- ☆★☆ワーグナー総合スレ 第22チクルス☆★☆
788 :名無しの笛の踊り[sage]:2013/09/08(日) 01:43:01.30 ID:Kq+VIzqp - >>783
それは、ニルソンとジョーンズが、完全なホッホドラマティッシェンで、 シュテンメやポラスキが、そうではないってことに尽きると思う。 ニルソンやジョーンズは、全ての声域をほぼ同じ音色で充分な声量で歌えるが、 シュテンメは、輝きの足りない高音域にビブラートを加えたり、 声量の足りない低音域にドスを利かせて、声の不足を補うから、 どうしても、作為=加齢を感じさせてしまう。 ポラスキは最近聴いてないから、偉そうなことは言えないが。 もちろん、優劣の問題ではなく、好みの範疇だよ。 個人的には、シュテンメのイゾルデの方が好きだし。
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790 :名無しの笛の踊り[sage]:2013/09/08(日) 02:13:15.26 ID:Kq+VIzqp - イゾルデは、ユーゲントリヒやメッツォ路線の方が、個人的には好きだわ。
(ただし、シュテンメやベーレンスやマイヤーレベルの歌唱力で) ブリュンヒルデは、ホッホでお願いしたい。
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792 :名無しの笛の踊り[sage]:2013/09/08(日) 03:54:56.44 ID:Kq+VIzqp - >>791
自分の書き込みを、どう曲解しているのかは分からないが、 作曲者自身の意図と、楽曲自体のありようとは、似て非なる問題。 そもそも、トリスタンとイゾルデの初演の人選からして、非常に難航したのだから。 更に、ニルソンとジョーンズの名誉に懸けて言えば、 単一の音色であらゆる感情表現をこなす事の困難さを考えれば、 声量だけの歌手という評価が、どれほど失敬極まりないか分かる。 逆に、ベーレンスやマイヤーのように、声量や声域に問題のある歌手が、 ロールモデルとして残した歌唱にも、大変な価値がある。 それぞれの歌手が、それぞれの困難に挑んで、 その輝かしい成果が、今に至ってるんだよ。 自分の都合のいいように解釈した作曲者の意図なんてもんで、汚されていいはずがない。
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