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傍聴席@名無しさんでいっぱい
〜歴代死刑囚について語ろう〜確定百二十七年目〜©2ch.net

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〜歴代死刑囚について語ろう〜確定百二十七年目〜©2ch.net
965 :傍聴席@名無しさんでいっぱい[sage]:2017/01/02(月) 00:44:49.76 ID:U8n09oKq0
逮捕から50年、死刑囚の悔恨 手記にあるのは…
2016年12月31日07時53分

 刑が執行されないまま、今月27日に逮捕から50年を迎えた死刑囚が
いる。福岡市で1966年に起きた「マルヨ無線強盗殺人事件」の尾田信夫
死刑囚(70)。獄中で過ごした期間は、収容中の確定死刑囚128人で
最も長い。朝日新聞が入手した手記の写しには、刑の執行に不安を抱きながら
過ごす様子や、内職を通じて最新の情報に触れるささやかな楽しみもつづられていた。

 福岡市の電器店で66年12月に宿直の男性店員2人を殺傷したとして、
70年に死刑が確定した。刑の確定からまもなく47回目の年越しを迎える。

 一般的に死刑囚が暮らすのは、刑場を備えた拘置所にある4畳前後のトイレ
つき個室。入浴や運動の時間を除いて個室に収容され、他の収容者との接触は
原則ない。面会や手紙をやりとりする相手は原則として親族や弁護士らに限られ、
刑の執行も当日朝に告げられる。

 尾田死刑囚の趣味は、獄中で教わったという俳句。執行がないとされる年末の
心の安らぎをこう詠んでいる。

 「死刑囚ほっとす御用納めかな」

 収容されている福岡拘置所(福岡市早良区)では、自身の入所から昨年7月
までに37人が処刑され、3人が病死した。自殺も1人。執行の朝、窓越しに
別れの言葉を交わし、握手して見送った人もいれば、「静かに逝きたい」と
あらかじめあいさつを断ってきた死刑囚もいたという。

 死刑囚は、個室で「自己契約作業」と呼ばれる内職をして、報酬を得ること
ができる。内職の報酬や親族から差し入れられたお金で、物品を購入したり
新聞や本を読んだりすることも可能だ。

 尾田死刑囚は平日、民間業者と契約を交わして請け負った内職に5時間半
程度、取り組む。作業は紙袋作りだ。

 「モーニング娘。やAKB48のコンサートがあると、その絵柄の材料が
入荷することがあり、間接的にイベントに触れる楽しみがあります」。
週2回は映画やバラエティー番組のDVDの視聴も許されている。

 古希を迎え、最近では衰えも感じているという。

 「足腰が弱くなり、神経痛に悩みます。記憶力、視力、聴力が、自覚できる
ほどに減退しています」

 新聞に載る大学入試の数学を解くなどして認知症の予防に努めている。
記者が閲覧したノートには、数式や解法がびっしりと書き込まれていた。
所内で食中毒が起きた時に備え、雑記帳に毎食の献立を書き留めるのも日課だ。

 「毎朝、今日は自分が執行されるかもしれないという思い」を抱くという
尾田死刑囚。一方で「もし自由の身になったら」として、「言及が許される
ならば、ピザの配達のような三輪スクーターに最小限のキャンプ用具を積んで、
日本一周巡礼の旅をしたい」と記し、手記をこう結んだ。

 「在監50年、齢(よわい)70歳、時の流れはとにかく速かった。残された
時間、いざ……」
〜歴代死刑囚について語ろう〜確定百二十七年目〜©2ch.net
966 :傍聴席@名無しさんでいっぱい[sage]:2017/01/02(月) 00:46:45.19 ID:U8n09oKq0
■裁判への不満も率直に

 収容中の確定死刑囚で最長となる50年間にわたって獄中で過ごす尾田信夫
死刑囚(70)。朝日新聞が入手した手記の写しには、事件を起こしたことへの
後悔や被害者への謝罪の思いに加え、自身が受けた裁判への不満も率直に書かれている。

 「12月5日は事件発生から半世紀、同時に死亡被害者様の50年忌でも
あり、慚愧(ざんき)の念新たにこの日を迎えました」

 きちょうめんな横書きの文字が並ぶ便箋(びんせん)。「マルヨ無線事件 
発生50年の回顧」と題された手記はこう始まっている。

 手記は関連文書を含め40ページ超。今月、再審請求弁護人などを務める
福岡市内の弁護士に託された。

 事件は福岡市下川端町(現・博多区)の電器店で1966年12月に起きた。
宿直の20代の男性店員2人がハンマーで殴られ、さらにストーブによる火災に
巻き込まれるなどして1人が死亡、1人が重傷を負った。20歳だった尾田
死刑囚は事件の約3週間後に逮捕され、強盗殺人や放火などの罪で70年に
死刑判決が確定した。

 判決は動機を、尾田死刑囚が現場の電器店で働いていた時の処遇で抱いた
恨みや金銭欲と認定した。

 「確かにそのような一面もあったと思う」「報復心と金銭欲の両者は
いかなる理由をもっても正当化できない」という一方で、「なお説明不十分」
とも記した。被害者が店を守るために大声を出したのをきっかけに「私が
動揺・激高し、被害者に攻撃が集中したと考えられ」るといい、「ただ、
ひたすら申し訳なく思う次第です」と述べた。
〜歴代死刑囚について語ろう〜確定百二十七年目〜©2ch.net
967 :傍聴席@名無しさんでいっぱい[sage]:2017/01/02(月) 00:47:40.08 ID:U8n09oKq0
 共犯者の少年(当時17)=懲役13年=とは少年院で知り合い、後に
強盗の話を持ちかけたという。「心ならずも少年を関与させ、人生を
狂わせてしまった。彼も被害者の一人と言えるかもしれない」

 その後、尾田死刑囚は73年から裁判のやり直し(再審)を求めてきた。
認定された強盗殺人と強盗殺人未遂、放火罪のうち、放火はしていないとの
主張だが、これまでに6回退けられ、現在は7度目の請求中だ。

 尾田死刑囚は、再審決定で死刑囚が釈放された「袴田事件」などと異なり、
全面的な無罪は主張していない。争っているのは、強盗後に「放火して罪跡を
隠蔽(いんぺい)しようと企て、室内にあった使用中の石油ストーブを横倒
しにし、床に放火した」という部分だ。

 石油ストーブは火災直後、斜めに傾いた状態で見つかったとされる。確定
判決は、ストーブを足蹴りして倒した、と認定した。

 弁護団は、そうした行為はしておらず、放火の意図はなかったと主張。
1979年からの第5次再審請求では、「蹴り倒すと燃料タンクが外れ、
燃焼が継続せず消える」との福岡市消防局の火災原因調査係長の調査結果を
提出した。
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968 :傍聴席@名無しさんでいっぱい[sage]:2017/01/02(月) 00:48:57.89 ID:U8n09oKq0
 94年には福岡高裁が、同型のストーブを足蹴りして実際に倒れるか検証。
高裁は翌年、「蹴っても、床を滑るだけで倒れることはない」と認定した。
だが「手で傾けることもでき、放火の認定を覆すに足りるとはいえない」
として請求を棄却した。

 尾田死刑囚は手記で「共犯の少年とも、殺人・放火の計画は一切なかった」
と記し、故障で修理したばかりだったストーブの修理が万全でなく、異常燃焼
した可能性を訴えている。

 弁護団は、放火で証拠の隠滅を図ったという悪質性の認定が死刑判決に
つながったと主張。強盗殺人と強盗殺人未遂に加え、放火を認定した確定判決が
変更されれば、量刑に影響するとみている。

 手記はこう続く。「被害者に対する私の謝罪の念は変わらないとしても、死刑
を言い渡した判決には手続き面、事実面に決定的な誤りがあり、正すべく再審の
請求をしております」「謝罪と雪冤(せつえん)(無実を明らかにする)活動は
決して相反することではないのです」

 その上で執行を待つ身として「自分の意思で死刑になる、ならないの選択の
余地がないところまで手続きが進んでいる現実は承知しています」と心境を吐露。
「再審請求に刑の執行を保留する機能はないと法務省も国会答弁していることは
十分承知し、心して日々生活しています」

  □  □

 電器店のあった商店街は大型複合施設「博多リバレイン」に変わり、当時の
面影はない。近くに住んでいた現・町内会長の樋口葛尚(かつひさ)さん
(68)は「父親の『火事だ』の声で気づき、消火器を持って慌てて消火活動に
行ったのを覚えている」と話した。

 重傷を負った男性の兄(79)によると、男性は今も元気に暮らしていると
いう。兄は取材に、死刑が執行されていないことは知らなかったと答え、言った。

 「感想は特にありません。もう、事件のことは忘れたい」


尾田は日本電波専門学校の出身で理系だったか。
少年院で犯行計画を立てていた鷲崎の証言があるからいまさらその意志は
なかったといわれてもね。
実質、無期懲役扱いなのに、反省していないなと思う。

AKBやらモーニング娘。とか、あれっと思うけど、20歳以来女性をおそらく
ほとんどみてないもんな。
傍聴席にもどれだけいたのかわからないし。
〜歴代死刑囚について語ろう〜確定百二十七年目〜©2ch.net
969 :傍聴席@名無しさんでいっぱい[sage]:2017/01/02(月) 01:57:39.62 ID:U8n09oKq0
尾田は刑事施設に50年でこのままだと袴田を超えて最長記録保持者に
なるのか。
手続きが進んでいる現実は承知しているとかしおらしいことと思うが、
子供などはいないし、何人かいた兄弟が仮に死後再審請求しないなら
死後再審の可能性がないから、執行というのもできなくもないのか。

死刑囚は若年でも子供をつくっている場合が多いが、死後再審の可能性の
有無はぎりぎりのところでかすかに関係あるかな。
〜歴代死刑囚について語ろう〜確定百二十七年目〜©2ch.net
973 :傍聴席@名無しさんでいっぱい[sage]:2017/01/02(月) 17:13:14.56 ID:U8n09oKq0
尾田の事件のストーブが具体的にどんななのかははじめてみたが、この時代の
外装は簡素なんだな。
今のかなり覆われた構造では転倒程度では安全装置など抜きでも出火はなさ
そうだが、この時代のものならここにつけ込んだのもわからなくはない。

なんとなく強盗殺人で共犯の証言ありだから崩れないだろうと思っていたが、
放火前は重傷認定だし、放火が自然発火になれば、強盗傷人認定で釈放の
可能性もでてくるんだな。
尾田の巡礼旅行もこのあたりの見込みがあっての妄想なのだろう。

ただの願望のようにも思えるが、東住吉の青木などもあるから、放火が
崩せれば、共犯は少年だし、誘導の可能性がとかで一気に崩せないとも
いえなくもないように思う。

もっとも、共犯の証言あり、窃盗での少年院の逆恨みでの犯行、少年院での
計画、鑑定留置中の脱走などがあっての死刑だろうし、冤罪でもない。
そういう意味ではなかなか動かないようにも思うし、所詮、第一審死刑判決を
受けて作られた主張だから問題もある。

とはいえ、もし単独犯だったら、再審請求が認められていたかもしれないし、
死刑までいかなかったようにも思う。
独力で第四次請求まで行ったように意外と塀の中限定で頭は回るように思う。

日弁連もついているし、専門家作成の証拠で再審請求やっているから、
無期懲役に減刑じゃなく、釈放の日がくる可能性もあるのかね。
もう70歳の尾田にどれだけチャンスがあるのかしらないけど。

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