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336 :ドレミファ名無シド[sage]:2012/03/02(金) 12:00:33.69 ID:S6vgKgYH - たぶんこれに関する学術研究ってないと思う、少なくとも俺は知らん
ただ個人的に思いつくこと、というか周辺知識というのはちょっとある 聞きたいなら書くが あと関係ないが質問の1レス目以外はsageろ
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338 :ドレミファ名無シド[sage]:2012/03/02(金) 12:29:26.74 ID:S6vgKgYH - 独自研究として受け取ってくれ、でもそこまで的外れってわけでもないと思う
まず古典派以降の転旋(モーダルインターチェンジ)の伝統について 伝統的なハーモニーにおいてもM.Iのセオリーはあって ・長調は短調のどの和音も持ってこれる ・短調ではIの和音以外長調のものを持ってきにくい 短調での長調Iってのはピカルディの3度というやつで、終止感をもたせるために短調Iはよく長和音化された伝統がある 短調でのM.Iってのは基本的にこの変化だけだった(ほんとはもうちょっとあるけど省略させてくれ) これを長調側から見れば「Iさえ長和音なら短調のなんでも使えんじゃね?」ってことでなんでも使われる (古典派以降って限定してるのは、それ以前はそういう制限もなくてM.Iが恐ろしく自由であったから)
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339 :ドレミファ名無シド[sage]:2012/03/02(金) 12:42:35.10 ID:S6vgKgYH - あ、上で書いたのはそこまで独自研究でもなくて総合和声の終わりの方に確か書いてある
それから事前知識として各スケールの明るさについて とりあえず教会旋法7つに限定して話す ionian mode(major)の各音程は1 M2 M3 P4 P5 M6 M7だよね 対してaeolian mode(natural minor)は1 M2 m3 P4 P5 m6 m7だよね つまりM3→m3、M6→m6など音程が短くなっている 人間は「短い音程が多い音階ほど暗く感じる傾向」がある 例えばこの原則で教会旋法7つを明るい順に並べると 明← lydian > ionian > mixo > dorian > aeolian > phrygian > locrian →暗 となる(これを見ると確かにそうだなぁって思うんじゃないかね) これも出典があって総合和声の終わりの方に確か書いてある
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344 :ドレミファ名無シド[sage]:2012/03/02(金) 12:57:06.95 ID:S6vgKgYH - もう1つ、これはあまりに洗練されてない論なので誰も明文化しないと思うのだけど
音程を狭める・フラットさせるのに比べて、音程を広げる・シャープさせるというのは 多少力の要る行為、滑らかではない操作なんだろうと思われる 例えば歌いにくい音程の代表として増音程がある 想像してた音程より広いものってのは基本的に歌唱が難しい(ので古典的和声の実習では禁じられる) これは確固たる出典が示せないので独自研究としてくれ
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347 :ドレミファ名無シド[sage]:2012/03/02(金) 13:04:51.78 ID:S6vgKgYH - でやっと質問本編に答えられる
つまり、 自分より過度に明るいスケールの和音を借りてくるのは、やたらと音程を広げる行為にあたるので 音楽的つながりがあまり良くなく、歌唱も難しい ので短調(aeolian)では短調各種とそれより暗いスケールであるphrygianが主に用いられる んじゃないかっていう 伝統的なM.Iのくだりは特に要らんかったな
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349 :ドレミファ名無シド[sage]:2012/03/02(金) 13:13:02.21 ID:S6vgKgYH - >>348
aeolian modeからlocrian #2 modeって 1 M2 m3 P4 P5 m6 m7 から 1 M2 m3 P4 d5 m6 m7 だろ? 暗くなってんじゃん
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354 :ドレミファ名無シド[sage]:2012/03/02(金) 13:20:18.71 ID:S6vgKgYH - あくまで「そういう傾向があるんじゃない?」程度にとらえてくれ
絶対例外はある 例えば長調内でのlydianは明るいの持ってきてるから例外っちゃ例外だよね まぁ臨機応変にやってくれ
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