トップページ > クラシック > 2020年03月30日 > p4pgWil2

書き込み順位&時間帯一覧

81 位/283 ID中時間01234567891011121314151617181920212223Total
書き込み数0000000000000100000000001



使用した名前一覧書き込んだスレッド一覧
名無しの笛の踊り
モーツァルトの交響曲全集Part3

書き込みレス一覧

モーツァルトの交響曲全集Part3
279 :名無しの笛の踊り[]:2020/03/30(月) 13:30:28.98 ID:p4pgWil2
アリゴーニのモーツァルト

この演奏は、モーツァルトの音楽の急所を押さえてしまっている。
チェリビダッケやヴァントの上出来の演奏のように「なんて立派な仕事を
しているんだろう!」と感心させるような演奏ではないにしても、日本や
アメリカのオーケストラより根本的にずっとよい。演奏にふくらみがある。
陰影がある。杓子定規にきっちりしているだけという味気なさとは無縁だ。
テンポは遅いが、クレンペラーのような無機質的建築志向に行かない。
はっきりしていることは、私はこの演奏を聴いていると、ささいな不都合が
全然気にならない。大きな音楽の懐にいるような気がする。
音楽そのものの美しさに面と向かっているような気がする。
古楽器でなければもはやまともな演奏ではないような風潮はおかしい。
このようなモーツァルトが今も生き延びていることを言祝ぐべきだろう。
言い切ることができる。やっぱりこの演奏は美しい。

評論家 許光俊


※このページは、『2ちゃんねる』の書き込みを基に自動生成したものです。オリジナルはリンク先の2ちゃんねるの書き込みです。
※このサイトでオリジナルの書き込みについては対応できません。
※何か問題のある場合はメールをしてください。対応します。