- 【カニ】福井県やざ Part2【水ようかん】
740 :支局長からの手紙[]:2011/01/23(日) 19:58:25 ID:q9sn+h+8 - 支局長からの手紙:福井駅前が過疎!? /福井
本年もよろしくお願いします。 新年早々、支局所在地の町内会長さんが挨拶(あいさつ)に来られました。 恒例のお神酒の寄付をし、手数ながら受領書を作ってもらったところ、町内会 の町名が住所地の豊島ではなく、材木町となっています。初めて見た町名なので、 聞いてみると、豊島の一部を指す古い名前とのことです。 その昔、足羽川沿いのこの辺りには貯木場があり、数軒の材木屋があったのが 由来とか。図書館へ行ったついでに市史などを少しめくりましたが、この町名は 見つかりません。明治7(1874)年に幕末の町が統合されて豊島となっていますが、 幕末にも材木町はない。一体、いつの時代の町名が今もって生きているのか。 福井の土地柄を考えるうえでも、面白いですね。事情をご存じの方があれば、教えて 下さい。 さて、支局があるのは繁華街ではありませんが、県都の玄関・JR福井駅から 徒歩5分程度の場所です。大きく「駅前」と言えるでしょう。そこで、深刻な “過疎”が進行していると会長さんから聞き、びっくりしました。 山村などの過疎地で、魚などを積んで売りに来る車がありますね。あれが来る ようになり、しかも人気というのです。駅前にはスーパー2店に加え、百貨店の 食品売り場もあるのですが、お年寄りが増えてそこまで買い物に行くのも大変 になっているそうです。 会長によると、町内会に所属するのは22軒(集合住宅の世帯は未加入)。 昨年春、ついに小学生がいなくなりました。見た目には一軒屋が立ち並んで いるのですが、実は空き家も増えている。子どもは県外や福井市郊外に住み、 帰ってきません。住民の死亡後など、転売しようにも駅前の不振を背景とした 地価下落から思うにまかせない。やむを得ず駐車場にすることが多いのですが、 供給過剰で安くしか貸せないそうです。
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