- 〜歴代死刑囚について語ろう〜確定百二十八年目〜 [無断転載禁止]©2ch.net
72 :傍聴席@名無しさんでいっぱい[sage]:2017/01/09(月) 03:09:12.34 ID:LgZ3v9QR0 - マル特無期はよく考えられた官僚らしい悪知恵だなと思う。
検察は弁護士があるから、他の省庁のように天下りなどには 腐心しないが、誤った正義感が特捜部でたびたび発揮された ように、法に通じた官僚らしくやはり暗躍してしまうところがある。 従来のように求意見の場合にニュートラルなら普通に訴訟 記録を精査して、収容中の情報などから判断するのだろうが 仮釈放するなみたいな記録が残っていると官僚はなかなか 先例を無視できないし、先入観にも影響する。20年から 30年後だとその判断の当事者が上司にいる可能性も当然 あるわけで、地方の検察官が仮釈放したくともためらう 事情にはなるとは思われる。 通達の頃には刑事施設の長の申し出が必要であるので、 仮釈放の審査の申請の際には何もないよりはためらう 理由になるだろうし、現在のように30年で自動的に 審査となる場合も含めて、検察官には前述のように影響する。 検察官の意見はあくまで意見に過ぎないが、中立の立場の 地方更生保護委員会に検察官の反対は過去の事例にも あるように影響がないとはいえない。 検察官が仮釈放に関して否定的な意見の継続に備えるような 理由は何もないのだが、法令違反というわけでもない。 だからこそか、政治家は法改正で地方更生保護委員会の方にも 申し出なしに審理を可能とできるようにしたのだが、 調査票の引き継ぎを禁止していない。 検察にも仮釈放に厳しい意見もあるが、>>57のように 積極的な運用という意見もあるのだろう。 刑務所の目的や法の趣旨から考えれば、更生を目的とした 運営をすべきだし、仮釈放までの期間が短いほど再犯率が 低いという調査結果もある。 保釈などもそうだけど、検察にはちょっと役割をもたせすぎ のように思う。 次長検事の暴走には認証官で舞い上がったこともあるのかな。 認証官も勘違いの原因といわれて久しいし。
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