- このクラシック曲の題名を教えて!42
217 :名無しの笛の踊り[sage]:2013/12/07(土) 10:34:17.14 ID:lfxtwGvJ - こういう質問もおkだったのか
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- ブルックナー 交響曲第8番 Part6
807 :名無しの笛の踊り[sage]:2013/12/07(土) 20:48:20.41 ID:lfxtwGvJ - >>806
まず、ブル8には大別して1887年の第1稿と1890年の第2稿があり、一般的に演奏されるのは第2稿 ハースは第2稿をベースにしたが、 第1稿から第2稿への改作で短縮された箇所を復活させるなど独自の編集をした ノーヴァクは2つの稿を別々に、概ねそのまま出版した その結果、ハース版はノーヴァク版第2稿より後半楽章がいくらか長くなっている 小節数に影響しないオーケストレイションの違いは第1楽章からかなりあるが、 より分かりやすいのは小節数の違いなので、そちらを説明してみる 第3楽章では、楽章終盤、徐々に盛り上がって初めてトゥッティで主題を強奏する箇所 第1稿は途中で10小節の静かな部分(「谷間の百合」に例えられる)が挟まっており、 この部分は第2稿で省略されたが、ハースは第1稿に従った 第4楽章では、まず提示部終盤、トゥッティで第1主題を強奏する箇所(「死の行進」とも)の直後 第1稿では木管楽器とヴァイオリン・ソロを伴う弦楽器による20小節の移行句があり、 第2稿ではティンパニが弱音で刻み続けるシンプルな4小節に置き換えられたが、ハースは第1稿に従った 次に再現部第2主題の前半の「交響曲第7番第1楽章に似ている」と指摘される箇所 第2稿では再現を省略されたがハースは復活させた それ以外にハースは提示部終盤と再現部終盤で数小節復活させている 特殊なのは再現部第3主題の終わりの木管の部分、 ハースは第1稿とも第2稿とも異なるが、これは改作時の没案から拾ってきて採用したらしい
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- ブルックナー 交響曲第8番 Part6
808 :名無しの笛の踊り[sage]:2013/12/07(土) 20:59:57.60 ID:lfxtwGvJ - >>806
ちなみに… ノーヴァク版第2稿は、基本的にハース版を版下にして変更箇所を「手書き」修正しているので、 ス音楽的な意味で読めなくても、ビジュアルとして眺めるだけでかなり判別できる 上で挙げた、小節数からして異なる箇所では新たに原版を起こして差し替えているのが、 楽器や練習番号などの書体など、意識して観ると全体的な印象が前後と異なる ハース版とノーヴァク版第2稿の相違を聴き比べるための国内盤CDが出ていたことがある http://www.amazon.co.jp/dp/B00005FR6Z 気になるなら、安い中古を探して入手してみるのも悪くないかもしれない
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- ブルックナー 交響曲第8番 Part6
809 :名無しの笛の踊り[sage]:2013/12/07(土) 21:06:35.84 ID:lfxtwGvJ - >>808の3行目「ス音楽的な…」の「ス」、
4行目の「…差し替えているのが」の「の」は書き直していて消し忘れた、スマソ
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- ( ^ω^)ブックオフへ行くお9
457 :名無しの笛の踊り[sage]:2013/12/07(土) 21:09:46.06 ID:lfxtwGvJ - (´・ω・`)協力するけど間に合わないよね
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- 名前欄に『!omikuji!dama』でおみくじとお年玉
415 :名無しの笛の踊り[sage]:2013/12/07(土) 21:18:15.19 ID:lfxtwGvJ - 年が明けるまで待て
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