- 金ローだしジブリを解説したい。千と千尋、ポニョ、ラピュタ
442 :ピリア[]:2020/01/20(月) 01:27:28.52 ID:1a2HzWDt - 人が、人を、救えるのか。
それはなかなかの問題提起だよな。 もし、それができたなら、人が人を救えたなら。 ブッダやキリストが教えを説いた二千年前時点で、 すでに人類は救われていたんじゃないかと思う。 でも、ブッダの弟子にも、キリストの弟子にも裏切り者がいる。 彼らは、人類史に稀な優れた覚者でも神の御子でもあっただろうけど、 それでももっとも身近な人さえその手から零すことがあった。 すぐそばの隣人の心を救えないことがあった。 そういうことではないだろうか。 西尾維新の化物語、忍野メメのポリシーに賛同するので引用。 怪異に憑かれた少女「あなたが私を助けてくれるんですか?」 忍野「助ける?そりゃ無理だ。君が一人で勝手に助かるだけだよ、お嬢ちゃん」 専門家として力は貸すけど、 人が人を助けることはできないという姿勢を表明する。 あくまで、自力救済を求める。 少女達が目を逸らしてきたものを明らかにし、背負えと言う。 そういう厳しさしか、優しさにならないんだよな。 ブッダやキリスト、優れた覚者や思想家や神秘家の言葉は今も残っていて、 読んで感じることができる。 それを参考に、自分で自分を救うしかないんだと思う。 できるまで、何度でもだ。 何回でも繰り返して学んでいく。 人生が一回や二回で済むようなことじゃない。 いつかできれば、自分で自分を救うことを会得したら。 失敗もそのために必要だった大切なことになる。 うっかり死んでしまったことも、 いつか必要な学びだったと思える時がくるから、大丈夫だ。 と、そういう風に祈ったらいいのかもな。
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