- クラシックギター自由自在17 [無断転載禁止]©2ch.net
705 :ドレミファ名無シド (ワッチョイ 13c7-t6T/ [61.245.63.93])[]:2017/07/23(日) 19:54:01.09 ID:K4ubQWhy0 - アルハンブラはとてもじゃないが初心者卒業の曲ではない。
やはり中級者以上。しかも、人に聴かせられるレベルで弾ける人となれば確実に上級者。 ラグリマ、アデリータ、マリアルイサ、愛のロマンス、メルツのロマンス、コストの舟歌 ヘンツェのノクターン、このあたりを確実に弾けるなら初心者は卒業、中級者でしょう。 同じラグリマでも、初心、中級、上級では曲のクオリティーがまるで違う。 ラグリマで人を感動させられたら、上級者と言っても差し支えない気がする。
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706 :ドレミファ名無シド (ワッチョイ 13c7-t6T/ [61.245.63.93])[]:2017/07/23(日) 19:59:11.76 ID:K4ubQWhy0 - 曲を練習するのも大切だけど、地道なスケール練習やアルペジオ、トレモロの練習などを
重ねて行く事によって、得られるものは非常に大きい。 初めのうちから基礎技巧をしっかり身につけておけば、その後の上達の早さがまるで違う。 下手に曲を弾くなら、スケール練習の方が学ぶ事はずっと多い。 セゴビアも似たような事言ってたよね。それは強く実感している。 どんなに時間がなくても、毎日ギターに触れる事が大切。 10分でもいいからスケール練習だけでもやっておけば、感覚的なものが全然違う。
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710 :ドレミファ名無シド (ワッチョイ 13c7-t6T/ [61.245.63.93])[]:2017/07/23(日) 22:33:15.49 ID:K4ubQWhy0 - 確かにそうだね。やっぱり、楽しくないと続かないわけで。褒められたり達成感もないとキツイよね。
練習時間の3割スケール練習、残り7割を曲の練習くらいでも全く問題はない。 スケール練習は続けることが大切。それによって、指板の理解も進むし、 左手の押さえ、右手のタッチを鍛えられる。特に、左手は親指を浮かせてスケール練習するのも有益。 これは、左腕+体の重心を使って弦を押えるという感覚を理解する事ができる。手の力を鍛えるという考えは捨てたほうが良いと思っている。 握力を鍛える機具なんて使うのもバカげている、村治もパクもか細い腕で張りの強い楽器を弾きこなしている。 もちろん最低限の手指の力は必要だけれども、それよりも腕の重みで押える、これが重要。これを知っているか知らないかで セーハの押えやすさがまるで違う。これから曲の難易度が上がるにつれセーハの使用頻度も高くなる。 苦手意識のある初心者の方は、上記の事を深く理解しておくと良いだろう。
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711 :ドレミファ名無シド (ワッチョイ 13c7-t6T/ [61.245.63.93])[]:2017/07/23(日) 22:38:47.22 ID:K4ubQWhy0 - 曲目は、現代ギターのてんこもりBOOKなんかで、弾きやすそうな曲、自分の気に入った曲を
練習するのも良いと思う。11月のある日なんかは、弾きやすくて取り組み易いと思う。 マイヤーズのカヴァティーナは、セーハが連続するから中級以降でしょう。 ラグリマ、アデリータは必須だろうし、アルハンブラも少しずつ取り組んでいくのも良いと思う。 飽きやすい自分は、何曲も平行して練習する。ある期間を決めて3曲とか、少しずつ練習していく。 そうやって続けていれば、いつのまにかレパートリーが増えていく。
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712 :ドレミファ名無シド (ワッチョイ 13c7-t6T/ [61.245.63.93])[]:2017/07/23(日) 22:41:36.64 ID:K4ubQWhy0 - てんこもりBOOKは既刊の3冊、入手すればメジャーな曲は、ほぼ網羅しているし
解説あり、CD音源ありで勉強しやすい。あれから探すと良いよ。 江部さんの曲集は難易度は低めだけれども、初級者、中級者には楽しめると思う。 映画音楽やジブリ曲集なんかも楽しく、あれは良い本だと思う。
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713 :ドレミファ名無シド (ワッチョイ 13c7-t6T/ [61.245.63.93])[]:2017/07/23(日) 22:48:37.77 ID:K4ubQWhy0 - ビデオレコーダーで自分の演奏を録画するのも有益であるし、
家族や友人に聴いてもらう機会を持つのも、上達には有益である。 これは、人前であがらずに演奏するという訓練でもある。初めのうちは実力の半分も出せないかもしれない。 場数を踏めば、音楽に集中して良い演奏ができるようになるだろう。とにかく場数を踏む事でしょう。 これって実は凄く大切な事です。経験値が上がれば、ステージ上で見える景色が変わってくるでしょう。 皆に上手と思ってもらいたい。褒められたい、認めてもらいたい。そういう欲求は捨てるのが良いです。 それよりも、聴いてもらう人に今の自分の演奏を心を込めて弾く。聴衆に少しでも楽しんでもらいたい。 そういう、自分のエゴを捨てたところにメンタルを持っていくと、必要以上にあがらなくなります。
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714 :ドレミファ名無シド (ワッチョイ 13c7-t6T/ [61.245.63.93])[]:2017/07/23(日) 22:54:14.69 ID:K4ubQWhy0 - 初めての曲の練習は、とにかくゆっくりのテンポで弾く。まずは最適な運指を見つける事です。
それで弾けるようになってからスピードを上げる。初めから早く弾いても急がば回れです。 これはプロでも同じだと思います。アナ・ヴィドヴィッチもそうしていると言っていました。 注意深く、自分の演奏を弾きながら聴く事です。自分自身は演奏者でもありますが、よき聴衆、良き教師であるべきです。
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