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名無しの笛の踊り
クラシック・ニュース速報★12

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クラシック・ニュース速報★12
103 :名無しの笛の踊り[sage]:2013/10/11(金) 06:07:22.78 ID:fr5PD2Lx
だね。当時の社会状況から政治的にみてもちぐはぐしてしまう部分が残るし、普遍性が失われてしまう。

夜の女王はユング的なグレート・マザーだと思う。
子を育んできた愛の塊であるが、すべてを飲み込んで束縛し自立を妨げる恐ろしい力ともなる。
それを善とか悪とかを判断するのは、父親原理として家庭内に社会性を持ち込み
理性の力で分別するザラストロの側であって、夜の女王の側は常に善悪の区別を持たない、太母的な未分化な情念の塊。
子はいつか社会の洗礼を浴びて自立していかなければならない。
通過儀礼はそれの象徴であって、パミーナや王子も火や水の試練を受けることで一人前を認められる。
クラシック・ニュース速報★12
104 :名無しの笛の踊り[sage]:2013/10/11(金) 06:34:19.76 ID:fr5PD2Lx
訂正
○ 一人前と認められる

ザラストロは通過儀礼たる火と水の試練を課すが、それを耐えさせる力は
夜の女王から送られた魔法の笛と魔法の鈴が与える。
つまり、夜の女王が、ザラストロが宣言するような悪そのものであるのならば、
魔笛がこのような力を持つはずがない。

3人の童子は分断されてしまう母の世界と父の世界を取り持っている。
ゲーテが書こうとしたと言われる魔笛第2部がもし完成されたら、
父と母の和解も意義深く描かれたかもしれない。


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