トップページ > 楽器・作曲 > 2013年11月05日 > ikWMMvLL

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ドレミファ名無シド
Ibanez 92

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Ibanez 92
955 :ドレミファ名無シド[]:2013/11/05(火) 19:43:04.15 ID:ikWMMvLL
今日は少しネックのお話をしてあげましょうかね〜。

ネックと言えば、一般的に1番音質で有利なのがスルーネックで、
2番がセットネック、3番がボルトオンと言われていますが、
実は全くのデタラメです。

ここにもやはり先入観に支配された
誤った常識というものがまかり通っています。
Ibanez 92
957 :ドレミファ名無シド[]:2013/11/05(火) 19:45:56.73 ID:ikWMMvLL
スルーネックの優位性に疑いの余地はありませんが、
問題はセットネックです。
実はこれ、かなりヤバいネックの取り付け方法なんですよ?

まずこの画像を見て下さい。
http://www.zinguitars.com/REPAIR_item/LPjr_FADET/LPjr_FADET001.jpg
http://www.zinguitars.com/REPAIR_item/LPjr_FADET/LPjr_FADET004.jpg

これ、ギブソンの画像なんですが、
数カ所のボンドで軽く結合されているだけで、
まともにボディーと密着すらしていません。
これがセットネックの怖さであり、ギブソンクオリティーなんですよ。
Ibanez 92
959 :ドレミファ名無シド[]:2013/11/05(火) 19:48:16.05 ID:ikWMMvLL
しかもこんな感じに隙間まであったそうです。
ほんと最悪ですね。ギブソンの品質は。
http://www.zinguitars.com/REPAIR_item/LPjr_FADET/LPjr_Neck.jpg

なぜこういうことが起きるのか?
それはハンドメイドの比率が高いからです。
人が介入するとどうしても精度が落ちるし、バラつきも増えます。
それがこういう結果を招くわけです。

ギター工房の機械化が進んでおらず、人間による工程が多いと
コストが上昇する反面、品質は下がるのですから、
消費者としてはこんな損なことはありませんよね。

ギターの価格と品質はなぜ比例しないのか?と言うことが
分かって頂けたかと思います。
Ibanez 92
961 :ドレミファ名無シド[]:2013/11/05(火) 19:54:57.84 ID:ikWMMvLL
じゃあ腕のいいクラフトマンがセットネックを作れば問題ないのか?
いいえそんな事はありません。

なぜならボディーやネックで2P、3P構造の接着とは違い、
セットネックには厚いボンドで結合されるので
最初からその厚みの分だけ隙間が作られているのです。

精巧に作られていてもその厚いボンドの分だけ
どうしても密着性が悪くなり、響きの欠損が起きてしまうのです。
Ibanez 92
962 :ドレミファ名無シド[]:2013/11/05(火) 19:57:49.17 ID:ikWMMvLL
考えても見て下さい。ボンドで止めただけのネックと、
ボルトでしっかり止めたネック。
されどちらが密着性が高く、そして強固か・・・。

冷静になって考えれば直ぐに気づくような現実でさえも、
ギブソンという先入観で、ダメネックですらも、
良い工法だと錯覚してしまうのです。

こんな一面を見てもギターの常識(先入観に支配されている)が
いかに誤っているかが見えてきますね。
Ibanez 92
963 :ドレミファ名無シド[]:2013/11/05(火) 20:01:22.50 ID:ikWMMvLL
他の木工品でもそうでしょ?
単にボンドで接着したものよりも、ネジ止した物の方がしっかりと固定されます。
結合強度が低ければ音に悪影響を及ぼすので、セットネックはダメなのです。

ギブソンはギターメーカー(エレキではない)だったので、
材料も工法もギターのそれをトレースしているんですよね。
だからエレキとして見た場合にはあまり宜しくない所が多いのです。

・ネックにまで強度の低いマホガニーを使ったり。
・結合が弱いセットネック工法だったり。
・ボディーの中が空洞になっていたり。

俺はギブソンのギターなんて無料でも要りませんね。
ま、転売OKなら貰いますが w
Ibanez 92
965 :ドレミファ名無シド[]:2013/11/05(火) 20:13:12.93 ID:ikWMMvLL
>>939
>金属パーツを正しい状態にしてやれば良いって言ってた。

つまりトレモロを固定ブリッジに変えてやることですね?

>ボディー後半、特にブリッジから後ろは振動してないからね。

実は俺、ある実験を行ったんですが、
それは弦を通す位置による変化についてです。

RGIR20FEのブリッジは、弦のボールエンドを
ブリッジ側に通すこともできるし、
ボディー裏からも通すことができる仕様になっていて、
どっちらが振動的に有利なのか…を確かめて見たわけです。
Ibanez 92
967 :ドレミファ名無シド[]:2013/11/05(火) 20:22:53.56 ID:ikWMMvLL
弦振動→ブリッジ→ボディーという経路より、
弦とボディーが直結する分、
裏通しの方が有利じゃないのか?と思っていたし、
弦の角度によるテンション的にも有利だと考えていました。

しかし、あんな小さな金属のキャップの方が
弦の響き殺してしまうんじゃないのか?
点接点で弦の振動がボディーに伝わるだろうか?
と疑問に思ったわけです。

もしかすると金属の塊であるブリッジに直接
取り付けた方が響きが良くなるのでは?と思ったわけです。
Ibanez 92
968 :ドレミファ名無シド[]:2013/11/05(火) 20:32:34.24 ID:ikWMMvLL
そこで弦を張替えついでに、
今度はブリッジ側経由で取り付けて見たわけですが、大正解でした。
なんとブリッジ側からも音が鳴るようになったのです!

今まではネック寄りの方で音が鳴っていたのに、
今はブリッジ側からも音の響きが感じられるように、
ネックからブリッジの間全体で鳴ってる感じです。

いや〜これは大発見ですよ。
Ibanez 92
969 :ドレミファ名無シド[]:2013/11/05(火) 20:37:42.21 ID:ikWMMvLL
やっぱり先入観って捨てなきゃダメですね。

この手のギターは裏通しが定番みたいになってるし、
弦の角度がキツくなるので強いテンションがかかって
響きが良くなるものだと思い込んでいましたが、
どうやら違うようです。

運良くRGIR20FEのブリッジは両方対応していたので
ブリッジ直結で弦を張ることもできましたが、
上位モデルに採用されている新型ブリッジは出来ませんからね。

RGIR20FEのブリッジ(両対応)
http://www.ibanez.co.jp/products/images/feat2012_jp/254.jpg
上位ブリッジ(裏通ししか出来ない)
http://www.ibanez.co.jp/products/images/feat2012_jp/288.jpg


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