- 【南勝久】 なにわ友あれ 33
668 ：名無しんぼ＠お腹いっぱい[]：2008/08/06(水) 15:20:37 ID:BbognUOV0 - >>655
面白いｗ
その後の展開としてはベンキがスパーキーを潰しにかかる。
手下も増え、強力になったベンキ軍団ｖｓスパーキーの全面抗争。
謎の力をつけたベンキにスパーキーは潰されかかるが・・・
そこに最強のあの男が戻ってくる！
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696 ：名無しんぼ＠お腹いっぱい[]：2008/08/06(水) 23:10:54 ID:BbognUOV0 - >>655,>>668つづき（少年漫画バージョン）
ベンキ軍団の執拗な攻撃でハマダ、サトシやその他の面子も負傷し、
なんとか動けるスパーキーのメンバーはグッさん、テツ、マーボーだけになってしまった。
これまでの抗争でわかったこと、それはベンキは関東で悪知恵を使ってのし上がり、
ギャングのトップとなって、ヤクザから調達したシャブを売り捌いていたのだ。
そして、その手を関西にまで広めるべく環状族を潰しに来たのだった。
また、ベンキは整形してわずかに傷は残るが、別人のようになっており、鍛えられた肉体と
自ら使用する麻薬で常人には得られない力を発揮できるのだ。
そして、テツと付き合っていたナツが誘拐されそうになったとき、
闇から現れた人物にベンキ軍団が次々と吹っ飛ばされる！
テツ「ア、アンタはあのときの・・・バケモン！？」
ゼン「なんかオモロイ祭りやっとるらしいやんけ〜ｗ」
そして、後ろからヒロが現れる。
「病院のユウジからいろいろ聞いて、グッさんに連絡取ったら、ここに助っ人に行ってくれってな。
本来なら引退した俺らが出るところじゃないんだが・・・今回ばかりはそうも言ってられんしな」
グッさん、マーボと合流したテツ、ゼン、ヒロはベンキ軍団の一人から聞き出したアジトへと向かう！
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697 ：名無しんぼ＠お腹いっぱい[]：2008/08/06(水) 23:12:38 ID:BbognUOV0 - >>655,>>668,>>696つづき
その頃、ベンキは病院を抜け出してベンキ一味と闘っていたマンジを見つけ、
タイマン勝負でマンジを叩きのめし、アジトのコンテナ集積地へとさらっていたのだった。
ベンキ「今日はお前と遊んだせいか、ようけ傷が疼くのぅ〜、おぉ〜？マンジよぉ〜」
マンジ「こんなめんどくさいことせんと、さっさと殺れや！」
ベンキ「はぁ〜？誰がこれからの楽しみをそんな簡単に捨てるんじゃボケ〜！ワシはお前らに遊ばれた分を
100倍にして返してやるけんのぉ〜Ｗ」と不敵な笑みを浮かべる。
ベンキ「顔はちーとはマシになったがのう、アレ以来チンポが立たんのじゃぁ〜！ボケェ〜！」
マンジ「そりゃ、お前には最高のお仕置きやなｗ」
ベンキ「ボケェ〜！」と、マンジに何発も蹴りをいれる。
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698 ：名無しんぼ＠お腹いっぱい[]：2008/08/06(水) 23:13:21 ID:BbognUOV0 - >>655,>>668,>>696､>>697つづき
ベンキ軍団Ａ「ベンキさん、東京からの応援とブツが着きました」
息を切らせるベンキ「ハァ、ハァ、よし、入ってもらえ。」
ゾロゾロと50人ほどのいかつい連中が入ってくる。
その中に風格の違うヤクザの幹部風の男。
ベンキ「わざわざ来てくれたんでっか？すんません」
ヤクザ幹部「お前が手間取ってると聞いてな。ちょっとたこ焼きでも食いとうなったんやｗ
なんじゃ、その男は？」とマンジを見る。
ベンキ「こいつはワシのオモチャですわぁ〜ｗ」とマンジを蹴り上げる。
ベンキ「いやあ、こっちもあと少しで終わりますわ。残っとんのはプラウド・アトミックいうところと
スパーキーいう弱小チームなんで」
ベンキはそばに用意しておいたガスバーナーに火をつけ、マンジに近づける！
ベンキ「さあて、これからの景気づけにオモロイ悲鳴聞かせてもらお〜かぁ〜ｗ」
腕を焼かれるマンジ。
マンジ「ぐおぉ！！！」
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699 ：名無しんぼ＠お腹いっぱい[]：2008/08/06(水) 23:14:14 ID:BbognUOV0 - >>655,>>668,>>696､>>697､>>698つづき
と、そのとき一台の車が男達の中へ突っ込んで、数人を吹っ飛ばした！
中から出てきたのはグッさん、マーボ、テツ、ゼン、ヒロたち！
次々とベンキ軍団に襲い掛かり、なぎ倒して行く！
混乱するアジト！
ベンキ「なんやとぉ〜！！！」
と、麻薬を飲み込み、巨大な力を手に入れ、興奮状態になったベンキは
スパ連合に向かって突進！ベンキはすさまじい力でヒロ、マーボを吹っ飛ばす！
そして、ついにゼンと激突する！
ゼン「なんや？オモロイ顔しとるのぉ〜、花月にでも出るんかい！？」と
張り手を繰り出すが、その手を受け止めるベンキ！
続いてベンキの頭突きがヒット！
ゼン「ほぉ〜」と鼻血をなめる。
続いてベンキがパンチを繰り出すと、ゼンはそのパンチを流しながら
払い越しでベンキを下に叩き伏せる！
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700 ：名無しんぼ＠お腹いっぱい[]：2008/08/06(水) 23:15:19 ID:BbognUOV0 - >>655,>>668,>>696､>>697,>>698,>>699つづき
ゼンとベンキが一進一退の攻防を続けている間に、スパ連合は押されて圧倒的に不利になってきた。
マーボ「一旦引くか！？」
グッさん「アカン、このままじゃゼンちゃんのカタが付く前に全滅や・・・せめてマンジだけでも助けんと・・・」
テツ「なんぼやってもキリないがな・・・ハァハァ・・・」
囲まれるスパ連合。
そこに車のヘッドライトがいっせいに浴びせられる。
動きの止まるベンキ、ゼン、グッサン、マーボ、テツ、ヒロ「！！？？」
タツオの声「おい、ツナギ苦労しとるようなのｗ」
そこへ現れたのは満身創痍のアンペア軍団タツオ、ゴウ、カン、タカ、タッパほか。
そしてタク率いるプラウド、アトミックの連中が大勢を引き連れて取り囲んだ。
カン「おまえらよう暴れてくれたの！環状族あんましナメんなよ！」
テツ「タカ〜！遅いやんけ〜！」
タカ「すまん！これだけの人数集まるのは大変やったんや！」
タツオ「ウラーーーーーーー！！！！」とベンキ軍団に突っ込んでいく！
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701 ：名無しんぼ＠お腹いっぱい[]：2008/08/06(水) 23:16:22 ID:BbognUOV0 - >>655,>>668,>>696､>>697,>>698,>>699,>>700つづき
それを見て形勢の逆転を悟ったベンキはゼンを突き放し、一目散に奥へ引っ込もうとするが、
ゼンに追いつかれる。
ゼン「まだハンコ押してまへんで！」と強力な実印張り手でベンキの顔面をシバく！
ベンキ「ふ、ふがぁ〜・・・」
振り向いたベンキの顔は溶けたマネキンのように整形が崩れてしまっていた。
ゼン「おいおい、もう終わりかい〜？」とベンキに近づく。
薬の切れかけたベンキは「ギャー！○×ＸＹＺＨＹ！！！」と言葉にならない声を発して、
ヤクザ幹部のところへしがみつき、その懐へ手を伸ばして銃を取り出した。
ゼン「ほうぉ〜、オモロイオモチャもっとるやんけェ〜」と近づく。
ＢＡＮＧ！ＢＡＮＧ！ＢＡＮＧ！三発の銃声が鳴り響き、
その瞬間、時が止まった・・・
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702 ：名無しんぼ＠お腹いっぱい[]：2008/08/06(水) 23:17:34 ID:BbognUOV0 - >>655,>>668,>>696､>>697,>>698,>>699,>>700,>>701つづき
ゼンのシャツから血がにじみ出る。
ゼン「なんじゃこりゃ〜！？」と、腹を押さえる。
ヒロ「ゼン！」とゼンのところへ駆け寄る。
ヒロを見つめるゼン。
ゼン「なんかようけ遊んだらねむうなってきたのぉ〜」
近くにいたマーボ、タツオも駆け寄ってきた。
マーボ「ゼンちゃん！ウソやろ！」
タツオ「ワレ不死身ちゃうんかい！？」
ゼン「あ〜、今日の祭りはしまいじゃ〜」
と目をつぶるゼン。
ヒロ「ゼン〜〜〜〜〜〜！！！！！」絶叫がこだまする。
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703 ：名無しんぼ＠お腹いっぱい[]：2008/08/06(水) 23:18:20 ID:BbognUOV0 - >>655,>>668,>>696､>>697,>>698,>>699,>>700,>>701,>>702つづき
その隙にベンキとヤクザ幹部はシャブのバッグを持って車に乗り込む。
グッさんはゼンのほうに気を取られていたが、
マンジの「おい!グッさんベンキ逃げたぞ！」の声で我に返り、
シルビアに乗って追いかける。
ベンキ車中ではヤクザ幹部が焦っていた。
ヤクザ幹部「どうなってんだ？もう関西はコリゴリだぞ！！」
ベンキ「・・・」
ヤクザ幹部「お前、ちゃんとケジメつけろよ！」
ベンキ「はぁ〜！？」
その間にベンキの車は環状線へ乗り上げていてた。
それを追ってグッさんも環状へ上がった。
ベンキ「何とかこのまま逃げ切って、関東に戻らせてくださいよぉ〜！」
ヤクザ幹部「・・・」
ベンキの車の後ろから衝撃が走る。グッさんが車をぶつけてきたのだった。
ベンキ，ヤクザ幹部「！？」
グッさん「止まれや〜！」
ベンキは更にアクセルを踏み込み、200km/hを突破。
グッさんもそれに続いた。
そして、あの北浜のカーブに差し掛かった！！
ヤクザ幹部「おい！スピードを落とせ！」
ベンキ「うひょぉ〜〜〜〜！！！！」
とハンドルを切るが、曲がり切れず、そのままカーブに突っ込んだ。
そしてグッさんは・・・
グッさん「うりゃああああ・・・」
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704 ：名無しんぼ＠お腹いっぱい[]：2008/08/06(水) 23:19:00 ID:BbognUOV0 - >>655,>>668,>>696､>>697,>>698,>>699,>>700,>>701,>>702,>>703つづき
とあるオモチャ工場の昼休み
サトシ「これがベンキ軍団との東西戦争の全てや・・・・」
後輩「その後はどうなったんですか？」
サトシ「俺はその後すぐ引退したよ、で、この仕事に就いた」
後輩「北浜に突っ込んだベンキは？」
サトシ「あいつは・・・・・・・その事故が原因で死んだよ」
後輩「ベンキに突っ込んだグツさんはどうなったんですか？」
サトシ「グッさんか・・グッさんはな・・・
お、、社長が来たぞ 休憩は終わりや 続きはまた今度や」
後輩「山口社長って助平な話ばっかしてますけど
昔はサトシさんと一緒のチームだったんですよね？
ほんま凄かったんですか？あんま強そうに見えませんよね」
サトシ「社長、昔はなんて呼ばれてたと思う？」
後輩 「山口社長ですか？・・・やまぐち・・・ぐつ・・あれ？」
サトシ「そうや、グッさん社長や」
後輩「えぇえええええ〜〜〜〜」
青空に響く後輩の叫び
| - 【南勝久】 なにわ友あれ 33
707 ：名無しんぼ＠お腹いっぱい[]：2008/08/06(水) 23:20:43 ID:BbognUOV0 - >>655,>>668,>>696､>>697,>>698,>>699,>>700,>>701,>>702,>>703,>>704つづき
その青空の下に一台の車が走っている。スカイラインＧＴ−Ｒだ。
そのスカイラインはある車整備場に入っていった。
降りてきたのはスーツを着て大人びたグッさんだ。
なぜか胸に手の形をしたバッチが着けてある。
グッさん「シルビアどんな感じ？」
あのシルビアの下からは顔を出したのはゼンだった！
ゼン「おぅ〜！いけるでぇ〜。しかし出世したもんやのう〜。スカイラインかい〜」
グッさん「ゼンちゃんの張り手バッジが売れたおかげですやん！ゼンちゃんもウチの工場にきてくれたら
重役待遇で迎えるのにｗ」
ゼン「アホ〜、恐竜がオモチャ作っとったらおもろすぎるわｗ」
グッさん「まあ不死身の恐竜にはストレスたまるわなｗ」
後ろからヒロが出てくる。
ヒロ「なんやグッさん、これからシルビア乗るんか？ほな勝負するか？」
グッさん「まじで？今日という今日は絶対ヒロちゃんに勝つで〜」
ヒロ「負けたら、そのスカイラインくれやｗ」
グッさん「いや、この張り手バッジ100個上げるわｗ」
ヒロ、ゼン「いらんわｗ！」
−−完−−
長い間ご愛読ありがとうございました。
南先生（＆jrdyBBiG0＆BbognUOV0）の次回作にご期待ください。
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