- 【スーク】東欧系総合【マルティヌー】
26 :名無しの笛の踊り[sage]:2013/10/06(日) 03:19:11.83 ID:Rhk+FUmh - スークは何で自分がそれを好きなのか、やっぱり今でもよくわからない。
俺が赤ん坊の頃に家に新世界のレコードがあって親がよくかけていたそうだが、 それ以外に関連性をどうしても見出せない。 最初にスークの作品、作品24の幻想曲を聞いたのはチェコ放送響だったかが来日した時のライブ、 ソロが黒沼ユリ子さんだったのは覚えてる。何だこりゃって思った。 喉仏に刺さって抜けない魚の骨みたいに、その「何だこりゃ」は心の奥に熾のように残っていた。 今でもだ。基本的に暗い。作曲技法はかなり上手い。好きな人にはもっと人気が出ていいと思う。 色々聴くとすごくいい曲ばかりに思う。ピアノ曲のユモレスクとかもう何ていうかね。 ただ、どうやったらこの良さを伝えられるだろう。 ミヒャエル・エンデの「モモ」の中に「宝箱が詰まった洞窟に閉じ込められたような」という表現があったけど、 同じ気持ちなんだろうか。音楽の最大の欠点は自分で聴いてみるまでその良さがわからないところだ。 「ヨゼフ・スークという作曲家が色々曲を書いた。孫は有名なヴァイオリニストで親日家だった。みんなもっと聴いてみようよ」 こう言うことができるくらいだろうか。
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