- 神奈川県の暮らし
967 :名無しの権兵衛さん[(^_^;)イヤハヤ]:2011/06/02(木) 21:45:30.97 ID:dn0JWi96 - 「弱いはずの立場の人が実は一番強い」、は至言ですね。
但し、それは平和で豊かな日本だけのことです。一歩、国外に出ると、 今も「弱肉強食」の世界が殆どです。 数年前、NHKがスーダンへの国連支援のドキュメンタリーを放送していました。 国連が雇ったトラックの輸送部隊が数日がかりで食料をスーダンの内戦地帯に 運びます。運転手も命懸けです。 目的地に着いたトラックは小麦粉など援助物資を降ろします。彼らの任務は そこまでです。それ以上は危険だからです。そこで起きるのは力ずくの奪い合い です。一人の老婆がやっとの思いで小麦の袋を確保し、引きずって行こうとします。 そこに自分達の獲物を運び終えた屈強な数人の男が戻ってきて、老婆から小麦 の袋を奪います。「自分には、この小麦を待っている家族が居る」と泣き叫び、 必死に小麦袋にしがみつく老婆を、男達は暴力で引き離します。 こんな風景が世界の殆どといっていいでしょう。つまり、政府が機能しない、 政府による治安維持など全く期待できない世界が沢山あるのです。ですから、 政府よりも昔ながらの、部族のルールが支配することになります。 日本のように、学校の行事で君が代・日の丸に敬意を強制されることで精神的 苦痛を蒙った、などと言って裁判できる国はそんなにはありません。いや、稀有と 言っていいでしょう。また、日本人は当然のように思っていますが、曽野綾子さんの 言われるように、ホームレスが救急車で病院に運ばれ、十分な治療が受けられる国 も勿論、稀有です。 こんなことがいつまでも続けられればいいのですが、それには、自立・自助の精神で 働く人たちを大切することが絶対に必要です。が、実際は「弱者こそ強者」です。 これでは、絶対に続きません。 (^_^;)イヤハヤこれからだな?
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