- 【トーンウッド】 バスウッドスレ3 【ゴミ材】©2ch.net
514 :ドレミファ名無シド[]:2015/12/16(水) 08:18:54.84 ID:6jCs9CnD - ギター工房tmp 松下氏
ちなみに、たまにワタクシが製作するにあたって一般的には最もボディ材として多様されているアルダー材をあまり採用しないので 「どうしてですか?」と疑問を抱かれる方もいらっしゃる様なのでお答えします. それはアルダー材は確かにポピュラーな材仕様ではありますが、それはあくまでアルダー材のウッドトーンが必要な場合にアルダーで 作ればいいのであって、逆にワタクシが最も多様しているバスウッド材の方がその倍音の豊かさによって音楽的なトーン幅が広く材の キャラがアルダー材ほど出しゃばらず、トーンやタッチを含めた奏者個々のサウンドの違いが得易いからです. アルダー材の良さはミッドに集約された密度感やレスポンス感、そして音抜けの良さに有りますが、レスポンスや音抜けの善し悪しは 設計や作りさえ優れていれば確実に備えさせられるもので、逆にアルダー仕様であっても設定が悪ければレスポンスも音抜けも劣ります.
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515 :ドレミファ名無シド[]:2015/12/16(水) 08:19:19.97 ID:6jCs9CnD - ギター工房tmp 松下氏
皆さんはギターを手にしたころからアルダー仕様のストラトやジャズベのサウンドなどで耳慣れていますから、あまり感じてはいらっしゃ らないでしょうが、例えば材をご飯に例えるなら、皆さんはアルダー材が白米のように捉えていらっしゃると思われますが、実際には バスウッド材の方が白米で、アルダーの方が麦飯のようなものなんです. アルダー材の特徴的なトーンは奏者で言えば、マーク・ノップラーのギターサウンドの様なミッドにクセがあるトーン作りに最適な素材であって、 フラット/ナチュラルさ表情の付き易さではバスウッドの方が確実に勝ります. ですからワタクシはアルダーのクセのあるミッドトーンをサウンドの主体とされている方にはアルダー材を採用したりもしますが、 幅広い音楽に対応した指向のプレイヤーさんにはバスウッドを採用する事が多いです. 要するに、アルダーは材自体の主張が強い素材なのだと認識頂いた方がいいでしょうね.少し極端な言い方をするのなら、 アルダーは誰が弾いても強くアルダー材の特色が出てしまう材なのです. ピックアップのEMGなどのノイズキャンセル仕様のPUもノイズ帯域をカットしている為に弾き手のトーンよりもピックアップの フラットな特性のままアウトプットされる為に誰が弾いても同じサウンドに成りがちなのとよく似ています. 個人的にはバスウッド材の様に弾き手の色艶に染まってくれる素材を選びたいのは製作家としてはシンプルで素直な思いなのです.参考までに.
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516 :ドレミファ名無シド[]:2015/12/16(水) 08:23:37.90 ID:6jCs9CnD - バスウッドの登場はフロイドローズブリッジの登場がなければありえませんでした。
フロイドローズをマウントしたギターは従来のブリッジシステムをマウントした同系のギターより はるかに倍音域が整理され硬直化したサウンドを轟かせるようになります。 そこで従来ストラトタイプのギターに使用されていたアルダーよりも 一回り軽く柔軟なバスウッドをボディーに採用することにより 豊かな倍音と粘り、そして扱いやすいトーンを獲得するにいたった訳です。 バスウッドとディマジオピックアップの組み合わせももはや王道です。 歪系のアンプの歪む帯域のピークを狙い撃ちするディマジオサウンドと同じく アンプの歪のピークを“旨く”外すバスウッドのサウンドのマッチングは 正にナチュラル、絶妙と言えます。 バスウッドのソリッドギターへの使用を語る上で避けて通れないもの、 それがフロイドローズブリッジシステムなのです。
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517 :ドレミファ名無シド[]:2015/12/16(水) 08:26:10.70 ID:6jCs9CnD - このブリッジの開発者(フロイドローズさん)も含めたギター関係者のフロイドローズブリッジに対する
主観的存在理由付けは何と言ってもチューニングの安定性の獲得。 このブリッジシステムが従来のシステムと大きく違うのは、 調弦のために発生する弦のテンションを、弦自身を ギターに圧着する力として流用する事を避けたということです。 弦のテンションの増加がギターに入力される 振動エネルギーを増加させるのは事実です。 弦のゲージを太くすれば当然それに乗じてブリッジが起き上がります。 それを抑える為にトレモロスプリングに掛けるテンションを増加させる。 弦のゲージの変化によってギターに入力される撥弦信号の量は変化しますが ナット、ブリッジ部にネジ留めによって掛けられる弦固定の為のプレッシャーは変わらない。 つまり調弦により発生する弦のテンションに依存しない 弦固定環境が完全に整ったと言える訳です。
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518 :ドレミファ名無シド[]:2015/12/16(水) 08:27:14.24 ID:6jCs9CnD - バスウッドは素晴らしい材だ
70年代アルダーストラトをフロイドローズブリッジに換装し尚且つスーパーライトゲージを張るという時代になった時、 リアシングルをハムに換えただけでは対処できない「音質の硬質化」という問題に直面した フロイドを装備したギターでは倍音が整理され固く冷たい音質になってしまいがち それに加え粘りのあるアルダー材ではより硬直され反発力の強い、低音弦の腫れぼったい暑苦しい中域が強調された音になる こうした問題をクリアするため、これら70年代コンポストラトにおいて無くてはならないその必要性から登場したのがバスウッドだったのだ アルダーより一回り軽く、材も柔らかく、弦の入力プレッシャーに対しアルダーより一回り敏感に反応しきめ細かく割れた音、心地よい倍音をアウトプットするバスウッド材はこうしてフロイドローズ系ブリッジにはなくてはならない最良のコンビネーションとなった これが現在まで続くメタルギターの雛形と言って良い。 アイバニーズ然り。ミュージックマン然り
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519 :ドレミファ名無シド[]:2015/12/16(水) 08:30:04.50 ID:6jCs9CnD - マホガニーって基本クリスピーで腰がない素材なんだよな
ネジ止めが難しいということでもわかると思うけど。粘りがない マホ単板ボディギターにありがちだけど、上から下までまんべんなく出るけど中域の突出がないから平べったくて面白みのない音 レスポールはそこにメイプルのトップを貼り付けて中域だけ倍音化を阻害したからあの存在感と立体感とクリスピーさの渾然一体 となった力強いトーンになった アルダー、メイプルは粘りがあってネックジョイントのような強い強度が必要な大きな口径のネジの受けとしてもネジが立つし あの粘りが弦の投下テンションに対する「跳ね返り」として、つまり弾力として感知されるから中域の粘り、コシのある音になる だから弱いメイプルネックギター、いわゆるハズレのストラトとかって、ネックが弱くてなっちゃうから、キンキンした弦の 中域の耳に痛い音しか出せない。ボディ関係なく マホガニーネックの場合薄く削って弱くしても特別な帯域を強調せずにそのまま質量がなく なる分ハイトレブル方向に音域がシフトしていく傾向がある スワンプアッシュは特殊で、すごく硬いんだけど粘る感じではない。 高度はあるがある意味でクリスプで 弦の投下されたテンションを上下に割ってしまい、中域が上手くスクープされた音になる バスウッドはスカスカ。強度は最低の柔らかさ。バスウッドにハードテイルを合わせると、 芯のない、つまり中域がなく存在感がない、弦振動がこなれて倍音化しすぎて細かく割れ すぎて存在感がなくなりすぎて分散してしまったサウンドになりやすい やっぱり質量のあるブリッジに合わせるべき材だと思う
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520 :ドレミファ名無シド[]:2015/12/16(水) 08:33:43.18 ID:6jCs9CnD - >バスウッドにハードテイルを合わせると、
>芯のない、つまり中域がなく存在感がない、弦振動がこなれて倍音化しすぎて細かく割れ >すぎて存在感がなくなりすぎて分散してしまったサウンドになりやすい >やっぱり質量のあるブリッジに合わせるべき材だと思う バカセは固定式ブリッジのバスウッド ワロスwww
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