- 奥浩哉【GANTZ】ガンツを語るスレ STAGE 203
535 :名無しんぼ@お腹いっぱい[sage]:2008/01/31(木) 04:14:55 ID:+nTHr1nc0 - 俺の名前は堂本 圭(ドウモト ケイ)、高校一年生だ
今、俺は幼馴染の井林 鳴海(イバヤシ ナルミ)と2人でマンションの一室にいた この部屋には家具などの類は一切置かれてなく、用途の分からない金属製の黒玉がポツンと置いてあるだけであった ケイ「ドア開かないぞ…」 ナルミ「携帯もダメだ…どうなってんだコリャ…」 ジジジジジジ… 突然、黒玉からレーザーのようなモノが発射され、そこから人間が現れる 青年「ふう…」 現れたのはメガネをかけた長身細身の青年だった 青年「あー今回は2人か、あー…まあ、いいか…」 ケイ「? あの…ここなんなんすか?」 青年「あー…君たちゲーム好き?」 ケイ「ゲーム?あ、はぁ、まぁ好きです」 ナルミ「FPSなら任せろ!」 青年「そうか、丁度いい、丁度いいな 僕ね、僕。ゲームやってるの。ゲーム。」 ケイ「ゲーム?」 青年「あ、あーあー…丁度一緒にやってくれる仲間探してたんだ… 君たちなら適役だな。適役だ。」 ナルミ「で、どんなゲームよ?」 ナルミは目を輝かせている、コイツはこういうのホント好きだからな… 青年は急に真剣な顔つきになり、語り始めた 青年「超科学兵器を駆使して、敵を倒す この地球を宇宙人が襲う 迎え撃つはGANTZメンバー 身体能力を強化するスーパースーツ 万物を破壊する銃 そして戦うのは、そう…君たち…」
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536 :名無しんぼ@お腹いっぱい[sage]:2008/01/31(木) 04:15:51 ID:+nTHr1nc0 - ナルミ「おもしろそーw」
ケイ「ふーん…」 青年「詳しいルールはおいおい説明するとして。 君たち、名前は?」 ケイ「堂本…堂本 圭」 ナルミ「井林 鳴海だぜ!」 ケイ「アンタは?」 青年「あ…あーあーあー 僕はココペリ。」 ケイ「ココ…?」 ココペリ「と、しておこうか。」 ケイ「…」 ココペリ「そろそろゲームの開始だよ」 あーたーらしーい あーさがきた きぼーうの あーさーが 突然黒玉からラジオ体操の曲が鳴り響く ナルミ「うお!?」 ケイ「なんだ?」 ココペリ「敵の情報だ。」 黒玉に写真と文字が浮かび上がる ドラゴン星人 特徴:つよい コドモ 好きなもの:こころ 口癖:ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 写真には先端に顔のついたヒトデのような愛くるしい生き物が映っている
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537 :名無しんぼ@お腹いっぱい[sage]:2008/01/31(木) 04:16:43 ID:+nTHr1nc0 - ケイ「なんだコイツ?ドラゴン?どこが?」
ドラゴン星人の顔はアニメに出てくるような愛くるしいマスコットキャラの顔立ちをしている ナルミ「コイツを倒せばいいのか?で、どうやって操作するんだ?このゲーム」 ガシャンッ いきなり黒玉の左右と後方が開いた ナルミ「のわぁ!?今度は何だ??」 ココペリ「スーツを、着てくれ。」 ココペリが後方の収納スペースから3つのケースを取ってきた 「ケイ」と落書きのような文字で名前が書いてあった ナルミは左右のスペースから出てきた銃に興味津々だ ケイ「コンピューターのゲームじゃない…のか?」 ココペリ「スーツを着てくれ」ココペリがもう一度、繰り返した ナルミ「へーい…げぇ!なぁにこれぇ…」 ナルミが不満を垂れるのも無理はない ケースの中に入っていたのは真っ黒のピチピチのコスプレスーツだったのだ ナルミ「マジでこれ着るのかよ…」 ブツブツ言いながらも台所で着替えるナルミ、ココペリはいつの間にか着替え終わっていた ケイ「俺も着替えるか…」 ナルミが着替え終わったので、台所に行くケイ ココペリ「これから転送が、始まる。」 ココペリが向こうで喋っている ココペリ「最初は僕が、倒す。 あとは君たちの番だ。 では、またあとで。」 ナルミ「おぉ…」 ケイ「どうした?」 着替えて部屋に戻ると、もうそこには誰もいなかった ケイ「な…?ナルミ!?ココペリ!?どうなってんだ…!?」 何か違和感を感じる、髪の毛が風を受けている…室内なのに? 気づくと全身のあちこちが無くなっていた ケイ「なんだ!?これが…ゲーム!?」
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538 :名無しんぼ@お腹いっぱい[sage]:2008/01/31(木) 04:17:36 ID:+nTHr1nc0 - 目をつぶり、再び目を開けるとそこは近所の住宅街であった
すぐ傍にはナルミもいる ケイ「ああ…そうか、そう言えば俺たちここでトラックに轢かれたんだったな」 夢だったのか…しかし、自分とナルミはあのコスプレスーツを着ている ケイ「夢じゃあないみたいだな」 ナルミ「これってもうゲームの中なのかな?」 ケイ「ココペリを探そう」 歩き出して最初の角を曲がった瞬間、目の前に何かが現れた ナルミ「何だ?コレ…」 本当に、何だコレ、としか言えない 現れたのはイカのような巨大な剣だ、おまけに宙に浮いている イカのような大剣は上空に向けていた剣先をゆっくりとこちらに向けた ナルミ「もしかして…これがドラゴン星人?」 ケイ「来るッ!」 シュッ 風を切る音とともにドラゴン星人がこちらに突っ込んできた ケイ「うぉッ!!」 2人ともかわした、というより半分腰を抜かすような形で回避した ドラゴン星人はそのまま飛んでゆき、上昇したのち空中で反転し、再びこちらに突っ込んできた しかし バァン 突然ドラゴン星人の剣先が弾け飛び、落下した 何が何やらわからぬまま眺めていると バチバチという音とともにココペリが現れた ナルミ「助かった…」 ケイ「今までどこに…」 言い終わらないうちに次の敵が空中から舞い降りた
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539 :名無しんぼ@お腹いっぱい[sage]:2008/01/31(木) 04:18:55 ID:+nTHr1nc0 - 今度は髪の毛のような翼、翼のような巨大な腕、アニメのような顔を持つ天使の形状をしたドラゴン星人だ
ナルミ「まだいんのかよ…」 ケイ「これ…現実なんだよな?」 大量の血肉をぶちまけている剣のようなドラゴン星人の死骸を見ながら問いかける ココペリ「すべて現実だよ。」 ケイ「で、やっぱりコイツラが…」 ココペリ「そう、敵だ。」 ナルミ「現実か…現実の戦いか…」 ナルミは震えながらも顔は笑っていた 天使のような星人はゆっくりと掌をこちらに向けた ココペリ「敵が攻撃してくるぞ。」 天使の掌から何かが出てくる ナルミ「おいおいおい…」 出てきたのは所謂、「自動小銃」だ ナルミ「プラモ…じゃないよな…」 タタタタタタン 閑静な夜の住宅街に銃声が鳴り響く ケイ「ああああああああああッ!!」 ナルミ「うおぉぉぉ!!?」 とっさに伏せる2人 銃声が鳴りやみ、目を開ける ココペリは平然な顔で立っている ナルミ「生きてる…?」 ケイ「当たんなかったのか?」 ココペリ「こんな程度じゃ、スーツは壊れない。 じゃあ、いくぞ。」
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541 :名無しんぼ@お腹いっぱい[sage]:2008/01/31(木) 04:19:52 ID:+nTHr1nc0 - 天使に向けて、オモチャのような拳銃を向け、上のトリガーを引く
ココペリ「この銃は上のトリガーでロックオン、下のトリガーで発射する」 言い終わると同時に下のトリガーを引く ギョーーン オモチャのような音と光が出ただけだった、しかも天使は素早く射撃を避けてしまった ナルミ「何もおこんねぇじゃん…」 バァァン! 天使の右腕が弾け飛ぶ ナルミ「お…おお!!」 ケイ「う…グロ…」 天使は表情を変えずに、瞬時に失った腕を再生する ナルミ「ピッコロかよ!」 ケイ「どうすんだ!?効いてないぞ?」 ココペリ「たまにこいう再生能力を持つものもいる、どこかに、弱点があるはずだ」 ギョーンギョーンギョーン 撃ちまくるココペリ、避ける天使 バァンババァン! 外れた攻撃が周りの壁や家を破壊する ナルミ「あららら…」 バァーン! ケイ「あ…」 突然通行人の頭が弾け飛ぶ ナルミ「ああッ!!?」 ケイ「おいッ!?何やってるんだ!?」 ココペリ「他人の生き死になんて、関係ない…」 ケイ「お前…」 ナルミ「おい、あんたら!こっから離れろッ!!おいッ!?」 通行人の死体を見て集まってきた野次馬に呼びかけるが、相手にされない ココペリ「無駄だ、聞こえはしない。」
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542 :名無しんぼ@お腹いっぱい[sage]:2008/01/31(木) 04:21:09 ID:+nTHr1nc0 - バァンババン!
ココペリの銃撃が天使を捉え、両腕を吹き飛ばす よろめき、ひざまずく天使 再生しようとする天使に素早く走り寄り、蹴りあげる 凄まじい蹴りによって、10m以上吹き飛ぶ天使 ナルミ「すげぇ…」 顔が変形した天使ににじり寄り、顔面に向けて銃を乱射する バババン 上半身が完全に無くなった ケイ「…終わったのか?」 何かのハンドサイズの機械を覗き込むココペリ ココペリ「安心するな、まだもう一匹いる。 そしてこの戦いには制限時間がある。」 ナルミ「じゃあ、早くやっつけちゃえば…」 恐怖と興奮を同居させた声で呟く ココペリ「そうだな。 見ろ。」 ココペリは先ほどの機械を2人に渡した ゲームのコントローラーのようなものに画面が付いている ケイ「レーダーか?」 ナルミ「この点滅してるのが敵なのか?」 ココペリ「ああ、そうだ。」 ケイ「この枠はなんだ?」 ココペリ「そこから出ると、死ぬ。」 ナルミ「死ぬか…カンタンに言ってくれるね…」
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544 :名無しんぼ@お腹いっぱい[sage]:2008/01/31(木) 04:21:42 ID:+nTHr1nc0 - カチ
ココペリがボタンを押すと画面が切り替わり、タイマーになった 37:46と表示されている ココペリ「あと37分、この制限時間以内に敵をすべて倒さなければ任務失敗。 今までに貯めた点数が無くなる。」 ナルミ「点数?」 ココペリ「そうだ、敵を倒せば点数がもらえる。 100点でクリアーだ。」 ケイ「クリアか…」 ナルミ「てか、アレ…」 振り向くと、そこには黒玉に映し出されていたヒトデのようなドラゴン星人がいた ココペリ「ボスか…」
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546 :名無しんぼ@お腹いっぱい[sage]:2008/01/31(木) 04:23:16 ID:+nTHr1nc0 - とりあえずこんだけです
よっぽどのことがない限り続きは書かないんで 安心してください
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562 :名無しんぼ@お腹いっぱい[sage]:2008/01/31(木) 07:25:58 ID:+nTHr1nc0 - >>558
>奥の漫画は行き当たりばったりだから長期連載する能力はない。 >短期連載漫画家だな。 現に22巻まで連載してるじゃないすか
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