- パナソニック Part.9
713 :名無し[]:2022/04/07(木) 07:17:41.73 ID:MQj9twfV0 - @ CROSS ROAD (4thシングル/1993年)グリコ「ポッキー」CMソングとなった
前作シングル曲“Replay”に続く、自身初のTVドラマタイアップ曲。《lookin’ for love 今建ち並ぶ》、 《『ticket to ride』 あきれるくらい》と軽快に韻を踏む導入から一転、 《誘惑に彩られた 一度だけの誤ちを/今も君は許せぬまま 暮らす毎日》と煩悶を綴り、 《立ち止まるcross road さまようwinding road》のフレーズで聴く者を壮大なイメージの世界へと誘う。 いわゆるラブソングのフォーマットにおいても、才気が十分に熟していることを窺わせた このシングルは、発売から約5ヶ月かけて初のミリオンセラーを達成。 翌年“innocent world”でのブレイクへの重要な布石となった。 A innocent world (5thシングル/1994年)このシングルがあっという間に100万枚を超え、 ついには1994年の年間シングルチャートを制するに至っていく――というMr.Childrenの上昇気流感に、 いちリスナーとしてリアルタイムで胸躍らせていた頃のことを、この曲を聴くと今でも鮮明に思い出す。 「アクエリアスCM曲」というシチュエーションと真っ向から共鳴したような高揚感とともに 《いつの日も この胸に流れてる メロディー》と歌い上げるキャッチーなサビもさることながら、 この曲で最も自分が驚き感激したのは、同じ旋律に託された2コーラス目のサビの 《物憂げな 6月の雨に 打たれて》とのコントラストであり、 《様々な角度から 物事を見ていたら 自分を見失ってた》という浮世の哲学の如き言葉だった。 「僕らの苦悩も憂いも、時代のど真ん中で鳴り響くポップミュージックのテーマたり得る」ということを 揺るぎなく証明した名曲。 B シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜 (9thシングル/1995年)1994年から1996年にかけての Mr.Childrenの快進撃のスリルは、当時のディスコグラフィを振り返るとよくわかる。 『innocent world』の後、『Tomorrow never knows』、『everybody goes −秩序のない現代に ドロップキック−』、『【es】〜 Theme of es 〜』、『シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜』…… と「内省思索モード」、「ニヒルでアッパーなロックモード」のシングルを交互に連射し
|