- ベートーヴェン ピアノソナタ総合 その23
803 :名無しの笛の踊り[sage]:2013/08/24(土) 10:04:01.46 ID:2Cw8q1/D - >人間の身体的な普遍性が、音楽の感じ方にどのような影響を与えるかは興味深いところだけど。
ベートーヴェンの音楽は、人間の肉体的普遍性をカバーするものであり、感情そのものである。 その感情のうち人間にとって重要な、情熱、熱情とリンクしている。 本質的かそうでないかは、その感情に合致しているかしていないか、である。 寿司も、そのもととなる料理が存在した。江戸前も最初は異端だっただろう。 ベートーヴェンの音楽も当時としては異端だったはずだ。 バロックの和声をとことん否定している。 でもバロックの多くの音楽は死に絶えた。 ベートーヴェンの音楽は生き残り、今後永久に生き続ける。 その生き続ける理由は、江戸前寿司が生き残る理由と同じである。 その料理が美味いから、心を動かす音楽だから、というだけである。 数学の教科書にのってる定理や公式がいつも変わらないのと同じ理由である。 これらは、時代に依存しない。 江戸前寿司は江戸と何ら関係なく、古典数学は古代ギリシャとは何の関係もないのである。
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