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名無しんぼ@お腹いっぱい
山口貴由 シグルイ 〜SHIGURUI〜 第九十四景
木城ゆきと 銃夢 -Last Order- 38

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山口貴由 シグルイ 〜SHIGURUI〜 第九十四景
184 :名無しんぼ@お腹いっぱい[sage]:2008/10/06(月) 13:17:15 ID:3UIj90P80
>>178
虎眼先生って「何の恨みもないけど隣町の道場の跡継ぎ2人を惨殺してこい」
とか非常識な事を命令した時点で乱心していてたと思うが
つーか何で藤木と伊良子は殺した後顔をはぐなんて
キチガった事をやったのか
木城ゆきと 銃夢 -Last Order- 38
617 :名無しんぼ@お腹いっぱい[sage]:2008/10/06(月) 15:32:11 ID:3UIj90P80
★バレ

 PHASE:85 『悲劇』
 アオリ:チーフゲザイナー・ピサロクリフの知られざる過去とは…!?

 ゲノム王国クリーチャー3番手アルデュイナに呑み込まれ、脱出不能のままほとんど溶かされてしまった刀耳。
 オムデュフーの反撃を食らって死亡した羅姦。
 相討ちとなり共に戦闘不能になったオムデュフーと汰羅刃。
 味方全員が戦闘不能となったので仕方なく参戦し、巨大クラゲを跡形もなく吹き飛ばした絶火。
 4匹の選手が全滅し、後がなくなったゲノム王国。

 そこで遂にゲノム王国の5人目が参戦する。
 それはゲザイナーであり監督であるピサロクリフ・ド・ヴィーブル本人だった。
 「行かないでくださいムッシュ・ピサロ!」と後ろから抱きつき嘆願するオランプ。
 反論するかわりにいきなりピサロは過去話を始める。

 「実はアタシがまだ人間だった頃、美しい恋人がいたの」
 
 LADDERによってナノマシンが大幅規制される前の金星共和国の絵。
 それは奇怪な生物が百鬼夜行する今のような不気味な光景ではなく、
 メカニカルなマシンが全面を覆った未来的な光景だった。
 ラボにお弁当を届けにきた美しいブロンドの少女と
 弁当箱を開けてそこにあったでんぶのハートマークに赤面する、
 白衣を纏った美青年科学者の絵。
 いわゆる金星の代表兵器「バーサーカー」を発明したのぱ彼──ピサロであり
 この時既に若くして戦闘生体自律兵器研究所の技術主任であった。
木城ゆきと 銃夢 -Last Order- 38
618 :名無しんぼ@お腹いっぱい[sage]:2008/10/06(月) 15:34:10 ID:3UIj90P80
「でもある日、アタシの恋人は寄ってたかって叩き殺されてしまったのよ──同じ金星人たちにね」

 全てのものに絶望するピサロ。
 研究所に引き篭もり、それまで自分が培ったあらゆる技術の粋を集めて
 恋人そっくりのアンドロイドを作成する。
 それが今のオランプだった。
 だがロボットは所詮ロボット──それはオランプを作った彼自身が一番良く知っていた。
 それ故に彼はオランプに見切りをつけて売り払ってしまったのだという。

「では何故わたしを買い戻したのですか、ムッシュ・ピサロ?」 

「…………」

 それには答えず自らの足で闘技場に降り立つピサロ。

「メロドラマは終わったか?」

 腕を組み傲然とガンを飛ばす絶火。
 対するピサロは百年来の仇敵のように絶火を睨み返し、懐から注射器を取り出す。

「憶えているかしら? 300年ほど前に、金星でお金目当ての男たちに1人の少女が惨殺された事件を。
 そしてその事件の加害者たちが、1年後にはただ1名を除いて全員バラバラの肉塊となって発見されたという事を」

 ピクリ、と絶火が反応を見せる。

「婚約者の少女を殺された科学者は復讐のため、軍事条約によって禁止された
 『進化の秘法』というゲノム改造技術に目をつけた。
 そして研究の末自分の体を生体改造し、圧倒的な力を手にしたのよ。
 最後の加害者、絶火──!!」
木城ゆきと 銃夢 -Last Order- 38
619 :名無しんぼ@お腹いっぱい[sage]:2008/10/06(月) 15:36:14 ID:3UIj90P80
 血を吐くような叫びとともに自分の腕に注射器を打ち込み、超進化ウィルス「ゲノム・アクセラレーター」を血管に流し込むピサロ。
 途端、その身体が爆発的に巨大化する。
 骨格は醜く歪み、筋肉は蠕動し、たちどころに巨大な怪魔の姿へと変化して皮膚が硬質化していく。

「こっ…これが『進化の秘法』の力だァ──ッ!!」

 興奮のあまり人体発火する解説者。
 ピサロの肩胛骨が先鋭化・巨大化し、それを背中に回した両手で抜き取ると、二本の剣として構える。
 フシュー……フシューと呼吸しつつ大きく振りかぶって足元の絶火に斬りかかるピサロ。
 しかしその手首が一瞬にして破壊され、剣を奪われてしまう。

「この程度でこの俺を倒せるとでも思っていたのか? 俺も舐められたもんだ…後悔させてやるぜ!」

 ニヤリと笑う絶火。
 彼が5メートルはある巨大な剣を振るうと、ただの一撃でピサロの右手が両断され、返す一撃で今度は左手が宙に舞う。
 キャアアア……と悲鳴を上げるオランプ。 
 しかし惨劇はそこで終わらず、今度は絶火が大剣を投げつける。
 それは猛回転しつつピサロへと向かい、その首をソーセージでも斬るかのようにように根元から切断し
 噴水のように立ち上る血とともに、ゴロリ、と生首が地面に転がった。

「ピサロ様ぁぁぁぁ……っ!」

 かつてロザリーと呼ばれていたオリジナルの肉体同様に、ポロポロとルビーの涙を流すオランプ。
 ピサロは昔ロザリーの不治の病を治すために彼女に遺伝子改造を行ったが、その副作用でロザリーはルビーの涙を流すようになり
 その涙目当ての男たちに暴行され命を失ってしまったのだ。

 絶火の勝利に観客は沸き立ち、「ゲノム王国再起不能! 勝者は宇宙空手家れng…」と言いかける実況のゲル乱暴。
 しかし両手と首を飛ばされた筈のピサロの腹にいきなり巨大な顔が浮かびあがり、口から高熱のプラズマを吐く。
 油断していただけにモロに喰らって左半身が蒸発する絶火。肉体の喪失以上にピサロが生きていた事には驚きを隠せない。
木城ゆきと 銃夢 -Last Order- 38
621 :名無しんぼ@お腹いっぱい[sage]:2008/10/06(月) 15:38:42 ID:3UIj90P80
 「リングネーム“デスピサロ”氏の思わぬ反撃だ――っ!」

 数々の秘拳を放つも相手を斃せない絶火。
 ほとんどダメージを受けていないどころか胴体から新しい両腕と頭を生やすデスピサロ。
 絶火は「こ…こいつ、不死身か」と焦り始めるとともに、その脳裏に
 かつて火星で修行を行っていた際、祖師から伝えられた最後の命題が蘇る。

 『絶火よ、お前は“屠竜の技”を完成させよ──!』

 修行のやり過ぎで用を超えた無用の術の域に達し、とうの昔に“屠竜の技”を完成させた絶火。
 しかし相手となる“竜”がいないため長い間宇宙を彷徨い続けてきた。

 ──そうだ、こやつこそが俺の捜し求めた人知を超えた真の“竜”。

                              ドラゴンクエスト
 ラスボスであるこやつさえ殪せば、俺のこの“竜を捜し求める旅”が終わりを迎えるのだ──

 奥義『屠竜破骨』の構えに入る絶火。
 地響きを立てて襲いかかってくる不死身の最終進化生命体デスピサロ。
 絶火が右の正拳を放ち、それは凄まじい速度による大気との摩擦によって光を放ち──

 その脳裏に最期に浮かんだのは、宿敵・呑破と約束の戦いを繰り広げている自分の姿だった。




                                              銃夢 Last Order 完

                                              アオリ:木城先生の次回作にご期待ください。


 巻末コメント : 第6章つまんねー
山口貴由 シグルイ 〜SHIGURUI〜 第九十四景
189 :名無しんぼ@お腹いっぱい[sage]:2008/10/06(月) 17:12:51 ID:3UIj90P80
このマンガ
あのバキより引き伸ばしすぎじゃね?
しかも月刊誌であるだけあって
バキより4倍以上待機時間が長い


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