- ◆◇◆GRETSCH/グレッチ/Part31◆◇◆
72 :ドレミファ名無シド[]:2013/11/01(金) 14:24:46.55 ID:EEu9FV5y - このチバのはただの色の薄くなったブラウンだよ
リム付近にちゃんと黒い色が残ってるのがわかる というか、写真画像1枚だけ見て「元々オレンジ!!」とか、さすがにバカすぎ。 光の入り方で全然見え方違うから。オールドのラッカーは 現行のギラギラしたクリアの全体にのっぺり同じ色のウレタン塗装のやつしか知らない子どもなんだろうな 御茶ノ水通ってもっとほんもののヴィンテージギター実際に見て勉強してから来なよ。
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73 :ドレミファ名無シド[sage]:2013/11/01(金) 14:25:49.27 ID:EEu9FV5y - 6120の元々のオレンジカラーとはぜんぜん違う。
見る奴が見れば一発で分る
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74 :ドレミファ名無シド[sage]:2013/11/01(金) 14:26:19.73 ID:EEu9FV5y - かぶったかw
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76 :ドレミファ名無シド[sage]:2013/11/01(金) 14:45:44.05 ID:EEu9FV5y - http://www.digimart.net/cat01/shop3580/DS02087952/
http://www.digimart.net/cat01/shop38/DS02085872/ http://www.digimart.net/cat01/shop43/DS02018832/ チバのはこれと同じ色。 一番下のは褪色しきる前の黒がリムに少し残ってるのがよく分かる チバのも同じようにビグスビー横のスタンバイスイッチやボリュームあたりに黒が残ってるのが荒い写真からでもわかる これに光当てれば遠目に見れば角度によってオレンジに見える。野外の太陽光だと特に。 そんだけの話。 レアカラーでも何でもない。というかたぶん市場にある6119で一番良く見かける系統の色。 この時代のブラウンカラーは光に当てると褪色するんで使い込まれた奴はみんなこんな色になるのは仕方がない どちらかというとテネシアン探してる人は、褪色してない濃い、焦げ茶っぽくて赤みの残ったブラウンを欲しがる人のほうが多いんじゃないだろうか もちろん赤み、と言ってもそれはブラウンの同じ色の中出の話で、浅井の完全にダークチェリーのテネシアンとはまた別物。 浅井も同じ褪色ブラウン持ってたけどあれも同じようにリム部に焦げ茶色が残っていたね まあコレクターとかアーティストと同じギターがほしいってだけなら色にこだわるのもいいけどオールドテネシアンを実際に弾くために買うなら見るべきとこはそんなとこじゃない
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77 :ドレミファ名無シド[sage]:2013/11/01(金) 14:58:23.48 ID:EEu9FV5y - 自分は浅井の持ってるテネのカラーはごく一部の期間だけ少数作られたものだと思う
自分もあのワインレッドというかダークチェリーというか渋い暗い赤色のやつの60年代オールドテネは殆ど現物は見たことはない これはオークションのやつだけど、シリアルで言うと浅井の持ってる奴に近いらしいし。 http://www.nihonauctions.com/yahoo_auctions/item/n121062271 ここから察するに、1965年くらいのある時期のあるロットだけあの赤い色でフィニッシュされたんだと想像してる だからあれはワンオフものではないと思うブラウン系のやつとは明らかに赤みが違うし。 赤みの強い塗料がある時期だけ使われて、そのロット以降は普通のブラウンに戻したのかもしれないし たぶん正解なんじゃないかなこの予想。こういうことは当時のギター工場では頻繁に起こりうると思う。 今となっては誰も真実はわからない部分だろうけど。
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78 :ドレミファ名無シド[sage]:2013/11/01(金) 15:11:57.47 ID:EEu9FV5y - 失礼。このオークションものは1964年でしたか。
浅井のも1964か1965年のものでしょう。 自分のこれまで見てきた感覚だと、1966年以降のブラウンは、褪色が進んで件の一見オレンジっぽい明るいブラウンになってしまっているのが多い印象。 (まあもちろんずっとケースにしまわれてたものは濃いブラウンが残ってるのもあるし、自分が持ってる1967年もわりと濃い色。) ボディバックを見れば、そちら側はあまり褪色してないことが多いので本来の色がわかるよね。 で、浅井さんのダークチェリー(バーガンディ)は1964〜1965のごく短い時期にしかお目にかかれないレア仕様。 それ以前の、60年代初期ダミーサウンドホール淵無し仕様から1963年辺りまでのブラウンの個体は、自分の見た限り古いものでもかなり濃く、黒々とした凛々しい、高級感のある焦げ茶色のままで、あまり褪色してないのがほとんどなんだよね。 このことから考えてみると、 元々テネシアンが60年代ブラウンカラー仕様63〜64年くらいまではあまり褪色しないブラウン塗料を使っていた、 ↓ 1964年くらいに塗料を変更し、一時期だけ赤みの強いダークチェリーっぽいフィニッシュになった ↓ 1966年に入ると更に塗料を変えて、もとの赤みを押さえた焦げ茶色ブラウンに戻した。しかしこの塗料は光による褪色が起きやすいものだった ・・・と考えると色々しっくりくる
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79 :ドレミファ名無シド[sage]:2013/11/01(金) 15:19:53.59 ID:EEu9FV5y - つまり塗料や塗料メーカー変遷の過渡期の、1964〜1965年の間のある一時期の特定ロットだけに作られた、赤っぽくてあまり褪色しない塗料でフィニッシュされたテネシアンが浅井さんのメインのダークチェリーフィニッシュなんではないかと。
>>77の仕様を見るとシリアルも近いし仕様の細かいパーツ完璧にドンズバだし。 だからあのカラーはワンオフ1点ものというのは間違いです おそらくグレッチ社としては同じ「ブラウン」で作ってるつもりが塗料の変更でフィニッシュに微妙な違いが出てきてしまったと。そんなとこではないでしょうか。
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80 :ドレミファ名無シド[sage]:2013/11/01(金) 15:40:48.58 ID:EEu9FV5y - ビートルズのお陰で飛ぶように売れ出してベストセラーになったことで1965年位からテネシアンが大量生産されるようになった。
ここで、 指板がハカランダからブラジリアンローズウッドに変更、 ヘッド突板がヒビが入りやすいプラスチック?のものに変更、 バインディングセルが劣化してしまいやすいものに納入先メーカーを変更、 ・・・などなど、各種のローコスト化・チープ化が図られているんで、 この時期(1965〜1966年)くらいに塗料も変更(結果的に褪色しやすいものになってしまった)の変更が加わっていたとしても不思議ではない。 更に加えてこの後、細いバーブリッジに変更、ボリュームノブがメタルからプラスチックの軽いものに変更、など明らかにチープ化の流れになっているわけだし その直前の過渡期として1964〜1965年のある時期だけにあったダークチェリーレッド。 これも塗料変更による一時期だけの偶然と考えれば。 つまり作ってるグレッチ社としては一貫してテネシアンは「ブラウンカラー」で作ってるつもりだったわけ。 でも塗料を変更した後、出来上がりを見たら「なんか前より赤くなってね?ブラウンじゃなくね?」と。 この時期テネシアン買ってたのはジョージ・ハリスンのファンが多かったんだから、ジョージと同じダークブラウン欲しがってた客からは不評を浴びたのだろうということは容易に想像がつく。 で、この後また塗料納入先メーカーを変えた。それがたぶん1965ねんか1966年の間に起こった事。 これ正解でしょう。
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81 :ドレミファ名無シド[sage]:2013/11/01(金) 15:48:01.25 ID:EEu9FV5y - もともと6120のロープライスバージョンとして始まったリア1ピックアップテネシアンだし、
入門モデルとして、売れてくれるならチープ化して多売するのにもグレッチ社としてもあまり抵抗がなかったのではないだろうか。 ビートルズのお陰で60年代のグレッチの最高売上数モデルになったわけだし。出せば売れたわけで濡れ手に粟。 その結果が我々がよく掴まされるセルバインディングボロボロの劣化個体や色褪色しまくりの60年代後半以降テネシアンと考えれば納得がいく まあテネシアン以外にも、別のモデルも60年代後半以降はそうなんだけど。 一番売れて、弾数多いし市場で動くモデルなだけに、そういうのが目立つんだよね。 日本じゃベンジーやチバのお陰でこういうこと何も知らない厨もよく欲しがるわけだし
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82 :ドレミファ名無シド[sage]:2013/11/01(金) 15:56:16.07 ID:EEu9FV5y - 話を戻すと、ベンジーさんの赤いやつがワンオフものだとしたら、もっとはっきりと違う色で作ると思うんだよね。
あれもよく見ればブラウンというには赤すぎる、いわゆる「海老茶色」なのがはっきりとわかるけど、暗い画像で見たら、ふつうによくあるダークブラウンの濃い褪色してないやつとあまり違いがわからないくらいの色のトーンだし。 はっきりとレアカラーを打ち出すのはこの時期すでにフェンダーがやってたのをグレッチ社は横目で見てるんで、レアカラーとしてならもう少しわかりやすくレアな色で売ると思う。ましてワンオフものなら尚更。
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83 :ドレミファ名無シド[sage]:2013/11/01(金) 16:01:10.49 ID:EEu9FV5y - という訳で、
「ベンジーのテネシアンの色は特殊仕様なのではなく、グレッチ社は60年代一貫してブラウンカラーでテネシアンを作ってるつもりだったのだが、 ある時期塗料を変更したせいでたまたま赤みが強すぎるフィニッシュのものが生産されてしまった、その時期のモノ。」 という仮説でした。 おしまい。
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84 :ドレミファ名無シド[sage]:2013/11/01(金) 16:11:57.95 ID:EEu9FV5y - >>80
訂正。 >指板がハカランダからブラジリアンローズウッドに変更 間違い。 正しくは >指板がハカランダからインディアンローズウッドに変更 ですw
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