- 来日オーケストラ総合スレ 29
639 :名無しの笛の踊り[]:2019/03/15(金) 09:52:43.16 ID:mvUZCtJL - 昨日のハーディング&マーラー・チェンバー
ところどころヘレヴェッヘ風、アーノンクール風、ヤーコブス風 いろいろ古楽の代表的解釈を織り交ぜての演奏に思えた。 リズムを切り刻んだりパウゼを多用したり、その解釈は流れをしばしば悪くしたが、 それはここぞというトゥッティで爆発させる伏線だったのか? 面白かったのは40番終楽章 晩年のワルターやベームでもやらない遅いテンポでザクザクやるもんだから 途中不協和音のように響いた。が、ある意味新鮮だった。 ジュピターの第2楽章は個人的に大好きなのだが、確かに弦がたおやかに奏でて あのアプローチの中では美しかった 続く第3楽章はこれまたスローテンポで、またいろいろと小ネタを挟む解釈。 ところが終楽章はその対比か早くなり(ほんとは普通のテンポだが) 曲想も手伝いスケール大きく大団円を築いた。 終わってみて満足感はあったし、前日の「ロマンティック」が聴けず後悔を感じた。 ハーディングは来日回数も多いし、こちらも幾度となく足を運んだが このホールとは相性がいいようだ もう15年くらい前の同じマーラーチェンバーとの「エロイカ」、 ロンドン響とのマラ5など今でもよく覚えている (LSOの時は『ハーディングで3万かよ!』と驚いたが) 開演、かなり押して始まったのが7:12 終わりがアンコールなしで9:28 一般参賀あり CD購入者にサイン会。長蛇の列。人気あるね。
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