあって、残りの先輩3人が入ってて、ダブルベッドの一つがあいてるから、
俺はそこで寝るのかな、と思っていたら、
「お前は新人だから台所で寝てろ」と言われた。
まあある意味一人部屋だからまあいいや、なんてポジティブに考えてたけど、

寝てるすぐ横がトイレだから、先輩が夜中トイレから出てくるたびに目が覚める。
洗った手を拭きもせず、濡れた手を俺の顔の前でピッピッピッとやった後、俺の布団で拭いたりされて、かなりヒドイ目に合ってた。
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15 :名無しさん@毎日が日曜日[]:2017/01/03(火) 18:07:40.87 ID:dLaVpmrQ
ちなみに俺が失踪人となっていたのは、親兄弟友人だけではなく、サラ金からも逃げていた。
いわゆる、逃亡生活だった。
ヘルスでの生活は、給料は25万。
タコ部屋でも寮費が3万引かれた。だが光熱費はタダ。社会保険などあるわけもなく、
それどころか国民健康保険なんかも未加入だったので、お金は徐々に貯まってきた。

銀行に入れると差し押さえられてしまうと思っていたので、財布貯金だった。
風俗ってのはなぜかどこも休日は月3日ってのが一般的なようだ。
店が終わって遊びに行くって言っても深夜だから、どこの店もあいておらず、
遊びと言えば休日にサウナ行くことくらい。
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16 :名無しさん@毎日が日曜日[]:2017/01/03(火) 18:10:59.53 ID:dLaVpmrQ
俺が働いてた店は、ヘルスグループで、オーナーは市内に3件のヘルスを経営していて、
俺が最初に入店したのは、一番でかい本店だった。
しかし、入店して2ヶ月ほどで、グループの中で一番売り上げの悪い店に欠員が出たとのことで、
俺は本店からその店に移転になった。
しかし、タコ部屋は変わらず同じところのままだった。

 
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17 :名無しさん@毎日が日曜日[]:2017/01/03(火) 18:14:01.53 ID:dLaVpmrQ
移転先は、小さな店で、ほのぼのとした人間関係だった。
本店の方は週末になるとキチガイみたいに忙しくなるが、
こっちのほうは、週末もそれほど混まず、
暇な時にはヘルス嬢たちが個室待機から出てきて、おしゃべりしたり戯れてた。
楽しかった。

俺はさっさと金を貯めて、風俗なんかすぐに辞めるつもりだったが、
色々な事情でそうも行かなくなってきた・・・
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18 :名無しさん@毎日が日曜日[]:2017/01/03(火) 18:17:20.14 ID:dLaVpmrQ
風俗に入店して半年ほど経ったときだったかな?

金は財布に30万ほどは貯まってきた。
ところが、俺は病気にかかってしまった。
不衛生なタコ部屋に住んでいたからか、背中にバイ菌が入って痛みで立てなくなってしまった。

さすがに病院に行かねばヤバイレベルになってきたので病院に行ったが、
保険がなく、通院治療のために15万くらいはかかってしまった。
その間1週間ほど休んでいたから、その月の給料はかなり少なく、貯金はあっという間になくなってしまった。


また振り出しか・・ と思った。
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19 :名無しさん@毎日が日曜日[]:2017/01/03(火) 18:29:54.63 ID:dLaVpmrQ
マジで誰も見てないのかな?
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21 :名無しさん@毎日が日曜日[]:2017/01/03(火) 19:46:38.17 ID:dLaVpmrQ
ありがとう。

医者に通って仕事を休み、タコ部屋のいつもの台所で寝ていると、本店の先輩どもが帰ってきて、こうほざいた。
「おう、お前まだ休んでんのか?
いいよなあお前の店はヒマでノンキでよ!
こっちは毎日修羅場だぜ!
お前の店はグループのお荷物なんだから、俺たち本店の足を引っ張るなって店長に言っとけ!」

あとになって振り返れば、その一言が、俺の今後の人生を決めたと言っても過言ではない。

確かに本店に比べれば売上は半分にも満たない。
だが、ハコの大きさが半分しか無く、部屋数も半分。
本店のような一晩中人が行き来してる繁華街のど真ん中ではなく、
こっちの店はビジネス街で、21時も過ぎれば猫一匹歩いていないような立地。

それでも毎日みんなで工夫して、人っ子一人いない路上に出て客引きしたりして、
なんとか売上をあげようと頑張ってるのに、
その一言で俺は・・・



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22 :名無しさん@毎日が日曜日[]:2017/01/03(火) 19:53:43.26 ID:dLaVpmrQ
ちなみに本店の従業員は、店長は俺よりいっこ下だが、店員は俺より年上ばかりの40前後のオッサンばかり。

俺の今いる店は、俺が最年長で、店長は3個下、店長補佐の主任が20歳。
ただ、部長と言われる41歳のお目付け役がいて、オーナー社長の後輩で(年齢はオーナーより一個上)、
元は有名なホストだったらしく、真田広之クリソツのイケメンのオヤジで、俺はその人に憧れていた。

話を戻す。

そのクソ先輩の一言で俺は、逆上しかかったが、ここでキレては完全に負け犬になると思い、
一晩悔し涙で眠れなかった。

まもなく体も元に戻り、店に出社し、クソ先輩に言われたことを、真田広之、じゃなくて部長に相談した。
相談しながらその時のことを思い出してしまい、俺はまた涙がこぼれそうになるのを必死にこらえた。

 
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25 :名無しさん@毎日が日曜日[]:2017/01/03(火) 20:06:10.68 ID:dLaVpmrQ
俺が声を震わせながら相談してるのをみて、部長の表情が変わった。
顔は濃いが、普段は優しい兄貴のような人だったが、かつて見たことのない怖い顔になった。

俺は俺のせいで部長を怒らせてしまった、言わなければよかったと思い、
「すいません部長、僕が頼りなくて、その場で何も言い返せず、先輩たちになめられてしまったのが悪いんです!」

しかし部長はこう言った。
「お前は本店の誰より頑張っている。それはこの店の俺たち全員わかってることだ。
それを何も知らずヌカした野郎は許せねえ・・・何よりこの店をコケにしたことが許せねえよ・・・」

「まってください、部長、俺がちゃんとあいつらに話してきますから」

「もうお前だけの問題じゃないんだよ。みんなを集めろ、ミーティングするぞ」
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26 :名無しさん@毎日が日曜日[]:2017/01/03(火) 20:27:20.67 ID:dLaVpmrQ
その日の営業が終わって深夜1時すぎ。
部長「今からスタッフミーティングする。店長、主任、今日、〇〇(俺)からこういう報告があった」
店長「ふざけんなあの野郎!許せん!今から寮に殴り込みにいきましょう!」

店長は俺より3個下で、キザで気取ってるやつだが、俺に対しては敬語で、さんづけで呼んでくれる、基本良いやつだ。

部長「待て、そんなことしても変わらん」
主任「じゃあ?」

部長「見返すしかねえだろ。」
店長「見返すって・・・どうやって・・・?」
部長「店をコケにされたんだから、本店より売上あげるしかねえだろ」
主任「いやでも!本店とはハコの規模からして違うんですよ?頑張って同じ客数呼んだとしても回転率でかないっこないです」
部長「そんなこと言われなくてもわかってる。なんか方法ないのか店長」

店長「客数で勝てないのなら・・・客単価上げる・・?」
部長「そうだ。その方法を今からみんなで考えるんだ。」
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27 :名無しさん@毎日が日曜日[]:2017/01/03(火) 20:34:10.41 ID:dLaVpmrQ
部長「今まで、料金システムもサービス内容も、本店のやり方に合わせてきた。
   だが本店に右ならえは今日でおしまいだ。売上上げればオーナーも文句言えねえだろ」

店長「じゃあウチ独自のシステム作って良いんですか?」
部長「ああ、かまわん。オーナーには俺から言っとく」

俺「本店は客の回転率で稼いでます。ショートコース主体の店で、何人客をさばいたかが命の店です」
部長「そうだ。だがウチはビジネス街で夜遅くなると客がこない。だから本店と同じことしてたら勝てっ来ない」
店長「じゃあ値段上げてロングコース主体で行きますか。」

俺「ロングコースにするなら、いろんなオプションプレイも出来るんじゃないですか?」
店長「〇〇さん!それだ!ただ時間長くするだけじゃお客は呼べない!他の店では出来ないプレイを提供しよう!」

などと朝までみんなで語り合った。
朝方ミーティングが終わったとき、みんなはやる気に満ち溢れた目をしてた。
 
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28 :名無しさん@毎日が日曜日[]:2017/01/03(火) 20:52:56.34 ID:dLaVpmrQ
ちょっとここで、店の嬢の話を。
俺がいた店は風俗店はたくさんあったが、2017年の今と違って、風俗嬢は貴重だった。
完全に需要に供給が追いつかない状態だった。
今の世の中は、風俗で遊ぶ客が減り、風俗嬢が余っているような状態とは全然違った。

だから求人募集を掛けても応募者はなく。
主にグループのホストクラブの売掛を滞納した女客をヘルスに沈めるやりかたで、女の子を確保してた。

そのおかげかどうかわからないけど、かなりレベルの高い女の子が集まっていた。
でも俺は一刻も早く風俗業から足を洗うつもりでいたので、女の子には全然興味がなかった。
とにかく1円でも多くお金を貯めたいと思っていた。

そんな勤務態度が、逆に女の子から信頼される要因となったらしい。
女ったらしは、風俗業には向かない。
女の子はよく見ている。
女目当てで働いてるのか、マジメに仕事に取り組んでいるのかを。
 

 
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29 :名無しさん@毎日が日曜日[]:2017/01/03(火) 20:53:59.38 ID:dLaVpmrQ
訂正
×「俺がいた店は風俗店はたくさんあったが」
○「俺がいた店のある地域は、風俗店はたくさんあったが」
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30 :名無しさん@毎日が日曜日[]:2017/01/03(火) 21:01:25.74 ID:dLaVpmrQ
結論を言うと、数ヶ月で本店の売上を抜くことが出来た。

オーナーや本店の店長、2号店の店長は、「信じられない。奇跡だ。」とまで言ってくれた。

俺と店長と主任は、月末の営業後、その月の売上計算をして、本店とに電話で売上報告を終えた後、
本店を追い越したことがわかり、狂喜乱舞した。

店長と俺と、主任の3人で抱き合いながら男泣きした。

これ本当の話。

店長「〇〇さんやった!〇〇さんのカタキ取りましたよ!〇〇さんのおかげですよ!」
俺「イヤとんでもない!店長はじめ、みんなで頑張ったからですよ!」
主任「マジ信じられねえよう!うぉーん!」
店長「〇〇さん、俺みたいなふがいない店長のせいで、寮で嫌な思いさせてすいませんでした・・・」


俺は店長がそう言ってくれたとき、涙をこらえることができなかった。

 
 
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31 :名無しさん@毎日が日曜日[]:2017/01/03(火) 21:07:43.92 ID:dLaVpmrQ
それから1ヶ月後くらいだったかな?

店長「〇〇さん、今夜、本店で店長会議があるんですが、〇〇さんも参加になります」
俺「はい?僕、店長どころか主任ですらないのに、なぜ店長会議に・・?」
店長「まあ行けばわかります。オーナーから重大発表があるんです」

俺は、なんで店長会議に自分が呼ばれるのか、意味がわからなかった。
売り上げ上げたといっても、ペーペーの従業員が呼ばれるようなもんでもないし、
それなら俺じゃなく主任が呼ばれるべきだ。

その晩、わけもわからず店長会議に出席した。

 
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32 :名無しさん@毎日が日曜日[]:2017/01/03(火) 21:11:20.27 ID:dLaVpmrQ
 
ここまで見てくれてる人いますか?
スレタイでは風俗嬢との恋愛みたいなこと書いてあるのに、全然女の話が出てこないから・・
もうすぐ本編に入りますので、もう少しおつきあいを。
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34 :名無しさん@毎日が日曜日[]:2017/01/03(火) 21:26:22.73 ID:dLaVpmrQ
店長会議に出た。
2号店の店長は初見だった。2号店は本店とウチの店より、すこし離れた地域に有るから、
今まで交流はなかった。
2号店の店長も、ウチの店の店長と同い年とのことだから、俺より3個下だった。
良い男だが、ちょっとキレがない感じの男に見えた。
でも悪いヤツじゃなさそうだ。

3人の店長と、オーナー、二人の部長に囲まれて、俺は場違い感で逃げ出したくなった。
各店の店長が売上報告をしてる間も、俺は手持ち無沙汰だった。

オーナー「〇〇。頑張ってると聞いてるよ。ありがとうな」
俺「いえいえいえ、みなさんのおかげっす」
オーナー「〇〇、君以外のここにいるみんなには話してあることなんだが・・・」
俺「?」

オーナー「実は今度、東京に新店を出すことになった」
俺「と!東京に?!」
オーナー「ああ、そこに君が行ってほしいと思ってるんだ。部長から推薦されたんだよ」
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35 :名無しさん@毎日が日曜日[]:2017/01/03(火) 21:34:12.97 ID:dLaVpmrQ
オーナー「君だけが行くんじゃない。ここにいる2号店の〇〇店長と、同じく2号店の◇◇部長も行く。
     君はNo.3だが、役職はマネージャーという役職をつけようと思う。
     基本給も上がるし、売上に応じて歩合給も出す。」

部長「大出世だぞ〇〇。本店にはいっぱい先輩がいるのに、お前に声がかかるってのは。
   しかも成功が約束された道だ。東京はこことはスケールが違う。人の数が違う。
   腐るほど金が稼げるぞ!」

俺「ちょっ、ちょっと待って下さい。全く考えてもない展開で・・・」

オーナー「考える時間はあまり無い。もう東京の店は内装工事がそろろそ終わる頃なんだ。
     今日返事しろとは言わないか、3日以内には返事をしてくれ」

俺「わ・わかりました・・・」
 
 
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36 :名無しさん@毎日が日曜日[]:2017/01/03(火) 21:35:37.21 ID:dLaVpmrQ
今日はここまでにしておきます。

また明日 


 


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