- 【山口多聞】夢幻の軍艦大和第2番艦【ゆめ☆かん】
613 :名無しんぼ@お腹いっぱい[sage]:2008/03/18(火) 00:04:07 ID:VFuxB44E0 - >612
無線はアーシング失敗していて、編隊行動ができない。そして、工業規格の概念がないから、壊れた機材の使えるところを 集める、いわゆる食い合い・ニコイチができない。ネジ穴が合わないから。 大体取説に書いてある指定油脂がモービルとテキサコの時点で、ダメなんだよ。 42年なら、サッチ・ウィーブ機動戦術が海軍航空隊には広まっている。あげくミッドウェーついでのAL作戦で米軍は 完全状態の零戦を入手していて、マンガの時点ではもう、弱点バレバレ。低空でゼロと格闘するな、左に回る格闘戦 するな、チームで殴れと。日本側も、アメリカの空母機動部隊戦闘機は手ごわいと、もう気付いている時期。 で、戦闘機が飛べない空域では、その他の飛行機は生き残れないので、結局零戦のアドバンテージが多少あっても ムダムダ。 近くに米軍機がおちたら、捜索隊をだす。捕虜とか書類回収も重要だが、同時にプラグ回収やっていた。品質が ケタ違いにいいから。 ドイツほどの国力があっても、戦時中はエンジン向けの金属パイプの直系は材質の如何に問わず訳260種類に まとめていた。それにひきかえ日本は480以上のパイプ径があって、新エンジン作るとまたふえるという。 とどめは、陸海軍で規格がまたちがう。 で、零戦の海面上昇率がなんですと? まあ、がんがってくれ、クルス。
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622 :名無しんぼ@お腹いっぱい[]:2008/03/18(火) 16:25:43 ID:VFuxB44E0 - 前後するが。
>てか戦闘機が飛べない空域ってどこよ、ガダルカナルか? 昭和12年に渡洋爆撃が成功したが、戦闘機のエスコートがないので国府空軍相手でも大損害を出している。 で、それまではだれも考えていなかった爆撃機に戦闘機のエスコートつけることにより、爆撃機の損害は 一気にへる(国府空軍戦闘機を圧倒したから)。つまり、 戦闘機が自由に飛べる空間は、爆撃機その他も安全に飛べる。 戦闘機が自由に飛べない(敵戦闘機に制圧され目的が達せられない)空間では、どんな飛行機も生き残ることはできない。 ということ。米軍機に対して個々のスペックが多少上回ってても、空間を制圧できない状態が慢性的につづいて、 結局コンヴォイが航空機で制圧され、日本軍にとってガ島が餓島になったのは、いうまでもあるまい。 くどいが、戦闘機が空間を制していないから、米軍攻撃機が活動できたわけだ。 >零戦ニ一型なら爆撃機の攻撃終了まで、爆撃機に張り付いていられるだけの航続力はある ある。だけれど、優秀なレーダーによって早期探知され、最終的には力押しで負けとなったのも事実。 あと、単座戦闘機がラボールからガダルカナルまでいくのに、どれだけかかるか。パイロットの疲労度が 無視できないほどかかったのも事実。 >昭和17年後半にはブインも整備されるから他の型の零戦でも十分 うん。でも、ガダルカナルを奪回できたか? 制空権はとれたか?
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624 :名無しんぼ@お腹いっぱい[]:2008/03/18(火) 16:44:16 ID:VFuxB44E0 - 続き
>足の長さから来る使い勝手の良さを無視して、どう考えてもこっちが強いってんじゃ、 そう。使い勝手が裏目に出たわけよ。こんなに飛べるんだからガンバレ、と。少ないパイロットに、毎日残業させ、 健康管理しない会社みたいなもんだ。 カタログスペックまで零戦がショボイ、なんて一言も言っていないぞ。それを生かすことすらできないのが史実だった。 で、ガダルカナルにたいして、12月というもう3次ソロモン終わったあとで、日本側はニュー・ジョージア島・ムンダに 飛行場作った。ガ島までたった280q これが8・9月だったら零戦も酷使されず、米軍はエライ目にあっただろう。 でも、史実では擬装して作っても米軍の航空攻撃で壊滅。 >零戦が昭和19年初期までは第一線機として十分に戦えていたのはラバウル航空隊の戦績が証明している 使える戦闘機が零戦(と、若干の一式)しかなかったから、なんか零戦大活躍に見えるだけのこと。2号零戦というか、 後継機開発もままならないのに、設計のリソースをJ2なんかに注いでいたのも、裏目に出たわけ。 >日本の 研究の一般的な道筋だよ。 日本では通じる理屈でも、戦争には通じなかった。ドイツも陸軍と海軍と文部省でバラバラにやっていて、しかも セパレーションより別の使い方があるんじゃないか、という悪いクセが出て、こっちもダメだった。
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625 :名無しんぼ@お腹いっぱい[]:2008/03/18(火) 17:00:11 ID:VFuxB44E0 - 続き
>張鼓峰もノモンハンも勅許を得てませんよ? 関東軍は既成事実重視なので、なんでもありです。 張鼓峰やったのは朝鮮軍19師団な。関東軍じゃない。 あと、ノモンハンで植田が引責異動したあと梅津美治郎が関東軍司令官になって、トップの総ざらいしたので、 史実でもソ連が攻めてくるまで何も事件を起こしていない。両方とも「事件」で、戦争ではない。永田町1−1は、怒ったそうだが。 両方とも「事件」で、戦争ではない。永田町1−1は、怒ったそうだが。このマンガのように一気にソ連へ正規部隊を 流し込むために梅津以下を納得させるため奉勅命令である大陸令が要ると思うが(大海令も)、それこそ永田町1−1が 簡単に出しはしないだろう。 まあ、仮装戦記とは、こんなふうにやり合いながら楽しむのがスジってもんでしょう。
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626 :名無しんぼ@お腹いっぱい[]:2008/03/18(火) 17:12:43 ID:VFuxB44E0 - >620と>621 なんか言ってくれよw
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- 【山口多聞】夢幻の軍艦大和第2番艦【ゆめ☆かん】
628 :名無しんぼ@お腹いっぱい[sage]:2008/03/18(火) 18:01:50 ID:VFuxB44E0 - >627
まあ、何もお題をださないでプ)、といわれてもなんともおもわんが、ゼロ戦の海面上昇率のよさは 否定していないよ。ただ米軍が「低空でゼロとやるな、低空飛ぶな」「ウッス」で、そのアドバンテージも 意味を成さなくなるわけだ。で、空中戦では上とっている側が有利なのは、かわらんのよ。 >620=>627 完全論破されているつもりは、サラサラないよ。まあ子供の言いぐさだが、じゃ大日本帝国勝利への道筋を 教えてくれ。納得がいったら、自説も撤回してあやまるから。 まあソ連攻撃したのは、日ソ中立条約の破棄となり、レンドリース法でソ連を援助しているアメリカと、 とことん戦いたい辻〜ん、の考えなんだろうが。
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634 :628[sage]:2008/03/18(火) 21:18:45 ID:VFuxB44E0 - >630
まあ、基本的に原爆は間に合わない、という所では一致していると思う。 で、まずアインシュタインは、署名を貸しただけだとおもう。実質的リーダーは、オッペンハイマーではないかな。 これが1939年。日本でもウラニウム235のセパレーションという表現で、できるかな、程度の話は軍の中ででて、 理化学研究所にも聞いたが、2・3年じゃ無理、ということで、こっちも一端ストップ。これは1940年。 1942年、イギリスから原爆の現実的可能性を提示されたルーズベルトが、陸軍グローブス准将の元で マンハッタン計画を始めた。著名な(フェルミとか)学者から、大学・計算担当の高校生まで突っ込み、 学者の任務分担も徹底させて、文句は当然でたが、とにかく1945年7月に1発爆発させ、成功した。 ウラニウムはコンゴから調達できた。 で、本来これはナチスが原爆を先にもつ、という恐怖心からの計画だったけど、じつは重水製造施設を 握ってたゆえ、計画がなぜか原子炉に行ってしまって、早い中性子の反応による核兵器、という 発送には結びつかなかったのがオチ。それでもウラニウムは東欧で手に入れていた。原子炉もできた。 動力にできないか、という考え程度はあったように読んだ気がするけど、これは不確か。
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635 :628[sage]:2008/03/18(火) 21:19:33 ID:VFuxB44E0 - (続き)
日本は、1941年に陸軍が理化学研(熱拡散法)に開発依頼したのに、計画スタートが1943年。海軍も 1942年に核物理応用研究委員会を立ち上げ、京大閥の荒勝教授(遠心分離法)をすえ始めた。 >研究者の心理 これには仲間に出し抜かれる嫉妬、名誉欲も日本の土壌としてあると思う。だから、陸海の 研究が学閥や、目的まで別れてしまったと思っているのですが。 いずれにせよ、上海の闇市でウラニウム少し手に入れるのが精々だった日本に、できるわけがない。 それに、日本がイメージしていた物理兵器は、ウラニウム入った容器に水ながしこんで臨界、という 一種の暴走軽水炉みたいな物どまりだった。たしかに、陸海がニ号研究、海軍がF研究に動員した人材は、 日本の著名物理学者全員。が、1/2になった勢力でやるというのも無理があるかと。この辺は 日本的官僚組織の弊害もあげられるでしょう。 また、権力が集中しない日本の政治システムも非常時には悪いのかもしれません。 たしかに、アメリカに人も設備もあったからできたようなものです。それと、リソース一本化の政治的決断も。 まあ、このネタてんこもりマンガに言っても、しょうがないんですがね。
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- 【山口多聞】夢幻の軍艦大和第2番艦【ゆめ☆かん】
640 :624[sage]:2008/03/18(火) 22:56:09 ID:VFuxB44E0 - うーん(;^_^A
>>>優秀なレーダー、力押しで負け、パイロットの疲労度 >これ直接的には零戦のせいじゃないじゃん、例え同数のP-51レベルの機体でも勝てない つまり米軍の総合力に負け、さらに航続力のみに頼った海軍上層部の失策 まあ文章を読むと、レーダー、力押し、パイロットの消耗は総合力での敗北で、ゼロ戦のせいではないとのことだが、 結果論として、ゼロ戦の航続力が長かったので、爆撃機・コンヴォイのエスコート任務にあてられ、十分な結果を だせず(まあ、戦力の垂れ流し)、パイロットも消耗し、航続距離のある(以下ループで、日本すり減ってオシマイ)。 ゼロ戦にしか頼れなかった結果の敗北といったほうがいいかも。 >>零戦も酷使されず、米軍はエライ目にあっただろう >しかも地理的条件さえ整えば零戦で勝てると自分で言ってるし 言ってない。米軍はエライ目にあっただろう、とは言っている。そして、それ以上の戦力をつぎ込んで勝つだろう。 万が一ガダルカナルが奪還できても、日本側は次の手が打てないほど損耗するのでは? それ以前に日本の 次の手とは、何? >雷電は当初の予定では昭和18年に零戦に代わって海軍の主力戦闘機になるはずだったが? ('A`) J2の“J”がなんの意味だか、乙戦の乙とは、なぜに雷と電が正式名称だか、調べてくれ。ググッてくれ。 おれがいいたいのは、A6Mのあと同じチームにJ戦作らせるより、つづくA戦をつくれよ、ということだ。 >638 ごめん。
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643 :名無しんぼ@お腹いっぱい[]:2008/03/18(火) 23:18:11 ID:VFuxB44E0 - R/7pGvZF0
うん、マダ。
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