- トヨタ・日産の下孫請/大野精工/第3工場その2
995 :名無しさん[]:2021/11/13(土) 16:21:00.24 ID:60c54eH/0 - 大野精工代表 木津吉博 熱中症予防対策委員長からのお知らせ
永久凍土に眠るウイルスと感染症のリスク 2021.11.8 永久凍土層には氷河期を生きた動植物の遺体と、その分解を担う微生物が閉じ込められています。 シベリアのサハ共和国では、温暖化によって凍土から露出したマンモスの発掘が一大産業となっています(図3)。 マンモスの牙は高級ハンコの材料となるため、象牙の代替品を求める中国、日本へと高値で輸出されます。 しかし、温暖化によって感染症を引き起こす微生物まで目を覚ます懸念があります。 地球温暖化は極地ほど急激で、私の調査するカナダ北西準州のイヌビックでは過去50年間(1961〜2010年)に気温が4℃も上昇しました(ちなみに、地球全体では過去100年間に0.5℃上昇*2)。 凍土の融解、再凍結の繰り返しによって地面に凹凸が発生し、木が傾く「酔っ払いの森」という現象も起こります(*3、4)(図4)。 その下の黒い土は世界中の他の土と比較しても最も多く有機物を含み、それをエサとする微生物も比例して多く存在します。 凍土の微生物は低温に強く、0℃でも呼吸を続け、マイナス5℃でようやく活動が停止します。 温度が10℃上がるごとに活動度は倍増します。温暖化によって現代人が免疫を持っていない未知のウイルスや病原菌が活性化し、世界に拡散するリスクがあるのです。 実際、2016年にはシベリアの凍土から解けだしたトナカイの死体から拡散した炭疽(たんそ)菌(細菌の一種)が、2000頭以上のトナカイに感染し、一人の少年の命を奪いました(*5)。 3万年前のシベリアの永久凍土層から未知の巨大ウイルス(モリウイルス)も発見され、それが今なお増殖可能だということが分かっています。 凍土の中に潜む新種のウイルスもいくつか見つかっています(*6)。このことから、凍土の融解は「感染症の時限爆弾」とさえいわれます。
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